
Nintendo Switchより2020年3月25日にダウンロード販売された『グランディア HDコレクション』の攻略動画を元に、データをとりまとめていきます。
グランディアとは
グランディアはゲームアーツが1997年12月18日に発売したセガサターン用RPGゲームです。
ゲームアーツはメガドライブの『LUNAR(ルナ)』シリーズも手掛けていました。
追記
2022年10月27日発売の『メガドライブミニ2』
の収録タイトルに『ルナ ザ・シルバースター 』『ルナ エターナルブルー』の収録が発表されました。
メガドライブミニ2の記事は下記でもまとめています。
1999年にはプレイステーションでも発売、PSではアーカイブスでも配信されています。
2020年に発売された『グランディアHD』は「Steam」「任天堂Switch」にて発売されました。
売上は「40万本」売れたと言われており、『CESA大賞'97』(現在の名称は日本ゲーム大賞)においてセガサターンのゲームとしては唯一優秀賞を獲得しているほど評価された作品です。
ファンからの多くの支持を集めたのが主人公の少年や仲間達と難関を乗り越え新しい世界・謎に向かっていく壮大なストーリーです。
ストーリーは?
かつて『グランディア』の世界では冒険者達の手によって遺跡など多くの物が発見されていきました。
その中でも大きな発見が『世界の果て』と呼ばれる壁です。
エレンシア大陸にある巨大な壁で、 まだこの先の壁に何があるか誰も知りません。
そのようなことから世界はここまでとゆう意味合いで「世界の果て」と名付けられています。
世界の果てが発見されたことにより、その先の『超古代文明エンジュール』を夢見て探す冒険者達もいました。
しかし発見されることはなく、科学技術の発展に伴って人々から冒険心は失われていき、グランディアの世界では機械と蒸気が進化した産業革命の時代に突入します。
そんな時代の最中に生まれた主人公『ジャスティン』が幼なじみのスー達と共に「世界の果て」に向かい『超古代文明エンジュール』の謎を解き明かしていく壮大なストーリーとなっています。
グランディアシリーズは何作品販売されている?
ソフトとオンラインゲーム合わせて8作品出ています。
『セガサターン』から2000年台の次世代機『ドリームキャスト』『プレイステーション2』まで幅広くシリーズ展開しているのも人気の表れではないでしょうか。
下記の表はタイトルの発売順に並べています。
商品画像は駿河屋の商品ページへとリンクされています、実店舗にて価格比較する際にご使用されると便利なように作成しています。
タイトル | セガサターン | PS1 | ドリームキャスト | PS2 | ゲームボーイカラー | Switch | Steam |
グランディア | ![]() | ![]() | ☓ | ☓ | ☓ | ![]() | ![]() |
グランディア 〜デジタルミュージアム〜 | ![]() | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ |
グランディアII | ☓ | ☓ | ![]() | ![]() | ☓ | ![]() | ![]() |
グランディア パラレルトリッパーズ | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ | ![]() | ☓ | ☓ |
グランディア エクストリーム | ☓ | ☓ | ☓ | ![]() | ☓ | ☓ | ☓ |
グランディアIII | ☓ | ☓ | ☓ | ![]() | ☓ | ☓ | ☓ |
グランディアオンライン | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ |
ゲームの特徴
プレイステーションと比べてポリゴンに弱いと言われていた『セガサターン』ですが、
ポリゴンを扱うとよくグラフィックが欠けたりしていました。
しかしグランディアでは動きのあるキャラクターを2Dにし、背景を3Dにする手法で負荷をかけない開発方法をとりストーリー、戦闘、ダンジョン、町の風景が滑らかに動き丁寧に描かれていきます。
そういった開発方法からマップなどは視点が自由に回転が可能になりますが、欠点として似たような風景が続くため方向感覚が分からなくなり道に迷いやすくなります。
開発陣もそこは分かっていたのかダンジョンなどでは見下ろしが可能になるビューポイントがあったりと工夫はされていますが建物によっては壁などがうまく通せんぼしているため回り道したりしないと行けない作りとなっており迷いやすくなります。
クリアーまではストーリー上の都合で一本道の展開に。
一度離れた町には戻ることができなかったりとRPGとしてのやり込み要素の阻害点になります。
本作では、キャラクターのレベルの他に、武器・魔法にもレベルが設定されています。
レベルが上がるごとにその武器に設定されている能力値も上がる。
こういったシステムがあるためレベル上げすればボスさえも難なく倒せるので子供でも楽しめる仕様になっています。
戦闘システム

敵とのエンカウントはシンボルエンカウント制(敵と接触すると戦闘が始まる)で、一定範囲に近づくと敵が赤色に点滅し襲ってくる。
戦闘はキャラクターが一定の位置に配置され、攻撃のコマンドを選択すると敵に近づいて攻撃するのだが、離れすぎていると近づけずにターンが終了してしまったりと考えながらの行動が要求される。

『IPゲージ』とゆう独特のシステムのおかげで緊張感がある戦闘を楽しめることができます。
IPゲージとは通称「イニシアティブ・ポイント ゲージ」といい各キャラの行動順番は戦闘画面の右下に表示される行動順を視覚的に表しプレイヤーに分かりやすくさせています。
これは素早さのステータスや魔法等によってもスピードが違うので、ここでも戦略性を求められます。
各キャラクターは固有の技を持っていて武器属性レベルを上げることによりステータスだけではなく必殺技を新たに覚えたりしてバトルを簡単にすることができます。
魔法
魔法は基本属性は『火・風・水・土』4つの属性があり、更に新たに魔法を覚えるためには『マナエッグ』 が必要となります。
『マナエッグ』はアイテムを各ダンジョン等で入手することができ、マナエッグを魔法屋に持ち込むことで魔法を習得できますが、ストーリーはほぼ一本道のため取り逃すとマナエッグが二度と入手できないこともあり効率よく集めないといけません。
マナエッグ一覧のまとめ記事もあります↓
SS版とHD版の違い
大きな変更点は2つ。
1.画面サイズが4:3から16:9に
2.セーブとロードが早くなっている
上記の2つが大きいのでしょうか。
画面比率はHDになっているので当たり前ですが、それにともなって画質もかなり向上しています。
2のセーブとロードが早くなったことによりゲームのテンポがかなり早くなりました。
ロードの切り替えの速さで戦闘後にマップに切り替わるまでの時間も短縮されています。
他の変更点ではBGMや顔グラのバグが直ったりしているのが報告されています。
豪華な声優陣達
主人公ジャスティン役の『瀧本富士子さん』を始め、日髙のり子さん、西原久美子さん等多くの有名声優が出演するグランディア。
1997年発売のゲームだけあり、今では超大御所有名声優さんの名前が連なっています。
声優さんの記事は別記事にてまとめています。
攻略動画
前述でも紹介しましたがYou Tubeにて攻略動画も配信しています。
概要欄からイベントに飛べるように配慮して作成しています。
ご覧いただけたら嬉しいです。