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ゲーム概要
1992年にPCゲームで18禁ゲームとして初めて発売された『同級生』の続編である『同級生2』は、プレイステーション版でもその魅力を広く提供しています。前作と同様に、本作も恋愛アドベンチャーゲームとしての要素を保ちながら、新たな展開と深みを追加しています。システムは前作を踏襲していますが、より一層のドラマ性が加わり、時間の概念が導入されることでプレイヤーに対して高い難易度が求められるようになっています。
シナリオおよびゲームデザインはエルフ社の社長である蛭田昌人が手がけ、キャラクターデザインおよび原画は竹井正樹が担当しています。
前作から引き続くシリーズの基本コンセプトはそのままに、さらに深化した人間関係や物語の展開がプレイヤーを引き込みます。
蛭田昌人と竹井正樹の協力により、キャラクターデザインは一層磨きがかかり、美麗なイラストと共に物語性が一層際立っており、物語は学園生活を舞台にしつつも、前作を超える緻密なストーリーラインが展開され、プレイヤーは登場キャラクターとの感情移入を深めながら進行していきます。
時間の経過や選択肢によって分岐するエンディングは、プレイヤーの選択が物語に与える影響をより大きくしており、臨場感あふれる体験が提供されています。
さらに、プレイステーション版ならではの新要素も加わり、操作性や演出面でも進化を遂げています。プレイヤーは臨場感あふれるグラフィックとサウンド、そして洗練されたゲームプレイを通じて、『同級生2』が前作を超えるエンターテインメント体験を提供していることを実感することでしょう。
独自のストーリーとキャラクターの魅力
『同級生2』は前作にはない独自のストーリーとキャラクターの魅力が生まれています。プレイヤーは新たな舞台に引き込まれ、登場人物たちとの交流を通じてさまざまな展開が待っています。
物語性とキャラクターの魅力により、多くのファンから支持を受けており、12月16日から1月6日までの3週間の冬が舞台として描かれ、その短い期間の中で更にゲーム内では時間の概念が重要な要素となっています。
建物への出入りや電車での移動などのイベントによって時間が経過し、デートなどの約束を逐一覚えておき守らなければならない場面も多々あります。
前作が夏の陽光に包まれた学園生活を描いたのに対し、『同級生2』では冬が物語の舞台となり、これによりゲームの難易度がさらに引き上げられています。12月16日から1月6日までの3週間が冬の風情で彩られ、その中で繰り広げられる新たなストーリーがプレイヤーを引き込みます。
特筆すべきは、前作からの変化として、冬休みの始まる12月22日までの1週間がプロローグとして設定され、キャラクターの紹介や主人公がアルバイトしていたりするため本編の日数が実質的に1週間短縮されている点です。
この変更により、プレイヤーはより限られた時間内に物語を進め、キャラクターたちとの関係を深めていく中で、より緻密で厳しい選択を迫られることとなります。
更に『同級生』シリーズで語ることに欠かせないのが、個性的な女性キャラクタ達です。
数多くの女性キャラクターの中でも特に人気のあるキャラクターに「鳴沢唯」や「杉本桜子」がいます。彼女たちの魅力的なキャラクターデザインや個性的な性格は、多くのプレイヤーたちに特別な印象を与えていきます。
また、このシリーズは元々18禁ゲームの原作でありながら、その主人公のギャグの面白さや、それを取り巻くキャラクターの魅力が、広いファン層に受け入れられ、さまざまな機種に移植されています。
そのため、18禁ゲームの枠を超えて多くのユーザーの心を掴み、人気は今もなお続いています。
移植
名称 | 発売日 |
PC-9801(18禁) | 1995年1月31日 |
DOS/V(18禁) | 1995年1月31日 |
FM-TOWNS(18禁) | 1995年3月31日 |
PC-FX(18禁) | 1996年8月9日 |
セガサターン | 1997年7月11日 |
PlayStation | 1997年8月7日 |
Windows 95(18禁) | 1997年8月29日 |
スーパーファミコン | 1997年12月1日 |
Windows 2000/XP/Vista(18禁) | 2007年7月26日 |
プレイステーション版では全年齢版となっていることもあり、PC版はもちろんのこと、PCFXやセガサターン版とも違う仕様となっています。
- 全年齢対象
- セガサターン版と、一部声優が変更されている
- ヒロインに「西御寺静乃」「山本律子」が追加
- プロローグパートクリア後のムービーデモが収録
- フィギュア12体が付属している『EXTRABOX限定版』が発売
- 下ネタなどの台詞が変更されている
- 下着が見える場面では改変されている
- 登場人物のクリックができない
- 温水プールが追加され、一部のキャラクターに水着イベントがある
- ヒロインに追加イベント
全年齢対象となったことにより18禁要素はかなりなくなり、純愛アドベンチャーになった印象がある一方で、「西御寺 静乃」 「山本 律子」の追加や追加イベントなどは嬉しい要素となっています。
『EXTRA BOX 限定版』はプレイステーションで発売された限定版の中でもかなりの大きさとなっており、中にはゲームの他にヒロインのフィギュア12体が付属されています。
15,180円といったかなりの値段ながらも、フィギュアの目が白目となっており、付属のデカールシールを貼る仕様となっていて、ファンからは不評となってしまった要素でもありました。