【スーパーファミコン】ソフトカタログ一覧 まとめ

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【スーパーファミコン】ソフトカタログ一覧 まとめ

1990年11月21日に発売された『スーパーファミコン』のソフトカタログとなります。
ソフトは1990年から2000年までに全1447タイトルが発売されています。

スーパーファミコンは、Super Nintendo Entertainment System (SNES) としても国際的に知られているほどの人気の機種です。
この16ビットの革新的なゲーム機は、卓越したグラフィックスと音響能力で、多くのプレイヤーに深い印象を残しました。
特に「スーパーマリオワールド」、「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」、「スーパーメトロイド」などのゲームは、名作として今でも語り継がれ、多くのプレイヤーの心に深く刻まれた思い出となっています。

スーパーファミコンは、1990年代を通じて世界中で愛され、2003年までに約4900万台が販売されるほどの大ヒットとなりました。
今もなお、その魅力は色褪せず、新しい世代のプレイヤーに向けてリメイク版やダウンロード版を通じて提供されています。
そして、2017年10月25日には『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』が発売され、ブームとなりました。

ゲーム年表関連記事リンク

発売年タイトル数ソフトソフトソフトソフト一覧ページ
1990年9詳細を見る
1991年47詳細を見る
1992年176詳細を見る
1993年269詳細を見る
1994年370詳細を見る
1995年360詳細を見る
1996年152詳細を見る
1997年29詳細を見る
1998年~2000年17/14/4詳細を見る

1990年(全9タイトル)

1990年の年末商戦を見越して発売したスーパーファミコンのロンチタイトルは9タイトル
スーパーファミコンでの歴代売上本数2位の『スーパーマリオワールド』は355万本を販売して大ヒットを起こしました。

マリオを筆頭にエニックスの『アクトレイザー』、コナミの『グラディウスIII』、カプコンの『ファイナルファイト』、バンプレストの『SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』などファミコン時代から活躍しているメーカーが初陣を飾る状態となっています。

スーパーファミコンの特徴
【グラフィック】
SFCは、当時の家庭用ゲーム機としては圧倒的な解像度と色数を誇っていました。また、スプライトや背景の多層化、拡大・縮小、回転などの機能により、表現豊かなグラフィックを実現しました。

・スーパーファミコンCG: 背景やキャラクターなどを3DCGで表現する技術。当時としては画期的な技術で、多くのゲームで用いられました。

・回転拡大縮小: スプライトや背景を自由に回転・拡大・縮小できる技術。これにより、ダイナミックな表現が可能になりました。

・パレット変換: 画面全体の色調をリアルタイムに変更できる技術。演出効果などに用いられました。

【音響】
8チャンネルADPCMオーディオ:これにより、より複雑でリアルな音楽とサウンドエフェクトが実現されました。

・サンプリングレート:サンプルレートは最大32kHzに達し、クリアで質の高いサウンドを提供しました。

音楽表現:多くのチャンネルと高いサンプリングレートにより、様々な楽器の音色をリアルに再現し、ゲーム音楽においても高度な作曲が可能になりました。

1991年(全47タイトル)

まだ1991年当時はファミコンゲームボーイが人気だったため各社発売ソフトが出揃っていませんでした。
しかし『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』 『シムシティ』『ファイナルファンタジーIV』などの名作ソフトが出始めてきており、1992年には176タイトルまで販売ソフトを伸ばす足がかりの年となります。

1992年(全176タイトル)

駿河屋から引用

1992年は、スーパーファミコンが発売されて4年目と円熟してきた年となり、まさに黄金時代と呼ばれる時期でした。
この年には、後に語り継がれる名作ゲームが数多く発売されています。

1992年8月27日にはスーパーファミコンの売上1位となる『スーパーマリオカート』が発売されています。
売上本数は国内だけでも約382万本売上げており、現在まで続くその後のマリオカートシリーズの礎を築いた作品となりました。

他にも対戦格闘ゲームの火付け役となった『ストリートファイターII』、国民的RPGシリーズの5作目にして壮大なストーリーとキャラクターで多くのファンを魅了した『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』、ジョブチェンジシステムが特徴的となり自由度が高いシステムの『ファイナルファンタジーV』、自由度の高いゲームシステムと、重厚なストーリーで、熱狂的なファンを獲得した『ロマンシング サ・ガ』などが売上ランキングの50位以内に入っており、これらの名作ゲームは、スーパーファミコンの爆発的なヒットに大きく貢献しました。

1993年(全269タイトル)

1993年になるとスーパーファミコンはゲーム業界の中心になっていました。
この時期、スーパーファミコンは世界中の多くの家庭に普及しており、多様なゲームソフトが魅力の一つとなっています。1993年には、特に記憶に残るいくつかのゲームがリリースされ、スーパーファミコンの地位をさらに固めることになりました。

スーパーマリオブラザーズからスーパーマリオブラザーズ3までのファミコンで発売されたUSAを含める4作品がセットとなった「スーパーマリオコレクション」がヒットし、「ストリートファイターII ターボ」「すーぱーぷよぷよ」「聖剣伝説2」などのあらゆるジャンルのゲームが歴代の売り上げTOP50にランキングされています。

更に、1993年には1991年以降から発売されていた「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」や「スーパーマリオカート」等もロングセラー商品として長きにわたり席巻し、スーパーファミコンを不動の物としていきます。

1994年(全370タイトル)

1994年は全370タイトルと豊富なソフトが販売された年となります。
特に売れたのが下記の5本のソフト。

  • スーパードンキーコング
  • ファイナルファンタジーVI
  • スーパーストリートファイターII
  • ドラゴンボールZ 超武闘伝3
  • ファイアーエムブレム 紋章の謎

それぞれのシリーズは、その後も継続して新しい作品がリリースされ、幅広いファン層に支持され続けています。例えば、「スーパードンキーコング」はその後もシリーズ化されこれらは、革新的なグラフィックとサウンド、ユニークなゲームプレイが特徴となっているゲームが更にバージョンアップしてSwitchなどで新作が発売されています。

「スーパーストリートファイターII」は、格闘ゲームとしての完成度が高く、アーケードゲームとしても家庭用ゲームとしても大成功を収めました。
その後の「ストリートファイター」シリーズは、グラフィックの進化とともにプレイスタイルも多様化し、現在ではeスポーツの一環としても人気を博しています。

1994年に発売されたこれらのゲームは、その後のゲーム業界に多大な影響を与え、多くの開発者にインスピレーションを与えたと言えるでしょう。
各タイトルが持つ独自の魅力と革新的な要素は、今でも多くのゲームファンに愛され続けています。

そして、1994年11月22日セガから「セガサターン」、1994年12月3日にはソニーから「プレイステーション」が発売されます。

セガサターンは『バーチャファイター』等のアーケードゲームの移植を中心にシェアを伸ばしていき、プレイステーションは後に「ファイナルファンタジーVII」や「メタルギアソリッド」が発売されソフトウェアが大ヒット、任天堂ハードのライバル機種となっていきます。

1995年(全360タイトル)

1995年は、RPGの名作が多く発売された年でした。

その年に発売された数多くのゲームの中でも、「クロノトリガー」、「ドラゴンクエストVI」、「ロマンシング サ・ガ3」は、今でも多くのファンに愛され続けている名作です。

まず、「クロノ・トリガー」は、その革新的なゲームシステムと、時間を超えた壮大なストーリーラインで知られています。

スクウェア(現スクウェア・エニックス)によって開発されたこのゲームは、異なる時代を旅することができ、プレイヤーの選択によって多くの異なるエンディングが用意されていました。これにより、再度プレイする価値が非常に高いゲームとなり多くのファンを虜にしました。

次に、「ドラゴンクエストVI 幻の大地」です。

ゲームの舞台は2つの世界、現実の世界と平行世界である「幻の大地」で展開されます。

プレイヤーは主人公となり、自分探しの旅を通じてこれらの世界を行き来し、大魔王を討伐することで世界を救うという物語です。

特徴的なシステムとして、1988年の『ドラゴンクエストIII』以来の復活となる転職システムがあり、プレイヤーは18種類の様々な職業に就くことができます。

これにより、キャラクターの成長に幅広い自由度が与えられ、深い戦略性を楽しむことが可能となりました。

「天空シリーズ」の最終章として位置づけられている本作は、シリーズお馴染みのシナリオとゲームデザインを堀井雄二氏が手掛けており、また、キャラクターデザインは鳥山明氏、音楽はすぎやまこういち氏が担当しています。

「ロマンシング サ・ガ3」は、非常に自由度の高いゲームプレイが魅力の一つです。サ・ガシリーズの第三作目として、複数の主人公から一人を選び、その視点で物語が展開します。このゲームは、その開放的なゲームデザインと、美しいグラフィックスで多くのプレイヤーを魅了しました。

本作の最大の特徴は「フリーシナリオシステム」で、プレイヤーは8人のキャラクターから一人を選んで物語を進めます。このシステムにより、選択した主人公によってゲームの展開やエンディングが大きく異なるため、再プレイの価値が非常に高いです。また、物語は主人公選択時のイベントが一部共通しているものの、その後の展開はプレイヤーの選択によって左右されます。

『ロマンシング サ・ガ3』のバトルシステムは、敵の強さが戦闘回数に応じて増すという特徴があります。

戦闘を繰り返すことで敵のレベルが上がり、レアなモンスターが登場し、これらからは貴重な装備や素材が手に入ります。

また、コマンダーモードでは、主人公を控えにして全キャラクターに指示を出せるため、戦略的な陣形技を活用できたりとロマサガらしい要素が詰め込まれた作品となっています。

1996年(全152タイトル)

1996年には、『スーパードンキーコング3 謎のクレミス島』、『スーパーマリオRPG』、そして『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』が登場し、それぞれが独自の方法でゲーム業界に大きな影響を与えました。

まず『スーパードンキーコング3 謎のクレミス島』は、その革新的なグラフィックとゲームプレイで注目されました。
レア社が開発し、任天堂から発売された横スクロールアクションゲームである今作はスーパードンキーコングシリーズの第3作目として、北米、日本、欧州で順にリリースされました。

このゲームでは新しいアクションとして水切りジャンプが追加、ダメージを受けたときのリアクションも特徴的です。
コングが1匹の場合はミスとなり、2匹揃っている場合は操作が交代します。コング達の手助けをするキャラクター『アニマルフレンド』を利用することも可能で、それぞれ特有の能力でステージを進めることができます。

次に『スーパーマリオRPG』は、マリオシリーズ初のRPG作品として、新しい試みがなされたタイトルです。
このゲームはスクウェア(現スクウェア・エニックス)と任天堂のコラボレーションによって開発され、マリオの世界観を保ちながらも、ターンベースの戦闘と複雑なストーリーラインが導入されました。ゲームのユーモアとキャラクターの魅力は、従来のマリオファンだけでなく、新たなファンをも惹きつけました。

ゲームの冒頭で、マリオはお馴染みの敵キャラクター、クッパにさらわれたピーチ姫を救出しに行きます。マリオがクッパの城でピーチ姫を助け出そうとするところへ、突如空から巨大な剣が落ちてきてクッパの城を破壊し、スターピースのかけらが四散してしまいます。

この剣によって、マリオの世界と「別の世界」がつながってしまい、マリオはピーチ姫らと散らばったスターピースを探す冒険に出ます。
途中、敵だったクッパや、新しい仲間たちであるジーノやマロも加わり、さまざまな地を旅していきます。

そして、近年では2023年11月17日にNintendo Switch用として『スーパーマリオRPG』のリメイク版が発売されます。
この新しいバージョンは、オリジナルのゲーム性を維持しつつ、現代的な3Dグラフィックスと改善された音楽で、新旧のファンにアプローチしているのが特徴です。

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そして、『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、ドラゴンクエストシリーズの中でも特に重要な位置を占める作品です。
ファミコンからのリメイクとなる今作は、オリジナルから大幅にグラフィックが向上し、音楽も改善され、新たに追加された要素によってプレイヤーを魅了しました。

FC版に比べて明らかに美しく洗練されたビジュアルがプレイヤーを引き込みます。また、町やダンジョン内での移動速度が2倍になったことで、ゲームのテンポが速くなり、スムーズな探索が可能になりました。さらに、会話や調査を簡単にする便利ボタンが追加され、操作性が大幅に向上しています。

ゲームシステムにおいては、性格システムが導入されたことが大きな特徴です。このシステムでは、プレイヤーの選択や行動によってキャラクターの性格が決定され、それが能力値の伸びに影響を与えます。
新たに追加された職業「盗賊」は、特に素早さが高いキャラクターに有利な職業となっています。また、プレイヤーはより多くのアイテムを持ち運べるようになり、物資管理がしやすくなりました。FC版にはなかったまとめ買い機能や、多くのアイテムが町中で入手可能になるなど、プレイの利便性が向上しています。

FC版に存在した特定の裏技やバグがSFC版では修正されている点も、ゲームの公平性を保つ上で重要です。これらの改良を通じて、SFC版『ドラゴンクエストIII』はより洗練され、遊びやすく、そして楽しめる作品となっています。

そしてこの年の、6月23日に、任天堂は初の本格的な3Dゲーム対応機「NINTENDO64」を発売しました。
このゲーム機は、三本の持ち手を持つユニークなデザインのコントローラーを特徴としており、中央に位置する3Dスティックは、当時としては革新的な操作感を提供しました。

同時に発売されたゲーム「スーパーマリオ64」は、三次元空間での自由な動きが可能で、多くの子供たちに大きな衝撃を与えました。また、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」や「大乱闘スマッシュブラザーズ」、「ゴールデンアイ007」など、今でも多くのファンに支持される名作が数多く登場していきます。

1997年以降(全29タイトル)

1997年以降になるとスーパーファミコンは「NINTENDO64」に市場は移り始めるため販売本数は少なくなっていきます。

しかし、販売本数が少ない分コレクター価値の高いゲームが多くあり、箱説アリになると高額ソフトも多数あるのが特徴的です。

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