1985年発売のスーパーマリオブラザーズから始まるマリオシリーズ18選まとめ

1985年発売のスーパーマリオブラザーズから始まるマリオシリーズ18選まとめ

今回の記事ではマリオシリーズの一覧をまとめていきます。
任天堂を代表する看板キャラクターといえばまず「マリオ」を思い浮かべるといった方も多いのではないでしょうか。
最初の登場は1983年に発売された『ドンキーコング』『マリオブラザーズ』ですが、単独でシリーズ化されていった最初のゲームソフトが1985年9月13日に発売された『スーパーマリオブラザーズ』と公式で記されています。
そして現在2022年時点ではファミリーコンピュータから発売されスーパーマリオ オデッセイまで18作品発売されています(派生作品は含めず)

発売一覧

タイトル発売日実機売上本数(日本)詳細記事
スーパーマリオブラザーズ1985年9月13日ファミリーコンピュータ681万本詳細を見る

スーパーマリオブラザーズ21986年6月3日ディスクシステム265万本詳細を見る
スーパーマリオブラザーズ31988年10月23日ファミリーコンピュータ384万本詳細を見る
スーパーマリオランド1989年4月21日ゲームボーイ419万本詳細を見る
スーパーマリオワールド1990年11月21日スーパーファミコン355万本詳細を見る
スーパーマリオUSA1992年9月14日ファミリーコンピュータ70万本詳細を見る
スーパーマリオランド2 6つの金貨1992年10月21日ゲームボーイ270万本詳細を見る
スーパーマリオ641996年6月23日NINTENDO64192万本詳細を見る

スーパーマリオサンシャイン2002年7月19日ニンテンドーゲームキューブ87万本詳細を見る
New スーパーマリオブラザーズ2006年5月25日ニンテンドーDS640万本詳細を見る
スーパーマリオギャラクシー2007年11月1日Wii117万本詳細を見る
New スーパーマリオブラザーズ Wii2009年12月3日Wii456万本詳細を見る
スーパーマリオギャラクシー22010年5月27日Wii103万本詳細を見る
スーパーマリオ 3Dランド2011年11月3日ニンテンドー3DS209万本詳細を見る
New スーパーマリオブラザーズ 22012年7月28日ニンテンドー3DS255万本詳細を見る
New スーパーマリオブラザーズ U2012年12月8日Wii U125万本詳細を見る
スーパーマリオ 3Dワールド2013年11月21日Wii U67万本詳細を見る
スーパーマリオ オデッセイ2017年10月27日Nintendo Switch285万本詳細を見る

スーパーマリオブラザーズ(ファミコン)

1985年9月13日に発売された『スーパーマリオブラザーズ』は日本では約681万本、全世界で約4024万本もソフトを売り上げ、家庭用ゲーム機の火付け役とも言われるブームを起こしました。

それまでのゲームでは敵にあたるとゲームオーバーといったルールが多かった中、その概念を覆し敵を踏みつけると倒せる、スーパーキノコを取ると体が大きくなり1度ミスしてもやられない、ファイアフラワーを取るとファイアボールを投げる遠距離攻撃ができるなど数多くのアクションゲームの基礎といってもいいシステムを取り入れたことでも革新的と言えるのではないでしょうか。

ステージも地上だけではなく「地下」「水中」「空中」と多種多様となっており、各ステージによって特色豊かな表現で楽しませてくれます。

キャラクターもマリオ以外に『ピーチ姫』『キノピオ』といった仲間達から『クッパ』を始め『クリボー』『ノコノコ』『ハンマーブロス』など魅力的な敵キャラも豊富なのも魅力の一つとなりました。

その後スーパーファミコンで『スーパーマリオコレクション』として移植されたり、2020年11月13日にはゲームウォッチ版としてファミコン版『スーパーマリオブラザーズ』、ディスクシステム版『スーパーマリオブラザーズ2』と共に発売したのも記憶に新しいと言えます。
最近では『Nintendo Switch Online』に加入することにより無料でプレイすることも可能となったので手軽にプレイできるようになったのではないでしょうか。

2023年4月28日には『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(公式サイト)としてCG映画としても公開予定なのも話題となっています。

スーパーマリオブラザーズ2(ディスクシステム)

ディスクシステムで発売された2作目のゲーム『スーパーマリオブラザーズ2』は前作のマリオを更に難易度を上げて調整されたゲームで開発されたこともあり、マリオシリーズの中でも最高の難易度と言われる作品となっています。

今回はマリオかルイージを選べることで二人の能力に差異があるのが一つの特徴です。
マリオは前作と同じ能力ですが、ルイージはジャンプ力が高いけどダッシュして止まる際にブレーキがかからず滑る等と区別しています。

更にステージには仕掛けが満載で、スーパーキノコではなく取るとやられてしまう『毒キノコ』や、追い風や向かい風が吹くステージ、前作では水中ステージのみにいた『ゲッソー』が地上のステージにいたりと前作より大幅に変更点が増えているのが特徴です。

こちらも前作のように『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』などでも移植されており、手軽にプレイすることができるのが特徴です。

スーパーマリオブラザーズ3(ファミコン)

1988年10月23日に発売された『スーパーマリオブラザーズ3』はマリオシリーズ3作品目でありファミコンで最後のマリオとなります。
国内の販売本数は約384万本と言われており、全世界では1728万本にも達しました。

前作での高難易度のステージを技術のみでクリアするといった趣旨とは少し違い、変身アイテム(しっぽマリオ・カエルマリオ・タヌキマリオ・ハンマーマリオ・クツマリオ・)やマップから取得するアイテム(ジュゲムの雲・オルゴール・フエ)等を工夫すれば練習次第でクリアできる難易度で子供から大人まで多くの年代から親しまれ新たな層を広げた作品とも言われています。

敵キャラクターもお馴染みのクッパからノコノコはもちろんのこと、新キャラとしてドッスンやテレサ、ボムへいやクッパの手下のモートン等かなりのキャラ数を増やしたことでも新たなマリオの広がりを見せつけたとでも言えるでしょう。

スーパーマリオランド(ゲームボーイ)

ゲームボーイのロンチタイトルとして1989年4月21日に発売された『スーパーマリオランド』は、携帯機で初の記念すべきマリオであり、『デイジー』が初めて登場したゲームとしても有名です。
日本国内で約419万本、全世界で約1814万本と大ヒットしたゲームとなっています。

ゲームボーイでは3作品『スーパーマリオランド』と冠したタイトルがゲームボーイから出ていますが、『スーパーマリオランド3ワリオランド』はスピンオフといった意見も多いため今回の記事では省略しています。

ゲームとしてはファミコンのスーパーマリオを参考にして作られたと言われており、お馴染みの横スクロールアクションに「スーパーキノコ」「スーパーボールフラワー」「スーパースター」等のお助けアイテムを駆使しながら合計12ステージをクリアしていくゲームとなっています。

尚、新しい要素として2-3の水中面と4-3の空中面ではシューティングゲームとなっているのが大きな変化となっており、強制スクロールで進むステージをマリオが乗り物に乗って飛び道具で敵を倒していくゲームとなっています。

スーパーマリオワールド(スーパーファミコン)

1990年11月21日にスーパーファミコン本体と一緒に発売された『スーパーマリオワールド』は日本国内で355万本、全世界で約2061万本売上ました。
マリオシリーズとして通算4作目の作品は『ヨッシー』が初登場した作品で、恐竜ランドを舞台にし、広大なマップを行き来しながら探索する新しい試みもみられました。
今作ではセーブ機能も備わっており、マップを隅から隅まで回り尽くせるよう工夫されています。

アクションの新要素として『スピンジャンプ』があり、スピンジャンプで壊せるブロックが存在したり、今までは踏みつけるとやられてしまう敵もスピンジャンプをすることにより踏みつけて足場にすることができたりとこれまでの3作品からより柔軟にステージを進める可能性が増えたゲームと言えます。

新変身として『マントマリオ』がありダッシュで助走して最高スピードでジャンプすることにより空を飛ぶことが可能となります。
ステージによってはやり方しだいでスタートからゴールまで空を飛ぶだけでクリアできたりと、ここでもステージ攻略の戦略性の幅を広げたと言えるのではないでしょうか。

スーパーマリオUSA

1992年9月14日に発売された『スーパーマリオUSA』は、欧米にて1988年10月9日に『スーパーマリオブラザーズ2』の変わりとしてディスクシステムのアクションゲーム『夢工場ドキドキパニック』をマリオに変更して作成、そして日本に逆輸入として販売されました。

ゲームシステムとしてシリーズにないアクションが存在しており、地面にある野菜などをBボタンで引っこ抜き相手に投げつけるといったアクション、そしてその変わりに従来の踏んづけるといったアクションが無くなっています。

プレイヤーキャラクターが『マリオ』『ルイージ』『ピーチ』『キノピオ』の4人から選ぶことが可能で、ジャンプ力があったり、物を持ち上げるスピードが違ったりと各キャラクターで長所と短所が分かれているのも特徴的です。

そしてマリオシリーズとしてファミコンで最後に発売されたソフトとなります。

スーパーマリオランド2 6つの金貨(ゲームボーイ)

ゲームボーイで1992年10月21日に発売された『スーパーマリオランド2 6つの金貨』は『マリオランドシリーズ』第2作目となります。
ワリオが初登場した作品でもあります。

ちなみに『スーパーマリオランド3 ワリオランド』はワリオを主役としたスピンオフ作品とした位置づけになるためマリオシリーズとしてのゲームボーイ作品は今作が最後のゲームとなっています。

今回の変身では「バニーマリオ」が新登場しており、ニンジンを取るとバニーマリオに変身。
ジャンプ力が向上し、耳でゆっくり下降するなどスーパーマリオワールドで登場した『マントマリオ』に近い変身となっているのが特徴です。

マリオの新設定でマリオランドという島をマリオが所有していたことが分かり、その島とお城(マリオ城)がワリオに乗っ取られて取り返すといった話しが主軸となり進んでいきます。

スーパーマリオ64

1996年6月23日に本体と同時発売。(他のロンチタイトルはパイロットウイングス64、最強羽生将棋)
マリオ初の3D作品とのことで話題となり64本体のスペックを存分に活かしきった作品とファンからだけではなくゲーマーまでも唸らせた作品です。

「三段跳び」「幅跳び」、「壁キック(三角飛び)」「横宙返り」「背面跳び」といったテクニックが初めて登場したのも「スーパーマリオ64」からとなっています。

アクションだけではなく、毎回話題の変身も空を飛べる「はねマリオ」壁をすり抜けることが可能になる「とうめいマリオ」時間制限で無敵になり水中も歩けるようになる「メタルマリオ」の3種類。
残念なのがファイアマリオが無くなっています。

そして今作で今でも語り継がれているのが水中ステージの巨大ウツボです。
水中ステージは難易度が高い上に空気が切れると体力がなくなり溺死してしまうといった焦りがあり、そこに巨大ウツボが迫ってくる恐怖と緊張感は今になっても「怖かった」「トラウマだ」と言われ話題になる作品です。

移植作品として2020年9月18日に「スーパーマリオ35周年記念作品」としてNintendo Switchで『スーパーマリオ64』『サンシャイン』『ギャラクシー』が収録された『スーパーマリオ 3Dコレクション』が発売されています。

スーパーマリオサンシャイン

2002年7月19日にニンテンドーゲームキューブから発売。
ドルピック島を舞台に背中に背負ったポンプを使い、水を放射したりした新しいアクションで謎解き等をこなしながら進んでいくのが特徴です。

今回のストーリーはドルピック島の色々な場所で落書きされる事件が発生、冒頭からマリオは容疑をかけられ警察に捕まえられるシーンからゲームはスタートします。
島の所々に配置している島の守り神である光の象徴「シャイン」を集めながら真犯人を捕まえるのが大筋の流れとなります。

New スーパーマリオブラザーズ

2006年5月25日にニンテンドーDSから発売。
640万本もの本数を売り上げて本体の売上にも貢献した作品。
ニンテンドーDSでは1番売り上げたソフトが『New スーパーマリオブラザーズ』となっています。

前作までの360度見渡せる3Dアクションから横スクロールのアクションに戻ったのが特徴、しかしグラフィックは3Dなのでクッキリした表現がされており、従来の敵キャラクターも3Dで表現されています。

ファミコンであったジャンプやダッシュのシンプルな機能を残しつつ、ヒップドロップや壁キックのアクションが追加、更に『マメマリオ』『コウラマリオ』『巨大マリオ』などが新変身として登場しています。

スーパーマリオギャラクシー

2007年11月1日にWiiで発売され、3Dマリオシリーズとしては3作目となります。
今作は広大な宇宙に存在する惑星を冒険するマリオですが、壮大な舞台を表現するために生オーケストラを取り入れたり、2人同時プレイができたりと国内外で高い評価となり、その証拠に『IGNの2007年ゲーム・オブ・ザ・イヤー』『日本ゲーム大賞2008年度優秀賞』『第5回英国アカデミー賞ゲーム部門作品賞』と数多くの賞を総嘗めしています。

全世界で1280万本売り上げており、3Dマリオシリーズとしては2017年に発売されたスーパーマリオ オデッセイが発売されるまでトップの売上でした。

今回もクッパにさらわれたピーチ姫を救うといった大筋のストーリーは変わりないのですが、今ではマリオカートやマリオパーティーにも必ず出演する新キャラクターの『ロゼッタ』が初登場します。
今作ではロゼッタのキャラ設定などがある程度設定されており、星の子「ベビーチコ」に絵本を語り聞かせることで紐解かれていきます。

New スーパーマリオブラザーズ Wii

2009年12月3日にWiiで発売。
日本国内では約451万本、全世界では約3032万本の売上となっていまうs。


横スクロールの2Dアクションゲームで2006年にニンテンドーDSで発売された『New スーパーマリオブラザーズ』の続編で、家庭用ゲーム機としてはリメイクや外伝的な作品を除けばSFCで1990年11月21日に発売された『スーパーマリオワールド』から実に19年振りとなります。

今作で初めてのマルチプレイが実装されており、4人まで同時プレイが可能になり協力して進むも良し、妨害するも良しの自由なプレイが可能となりました。
更にマルチプレイのみのアクションとして『キャラクターを持ち上げる』『協力ジャンプ』『同時ヒップドロップ』やシャボン玉に入りフワフワ浮いた状態で進むなど多種多様な遊びが増えています。

スーパーマリオギャラクシー2

2010年5月27日にWiiで発売。
Wiiでのマリオシリーズとして最後のゲームとなっています。
スーパーマリオギャラクシーの続編となりますがストーリーは続いておらず、パラレルワールドといった位置づけとなっています。

今作ではヨッシーが初参戦しており、舌を伸ばして食べる等のおなじみのアクションから、新アクションも追加されていて、「ダッシュヨッシー」「バルーンヨッシー」「ライトヨッシー」などの変身が可能となり攻略する上では必ず使用する場面が出てくることとなっています。

評価の高かった前作のゲームをブラッシュアップされていることもありゲームの完成度は更に洗練された物となっていて、仕掛けやグリーンスター等の隠しアイテムなどの枚数も242枚と細かい部分まで大幅にパワーアップしたゲームとなっています。

スーパーマリオ 3Dランド

ニンテンドー3DSでの1作目のゲーム。
3Dとタイトルには付いていますが、3Dの様相でありながらプレイは2Dの様な感覚でプレイできるのが特徴です。

『スーパーマリオブラザーズ3』をオマージュしたようなステージや音楽そして変身もあり、タヌキマリオと地蔵マリオが採用されています。

New スーパーマリオブラザーズ 2

国内で273万本、全世界で1340万本の売上。

コインの累計獲得枚数が記録されることからもコインを集める仕掛けが強化されていて『ゴールドマリオ』『ゴールドブロック』『ゴールドリング』などのコインが大量に入手できる仕掛けが満載となってます。

New スーパーマリオブラザーズ U

2012年12月8日に初のWii Uでの発売となったゲーム。
4人までの同時プレイから更に増えて5人まで(Wii U GamePadにてプレイ)同時プレイが可能となりました。

追加コンテンツとして2013年7月13日に『New スーパールイージ U』が配信され、ルイージが主人公となり82コースが一新されてプレイできる仕様となっています。
ルイージの生誕30周年とのこともありネット環境のないユーザーの為にパッケージ版も期間限定で販売されたのも特徴です。

今プレイするならば追加コンテンツの配信を含めた『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』がSwitchにて2019年1月11日に発売されています。
新たに「キノピコ」と「トッテン」がプレイキャラとして使用可能になるなど新要素を追加。

スーパーマリオ 3Dワールド

Wii Uにて2013年11月21日に発売。
ニンテンドー3DSとして2011年に発売された『スーパーマリオ 3Dランド』の続編として制作されています。

前作でも好評だった4人でのマルチプレイが可能となっており、3Dマリオとしては初の試みとなっています。
プレイヤーキャラクターも「マリオ」「ルイージ」「ピーチ」「キノピオ」が初期から使用でき、更にワールドスター2をクリア後には「ロゼッタ」が使用できます。

Nintendo Switchで『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』として2021年に移植されており、今作の「スーパーマリオ 3Dワールド」にクッパJr.と共闘して進んでいく新しいストーリー『フューリーワールド』が収録されているのも特徴です。

スーパーマリオ オデッセイ(Switch)

2017年10月27日にNintendo Switchにて発売。(2017年Switchソフトまとめ記事)
『スーパーマリオサンシャイン』以来の箱庭ゲームとなることで発売前のプレゼンから話題になり、全世界で2022年の時点で2440万本売り上げています。

新キャラクターの「キャッピー」が登場。
マリオの帽子となり投げつけるアクションが追加されています。

パワームーンを一定数集めることで飛行船オデッセイに持ち帰り次のワールドへと行けることになります。
ワールドもお馴染みのキノコ王国を含め、月の国、クッパの国、都市の国「ニュードンク・シティ」など多種多様な世界を回って旅をしていきます。

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