【ドラゴンボール】発売されたゲームソフト スーパーファミコン編 7選まとめ 『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』から 『ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION』まで
2023.03.16投稿

「ドラゴンボール」は、鳥山明氏による日本の漫画作品であり、またそれを原作としたアニメや映画などのメディアミックス作品です。
作品は、1984年から1995年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載され、その後も続編やスピンオフ作品が制作されています。

今回紹介するスーパーファミコンで発売されたソフト達は、当時のスーパーファミコンの性能を活かした美しいグラフィックと、緻密なアクション性が特徴的、原作やアニメの世界観をうまく再現されています。
発売一覧表
ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説

機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1992年1月25日 |
価格 | 10,450円 |
ジャンル | RPG |
『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』はラディッツ・ナッパ・ベジータが襲来するサイヤ人編からナメック星でのフリーザ一味との激闘までを再現、RPGとして発売されたタイトルです。
原作でいえば17巻(Amazon商品ページ)から28巻(Amazon商品ページ)までの物語をベースに進んでいきます。


戦闘はファミコンでもあったカードバトルに近い戦闘で進んでいきます。
スーパーファミコンの機能を活かしたグラフィックが特徴で、空中戦の時に上から海や地面に叩きつける際の演出で拡大縮小機能を活用していたり、舞空術で敵に体当たりする演出、かめはめ波等当時のスーパーファミコンの機能をフル活用した映像は当時ファンを喜ばせてくれました。

ラディッツとの戦闘では孫悟飯のカードを使用しないとダメージが効かない所や、悟空がラディッツを抑えている間はHPが削られていく等とRPGの要素を活かしたゲーム性も評価された点でした。

カードシステムが特徴的だったドラゴンボールのファミコンをまとめた記事もあります。
こちらのリンクから⇩
ドラゴンボールZ 超武闘伝

機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1993年3月20日 |
価格 | 10,780円 |
ジャンル | 対戦格闘 |

1993年に発売された『ドラゴンボールZ 超武闘伝』は対戦格闘ゲームとして新しいジャンルを築いていきます。
当時ストリートファイターⅡなどが流行なのもありドラゴンボールでも格ゲーのシステムを採用。
しかし、舞空術を使用した空中からの気弾攻撃、スピード感ある拳や蹴りによる通常攻撃など他の対戦ゲームとは一線を画す存在となりました。
このシステムは他のドラゴンボールゲームにも採用されていきます。

空中と地上での2画面に分割するアイディア、かめはめ波などの光弾技を使用した際の声優さんの声や、その光弾を相手が躱すや跳ね返す等のコマンド入力があるなど当時のゲームでは斬新な発想で当時のファンを魅了していきます。
売上は国内だけでも推定141万本で、ドラゴンボールゲームの第一位の売上本数と輝いています。

ストーリーも充実しており、マジュニア編からセル編までの10ステージを戦うことなるのですが、難易度を「きびしい」以上に設定して原作通りの対戦し、最後の完全体セルを倒すと11ステージ目に突入、ここで真のエンディングがみることができるといった設定もマニアを唸らせました。
ドラゴンボールZ 超武闘伝2

機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1993年12月17日 |
価格 | 10,780円 |
ジャンル | 対戦格闘 |

前作からわずか8ヶ月程で販売された第2弾。
前作からグラフィックがスマートになり、批判されていた技のモーションが遅いや、技数が少ないなども考慮されており大幅に改善されています。
更に森林の中や水中の移動などフィールドマップも増えているのも特徴的です。
前回まで必殺技の応酬である「ガード」「はじく」「かき消す」は健在で、そこから追加として「撃ち返す」で連打数で勝ち負けがきまるなどの対戦要素が増えています。

更にストーリーも凝っていて、セル編を中心にしてストーリーは展開していき、そこからストーリーの選択肢や勝敗で劇場版『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』(Amazon商品ページ)で出演した『ボージャック』と『ザンギャ』、そしてラスボスとして劇場版『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』(Amazon商品ページ)の『ブロリー』が出てくるストーリーもドラゴンボールの世界観を堪能でき、やり込み要素が多く楽しめた部分だと感じています。
ドラゴンボールZ 超武闘伝3

機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1994年9月29日 |
価格 | 10,780円 |
ジャンル | 対戦格闘 |

格闘ゲームとしては前作のシステムを活かしつつも気の溜めるスピードが上昇していたり、メテオスマッシュなどの技のビジュアルがアップしていたりと対戦ゲームとしては全体的にテンポがいいゲームとなっています。

しかし、1と2であったストーリーの「武闘伝」モードがなくなったことにより、友達との対戦などには特化していたが一人で遊ぶには厳しい面が多くなってしまった印象。
魔人ブウ編が途中だった為と思われるが前作までの「武闘伝」モードの映画のキャラが出てきたり、特殊な掛け合いがあったりのファンサービスが良かったために残念な結果となってしまった。
スーパーファミコンとしての超武闘伝シリーズは本作で終わりとなり、後はセガサターンや3DS等に一部システムを取り入れながらも引き継がれていくことになります。
ドラゴンボールZ 超悟空伝 -突激編-

機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1995年3月24日 |
価格 | 11,880円 |
ジャンル | RPG |

原作の1巻(Amazon商品ページ)からピッコロ大魔王との戦いがある14巻(Amazon商品ページ)までのストーリーで進められていきます。

戦闘以外はアドベンチャーゲームのように選択肢を選んで進めていくのですが、原作とは違う選択肢を選ぶと特殊なイベントとなったりと遊びの要素が詰め込まれており長く楽しめる工夫となっています。
しかし原作通りの選択肢を選ばないと敵と出会わず経験値が足りなくて苦戦するなど危険な要素でもありますが。

ドラゴンボールZ 超悟空伝 -覚醒編-

機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1995年9月22日 |
価格 | 11,880円 |
ジャンル | RPG |

前作の続編となっておりシステム的には変更ありません。
原作の14巻マジュニアとの戦いからフリーザとの戦いまでを追体験していきます。

特にこのゲームで面白いのがIFストーリーで、一度クリアすると選択肢が増えた状態で様々なギャグに近いバッドエンドが堪能できる。
周回要素として何度でも楽しめるのは原作ファンとしては高評価な一つとなっています。
ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION

機種 | スーパーファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1996年3月29日 |
価格 | 8,580円 |
ジャンル | 対戦格闘 |

スーパーファミコン最後のドラゴンボールゲーム『ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION』はスーパーファミコン後期の作品といったこともありビジュアル面の綺麗さ、システムの快適さで格ゲーファンからはかなりの良作として完成度の高いゲームとして認知されています。
しかし世間ではプレイステーションやセガサターンのゲームが全盛期になりだし、残念ながら知らない、プレイしたことがないといった方も多いゲームとなります。


登場人物も『孫悟空』を始め『ベジータ』 『ゴテンクス』 『孫悟飯』 『ベジット』 『ピッコロ』『 フリーザ』 『セル』 『ミスター・ブウ』 『魔人ブウ(純粋悪)』と計10人のプレイアブルキャラクターとなっており、原作を網羅しているのは評価点として挙げられます。
まとめ
キャラゲーの中でもスーファミのドラゴンボールは人気があるソフトが多いので一度は自分でプレイしたりYou Tube動画で確認した方も多いのではないでしょうか。
特に1993年に発売された『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』のストーリーモードは映画での相乗効果もあり神ゲーと言われる方も多いことで有名です。
もしも他にもドラゴンボールのゲームに興味がありどのようなゲームがあるか知りたいかたはこちらの記事も参考にしていただけたら嬉しいです。