【マーヴル・スーパーヒーローズ】カプコンの名作2D対戦格闘ゲーム プレイステーション/セガサターンで1997年に発売

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【マーヴル・スーパーヒーローズ】カプコンの名作2D対戦格闘ゲーム プレイステーション/セガサターンで1997年に発売
機種アーケード/プレイステーション/セガサターン
発売元カプコン
開発元カプコン
発売日1997年8月8日(PS)
1997年9月25日(SS)
ジャンル格闘ゲーム

『マーヴル・スーパーヒーローズ』は、1995年にカプコンからリリースされたアーケード用2D対戦型格闘ゲームです。
このゲームは、アメリカン・コミックスのキャラクターを題材にしており、マーベルのクロスオーバーシリーズ『インフィニティ・ガントレット』を原作としています​。

インフィニティ・ガントレットとは
インフィニティ・ガントレット(Infinity Gauntlet)は、マーベルコミックスの作品に登場する強力なアイテムであり、宇宙の運命を左右する存在です。
このガントレットには、6つのインフィニティ・ジェムがはめ込まれており、それぞれが宇宙の特定の側面を支配する力を持っています。これらのジェムをすべて集めてガントレットに装着することで、持ち主は無限の力を得ることができます。

ゲームの特徴

【システムと操作性
本作は、前作『X-MEN: チルドレン オブ ジ アトム』のシステムを継承しつつ、新たに「インフィニティ・ジェム」システムを導入しています。

『X-MEN: チルドレン オブ ジ アトム』は、カプコンが1994年にリリースした対戦型格闘ゲームで、マーベルの人気コミック「X-MEN」を基にしています。この作品は、その後の「マーヴル・スーパーヒーローズ」や「マーヴル VS. カプコン」シリーズの基盤となる多くのシステムを導入しました。

引き続いたシステム

  1. スーパージャンプ
    高速で画面外に飛び上がり、上空から攻撃を仕掛けることができる「スーパージャンプ」は、本作で初めて導入されました。このシステムは「マーヴル・スーパーヒーローズ」や後のシリーズでも引き続き採用され、キャラクターのダイナミックな動きを可能にしています。
  2. チェーンコンボ
    弱攻撃から強攻撃へと繋げていく「チェーンコンボ」システムも、『X-MEN: チルドレン オブ ジ アトム』で導入されたものです。これにより、プレイヤーは連続技を簡単に繰り出すことができ、戦闘がより華麗かつスピーディーになりました。
  3. Xパワーゲージ
    攻撃やダメージを受けることで溜まる「Xパワーゲージ」は、必殺技や強力な技(ハイパーX)を発動するために使用されます。このシステムは、後の「インフィニティ・ゲージ」や「ハイパーコンボゲージ」の前身となり、カプコンの他の格闘ゲームでも広く使われるようになりました。
  4. 空中ガード
    空中での防御を可能にする「空中ガード」システムも、本作から引き続き採用されました。これにより、空中戦での防御が容易になり、戦闘に新たな戦略を加えました。

これらのシステムは、『マーヴル・スーパーヒーローズ』や『マーヴル VS. カプコン』シリーズに継承され、これらのゲームが持つ戦略性とダイナミックな戦闘を支える基礎となっています。これにより、カプコンは対戦格闘ゲームのジャンルにおいて、独自の地位を確立しました。

各ジェムの詳細

新たなシステムとして『インフィニティ・ジェム』を応用したシステムが導入されました。
『インフィニティ・ジェム』は特定のコマンドを入力することでキャラクターの性能を一時的に強化するアイテムで、6種類のジェム(パワー、タイム、スペース、リアリティ、ソウル、マインド)が存在します。これにより、各キャラクターに多彩な戦略が生まれ、戦いの幅が広がります​。

『マーヴル・スーパーヒーローズ』に登場する「インフィニティ・ジェム」は、ゲーム内で重要な戦略要素の一つです。これらのジェムは、原作コミック『インフィニティ・ガントレット』に登場する無限の力を持つアイテムで、ゲームではキャラクターの能力を一時的に強化するアイテムとして機能します。

  1. パワージェム
    パワージェムを使用すると、キャラクターの攻撃力が一時的に増加します。さらに、通常技に削り効果が付与され、相手にガードされてもダメージを与えることができます。
  2. タイムジェム
    タイムジェムはキャラクターの移動速度を向上させます。これにより、素早く相手に接近したり、相手の攻撃をかわすのが容易になります。
  3. スペースジェム
    スペースジェムはスーパーアーマー状態を付与します。これにより、キャラクターは単発攻撃を受けてもひるまず、攻撃を継続することが可能になります。
  4. リアリティジェム
    リアリティジェムを使用すると、攻撃ボタンを押すたびに火の玉やつららなどの飛び道具が発射されます。これにより、攻撃範囲が広がり、遠距離からの攻撃が可能になります。
  5. ソウルジェム
    ソウルジェムはキャラクターの体力を徐々に回復させます。ダメージを受けても時間と共に体力が回復するため、耐久力が増します。
  6. マインドジェム
    マインドジェムはインフィニティ・ゲージを徐々に増加させます。このゲージは強力な必殺技を発動するために必要なため、マインドジェムを使うことで、より頻繁に必殺技を発動できるようになります。

ゲーム内でのジェムの使用方法

ジェムは、コマンド入力で使用可能で、持っているジェムの順番を入れ替えたり、相手にダメージを与える際にジェムを落とさせることもできます。
対戦中、ジェムを使いこなすことで、戦闘を有利に進めることができます。また、キャラクターごとに得意なジェムが設定されており、そのジェムを使用することで特殊な追加効果を得られる点も特徴的です​。

インフィニティ・ジェムの存在は、戦略性を大きく広げる要素であり、プレイヤーが自分のプレイスタイルに合った戦術を選択できる楽しさを提供しています。

キャラクター一覧

登場キャラクターには、スパイダーマン、ウルヴァリン、アイアンマンなどの人気ヒーローが勢揃い。各キャラクターには固有の特殊技があり、例えばウルヴァリンは「ヒーリングファクター」を持ち、時間と共に体力が回復します。また、スーパージャンプやエリアルレイヴなど、華麗な空中コンボも魅力の一つです​。

以下に、『マーヴル・スーパーヒーローズ』の登場キャラクターをヒーローとヴィランに分けて一覧表にしました。

ヒーロー側キャラクター

キャラクター詳細
キャプテン・アメリカ (Captain America)超人兵士として特殊血清を投与され、アヴェンジャーズのリーダーを務めるヒーロー。
ハルク (Hulk)ガンマ線の被曝で突然変異した、怪力を持つ緑の巨人。
アイアンマン (Iron Man)ベトナム戦争で生命維持装置として開発されたパワードスーツを装着するヒーロー。
スパイダーマン (Spider-Man)放射能を浴びた蜘蛛に噛まれて特殊能力を得た青年。
ウルヴァリン (Wolverine)ミュータントであり、手の甲から飛び出す爪と超回復能力を持つ。X-メンのメンバー。
サイロック (Psylocke)サイキック・ブラストと忍術を駆使するミュータント。X-メンの一員。

ヴィラン側キャラクター

キャラクター詳細
ジャガーノート (Juggernaut)強大な力と耐久性を持つキャラクターで、プロフェッサーXの義兄。
マグニートー (Magneto)磁力を自在に操るミュータント。X-メンと対立する主要な敵キャラクター。
ブラックハート (Blackheart)地獄の支配者メフィストの息子で、暗黒の力を操るヴィラン。
シュマゴラス (Shuma-Gorath)異次元の神で、一つ目のタコのような姿をしている。
ドクター・ドーム (Doctor Doom)ラトベリア王国の独裁者で、科学技術を駆使して戦うヴィラン。
サノス (Thanos)本作の最終ボスで、インフィニティ・ジェムを駆使する強力なキャラクター。

隠しキャラクター

キャラクター詳細
アニタ (Anita)『ヴァンパイア』シリーズからのゲストキャラクターで、超能力を持つ少女。
ドクター・ドーム (Doctor Doom)隠しコマンドで操作可能となる中ボスキャラクター。
サノス (Thanos)隠しコマンドで操作可能となる最終ボスキャラクター。

評価と影響

『マーヴル・スーパーヒーローズ』は、1995年にリリースされて以来、斬新なシステムと多彩なキャラクターにより、多くのプレイヤーから非常に高い評価を受けています。

本作は、格闘ゲームとしての完成度の高さに加え、マーベルの世界観を忠実に再現している点でも評価されています。
特に注目されたのが「インフィニティ・ジェム」システムです。これは、各キャラクターがジェムを使用することで一時的に能力を強化できるというもので、このシステムにより、プレイヤーは戦略的なバトルを楽しむことができました。
他の格闘ゲームにはない独自の魅力として、ゲーム業界内外から賞賛されました​。

さらに、このゲームの成功は、後の『マーヴル VS. カプコン』シリーズの基盤となり、クロスオーバー格闘ゲームというジャンルを確立する大きな要因となりました。
『マーヴル・スーパーヒーローズ』で培われたゲームシステムやキャラクターのデザイン、アクションは、その後の格闘ゲームに多大な影響を与え、カプコンの作品群の中でも重要な位置を占めることとなりました。また、本作は当時のアーケードゲームにおいても人気が高く、家庭用ゲーム機への移植版でも成功を収めています​。

マーヴル VS. カプコン シリーズ一覧

【X-Men vs. Street Fighter】(1996年)

  • 概要: シリーズの最初の作品で、X-Menのキャラクターとカプコンの「ストリートファイター」キャラクターが対戦するクロスオーバー格闘ゲーム。
  • 対応機種: アーケード、セガサターン、PlayStation

【Marvel Super Heroes vs. Street Fighter】(1997年)

  • 概要: 前作の続編で、X-Menに加えて他のマーベルヒーローも登場。シリーズ初のアシストキャラクターシステムが導入された作品。
  • 対応機種: アーケード、セガサターン、PlayStation

Marvel vs. Capcom: Clash of Super Heroes】(1998年)

  • 概要: マーベルキャラクターとカプコンキャラクターが初めて直接対決する作品。様々なサポートキャラクターが登場し、さらに戦略的なバトルが可能になりました。
  • 対応機種: アーケード、PlayStation、Dreamcast

Marvel vs. Capcom 2: New Age of Heroes】(2000年)

  • 概要: 50以上のキャラクターが登場するシリーズ最大のキャスト。3対3のタッグバトルシステムを導入し、非常に高い評価を受けました。
  • 対応機種: アーケード、Dreamcast、PlayStation 2、Xbox、PlayStation 3、Xbox 360

【Marvel vs. Capcom 3: Fate of Two Worlds】(2011年)

  • 概要: 長いブランクを経てリリースされた作品。3Dグラフィックとハイペースなバトルで、シリーズの新しい時代を切り開きました。
  • 対応機種: PlayStation 3、Xbox 360

【Ultimate Marvel vs. Capcom 3】(2011年)

  • 概要: 『Marvel vs. Capcom 3』の改良版で、新キャラクターやバランス調整が施されています。ダウンロードコンテンツとしても追加キャラクターが提供されました。
  • 対応機種: PlayStation 3、Xbox 360、PlayStation Vita、PlayStation 4、Xbox One、PC

Marvel vs. Capcom: Infinite】(2017年)

  • 概要: 2対2のバトルシステムに戻り、インフィニティ・ジェムシステムが導入されました。グラフィックやシステムは一新されていますが、従来のファンからは賛否両論でした。
  • 対応機種: PlayStation 4、Xbox One、PC

移植版の情報

セガサターン版

『マーヴル・スーパーヒーローズ』は、1997年にセガサターン向けに移植されました。
セガサターン版は、アーケード版に忠実な移植として知られており、追加されたRAMカートリッジによるスムーズなアニメーションや、豊富なキャラクターの動作が高く評価されました。また、このバージョンでは、隠しキャラクターや追加モードが収録されており、アーケード版よりも多彩なプレイ体験を提供しています。

プレイステーション版

同じく1997年には、プレイステーション向けにも移植されました。
プレイステーション版は、ハードウェアの制約により、一部のグラフィックやアニメーションに削減が見られるものの、基本的なゲームプレイやキャラクターの操作感はアーケード版とほぼ同等です。また、家庭用ゲーム機ならではのトレーニングモードや対戦モードが追加されており、家庭でのプレイに最適化されています。

これらの移植版は、アーケード版の魅力を自宅で楽しむことができるように工夫されており、多くのファンに受け入れられました。セガサターン版とプレイステーション版は、どちらも当時のハードウェアの制約の中で、アーケード版の体験を可能な限り再現することに成功しており、家庭用ゲーム機市場においても成功を収めました​。

総評

『マーヴル・スーパーヒーローズ』は、1995年にアーケードゲームとして登場し、その後、1997年にセガサターンとプレイステーションに移植されたカプコンの名作2D対戦格闘ゲームです。この作品は、マーベルコミックの世界観を忠実に再現し、プレイヤーに新たな体験を提供しました。

特に「インフィニティ・ジェム」システムは、各キャラクターの能力を戦略的に強化する要素として、他の格闘ゲームにはない独自の魅力を持っています。このシステムにより、プレイヤーは多彩な戦術を駆使して戦う楽しさを味わうことができました。また、キャラクターごとに異なる得意ジェムが設定されており、ゲームの奥深さが増しています。

ゲーム内には、スパイダーマンやウルヴァリンといった人気キャラクターが登場し、それぞれが原作コミックでの特徴を反映した技や能力を持っています。さらに、サノスやドクター・ドームといった強力なヴィランも登場し、プレイヤーに挑戦的なバトルを提供します。隠しキャラクターも多く、これらを解放することで、ゲームのリプレイ価値が一層高まります。

『マーヴル・スーパーヒーローズ』の成功は、後の『マーヴル VS. カプコン』シリーズの礎となり、クロスオーバー格闘ゲームという新しいジャンルを確立しました。この作品は、カプコンの格闘ゲームの歴史においても重要な位置を占めており、今なお多くのファンに愛されています。

移植版もアーケード版の魅力をしっかりと再現しており、家庭用ゲーム機でのプレイも非常に高い評価を受けました。セガサターン版ではスムーズなアニメーションが実現され、プレイステーション版でも家庭用ならではのモードが追加されるなど、各ハードの特徴を活かした移植が行われています。

総じて、『マーヴル・スーパーヒーローズ』は、その革新的なシステム、豊富なキャラクター、そして高い戦略性で、格闘ゲームの歴史に名を刻む一作となりました。マーベルファンや格闘ゲームファンにとって、この作品は一度はプレイしておきたい名作です。

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