【グリザイアの果実 -LE FRUIT DE LA GRISAIA-】PlayStation Vita 2013年発売
2023.10.11投稿

機種 | PlayStation Vita |
発売元 | プロトタイプ |
発売日 | 2013年8月8日 |
価格 | 6,380円 |
ジャンル | アドベンチャー |
『グリザイアの果実』シリーズは、2023年現在で6作品シリーズ化されており、PCからアプリゲームまで幅広く手掛けているのが特徴的です。
ビジュアルノベルゲームといったジャンルの中でも高い評価を受けており、未だ多くのファンに愛されています。
この記事ではシリーズの評価やストーリーについても詳しく紹介していきます。
『グリザイアの果実』シリーズとは

『グリザイアの果実』シリーズは、日本のビジュアルノベルゲーム制作会社、フロントウイングが制作した作品です。
元々グリザイアの果実はPCゲームメーカー「フロントウイング」の設立10周年記念作品として制作された18禁ゲームでした。
このシリーズは、異色の設定や深いストーリー、魅力的なキャラクターたちが特徴で、その評価は非常に高いものとなっており、PSP、Vitaへの移殖、更にアニメ化にまで至っています。
そして続編の「グリザイアの迷宮」とシリーズ完結編の「グリザイアの楽園」も大ヒットしました。
評価と賞
まず、シリーズ全体の評価と受賞歴について見ていきましょう。
『グリザイアの果実』は、萌えゲーアワード2011で大賞部門を含む複数の部門で金賞を獲得しました。
『ファミ通』誌のレビューでは、PSP移植版もPS Vita移植版も高い評価を受け、「シルバー殿堂入り」に認定されています。
萌えゲーアワード2011では大賞以外にも「シナリオ賞」「ユーザー指示賞」「主題歌賞」「純愛系作品賞」など数多くの賞を獲得しました。
ストーリーの魅力
『グリザイアの果実』シリーズは、主人公・風見雄二の視点から進行するストーリーが主に展開されます。
物語は、彼が転入生として訪れる私立美浜学園から始まります。
しかし、この学園には外界から隠された秘密があり、5人の女子生徒たちの過去には深い闇が潜んでいます。
物語は、雄二が彼女たちの過去を知り、彼女たちを救おうとする姿を描いています。
キャラクターの魅力
『グリザイアの果実』シリーズの魅力の一つは、個性豊かで魅力的なキャラクターたちです。以下は、いくつかの主要なキャラクターの紹介です。
- 風見雄二: 主人公で、傭兵としての経験を持つ青年。その知識は読書好きなこともあり豊富でありながら、コミュニケーション能力に若干問題があるためKYキャラクターとしても知られます。
- 榊由美子: 大手企業の社長の娘で、パソコンに精通している、その反面怖がり屋であったりと「松嶋みちる」とは違う正統派ツンデレキャラ。美少女でありながら、奇抜な趣味を持っています。
- 周防天音: 巨乳で「ビッチ」キャラ。京都弁を使いこなす料理の達人で、雄二に一目惚れする。過去のトラウマがあり、ストーリーでも鬱要素が強いキャラクターの一人。
主人公の風見雄二とは雄二が知らない所で実は関連性があるといった後のストーリーにも繋がっていく重要なキャラクターの一人。 - 松嶋みちる: 馬鹿で勉強ができない一方で、美浜学園のムードメーカーとなっている。ツンデレで金髪ツインテールの姿が特徴的だが、しかし、その姿は実は偽りで、内面はおとなしい性格。
日常回ではどうしてもオチに回されることが多いキャラクター - 入巣蒔菜: 天性の妹キャラで、風見雄二の影響を大きく受けながら成長していく。
近年の展開

近年ではグリザイア:ファントムトリガーがOVA、劇場上映と、「グリザイア クロノスリベリオン」のPC版が2023年4月28日に発売されていたり、「グリザイア 戦場のバルカローレ」がDMM GAMESにてR18要素として2022年4月5日にリリース(2023年3月23日にサービス終了)と多岐に渡り展開しています。