機種 | ゲームボーイ |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 1989年4月21日 |
価格 | 2,750円 |
ジャンル | アクション |
「スーパーマリオランド」は、1989年4月21日に任天堂から発売されたゲームボーイ用の横スクロールアクションゲームです。
このゲームはゲームボーイのローンチタイトルであり、キャラクター「デイジー」が初登場した作品、かつマリオランドシリーズの第1作目となります。
ゲーム概要
ゲームボーイ本体と同時発売された記念すべきゲームボーイ初作品。
その後ゲームボーイでは、1992年発売の『スーパーマリオランド2 6つの金貨』、1994年発売の『スーパーマリオランド3 ワリオランド』と全部で3作品発売されています。
「宇宙怪人タタンガ」にさらわれたサラサランドの姫「デイジー」を救うストーリーとなっている本作は、デイジーの初登場作品となっており、その後マリオパーティーに登場したりと数多くの作品に登場、2023年の最新作『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』では、家庭用ゲーム機用としては初めてプレイアブルキャラクターとして登場するなど現在に至るまで活躍していくキャラクターです。
基本的なシステムは「スーパーマリオブラザーズ」(1985年)を踏襲しており、右方向のみにスクロールし、引き返すことはできない横スクロール式のアクションゲームです。
プレイヤーはマリオを操作し、敵をジャンプして踏んづけて倒したり、避けたりしながら各エリアのゴールを目指します。
ゴール地点には上下2つの入り口があり、上のゴールに入るとボーナスステージに挑戦できます。
ボーナスステージはアミダくじのようなルールとなっており、残機を増やしたりアイテムを入手したりとメリットがあります。
各ワールドは3つのエリアに分かれており、3つ目のエリアには各ワールドのボスが待っています。
全部で4ステージあり、一部のステージはシューティングゲームになっています。
『スーパーマリオブラザーズ』と違う点としてはストーリーが違うので敵キャラクターもクリボーやノコノコが出現していないことや、フラワーを取ると、今までの地を這っていくファイヤーボールと違いスーパーボールのように壁をバウンドしていくのが特徴となっており、相違点があるのも特徴です。
今でも名曲といわれているBGMに乗せて、全部で12の面を世界各地の要所をめぐりながらマリオが冒険していく今作は、ゲームボーイの普及も伴い爆発的なヒットをし、売上を伸ばしていきました。
最終的には日本での推定売上本数が419万本となり、ゲームボーイでの売上2位の記録を作ることとなります。