【セガサターン】ソフトカタログ一覧 『パンツァードラグーン』 『グランディア』 『ガーディアンヒーローズ 』『サクラ大戦』など

【セガサターン】ソフトカタログ一覧 『パンツァードラグーン』 『グランディア』 『ガーディアンヒーローズ 』『サクラ大戦』など

『セガサターン』は1994年11月22日に発売、同じ年の1994年12月3日に発売された「プレイステーション」と壮絶な市場争いをしてきました。
結果的に軍配はプレイステーションに傾きましたが、日本では580万台の売上を記録、更にセガサターンで発売されたソフトは名作が多いこともあり愛好者は未だに世界中にたくさんおります。

サターンの人気の要因としては「パンツァードラグーン」や「グランディア」の名作からセガの代表作となる「バーチャファイター」などが当時はセガサターンでしかプレイできなかったのが数多くあったのも人気となった所以です。(後にプレイステーションに移植も多数あり)

今回の記事では1994年11月22日に発売された『バーチャファイター』から2000年12月7日に最後に発売された『悠久幻想曲 保存版 Perpetual Collection』までの1,058タイトルをまとめてリスト化していきます。

また数が膨大なため年数毎にわけ、更に関連記事では月ごとに紹介しています。

尚、各詳細記事では実店舗で購入する際に価格が調べやすいように「Amazon」「楽天」「駿河屋」の商品ページを貼り付け、確認しやすいように記事を作成しています。
価格比較をする際にご活用いただけたら嬉しいです。

ゲーム年表関連記事リンク

発売年タイトル数ソフトソフトソフト関連記事
1994年8詳細を見る
1995年144詳細を見る
1996年319詳細を見る
1997年351詳細を見る
1998年216詳細を見る
1999年17詳細を見る
2000年3詳細を見る

1994年

ローンチタイトルとして「バーチャファイター」「ワンチャイコネクション」「TAMA」「MYST」「麻雀悟空 天竺」の5作品が発売されます。

特にセガが開発した3D対戦型格闘ゲーム「バーチャファイター」は1993年にアーケードゲームとして稼働を開始、実機としては初の移殖作品ということもあり話題となります。

従来の2D格闘ゲームから一線を画したグラフィックにポリゴン描画を使用し、3Dで表現した対戦型格闘ゲームは世界初といったこともあり、そのため、それまでのドットピクセル描画を使用した平面的(2D)なグラフィックの対戦型格闘ゲームとは異なる演出はセガサターンを代表する技術でありゲームとなりました。

1995年

1995年には『バーチャファイター2』『セガラリーチャンピオンシップ』が発売されています。

共に2作品とも歴代のソフト売上の1位と2位に輝いている作品で、『バーチャファイター2』は130万本、『セガラリーチャンピオンシップ』は59万本売り上げています。

『バーチャファイター2』は前年に発売された前作と同じく、1994年11月にアーケードにて稼働しヒット、フレームレートが30から60フレームに増加したことにより、洗煉した描写が話題となりました。

キャラクターの技も前作から多く増えたことによりフレームの大きさと相まって格ゲーファン以外からの注目も浴びた作品です。

『セガラリーチャンピオンシップ』は、世界ラリー選手権を魅力的なモチーフとして採用したゲームで、プレイヤーはラリーカーを操り、レースにおける順位や経過タイムを競い合うエキサイティングなゲームです。
1995年2月にアーケードで稼働しレースゲームの革新的な進歩を促した作品と言えます。

セガサターンに移植された今作は、アーケード版のゲーム体験を忠実に再現することに焦点を当てています。
アーケードでの興奮や挑戦をそのまま家庭用ゲーム機で楽しむことができるよう、多くの工夫が凝らされており、まず、2人対戦プレイの追加により友達や家族と競争しながらプレイできます。(アーケードでは個体が2台ないとプレイできなかった)
これにより、対戦相手との熱いレースが楽しめ、ゲームの面白さがさらに引き立てられています。

また、ゲーム内での「カーセッティングモード」の導入により、プレイヤーは自分の車をカスタマイズし、最適なパフォーマンスを引き出すことができます。
これは戦略的要素を導入し、プレイヤーが車の性能を調整をすることにより競争に勝利するための戦術を練ることを可能にしています。

翌年には『セガラリーチャンピオンシッププラス』が発売されており、違いとしてX-BAND(セガサターンで利用できたネット対戦サービスとその機器の名称)による通信対戦、セガマルチコントローラーに対応したverとして発売されました。

1996年

1996年にヒットした作品ベスト3は『FIGHTERS MEGAMIX(52万本)』『NiGHTS(39万本)』『サクラ大戦(35万本)』となっています。

セガを代表していた格闘ゲーム『バーチャファイター2』と『ファイティングバイパーズ』を競演させた「FIGHTERS MEGAMIX」の移殖は、当時バーチャファイター3がアーケードにて稼働し始めたことも人気に拍車をかけた形となります。

『ナイツ』はソニックチームが開発したゲームとなっており、夢の世界を探索しながら、悪夢から夢の世界を守るアクションアドベンチャーとなっています。
縦横無尽に夢の世界を飛び回る世界観をゲームで堪能でき、飛行しながらのドリルダッシュで速度を上げたり、飛行中にL・Rボタンを押すと、アクロバット飛行ができたりと匠に操作する楽しさがあるゲームがヒットしました。

『サクラ大戦』のジャンルはドラマチックアドベンチャーと言われており、全10話構成のストーリーで構成されたアニメの作りを意識した流れとなっています。
アドベンチャーパートにてヒロイン達(「真宮寺さくら(CV:横山智佐)」「神崎すみれ(CV:富沢美智恵)」「マリア・タチバナ(CV:高乃麗)」「アイリス(CV:西原久美子)」「李紅蘭(CV:渕崎ゆり子)」「桐島カンナ(CV:田中真弓)」)との好感度を上げ、後半の戦闘パートにてアドベンチャーパードの結果がヒロイン達の士気に反映されるといったシステムは、当時新しいシュミュレーションゲームとギャルゲーを合わせた作りとして話題になり大ヒットします。
アニメや舞台などのメディアミックス作品として発展していき、1998年には『サクラ大戦2 〜君、死にたもうことなかれ〜』が発売し、その後シリーズ化されていきます。

駿河屋ゲーム

1997年

この年の売上の上位3つは『スーパーロボット大戦F』で46.4万本の売上、『新世紀エヴァンゲリオン 2nd impression』が38.7万本の売上、『Jリーグ プロサッカークラブをつくろう!2』は30.9万本の売上となっています。

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』が前年にヒットしたこともあり、サターンで発売された『新世紀エヴァンゲリオン 2nd impression』もヒットしています。

1997年は名作が豊富にでた年となっており、『グランディア』『天外魔境 第四の黙示録 』『下級生』『デビルサマナー ソウルハッカーズ』『X-MEN VS.STREET FIGHTER』など数多くの作品が世に発売されていきました。

1998年

前年に発売された『スーパーロボット大戦F』の後編『スーパーロボット大戦F〜完結編〜』が51万本売上大ヒットとなっています。

続いて1996年二発売されたシリーズ2作目となる『サクラ大戦2~君、死にたもうことなかれ~』も50万本の大ヒット。
次に売れたのが『機動戦士ガンダム~ギレンの野望~ 』は、ガンダムのIFストーリーを体感できる戦略シミュレーションゲームとして23万本の売上げています。

この年の11月27日には『ドリームキャスト』が発売されており、各メーカーのソフト開発は次世代機に移行していきます。

1999年

前年に発売されたドリームキャストにより1999年から2000年は数えるほどのソフトしか発売はされていませんが、生産本数も少ないことから今ではプレミア価格が付いているソフトも多数あり、『ストリートファイターZERO3』『ソニック3D フリッキーアイランド』などは未だに高価格のソフトとして有名です。

2000年

2000年に発売された『ファイナルファイト リベンジ』は横スクロールで有名なシリーズを、対戦格闘アクションに変更された珍しいソフトとなっています。
生産本数も少ないことから今ではプレミア価格となっているソフトの一つです。

そして、1994年から2000年までプレステと争っていたセガサターンの販売は『悠久幻想曲 保存版 パーペチュアルコレクション』で終了し、ドリームキャストに移行していきます。

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