【ドラゴンボール】発売されたゲームソフト スーパーファミコン編 7選まとめ 『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』から 『ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION』まで
2024.11.12更新
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「ドラゴンボール」は、鳥山明氏による日本の漫画作品であり、またそれを原作としたアニメや映画などのメディアミックス作品です。
作品は、1984年から1995年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載され、その後も続編やスピンオフ作品が制作されています。
今回紹介するスーパーファミコンで発売されたソフト達は、当時のスーパーファミコンの性能を活かした美しいグラフィックと、緻密なアクション性が特徴的、原作やアニメの世界観をうまく再現されています。
発売一覧表
発売日 | 価格 | ||
ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説 | 1992年1月25日 | 10,450円 | |
ドラゴンボールZ 超武闘伝 | 1993年3月20日 | 10,780円 | |
ドラゴンボールZ 超武闘伝2 | 1993年12月17日 | 10,780円 | |
ドラゴンボールZ 超武闘伝3 | 1994年9月29日 | 10,780円 | |
ドラゴンボールZ 超悟空伝 -突激編- | 1995年3月24日 | 11,880円 | |
ドラゴンボールZ 超悟空伝 -覚醒編- | 1995年9月22日 | 11,880円 | |
ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION | 1996年3月29日 | 8,580円 |
ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説
機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1992年1月25日 |
価格 | 10,450円 |
ジャンル | RPG |
『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』はラディッツ・ナッパ・ベジータが襲来するサイヤ人編からナメック星でのフリーザ一味との激闘までを再現、RPGとして発売されたタイトルです。
原作でいえば17巻(Amazon商品ページ)から28巻(Amazon商品ページ)までの物語をベースに進んでいきます。
戦闘はファミコンでもお馴染みとなっていたカードバトルに近い戦闘で進んでいきます。
スーパーファミコンの機能を活かした動きのあるグラフィックが特徴で、空中戦の時に上から海や地面に叩きつける際の演出で拡大縮小機能を活用していたり、舞空術で敵に体当たりする演出、かめはめ波を打つ際の力強い演出等、当時のスーパーファミコンの機能をフル活用した映像は当時ファンを喜ばせてくれました。
ラディッツとの戦闘では孫悟飯のカードを使用しないとダメージが効かない所や、悟空がラディッツを抑えている間はHPが削られていく等とRPGの要素を活かしたゲーム性も評価された点です。
カードシステムが特徴的だったドラゴンボールのファミコンをまとめた記事もあります。
こちらのリンクから⇩
ドラゴンボールZ 超武闘伝
機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1993年3月20日 |
価格 | 10,780円 |
ジャンル | 対戦格闘 |
1993年に発売された『ドラゴンボールZ 超武闘伝』は対戦格闘ゲームとして新しいジャンルを築いていきます。
当時ストリートファイターⅡなどが流行なのもありドラゴンボールでも格ゲーのシステムを採用。
しかし、舞空術を使用した空中からの気弾攻撃、スピード感ある拳や蹴りによる通常攻撃など他の対戦ゲームとは一線を画す存在となりました。
このシステムは他のドラゴンボールゲームにも採用されていきます。
空中と地上での2画面に分割するアイディア、かめはめ波などの光弾技を使用した際の声優さんの声や、その光弾を相手が躱す動作や、跳ね返す等のコマンド入力があるなど当時のゲームでは斬新な発想で当時のファンを魅了していきます。
売上は国内だけでも推定141万本、ドラゴンボールゲームの第一位の売上本数と輝いています。
ストーリーも充実しており、マジュニア編からセル編までの10ステージを戦うことなるのですが、難易度を「きびしい」以上に設定して原作通りの対戦し、最後の完全体セルを倒すと11ステージ目に突入、ここで真のエンディングがみることができるといった設定もマニアを唸らせました。
ドラゴンボールZ 超武闘伝2
機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1993年12月17日 |
価格 | 10,780円 |
ジャンル | 対戦格闘 |
前作からわずか8ヶ月程で販売された第2弾。
前作からグラフィックがスマートになり、批判されていた技のモーションが遅いや、技数が少ないなども考慮されており大幅に改善されています。
更に森林の中や水中の移動などフィールドマップも増えているのも特徴的です。
前回まで必殺技の応酬である「ガード」「はじく」「かき消す」は健在で、そこから追加として「撃ち返す」で連打数で勝ち負けがきまるなどの対戦要素が増えています。
更にストーリーも凝っていて、セル編を中心にしてストーリーは展開していき、そこからストーリーの選択肢や勝敗で劇場版『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』(Amazon商品ページ)で出演した『ボージャック』と『ザンギャ』、そしてラスボスとして劇場版『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』(Amazon商品ページ)の『ブロリー』が出てくるストーリーもドラゴンボールの世界観を堪能でき、やり込み要素が多く楽しめた部分だと感じています。
ドラゴンボールZ 超武闘伝3
機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1994年9月29日 |
価格 | 10,780円 |
ジャンル | 対戦格闘 |
格闘ゲームとしては前作のシステムを活かしつつも気の溜めるスピードが上昇していたり、メテオスマッシュなどの技のビジュアルがアップしていたりと対戦ゲームとしては全体的にテンポがいいゲームとなっています。
しかし、1と2であったストーリーの「武闘伝」モードがなくなったことにより、友達との対戦などには特化していたが一人で遊ぶには厳しい面が多くなってしまった印象。
魔人ブウ編が途中だった為と思われるが前作までの「武闘伝」モードの映画のキャラが出てきたり、特殊な掛け合いがあったりのファンサービスが良かったために残念な結果となってしまった。
スーパーファミコンとしての超武闘伝シリーズは本作で終わりとなり、後はセガサターンや3DS等に一部システムを取り入れながらも引き継がれていくことになります。
ドラゴンボールZ 超悟空伝 突激編
機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1995年3月24日 |
価格 | 11,880円 |
ジャンル | RPG |
原作の1巻(Amazon商品ページ)からピッコロ大魔王との戦いがある14巻(Amazon商品ページ)までのストーリーで進められていきます。
戦闘以外はアドベンチャーゲームのように選択肢を選んで進めていくのですが、原作とは違う選択肢を選ぶと特殊なイベントとなったりと遊びの要素が詰め込まれており長く楽しめる工夫となっています。
しかし原作通りの選択肢を選ばないと敵と出会わず経験値が足りなくて苦戦するなど危険な要素でもありますが。
ドラゴンボールZ 超悟空伝 覚醒編
機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1995年9月22日 |
価格 | 11,880円 |
ジャンル | RPG |
前作の続編となっておりシステム的には変更ありません。
原作の14巻マジュニアとの戦いからフリーザとの戦いまでを追体験していきます。
特にこのゲームで面白いのがIFストーリーで、一度クリアすると選択肢が増えた状態で様々なギャグに近いバッドエンドが堪能できる。
周回要素として何度でも楽しめるのは原作ファンとしては高評価な一つとなっています。
ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION
機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1996年3月29日 |
価格 | 8,580円 |
ジャンル | 対戦格闘 |
ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION(ハイパーディメンション)は、1996年にバンダイからスーパーファミコン用ソフトとして発売された格闘ゲームです。ドラゴンボールZシリーズの中でも、特にファンから高い評価を受けている作品の一つで、当時のゲームシーンにおいても注目を集めました。
このゲームは、ドラゴンボールZのフリーザ編から魔人ブウ編までのストーリーをカバーしており、ゲーム内では主要なキャラクターがプレイヤブルキャラクターとして登場します。
キャラクターには孫悟空、ベジータ、ピッコロ、フリーザ、セル、魔人ブウなどの全10キャラが登場、それぞれ独自の技や能力を持っています。
ゲームの特徴の一つは、そのグラフィックの美しさにあります。
スーパーファミコンの限界に挑戦したかのような、詳細なキャラクターの描写と、滑らかなアニメーションが特徴的で、当時としては非常に高品質なビジュアルを実現していました。
ゲームプレイに関しても、HYPER DIMENSIONは独特なシステムを採用しています。
一般的な格闘ゲームとは異なり、キャラクター間の距離感を重視した戦闘システムを導入。遠距離、中距離、近距離での戦い方が異なり、この距離に応じてプレイヤーは戦略を変えなければなりません。
また、空中戦や追尾するエネルギー波など、ドラゴンボールZのアニメで見せる戦闘シーンをゲーム内で再現しており、ファンにはたまらない内容となっています。
ストーリーモードでは、アニメのストーリーに沿って戦いを進めていくことになりますが、ゲーム独自の展開も楽しむことができます。また、2人対戦モードも搭載されており、友達と一緒に楽しむことも可能です。
HYPER DIMENSIONは、発売から年月が経過してもなお、ドラゴンボールZを題材とした格闘ゲームの中で特に評価が高い作品です。その理由は、ドラゴンボールZの世界観を忠実に再現したこと、当時としては画期的だったグラフィックスとアニメーション、そして独自性のあるゲームプレイにあります。今日でも多くのファンに愛され続ける理由がここにあります。
ドラゴンボールZ HYPER DIMENSIONは、ドラゴンボールゲーム史上において重要な位置を占める作品であり、その魅力は現代のゲームにも通じるものがあります。アニメファンはもちろん、格闘ゲーム愛好家にも推薦できる、時代を超えた名作と言えるでしょう。
まとめ
上記で紹介したように、数多くあるスーパーファミコンのキャラゲーの中でも、『ドラゴンボール』シリーズは格別の人気を誇っています。
特に、1993年に発売された『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』は、当時の映画との相乗効果を受け、非常に高い評価を受けた作品です。
そのストーリーモードは深く練られており、ファンからは「神ゲー」と称されるほど。
おそらく多くの方が、自分でプレイしたり、YouTubeでプレイ動画を視聴した経験があるのではないでしょうか。
ドラゴンボールシリーズのゲームには、このように伝説的なタイトルから最新作に至るまで、幅広いラインナップが存在します。もし興味があり、さらに深く探求したいとお考えであれば、本記事を含む他の記事も参照してみることをお勧めします。