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機種 | プレイステーション |
発売元 | コナミ |
発売日 | 1996年1月19日 |
価格 | 7,480円 |
ジャンル | アドベンチャー |
ゲーム概要
小島秀夫氏がメタルギア・ソリッドで世界を席巻する前に制作された『ポリスノーツ』は、『スナッチャー』に続く彼の脚本・監督によるSFハードボイルドアドベンチャーの第二作品目です。
小島秀夫監督率いる小島組が制作したこのゲームは、細部まで練り込まれた世界設定、高品質なシナリオ、シリアスな雰囲気にユーモアが散りばめられた特徴的な作品と言えます。
小島氏らしい要素が随所に見受けられ、その作品に独自の色が加えられています。
『ポリスノーツ』は1994年に初めてPC-9821向けに発売され、その後も多くのハードに移植された90年代の優れたアドベンチャーゲームの一つです。
コナミから発売され、対応ハードはPC-9821、3DO、PlayStation、セガサターン。現在ではゲームアーカイブスでプレイ可能です。
21世紀のスペースコロニーが舞台のハードボイルドSFとして展開されており、小島氏の映画的演出の手法を取り入れたアドベンチャーゲームの一つです。
『ポリスノーツ』は、興奮と興味をかき立てるSFハードボイルドアドベンチャーゲームの魅力を体現した作品と言えます。
このゲームのタイトルは、警察官(ポリス)と船乗り(ノーツ)を組み合わせた造語で、未来の宇宙コロニー“ビヨンド”の治安を維持し、秩序を保つために設立された特殊な機関が舞台としています。西暦2013年のビヨンドでは、未知の犯罪や謎が蠢き、プレイヤーは主人公としてその闇に立ち向かう役割を果たします。
そしてストーリーは制作当時の世界情勢が独自の要素として組み込まれており、冷戦の終結や経済の動向が背景に大きな影響を与えています。
経済思考が犯罪行為にどのように結びつくかを探求し、プレイヤーに深い洞察を提供します。これは、単なるゲームを超えた、社会的な洞察を提供する作品としての価値が高い要素です。
『ポリスノーツ』は、『スナッチャー』と共通の要素も見受けられますが、小島秀夫氏が個人的な動機から意図的に独自の作品として制作したことで、彼のキャリアにおいて特別な位置づけがあります。
この作品は、彼のアーティスティックな視点と独創的な発想が溢れ出る証拠であり、ゲーム業界において彼の名声を確立する礎となりました。
また、『ポリスノーツ』は映画的な演出を導入したアドベンチャーゲームの発展的な作品でもあります。
その後の彼のキャリアで、映画的な演出を導入したアクションゲームの制作に取り組み、『メタルギアソリッド』シリーズなどを生み出すこととなり、世界的に名を馳せることとなりました。
その後のアドベンチャーゲームとしては小島組のスタッフによって制作された『ときめきメモリアルドラマシリーズ』など、システムやシナリオ等の映画的演出手法は受け継がれていきます。
この作品は現在でも評価され続け、特に日本国内での人気が高いですが、アメリカではセガサターン版の発売が告知されたものの、実現には至りませんでした。
未だにリメイクが待ち続けられる程の傑作となっており、映画的なアプローチを取り入れたアドベンチャーゲームの名作と言えるでしょう。
攻略本
書籍名 | 出版社 | 発売日 | 駿河屋商品ページ | |
ポリスノーツ オフィシャルビジュアルデータブック | 講談社 | 1996年3月6日 | 詳細を見る | |
ポリスノーツ 公式ガイド | NTT出版 | 1996年9月21日 | 詳細を見る | |
ポリスノーツ 公式完全ガイドブック | 双葉社 | 1996年9月27日 | 詳細を見る |