【ドラゴンボールZ】PS2で発売されたドラゴンボールのゲーム8選まとめ

【ドラゴンボールZ】PS2で発売されたドラゴンボールのゲーム8選まとめ

『ドラゴンボール』は、鳥山明氏によって1984年から1995年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、後に複数のアニメシリーズ、映画、ゲームに展開し大ヒット、日本のエンタメに欠かせない作品です。
物語は孫悟空と彼の仲間たちがどんな願いも叶えることができる龍が現れるドラゴンボールを探し集める冒険から始まります。
ドラゴンボールは、悟空の成長と、地球や宇宙を救うために数々の強敵と戦う姿を描いており、そのユーモアあふれるストーリー、魅力的なキャラクター、緊張感ある戦闘シーンで世界中に多くのファンを持ち、アニメや漫画文化に大きな影響を与えた作品として広く認知されています。

その魅力は、ゲームにおいても同様で、特にPlayStation 2(PS2)でリリースされたゲームシリーズは、数多くのファンにとって忘れがたい存在となっています。本記事では、PS2時代に発売された「ドラゴンボールZ」シリーズのゲームを発売日順に振り返り、それぞれの特色と魅力について深掘りしていきます。

「ドラゴンボールZ」シリーズの進化

「ドラゴンボール」シリーズのゲームは、スーパーファミコンからPS2まで幅広いプラットフォームで展開されており、ファンに多様なゲーム体験を提供し続けています。
スーパーファミコン時代では、特に『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』から『ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION』にかけての7作品が注目され、1992年にリリースされた『超サイヤ伝説』は多くのファンに愛されています。

一方、PS2での「ドラゴンボールZ」ゲームシリーズは、技術の進化に伴い、表現力とゲームプレイの深さが顕著に向上しました。全部で8作品が発売され、初期の作品から最終作に至るまで、ファンはシリーズの進化を目の当たりにしました。特に、シリーズを通じて強化されたスピード感溢れるバトルシーンは注目に値します。プレイヤーは瞬間移動や一気に詰める間合い、急速な連続攻撃を駆使し、アニメに匹敵するほどの迫力とスピードを体感することができました。この速度感とダイナミックな戦闘システムは、プレイヤーに前代未聞の興奮と満足感を提供し、まるで自分がドラゴンボールの世界に飛び込んだかのような感覚を味わわせてくれます。

これらのゲームは、技術進化のみならず、ドラゴンボールの魅力をさらに深く伝えるための重要な手段となっています。

ドラゴンボールZ(2003年2月13日発売)

「ドラゴンボールZ」は、PS2での冒頭を飾るタイトルとして、多くのファンに衝撃を与えました。
このゲームは、アニメの世界を再現しつつ、プレイヤーが様々なキャラクターを操作して戦う格闘ゲームの魅力を存分に発揮しました。
据え置き機としては、『ドラゴンボール FINAL BOUT』から実に6年振りの新作として原作のファンからの期待値はとても大きかったゲームです。


当時としては画期的な3Dグラフィックスと、直感的な操作性で、ドラゴンボールの壮大なバトルをリアルに再現しています。
約2年の開発期間を費やし、ドラゴンボールの世界を忠実に再現し、戦闘はプレイステーションで発売されていたドラゴンボール作品よりもスピード感と迫力が向上しています。

メインではるストーリーモードは、ナレーション付きで物語が進み、アニメのような展開で進んでいきます。更に説明書が漫画の表紙デザインであったりと、アニメだけではなく原作のドラゴンボールファンにも嬉しいサプライズとなっている仕様があります。

対戦モードでは初めは「悟空」「悟飯」「ピッコロ」「天津飯」「クリリン」の5人が使用可能となっており、残りのキャラクターはシルエットで表示されています。
ストーリーモードをクリアすると、ピッコロやベジータなど他のキャラクターの視点が追加され、シルエットが解放されて使用できます。
ストーリーには原作と違うオリジナルストーリーもあり、例えばクリリンを吸収したセルなどが登場したりと、原作を読みこんだファンでも唸らせる面白いストーリーとなっています。

戦闘はスピード感と、それを活かした迫力あるグラフィックです。
更にシステムとしてエネルギー弾を跳ね返す機能などがあり、原作の戦闘を再現しています。
スキルカスタム機能でキャラクターをカスタマイズが可能で、オリジナリティのあるキャラクターを作成して、2P対戦などで盛り上がる仕様になっているのも特徴です。
2Pカラーではキャラクターの衣装が原作に忠実に変わったりと、遊び心が満載なゲームとなっています。

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ドラゴンボールZ2(2004年2月7日発売)

続いて登場した「ドラゴンボールZ2」は、前作の成功を受けてわずか1年でのリリースされ、ゲーム性、グラフィック、ストーリーの全方位にわたる進化が図られました。

新たに「ドラゴンシェーディング」(トゥーンレンダリング)によりグラフィックは原作に近い雰囲気となっており、手描きアニメーション、あるいは漫画やイラスト風の作画(アニメ絵)でレンダリングするトゥーンレンダリングにより原作により近い感じとなっています。

特にアニメらしさを強調しているのが特徴で、「ドラゴンシェーディング」技術により、キャラクターの表現がアニメを超えるほどに迫力満点になったのも見どころの一つです。
この技術によって、光と影のコントラストが強調され、キャラクターたちの動きがより一層ダイナミックに、そして生き生きと描かれています。
バトルシーンでは、この「ドラゴンシェーディング」の効果が特に顕著で、鮮やかなエフェクトとともに、キャラクター達の技が画面いっぱいに展開される様は、まるで視聴者がその場にいるかのような臨場感を生み出しています
加えて、背景美術にも注目が集まります。遠くの山脈から近くの草一本一本まで、細部にわたる丁寧な描写は、物語の世界に深い没入感を与え、ドラゴンボールならではの体験を可能にしています。

ゲームを起動すると、最初に流れる「くすぶるheartに火をつけろ!!」に驚かされます。
前作は「CHA-LA HEAD CHA-LA」でしたが、今回はオリジナル曲を影山ヒロノブ氏が歌い上げており、これだけでも必見のゲームとなっています。

前作では登場しなかった魔人ブウ編のキャラクターを始め、多くのキャラクター達が参戦した。
またフュージョンやポタラ、吸収と戦闘中の形態変化が多彩となっていたり、ビーデルが操作可能なキャラクターとして初登場、フリーザの息子「クリーザ」が登場したりと、ユニークなキャラクターが多く登場したゲームとなっています。

特にこの作品では、戦闘システムに大幅な改良が加えられ、より戦略的で深みのあるバトルが可能となりました。かめはめ波などの必殺技がいつでも使用可能になったりと、操作性の改善により、プレイヤーはキャラクターごとの特殊技やコンボを駆使して戦うことが求められ、戦闘の緊張感が一層高まっています。
必殺技では攻撃側が防御側と違うボタンを押すことができれば追加ダメージを与えることができたり、フュージョンの際には画面下に表示されたコマンドを入力することにより発動したりと、フュージョン技や特定の条件での合体技などでは繊細なボタン入力が求められます。
そういったことから連続攻撃や追撃チャンスが充実し戦闘の迫力が前作から大きく進化しています。

「ドラゴンボールZ2」は、ファンから高い評価を受け、PS2におけるドラゴンボールシリーズの地位を不動のものにしました。進化するゲームシステムと深まるストーリーラインは、この後もシリーズの大きな特徴となっていきます。

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ドラゴンボールZ3(2005年2月10日発売)

ドラゴンボールZシリーズの第三作目にあたる「ドラゴンボールZ3」は、PS2でのドラゴンボールシリーズの集大成とも言える作品です。
ゲームは新規作成ロード画面などでは孫悟飯の子供であるパンちゃんがガイド役として案内してくれたり、スキルショップがランチさん、メインメニューでは悟空が説明、ピッコロの運転する車に全員集合するカットがあったりと今回もニヤリとさせられる演出が満載です。

ストーリーモードに当たる、ドラゴンユニバースでは、前回のボードゲーム風とは違い地球とナメック星を3Dで自由に飛び回れるようになっています、キャラクターを育成しながらストーリーを進めていく過程は、この作品の最大の特徴であり、広大なゲームワールドを縦横無尽に堪能できるのが魅力の一つです。
ストーリーの合間に様々なイベントが発生し、フィールドには様々なアイテムが落ちていたりと原作以外のイベントも楽しめるのもこのゲームの特徴です。

バトルシステムは前作以上にパワーアップした超高速移動と更にそこからの反撃、連続でエネルギー弾を出すこと惑星が吹き飛ぶような究極技の演出など随所にドラゴンボールらしさが備わっています。

戦闘システムも更に洗練され、キャラクターごとの個性がより際立つようになりました。各キャラクターの特徴を活かした戦略が求められるようになり、プレイヤーにはそれぞれのキャラクターに対する深い理解が必要とされます。また、ゲーム内で使用できる技の種類も大幅に増加し、バトルの可能性が広がりました。

本作から原作の『ドラゴンボール』以外にも劇場版に登場したブロリーや、GTから超一星龍などの一部のキャラクターも登場しており、更に栽培マンやセルジュニアなど前作では使用できなかったキャラクターがプレイアブルキャラとして使用可能になっています。

この作品によって、ドラゴンボールシリーズのゲームは新たな高みを迎え、後続の作品に大きな影響を与えました。

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ドラゴンボールZ Sparking!(2005年10月6日発売)

「ドラゴンボールZスパーキング」は、ドラゴンボールのゲーム史において、革命的な一歩を踏み出した作品と言えます。
その最大の魅力は、完全な3D空間で繰り広げられるバトルにあります。
これまでのドラゴンボールゲームが示してきた美しい3Dグラフィックも素晴らしいものでしたが、戦闘の舞台は主に2Dまたは横軸上に限定されており、従来の格闘ゲームのようなシステムでした。
しかし、「スパーキング」シリーズの登場により、プレイヤーはアニメで見たような、派手でスピーディーなバトルを自分の手で体験できるようになります。
原作さながらに空を飛び、地を駆け、時には水中へと戦場を移し、ドラゴンボールの世界を完全に3Dで楽しむことができるのです。

使用可能なキャラクターの数も「スパーキング」シリーズの大きな魅力の一つです。
合計91人ものキャラクター(変身等も含めて)が登場し、その中には劇場版からのキャラクターや、GTシリーズのキャラクターも含まれています。
これにより、ファンは幅広い選択肢から自分のお気に入りのキャラクターを選び、操ることができます。
また、ストーリーモードで集めたアイテムを用いて新しいキャラクターを開放したり、特定のキャラクターを組み合わせてフュージョンさせることで、新しいキャラクターを作り出すことができます。このシステムは、ドラゴンボールの世界観を深く掘り下げ、プレイヤーに新たな楽しみ方を提供しています。

ストーリーモードでは、悟空たちの歴史的な戦いを追体験することができますが、それに加えて「IF」のシナリオを楽しむことも可能です。このIFストーリーは、既存のストーリーに新たな解釈を加えることを可能にし、ファンにとっては新鮮な驚きを提供します。
例えば、「もしもフリーザがスーパーサイヤ人の悟空に勝っていたら」というようなシナリオをプレイすることで、ドラゴンボールの「何が起こったか」ではなく、「何が起こり得たか」を探究することができます。

また、ゲームはキャラクターごとの特徴的なモーションや、アニメでの動きを忠実に再現しており、キャラクターたちが画面上で生き生きと動き回る様子を感じることができます。この細かなディテールへのこだわりは、ドラゴンボールの世界にさらに深く没入することを可能にします。

対戦モードでは、キャラクターの組み合わせによって200種類以上の特殊な掛け合いが発生します。これは、ゲーム制作者のドラゴンボールへの愛が感じられる部分であり、プレイヤーが様々なキャラクターの組み合わせを試す楽しみを提供します。
孫悟飯VSラディッツのような組み合わせからなど、これらの特殊な掛け合いは、キャラクター同士の関係性や背景を掘り下げ、ファンにとっては貴重な追加要素となります。

「ドラゴンボールZスパーキング」は、これらの要素を組み合わせることで、ただのゲームを超えた、ドラゴンボールの世界を体験するためのプラットフォームを提供しています。完全な3D空間でのバトル、多様なキャラクター選択、キャラクター開放とフュージョン、ストーリーモードとイフストーリー、キャラクターごとのモーションと細かなディテール、そして対戦モードの特殊な掛け合い。これら全てが合わさり、「ドラゴンボールZスパーキング」はファンにとって忘れられない体験を提供しています。ドラゴンボールのゲームを愛するすべての人々にとって、このシリーズは確かに特別な場所を占めているのです。

更に2024年にはドラゴンボールの新作「ドラゴンボール Sparking! ZERO」が発売されます。
Sparking!シリーズの最新作といったこともありファンには待ち遠しいゲームとなっています。

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超ドラゴンボールZ

『超ドラゴンボールZ』は、ドラゴンボールZの世界観をベースにした格闘ゲームであり、アーケード版の発売に続き、改良された内容を含むPS2版がリリースされた。ゲームは経験値の蓄積やドラゴンボールの収集によるキャラクターのカスタマイズが可能という特徴を持ち、プレイヤーは自分のキャラクターを成長させる楽しみを味わえる。

「超ドラゴンボールZ」は、前述したドラゴンボールシリーズの中でも特に独特な位置づけにあるゲームです。
この作品は、従来のドラゴンボールゲームとは一線を画し、より技術と戦略を要求される格闘ゲームとして開発されました。

操作システムは、格闘ゲーム『ストリートファイターシリーズ』の船水紀孝・西谷亮を開発チームに迎えることで、独自の操作感を実現しています。
これにより、プレイヤーは格闘ゲームに慣れ親しんだ操作感覚で新しいドラゴンボールとしての格闘アクションを楽しむことができるのです。
また、ガードやジャンプをボタン操作で行うなど、本作独自の操作方法も導入されていおり、一風変わった操作方法も話題となりました。

キャラクターは原作のキャラクターが多数登場し、アーケード版からPS2版への移植にあたり追加キャラクターが登場。
特にPS2版では、魔人ブウやメカフリーザなどの人気キャラクターが追加され、プレイヤーはより多くのキャラクターから選択して遊ぶことができるようになっています。
それぞれのキャラクターには独自のスキルや特殊コスチュームが用意されており、プレイスタイルに合わせてカスタマイズが可能。

ゲームモードも豊富で、単独でCPUと戦うオリジナルモードから、他のプレイヤーと対戦するバーサスモード、10連続して敵と戦うZサバイバーなど、様々な遊び方が提供されてます。
これにより、プレイヤーは自分の好みに合わせたゲームプレイを楽しむことができるようになっています。

ドラゴンボールゲームシリーズの中で異彩を放つ作品でありながら、そのユニークなアプローチによって多くのファンの心をつかみました。格闘ゲームとしての奥深さと、ドラゴンボールの世界観の融合は、このゲームの大きな魅力と言えるでしょう。

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ドラゴンボールZ Sparking! NEO(2006年10月5日発売)

『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』は、スパイクが開発し、バンダイナムコゲームスが発売した3D対戦アクションゲームです。このゲームは、『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズの第2作目に位置付けられており、前作の成功を受けてさらに多くの改良となる新キャラクターや新アクションの追加が特徴的です。そして今作ではシリーズとして初めて、プレイヤーはバトル中にキャラクターを変身させることができるようになりました。

トランスフォームDシステムは、『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』における大きな新機能の一つです。
このシステムにより、プレイヤーはバトル中にキャラクターを変身させることが可能となりました。
それまでの作品では、各キャラクターの異なるフォームは別々のキャラクターとして扱われていましたが、本作ではゲージを消費することで、同一キャラクター内でのフォームチェンジが実現しています。

  • トランスフォームDシステムの概要: バトル中に特殊なゲージを消費してキャラクターが変身できるようになり、例えば孫悟空は通常状態からスーパーサイヤ人へ、フリーザは第二形態、第三形態へと変身が可能です。
  • 臨場感の向上: キャラクターが変身することで、バトルのスピード感や臨場感が格段に増しています。視覚的な変化だけでなく、戦略的な要素も加わることで、プレイヤーの没入感が高まります。
  • 体力の最大値の変動: 変身によりキャラクターの体力の最大値が上下します。この変動により、体力が回復したり、逆に減少したりするため、変身のタイミングが戦略的な意味を持ちます。
  • 初期フォームの選択可能性: キャラクター選択時に、最初から変身後のフォームを選択することも可能です。これにより、プレイヤーは戦略に応じて最適な状態からバトルを開始できます。

トランスフォームDシステムの導入は、単なるビジュアルの変化にとどまらず、ゲームプレイに深い戦略性をもたらしています。変身のタイミングや選択するフォームは、バトルの勝敗に直結する要素となり得ます。例えば、ピンチの際に強力なフォームへと変身して逆転を狙う、あるいは体力回復を目的に変身するなど、多様な戦術が生まれることでしょう。

このシステムは、『ドラゴンボール』の世界観をゲーム内でよりリアルに再現する効果もあります。アニメや漫画でお馴染みのキャラクターたちが画面上で変身する様は、ファンにとって大きな魅力となるはずです。また、キャラクターの能力変化に合わせて戦術を変えることが求められるため、プレイヤーの戦略的思考も刺激されます。トランスフォームDシステムは、『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』のゲームプレイを大きく豊かにした革新的な機能と言えるでしょう。

更に、本作の魅力の一つは、その豊富なキャラクター数にあります。
PS2版では129人のキャラクターが登場し、各キャラクターには独自のアクションや必殺技が設定されています。

ゲーム内容としては、ドラゴンアドベンチャー、アルティメットバトルZ、対戦モード、ドラゴントーナメントなど、多彩なモードが用意されています。ドラゴンアドベンチャーでは、サイヤ人襲来からドラゴンボールGTまでの原作ストーリーを体験でき、RPG方式で進行します。
また、アルティメットバトルZでは、敵を倒しながらカリン塔の頂上を目指します。

特に注目すべきは、IFストーリーと呼ばれるモードで、これは特定条件下で解禁される「もしも」のストーリーを楽しめる部分です。
たとえば、「運命の兄弟編」では、ラディッツが記憶喪失になり、孫悟空の家族との交流を通じて新たな物語が展開したりと、原作とはズレていながらも作りこまれているストーリーは魅力の一つとなっています。

グラフィックと演出面でも進化を遂げており、特に必殺技や変身シーンのビジュアルは、アニメさながらの迫力をゲーム内で体験することができます。このような点が、「Sparking! NEO」をシリーズのファンだけでなく、アクションゲームファンからも高く評価される理由となっています。

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ドラゴンボールZ Sparking! METEOR(2007年10月4日発売)


「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR」は、スパイクが開発しバンダイナムコゲームスが発売したSparking! シリーズの集大成とも言える作品で、前作までの要素を更に推し進めた最終作です。
このゲームの最大の特徴は、161人が登場する、その圧倒的なキャラクター数と、各キャラクターの緻密な再現度にあります。
プレイヤーはドラゴンボールシリーズの中で登場するほぼ全キャラクターを操作することが可能で、これまでにない規模のバトルを楽しむことができます。

『METEOR』では、原作のストーリーを忠実に追体験できる「ドラゴンヒストリー」モードをはじめ、今回もゲームオリジナルの「IFストーリー」が導入されています。
このIFストーリーは、前述でも紹介したように本作でも、原作にはない「もしも」のシナリオを楽しめる点が特徴で、プレイヤーに新鮮な驚きと楽しみを提供しています。

161人ものキャラクターが登場することで、プレイヤーは多様な戦略を立てることができます。各キャラクターには独自の技や特性があり、相手や戦況に応じて最適なキャラクターを選択することが求められます。
加えて、新システムや新アクションの導入により、戦闘はより戦略的でダイナミックなものになりました。例えば、ステージの昼夜選択は戦いに新たな戦略性をもたらし、Zカウンター(攻撃があたる瞬間に、コマンドを入力することで気力を消費し相手の後ろに移動する)やソニックスウェイ(カウンターで蹴り上げ敵の気力を減らせる)などの新アクションによって、プレイヤーは相手の攻撃を巧みにかわしつつ反撃することが可能です。

『METEOR』には、ドラゴンヒストリー、アルティメットバトル、ドラゴンワールドツアー、対戦モードなど、複数のゲームモードが用意されています。
これにより、プレイヤーは単にバトルを楽しむだけでなく、キャラクター育成やミッション達成など様々なゲームプレイを堪能できます。特に、アルティメットバトルでは、「シムドラゴン」によるキャラクター育成や「ミッション100」での連戦挑戦など、長時間にわたって楽しめる要素が満載です。

『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』は、シリーズ最多のキャラクター登場数、新たに導入されたIFストーリーや多彩なゲームモード、そして独自の新システムやアクションにより、これまでにないドラゴンボールZのゲーム体験を提供します。プレイヤーは、原作の追体験はもちろんのこと、原作にはない新たなストーリーや戦いを自らの手で創り出すことができ、ドラゴンボールZの世界をより深く、より広く楽しむことができるでしょう。

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ドラゴンボールZ インフィニットワールド(2008年12月4日発売)

『ドラゴンボールZ インフィニットワールド』は、バンダイナムコゲームスから2008年12月4日にリリースされた、PlayStation 2向けの対戦型アクションゲームです。
このゲームは、2003年から2007年にかけて発売された『ドラゴンボールZ』シリーズおよびPlayStation Portable専用の『ドラゴンボールZ 真武道会』シリーズの精神的な集大成とされ、PS2でのドラゴンボールゲームとしては最後の作品となりました。

「ドラゴンボールZ インフィニットワールド」は、PS2での「ドラゴンボール」ゲームシリーズの締めくくりとして発売された作品であり、過去のシリーズを継承しつつも、新しい試みが盛り込まれた意欲作です。

『インフィニットワールド』は、ドラゴンボールの壮大な物語をゲーム内で体験できる「ドラゴンミッション」モードを核としています。
このモードでは、サイヤ人編から魔人ブウ編、そして『ドラゴンボールGT』までのストーリーを、130種類以上のミッションを通じてプレイヤーが体験することができます。
これらのミッションは、対戦はもちろん、特定の条件をクリアすることで進行するため、単純な対戦型アクションゲームを超えた深みと楽しさを提供します。

ドラゴンミッションでは、通常のバトルのほか、様々なミニゲームが含まれています。
これらのミニゲームは、プレイヤーにとって新鮮な楽しみを提供し、ゲームプレイの幅を広げる役割を果たします。
それぞれの完成度は高いとは言えないものの、ミニゲームの種類は多岐にわたり、息抜きとしてのちょうど良い難易度に設定されています。

また、変身形態を含めて100種類以上のキャラクターが登場し、豊富なキャラクター選択肢とそれぞれの特徴や技がゲームの魅力をさらに高めています。
基本操作とシステムは『ドラゴンボールZ』シリーズの初期作品と共通している部分が多いものの、新たな特殊操作や防御法などが導入され、ゲームプレイの幅が広がっています。例えば、Z3にあったドラゴンラッシュや気弾バーストはなくなり、代わりに挑発や受け身、追い討ちなどの新たな戦術要素が追加されています。

ドラゴンボールの世界をさらに深く楽しめるように、『インフィニットワールド』には「ドラゴンデュエル」、「戦士の修行」、「戦士の部屋」など、様々なサブモードが用意されています。
これらのモードでは、技の練習や、ドラゴンミッションで稼いだ金でスキルを購入するなど、戦いに備えるための準備を行うことができます。また、特定の条件を満たすとプレイできる「ファイターズロード」などの隠し要素も存在し、長時間プレイを促します。

「ドラゴンボールZ インフィニットワールド」は、過去のシリーズの良さを継承しながら、新たな魅力を加えた作品として、ファンに新しい体験を提供しました。PS2でのドラゴンボールゲームシリーズの集大成として、その名を刻んでいます。

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まとめ

PlayStation 2(PS2)時代にリリースされた「ドラゴンボール」シリーズのゲームは、アニメや漫画の世界をゲーム内で見事に再現し、ファンに無限の楽しみを提供しました。
各作品は、「ドラゴンボールZ」から始まり、「ドラゴンボールZ Sparking!」シリーズへと続く進化の過程で、戦闘システムの改良、キャラクターの追加、グラフィックの向上など、様々な面で革新を遂げてきました。

「超ドラゴンボールZ」は、格闘ゲームとしての新たな挑戦を行い、その独特なアプローチで多くのプレイヤーを魅了し、また「ドラゴンボールZ インフィニットワールド」では、PS2での「ドラゴンボール」ゲームシリーズの集大成として、多様なゲームプレイと豊富なコンテンツでファンを楽しませました。

そして、今後の展望として、「ドラゴンボール Sparking! ZERO」が注目されています。
この新作は、スパイク・チュンソフトによって開発され、バンダイナムコエンターテインメントから発売予定です。
3D対戦アクションゲームとして、原作に登場する豊富なキャラクターたちを操作し、迫力あるバトルを楽しむことができると期待されています。この新たな一歩が、ドラゴンボールゲームシリーズにどのような革新をもたらすのか、ファンならずとも大きな注目を集めています。

今回したこれらのゲームは、ただのゲームとしてではなく、ドラゴンボールの物語とキャラクターに深く没入するための手段となりえます。
PS2というプラットフォームを通して、ファンはドラゴンボールの世界をより深く、よりリアルに体験することができました。
未だにプレイしたことがない方は、この機会にぜひ挑戦してみてください。
PS2の「ドラゴンボール」シリーズは、アニメや漫画だけでは味わえない、独特の楽しみ方を提供してくれるでしょう。

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