【龍虎の拳】スーパーファミコンファミコン 1993年

【龍虎の拳】スーパーファミコンファミコン 1993年
機種スーパーファミコン
発売元ケイアミューズメントリース
発売日1993年10月29日
価格10,780円
ジャンル格闘ゲーム

SNKの伝説的な格闘ゲームである「龍虎の拳」は、1992年にネオジオでアーケードゲームとしてリリースされました。
このゲームは、当時のストリートファイターⅡが全盛期だった格闘ゲームブームをさらに加速させ、SNKの「100メガショック」第1弾ソフトとして大きな注目を浴びました。

ゲーム概要

「龍虎の拳」は、90年代における格闘ゲームブームの中で、当時大ヒットしていた「ストリートファイターII」シリーズからの影響を受けつつ、独自の革新的な要素を多く取り入れた作品です。
このゲームは、基本的なゲームシステム、操作方法、見応えある演出、キャラクター同士の戦闘の間合い、気力ゲージ、挑発など、他の格闘ゲームには見られない独自の要素で充実しています。

ゲームの操作は、8方向レバーとパンチ・キック・特殊動作・挑発の4つのボタンで構成されています。
キャラクターたちはそれぞれ異なる多種多様な技を持ち、パンチボタンやキックボタンを押す長さで技の強弱を調整できます。
特殊動作は投げ技や対空技、ローキックなど、多彩なアクションを引き起こす要素で、このゲームの特徴の一つです。

ゲーム内演出

「龍虎の拳」は、キャラクターの大きさが間合いによって変化する演出を特徴としています。
キャラクター同士の距離に応じて、キャラクターの大きさが変わり、これに伴い食らい判定も変化します。
また、攻撃を受けた際に顔が腫れたり、服が破れるなどの細かい演出も盛り込まれており、ゲームの臨場感を高めています。
女性キャラクターのキングの服が破れる演出は当時のファンを魅了した一つとなっています。

気力ゲージと挑発

「龍虎の拳」では、「気力ゲージ」と「挑発による気力面への攻撃」が導入されています。ほとんどの必殺技は気力を消費し、気力充実時に攻撃力や飛び道具等の飛距離など高い性能を発揮しますが、気力が不足すると性能が低下します。
プレイヤーはボタンを押し続けることで気力を回復できますが、この状態では無防備となります。
また、挑発動作によって相手の気力ゲージを減少させることができ、有利な状況を作り出すことができますが、挑発中も無防備となります。

超必殺技と隠し超必殺技

「龍虎の拳」は、「必殺技を超える超必殺技」という概念を定着させたゲームとしても知られています。
超必殺技は特定の条件を満たすことで発動可能で「覇王翔吼拳」などの技は通常の必殺技よりも強力です。
さらに、隠し超必殺技の「龍虎乱舞」も存在し、これらは特定の条件を満たすことで使用できます。このシステムは後の格闘ゲームに多大な影響を与えました。

SFC版の特徴

「龍虎の拳」はSFCに移植された際、アーケード版に忠実な移植が評価されました。
しかし、一部の要素は制約のためにカットされています。
例えば、アーケード版では一戦毎に流れていた道路を乗り物で移動するデモは収録されていません。
しかし、SFC版では、新たな操作方法や独自のモードも追加され、家庭用ゲームとしての楽しみも提供しています。

中ボスとラスボスである「Mr.ビッグ」と「Mr.カラテ」が対戦のみですが使用可能となっていたり、アーケードではリョウとロバートのみにあった隠し必殺技である「龍虎乱舞」、こちらと同じ待遇の技を全部のキャラクターに設定されています。

アーケード版では描かれなかったエンディングがスーパーファミコン版ではしっかりと完結しており、餓狼伝説で登場しているギースが実は裏で暗躍している設定であったりとSNKシリーズでの壮大な物語を予兆させる展開となっているのが見どころとなっています。

まとめ

「龍虎の拳」は、格闘ゲームの歴史において重要な一作であり、今でも多くのファンに愛されています。
その独自のシステムや要素、キャラクターたちの魅力は、「キング・オブ・ファイターズ(KOF)」などのシリーズに参戦することにより長年にわたり多くのプレイヤーに影響を与えていきます。

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