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![【ゲームボーイ】こんなに発売されていた歴代ゲームボーイ本体 9選まとめ](https://asobigokoro.work/wp-content/uploads/2022/05/1-7-4-800x315.jpg)
1989年4月21日に発売され、瞬く間に世界中に広まった携帯ゲーム『ゲームボーイ』。
この小さな携帯ゲームは、私たちの日常に新しい遊びの革命をもたらしました。
ポケットサイズで手軽に持ち運びができ、数々の名作ソフトが登場したことで、私たちは新たなエンターテインメントの形に出会いました。
その中でも、ロンチタイトルとして発売されたいくつかのゲームが特に注目されました。
「スーパーマリオランド」は、マリオシリーズの初の携帯ゲームとして登場し、大ヒットを記録。「ベースボール」は、携帯ゲームながらも当時としては手軽に遊べる野球体験を提供し、ファミリーコンピュータ版と同じく人気を博しました。
また、「役満」は麻雀の名作ソフトとして知られ、ゲームボーイユーザーに楽しい対局体験を提供しました。一方で、「アレイウェイ」は戦略的な要素を取り入れたゲームで、独自のゲームプレイが好評を博しました。
これらのロンチタイトルがゲームボーイの成功に一役買い、携帯ゲームの歴史に深く刻まれました。その後も様々なソフトが登場し、ゲームボーイは世界中で愛され続けます。
『ゲームボーイ』が登場した当時、多くの人々が携帯ゲームという概念に触れ、その驚きと興奮は今でも鮮明に思い出されます。
街中でポケモンの冒険に没頭したり、長い移動中にドンキーコングと対戦したり。あの頃のワクワク感は一生忘れられません。
そのゲームボーイも様々な種類が出て、10年の間に進化していきました。
今回はそのゲームボーイ本体の歴史をまとめていく記事となっています。
ゲームボーイ
![](https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/165003015.jpg)
初代ゲームボーイは1989年4月21日に発売されています。
開発は「スーパーファミコン」と平行して進められていたようです。
当時はファミコンに追随してセガの「メガドライブ」NECの「PCエンジン」の高画質機器が売れていたこともあり、任天堂社内ではモノクロ画質のゲームボーイは期待されていなかった商品だったとのこと。
そのような社内の心配は最終的に、市場の期待や予想を覆す形で『ゲームボーイ』は大ヒットとなりました。
初めは社内での不安があったものの、消費者たちはその手軽さや持ち運びの便利さ、そしてゲーム体験そのものに引き込まれ、予想外の成功を収めていきます。
本体が12,500円、ローンチタイトルソフトが2750円と低価格、かつ外でゲームができる珍しさ等の要因が合わさり、ジワジワと世間に浸透しヒット、世界中で売上を伸ばしていきます。
更にゲームボーイの立役者といわれているゲームボーイソフト売上本数1位の「テトリス」が1989年6月14日に発売。
携帯機との相性が良かったテトリスはケーブルを使用すれば対戦もできたりと、相互に売上を伸ばしていきます。
ゲームボーイの大ヒットの背景には、その豊富なソフトラインナップも大きな要因でした。特に人気を博したゲームソフトのランキングについて知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
ゲームボーイソフト売上ランキングはこちらから⇩
本体とのローンチタイトルはこちら↓
ゲームボーイブロス
![](https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/165003021.jpg)
ゲームボーイブロス(Game Boy Bros)は、任天堂が1994年11月21日に初代ゲームボーイのカラーバリエーションとして発売したシリーズです。
従来のグレー一色のゲームボーイに対し、ゲームボーイブロスは赤、緑、黄色、白、黒、そして透明(スケルトン)の6色が用意されました 。
【ゲームボーイブロスの特徴】
- カラーバリエーション:
- 初代ゲームボーイと同様に単三型乾電池4本で動作し、アルカリ乾電池使用時には約35時間のプレイが可能です。この長時間のバッテリー持ちは、ゲームボーイポケットや後継機種にはない大きな魅力の一つでした。
- ゲームボーイブロスは、初代ゲームボーイの基本スペックはそのままに、カラフルな外装が特徴です。特にスケルトンモデルは内部構造が透けて見えるデザインで、人気を博しました。
歴史的背景と市場での反響
1990年代初頭、ゲームボーイは「テトリス」の大ヒットにより、携帯ゲーム機市場を席巻しました。
その後の市場拡大策の一環として、ゲームボーイブロスが登場しました。カラーバリエーションの導入は、ユーザーの選択肢を増やし、初代ゲームボーイの新たな需要を掘り起こしました 。
性能的には初代ゲームボーイと違いはあまりないのですが、カラーバリエーションが豊富となり6色が販売されています。
価格も12,500円から8,000円と値下げされ手が届きやすくなり、更に普及していきました。
ちなみに「ブロス」とは兄弟達といった意味で、名付け親はファミコンソフト「MOTHER」でディレクター・デザイナー・シナリオを手掛けたコピーライターの「糸井重里」さん。
ブロスのネーミングは糸井重里さんの独自の感性が光るものとなりました。
彼が命名した「ブロス」は、単なる商品名以上に、兄弟姉妹や仲間たちと一緒に楽しむ、共有するというコンセプトを内包してるように思われます。このネーミングの巧みさは、商品に親しみやすさを与え、広告戦略を強力に裏打ちしていったのです。
そして、CMには当時大活躍だったSMAPの「木村拓哉」さんを起用、当時のSMAPの人気は絶頂であり、彼らのファンを中心にして商品の知名度が急上昇しました。糸井さんと木村さんという異なる分野の才能が一堂に会し、『ゲームボーイ』は単なるゲーム機以上の、カルチャーの一部として定着していったのです。
広告戦略の成功により、『ゲームボーイ』は多くの家庭に浸透し、子供から大人までが手にする定番アイテムとなりました。この絶妙な組み合わせが、単なる商品としての成功以上に、ゲーム業界に新たな潮流を巻き起こす契機となったのです。
【ゲームボーイ】ゲームボーイの限定モデル10選!デザインと希少性を徹底解説
限定モデルについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてください。『ゲームボーイ』の多彩なデザインとその希少性について詳しく解説しています。
商品画像(駿河屋から引用) | カラー | 駿河屋商品ページ | メルカリ商品ページ |
![]() | ホワイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
![]() | ブラック | 詳細を見る | 詳細を見る |
![]() | レッド | 詳細を見る | 詳細を見る |
![]() | イエロー | 詳細を見る | 詳細を見る |
![]() | グリーン | 詳細を見る | 詳細を見る |
![]() | スケルトン | 詳細を見る | 詳細を見る |
ゲームボーイポケット
![](https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/165003025.jpg)
初代ゲームボーイの改良版として登場したのが、『ゲームボーイポケット』です。この小型でスリムな機体は、液晶機能の向上と背景色変更によって画面の視認性を飛躍的に向上させました。
ポケットでは初代に比べ、機能の変更やコスト削減が徹底的に施されました。
例えば、残量ランプの部分が削除され、初代よりも軽量かつコンパクトなデザインに進化し、そのサイズは77.6mm × 127.6mm × 25.3mmで、初代よりも一回り小さくなりました。
これにより、ユーザーはより手軽に携帯してゲームを楽しむことができました。
ただし、この進化にはデメリットも存在しました。単4形乾電池を使用する場合、バッテリー持続時間が初代よりも2時間短縮され、8時間となりました。
しかし、その欠点を補うべく、価格は大幅に抑えられました。最終的には価格は3,800円まで値下げされ、手軽な価格で多くのユーザーに広く愛用されることとなりました。『ゲームボーイポケット』は、コンパクトで手頃な価格ながら、進化した機能と改良されたデザインで多くのファンを魅了しました。
価格が大きく下げれたのは、1996年2月27日に発売された『ポケットモンスター』の影響は大きく、ゲームボーイでは『ポケットモンスター金』『ポケットモンスター銀』『ポケットモンスタークリスタル』のヒットと共にゲームボーイ本体の売上も伸ばしていきます。
ゲームボーイソフトの売上もゲームボーイの成功に大きく寄与しています。特に人気を博したゲームソフトのランキングについて知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
【ゲームボーイソフト】歴代売上TOP10
- ゲームボーイポケット価格推移
- 1996年07月21日 6,800円
1998年02月14日 5,800円
1998年11月14日 3,800円
ゲームボーイライト
![](https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/165003237.jpg)
1998年4月14日に発売。
任天堂で最後のモノクロ液晶ゲームボーイとなります。
販売価格は6,800円
サイズはゲームボーイポケットとほぼ同サイズ(80mm × 135mm × 29mm)
画面にバックライト(液晶画面の背面から照明する)を搭載しているため従来よりも格段にゲーム画面がみやすくなりました。
1998年10月には下記でも紹介する『ゲームボーイカラー』が発売されているため出荷台数は少なめ。
それ故に完品・美品はレアアイテムとなっているため高価格で中古にて販売されています。
カラーバリエーションも金・銀、更に限定モデルなども発売(下記の表参照)
『PIKACHU YELLOW』のポケモン映画化記念バージョンは高額なアイテムとなっており実店舗で見かけた際には価格をチェックしておくのもアリかもしれません。
商品画像 | 商品名 | 発売日 | メモ |
![]() | PIKACHU YELLOW | 1998年7月 | ポケモン映画化記念 |
![]() | スケルトン | 1998年7月 | ファミ通ver |
![]() | クリアレッド | 1998年8月 | 手塚治虫ワールドショップ限定品 |
![]() | ASTRO BOY アトム スペシャル クリア | 1998年9月 | 手塚治虫ワールドショップ限定品 |
![]() | クリアイエロー | 1998年9月 | トイザらス限定 |
ゲームボーイカラー
![](https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/165003011.jpg)
1998年10月21日発売。
任天堂では次の携帯機『ゲームボーイアドバンス』の開発を社内では進める所だったとのことですが、メーカーからの要望によりカラー対応の上位互換が作られることになります。
今までのモノクロの4色に対して「ゲームボーイカラー」は56色の表示が可能に。
発売時の価格は8,900円。
1999年5月14日に6,800円に値下げされ販売。
赤外線機能も搭載されていて対応ゲームにて使用可能。
『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』の「ふしぎなおくりもの」など
そして、限定カラーが多く販売されたゲーム機でもあります。
こちらは「カードキャプターさくら」「ポケットモンスター金・銀」の限定カラーなどはレアなアイテムとなっており、コレクターの方は入手しておきたいアイテムとなっています。
ゲームボーイアドバンス
![](https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/175010000.jpg)
ゲームボーイアドバンス(GBA)は、任天堂が2001年に発売した携帯型ゲーム機です。発売当初から多くのゲーマーに愛され、その後のゲーム文化に大きな影響を与えた携帯ゲーム機の一つです。
GBAは、そのコンパクトなデザインと高い携帯性が特徴です。カラー液晶画面を搭載し、前世代機であるゲームボーイカラー(GBC)から大幅に進化しました。また、GBAは「横持ち」スタイルで、操作性が向上しています。さらに、GBAは下位互換性を持ち、ゲームボーイおよびGBCのソフトもプレイ可能です。
スーファミを上回る性能を押し出していただけあり、グラフィック等が滑らかに表現され、スーファミの移植ソフトも多数販売されました。
こちらも多数の限定カラーが販売されており、多数のラインナップが発売後に、。
名作ソフトとその魅力
GBAには数多くの名作ソフトが存在します。例えば、「ポケモン」シリーズや「ファイアーエムブレム」、「マリオカートアドバンス」など代表的なシリーズが継続してアドバンスでも発売され、これらのゲームは、いずれも高い人気と評価を得ており、今なお多くのファンに愛されています。
- ポケモンシリーズ:GBAで初登場した「ポケットモンスター ルビー・サファイア」は、ホウエン地方を舞台としており、ポケモンの世界観を大幅に進化させました。新しいポケモンの登場やグラフィックの向上など、シリーズの中でも特に人気の高い作品です。
- ファイアーエムブレム:戦略性の高いシミュレーションRPGとして、GBA版はシリーズの中でも特に評価が高いです。特に「ファイアーエムブレム 烈火の剣」は、そのストーリーとキャラクターがファンに愛されています。
- マリオカートアドバンス:マリオカートシリーズの中でも、GBA版はそのスピーディーなレースと多彩なコースが魅力です。
中古市場でのGBAの価値
GBAは今でも中古市場で高い需要があります。特に、下記でも紹介しますが「ゲームボーイアドバンス SP」モデルは、折りたたみ式のデザインとバックライト付きの液晶が特徴で、中古市場での人気が非常に高いです。以下は、いくつかの人気検索キーワードとそのトレンドです。
最新の改造技術とアクセサリ
GBAは改造の対象としても現代でも人気がある秘訣の一つとなります。特に、IPS液晶の導入やカスタムシェルの取り付けなどが一般的です。これにより、視認性やデザイン性を向上させることが可能です。
- IPS液晶:標準の液晶画面をIPS液晶に交換することで、画面の明るさや視認性が大幅に向上します。これにより、長時間のプレイでも目が疲れにくくなります。
- カスタムシェル:オリジナルのシェルからカスタムシェルに交換することで、GBAの外観を自分好みにカスタマイズできます。さまざまなデザインが市場に出回っており、個性的なGBAを作り上げることが可能です。
ゲームボーイアドバンスSP
![](https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/175010052.jpg)
ゲームボーイアドバンスSP(GBA SP)は、任天堂が2003年に発売した携帯型ゲーム機です。
折りたたみ式のデザインとフロントライト液晶を搭載しており、前モデルのゲームボーイアドバンス(GBA)から大きな進化を遂げました。
特徴と利便性
ゲームボーイアドバンスSPは、折りたたみ式デザインで携帯性が向上し、液晶を保護する機能も備えています。フロントライト搭載により、暗い場所でもゲームが楽しめるようになりました。バッテリーは充電式リチウムイオン電池を採用しており、通常の使用で10時間、ライトオフで18時間のプレイが可能です。
項目 | 詳細 |
---|---|
CPU | 32ビットARM7TDMI 16.78MHz, 8ビットカスタムZ80 4.2/8.4MHz |
RAM | 32KB(CPU内部メモリ) |
WRAM | 256KB(CPU外部メモリ) |
VRAM | 96KB(CPU内部メモリ) |
表示画素数 | 240×160ドット |
液晶 | 反射型TFTカラー(フロントライト付き) |
電池 | 充電式リチウムイオン二次電池 |
充電時間 | 約3時間 |
連続稼働時間 | フロントライトオン:約10時間、フロントライトオフ:約18時間 |
互換性 | ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスのカートリッジ対応 |
その他 | 折りたたみ式デザイン、ヘッドホン端子無し(変換プラグ使用) |
互換性とアクセサリー
ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスのカートリッジに対応しており、広範なゲームライブラリを楽しむことができます。
ただし、ゲームボーイカラーの一部の特殊カートリッジは正常に動作しないことがあります。ヘッドホン使用には別売りの変換プラグが必要であったりと細かい点が仕様とは若干違うことに注意です。
ゲームボーイミクロ
![](https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/175010207.jpg)
『スーパーマリオブラザーズ』20周年(1985年9月13日発売)を記念して、発売日が一緒の2005年9月13日に12,000円で発売。
売上台数としては他の機種と比べてもかなり少ない61万台と苦戦した機種。
ゲームボーイシリーズとしては最後の機種となります。
「ゲームボーイアドバンス」を小型軽量化した商品。
互換性がなくアドバンス専用ソフトしかプレイできないのが残念。
スーパーゲームボーイ
![](https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/167010021.jpg)
番外編として「スーパーゲームボーイ」を紹介します。
ゲームボーイソフトを「スーパーファミコン」でプレイ可能にすることができる周辺機器。
1994年6月14日に発売され、価格は6,800円でした。
1本のソフトで2人同時プレイが可能なのが特徴。