【第2次スーパーロボット大戦Z】破界篇・再世篇の違い|参戦作品・評価・リマスター情報

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【第2次スーパーロボット大戦Z】破界篇・再世篇の違い|参戦作品・評価・リマスター情報

『第2次スーパーロボット大戦Z』は、前編の「破界篇」と後編の「再世篇」で構成されたPSP用シミュレーションRPGです。多数のロボットアニメが参戦し、それぞれの設定を多元世界に組み込んだクロスオーバーや、原作とは異なるif展開を楽しめます。

PSP向けではシリーズ初の完全新作となり、小隊システムの廃止やサブオーダーの導入など、携帯機で遊びやすいようにシステムが調整されました。2026年8月1日には、スパロボ公式Xで『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇リマスター』の制作も発表されています。

本記事では、『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇/再世篇』の基本情報をはじめ、両作品の違い、参戦作品、ゲームシステム、評価点・問題点を紹介します。

第2次スーパーロボット大戦Zとは

PSPソフト 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇[通常版]

『第2次スーパーロボット大戦Z』は、さまざまなロボットアニメの機体やキャラクターが共演する「スーパーロボット大戦」シリーズの一作です。2008年9月25日にPlayStation 2で発売された『スーパーロボット大戦Z』の続編であり、前編の「破界篇」と後編の「再世篇」に分けて発売されました。

「破界篇」は2011年4月14日、「再世篇」は2012年4月5日に発売されています。どちらも対応機種はPlayStation Portableで、ジャンルはシミュレーションRPGです。シリーズ全体を指す場合は「第2次Z」「2Z」「ZII」、各作品はそのまま「破界篇」「再世篇」と呼ばれています。

第2次スーパーロボット大戦Zの基本情報

PSPソフト 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
項目内容
タイトル第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇/再世篇
ジャンルシミュレーションRPG
対応機種PlayStation Portable
メディアUMD各1枚/ダウンロードソフト
発売元バンダイナムコゲームス
開発元B.B.スタジオ
破界篇の発売日UMD版:2011年4月14日
ダウンロード版:2012年3月8日
再世篇の発売日UMD版・ダウンロード版:2012年4月5日
通常版の価格破界篇:7,329円
再世篇:7,330円
限定版破界篇 SPECIAL ZII-BOX:7,854円
廉価版PSP the Best:2014年2月20日発売/各2,880円
プレイ人数1人
レーティングCERO:B(12歳以上対象)
ダウンロード販売破界篇・再世篇ともに2020年9月29日で終了

「破界篇」では通常版に加えて、初回生産限定版の「SPECIAL ZII-BOX」も用意されました。前作の物語を振り返る小冊子と、「破界篇」「再世篇」の両方を収納できるボックスが付属しています。前作を未プレイの人が物語を確認しやすく、後編までまとめて保管できる仕様でした。

ダウンロード版はPlayStation Vitaでもプレイできましたが、破界篇・再世篇ともに2020年9月29日で新規販売を終了しています。そのため、オリジナル版を現在プレイする場合は、PSP本体とUMD版を用意する方法が中心となります。

Zシリーズにおける位置づけ

『第2次スーパーロボット大戦Z』は、シリーズ生誕20周年を記念して制作された作品です。「Zシリーズ」では、破界篇が第2作、再世篇が第3作にあたり、前作で誕生した多元世界の設定を引き継ぎながら、新たな地球と参戦作品を中心に物語が展開します。

  • 『スーパーロボット大戦Z』:Zシリーズ第1作
  • 『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』:Zシリーズ第2作
  • 『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』:Zシリーズ第3作
  • 第3次スーパーロボット大戦Z』:Zシリーズ完結編

スーパーロボット大戦シリーズで分割構成が採用されたのは、『スーパーロボット大戦COMPACT2』以来です。破界篇と再世篇は物語がつながっているため、初めて遊ぶ場合は破界篇から再世篇の順番で進めるのが基本です。一方で、それぞれの作品内でも戦いに区切りが付けられており、前編だけでは物語がまったく完結しないという構成ではありません。

また、PSPで発売された過去のシリーズ作品には、PlayStation 2版を移植した『スーパーロボット大戦MX ポータブル』や、ゲームボーイアドバンス版をリメイクした『スーパーロボット大戦A PORTABLE』がありました。完全新作としてPSP向けに開発されたスーパーロボット大戦は、破界篇が初めてです。

携帯機向けでありながら、戦闘シーンにはフルボイスと多数のアニメーションが収録されています。メモリースティックDUOへのデータインストールにも対応し、読み込み時間を抑えながら戦闘演出を楽しめるように設計されました。前作で一部作品に採用されていたリアル頭身のカットインはガンダムシリーズにも広がり、続投作品の演出にも追加や調整が行われています。

第2次Zでは、新規参戦作品を中心とした新しい物語から始まり、前作の部隊「ZEUTH」は破界篇の中盤以降に登場します。前作の内容を知らなくても序盤の状況をつかみやすく、物語が進むにつれてZシリーズ全体のつながりが見えてくる構成です。後編の再世篇では破界篇から1年後が描かれ、ZEXISとZEUTHが再び集結して新たな戦いへ向かいます。

破界篇と再世篇は同じ主人公と世界観を共有していますが、参戦作品、シナリオ数、追加システムなどには違いがあります。次の項目では、両作品の違いを比較していきます。

破界篇と再世篇の違い

『第2次スーパーロボット大戦Z』の破界篇と再世篇は、同じ主人公と多元世界を舞台にした前後編です。破界篇から1年後の物語が再世篇で描かれるため、基本的には破界篇から順番にプレイします。

再世篇では参戦作品とシナリオ数が増えているほか、新たな特殊技能やエンブレムシステムなどが追加されました。破界篇で集めた機体や育成状態をそのまま持ち込む方式ではなく、クリア状況に応じた特典を受け取る形式になっています。

破界篇と再世篇の比較表

比較項目破界篇再世篇
位置づけ前編後編
発売日2011年4月14日2012年4月5日
物語の時期新たな多元世界を舞台に破界事変を描く破界事変から1年後を描く
シナリオ数全50話プロローグ3話+本編60話
ステージ数全84ステージ全94ステージ
参戦作品数全34作品全40作品
新規参戦作品数12作品6作品
主人公クロウ・ブルーストクロウ・ブルースト
主な主人公機ブラスタブラスタ/リ・ブラスタ
味方部隊ZEXISを結成ZEXISとZEUTHを再結成
主な敵勢力次元獣、新帝国インペリウムアロウズ、聖インサラウム王国など
データ引き継ぎ引き継ぎ元破界篇のクリア状況に応じたボーナスあり
主な追加要素サブオーダー、固有エースボーナス、連続行動などエンブレムシステム、ブロッキング廃止、追加参戦作品など

破界篇はZEXIS結成から破界事変までを描く

破界篇では、対次元獣用機動兵器「ブラスタ」のテストパイロットとなったクロウ・ブルーストを中心に物語が進みます。クロウは借金返済の報酬を得るため、ブラスタに乗って各地の戦いへ参加することになります。

ソレスタルビーイング、黒の騎士団、S.M.Sなど、所属や目的の異なる組織は、国連平和維持理事会代表エルガン・ローディックの呼びかけを受けて「ZEXIS」を結成します。ZEXISは各地で発生する紛争やテロ、正体不明の次元獣に対抗しながら、多元世界で進行する異変を追っていきます。

物語の中盤以降は、前作『スーパーロボット大戦Z』で戦ったZEUTHのメンバーも登場します。新規参戦作品を中心に始まった物語へ前作の登場人物が合流し、Zシリーズの続編としてのつながりが強くなっていく構成です。

最終的には、カラミティ・バースによって現れた「破界の王」ガイオウと、ガイオウが率いる新帝国インペリウムとの戦いへ発展します。後編へ続く謎を残しながらも、破界篇で発生した戦いには一つの区切りが付けられます。

再世篇は破界事変から1年後の世界が舞台

再世篇の舞台は、破界篇の戦いから1年後です。地球連邦が樹立され、表面上は大規模な戦乱が収まっていますが、連邦軍内部ではアロウズとOZが対立し、アロウズによる反政府勢力への過剰な弾圧が進められています。

序盤は次元獣バスターとなったエスター・エルハスを中心に物語が始まり、クロウはしばらく自軍から離れています。ソレスタルビーイングや黒の騎士団が再び動き出すと、ZEXISとZEUTHも再結成され、クロウも部隊へ合流します。

再世篇では、ガイオウに故郷を滅ぼされた聖インサラウム王国が新たな敵として登場します。さらに、スフィアを狙うアサキム・ドーウィン、地球連邦を裏から操るイノベイター、原作作品ごとの敵勢力が絡み合い、破界篇よりも規模の大きな戦いが展開されます。

参戦作品は全40作品に増え、『太陽の使者 鉄人28号』『マクロス ダイナマイト7』『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』などが追加されました。原作再現が後半へ進む作品も多く、破界篇で残されていた展開の続きや、条件によって分岐するifルートも用意されています。

破界篇から再世篇へ引き継げる要素

再世篇の開始時に破界篇のクリアデータを読み込むと、周回数やシナリオのクリア状況に応じたボーナスを受け取れます。破界篇で育成したパイロットや改造した機体を、そのまま引き継ぐ方式ではありません。

要素引き継ぎ内容
初期PP全パイロットにボーナスが追加される
初期撃墜数全パイロットにボーナスが追加される
初期資金部隊の初期資金にボーナスが追加される
強化パーツクリア状況に応じた強化パーツを入手できる
パイロットのレベル・能力直接は引き継がれない
機体改造引き継がれない
習得した特殊技能引き継がれない
隠し要素の取得状況引き継がれない

破界篇のデータがなくても再世篇を開始できますが、登場人物の関係や前作で起きた出来事を理解するなら、破界篇から遊ぶのがおすすめです。物語だけでなく、破界篇から再世篇にかけて追加・改善されたシステムの違いも確認しやすくなります。

第2次スーパーロボット大戦Zの参戦作品一覧

『第2次スーパーロボット大戦Z』には、派生作品を含めて破界篇に全34作品、再世篇に全40作品が参戦します。破界篇では12作品、再世篇では6作品がシリーズ初参戦となり、当時のスーパーロボット大戦シリーズでは最大規模の参戦数となりました。

以下の表では、「○」を参戦、「―」を未参戦、「★」をスーパーロボット大戦シリーズ初参戦として表記しています。

破界篇・再世篇の参戦作品比較

参戦作品破界篇再世篇備考
無敵超人ザンボット3
無敵鋼人ダイターン3
無敵ロボ トライダーG7携帯機初参戦
宇宙大帝ゴッドシグマ携帯機初参戦
宇宙戦士バルディオス携帯機初参戦
太陽の使者 鉄人28号★再世篇で初参戦
六神合体ゴッドマーズ音声付き作品初参戦
戦闘メカ ザブングル携帯機初参戦
装甲騎兵ボトムズ★破界篇で初参戦
装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー★破界篇で初参戦
装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ★破界篇で初参戦
装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ★破界篇で初参戦
超時空世紀オーガス携帯機初参戦
機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア機体のみ登場
新機動戦記ガンダムWTV版が参戦
機動新世紀ガンダムX
∀ガンダム携帯機初参戦
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
機動戦士ガンダム00★破界篇は1st Season、再世篇は2nd Seasonを中心に扱う
超獣機神ダンクーガZシリーズ初参戦
獣装機攻 ダンクーガ ノヴァZシリーズ・音声付き作品初参戦
マクロス7再世篇のみ参戦
マクロス ダイナマイト7★再世篇で初参戦
マクロスFZシリーズ・音声付き作品初参戦
劇場版 マクロスF ~イツワリノウタヒメ~★破界篇のみ参戦・機体のみ登場
劇場版 マクロスF ~サヨナラノツバサ~★再世篇のみ参戦・機体のみ登場
真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日Zシリーズ・音声付き作品初参戦
真マジンガー 衝撃!Z編★破界篇で初参戦
地球防衛企業ダイ・ガード★破界篇で初参戦
THE ビッグオー
オーバーマン キングゲイナー
超重神グラヴィオン再世篇のみ参戦
超重神グラヴィオンツヴァイ携帯機初参戦
創聖のアクエリオン携帯機初参戦
コードギアス 反逆のルルーシュ★破界篇で初参戦
コードギアス 反逆のルルーシュ R2★再世篇で初参戦
天元突破グレンラガン★破界篇で初参戦
劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇★破界篇で初参戦
劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇★再世篇で初参戦
交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい★破界篇で初参戦

破界篇の主な新規参戦作品

破界篇では、シリーズ初参戦となる作品が12作品用意されました。特に『装甲騎兵ボトムズ』『コードギアス 反逆のルルーシュ』『天元突破グレンラガン』など、独自性の強い世界観を持つ作品が同時に加わったことが特徴です。

  • 『装甲騎兵ボトムズ』シリーズ4作品
  • 『機動戦士ガンダム00 1st Season』
  • 『劇場版 マクロスF ~イツワリノウタヒメ~』
  • 『真マジンガー 衝撃!Z編』
  • 『地球防衛企業ダイ・ガード』
  • 『コードギアス 反逆のルルーシュ』
  • 『天元突破グレンラガン』
  • 『劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇』
  • 『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』

『装甲騎兵ボトムズ』は本編に加えて複数のOVA作品が参戦し、キリコやレッドショルダーに関係する設定が物語へ組み込まれています。異なる文明や政治情勢を持つ作品も、多元世界の設定を活用することで同じ舞台にまとめられました。

また、『無敵ロボ トライダーG7』が登場したことで、『無敵超人ザンボット3』『無敵鋼人ダイターン3』と合わせた「無敵シリーズ」3作品が、スーパーロボット大戦で初めてそろっています。『六神合体ゴッドマーズ』と『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』は、本作が初の音声付き参戦です。

再世篇で追加された参戦作品

再世篇では破界篇の参戦作品を引き継ぎながら、新たな作品や後半シリーズが加わっています。破界篇では前半までだった原作再現が進み、『機動戦士ガンダム00』や『コードギアス』などの物語も次の段階へ移ります。

  • 『太陽の使者 鉄人28号』
  • 『機動戦士ガンダム00 2nd Season』
  • 『マクロス ダイナマイト7』
  • 『劇場版 マクロスF ~サヨナラノツバサ~』
  • 『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』
  • 『劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇』

このほか、既存作品の『マクロス7』と『超重神グラヴィオン』も再世篇から参戦します。『太陽の使者 鉄人28号』では鉄人28号、『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』では蜃気楼、『機動戦士ガンダム00』ではダブルオーガンダムなどが登場し、後編らしく主役機の強化や乗り換えも増えています。

前作から入れ替わった参戦作品

前作『スーパーロボット大戦Z』からは大半の作品が続投していますが、一部は別設定の作品へ入れ替わっています。

前作で参戦していた作品第2次Zで参戦する関連作品
マジンガーZ/グレートマジンガー/UFOロボ グレンダイザー真マジンガー 衝撃!Z編
ゲッターロボG真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日
交響詩篇エウレカセブン交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

同じシリーズの登場人物でも、前作とは異なる世界を歩んだ別の存在として扱われています。リメイク版や劇場版へ作品を入れ替えることで、新しい原作再現を取り入れながら、Zシリーズの多元世界という設定にもつなげています。

第2次スーパーロボット大戦Zの特徴

『第2次スーパーロボット大戦Z』では、PSPの画面サイズや操作性に合わせて前作のシステムが整理されています。小隊システムを廃止して1機ずつ出撃する形式へ戻し、出撃できなかったパイロットはサブオーダーで育成できるようになりました。

エースボーナスの個別化、消費系強化パーツの仕様変更、連続行動の追加など、パイロットや機体を育てる楽しみも強化されています。操作は簡略化されていますが、育成や戦術の選択肢まで減らされたわけではありません。

PSP向けに変更されたゲームシステム

前作『スーパーロボット大戦Z』では複数の機体を組み合わせる小隊システムが採用されていましたが、第2次Zでは廃止されています。基本的に1人のパイロットと1機のユニットを個別に動かすため、編成にかかる時間が短くなり、携帯機でも進めやすくなりました。

  • 小隊システムを廃止
  • バザーシステムを廃止
  • 3Dマップから2Dマップへ変更
  • 会話シーンをバストアップ表示から顔アイコンへ変更
  • メモリースティックDUOへのデータインストールに対応
  • 戦闘シーンはフルボイスに対応

マップは立体的な3D表示から、従来作品に近い2D表示へ変更されました。地形やユニットの位置を確認しやすくなった一方、前作よりも演出が簡略化されたように見える部分でもあります。

会話画面もキャラクターのバストアップではなく、ウィンドウ内に顔アイコンを表示する形式になりました。ただし、キャラクターの表情は豊富に用意されており、破界篇で表情が少なかった人物も再世篇では追加されています。

サブオーダーで控えメンバーを育成できる

サブオーダーは、直前のマップに出撃しなかったパイロットへ経験値やPPなどを与えられるシステムです。部隊の人数が増えると利用できるようになり、各項目に最大5人まで配置できます。

サブオーダー得られる効果
トレーニング参加したパイロットのPPが20増加する
パトロール参加したパイロットの撃墜数が2機増加する
シミュレーター参加したパイロットが経験値を500獲得する
資金調達「パイロットの現在レベル×500」の資金を獲得する

小隊システムの廃止によって出撃枠から外れるパイロットが増えましたが、サブオーダーを利用すれば控えメンバーも育成できます。撃墜数を増やせるパトロールはエースボーナスの獲得に役立ち、資金調達は部隊全体の機体改造を進めたい場合に便利です。

撃墜数70機で固有のエースボーナスが解禁

第2次Zでは、パイロットの撃墜数が70機に達すると、それぞれに設定された固有のエースボーナスが解禁されます。従来の共通ボーナスだけでなく、キャラクターの能力や原作設定に合わせた効果を得られることが特徴です。

  • 命中率や回避率などの能力を上げる
  • 精神コマンドの消費SPを軽減する
  • 精神コマンドが上位のものへ変化する
  • 特定の武器や特殊能力を強化する
  • 出撃時の気力や行動条件を改善する

例えば『マクロスF』の早乙女アルトは、エースボーナスによって移動後に機体を変形できるようになります。再世篇では一部キャラクターのエースボーナスが変更または強化されており、同じパイロットでも破界篇とは運用方法が変わる場合があります。

連続行動で敵撃墜後にもう一度動ける

連続行動は、気力が120以上のパイロットが敵を撃墜した場合、もう一度行動できる特殊技能です。発動できるのは1ターンに1回までですが、敵が多いマップやターン数制限のあるSRポイントを狙う場面で役立ちます。

再行動系の精神コマンドと条件が重なった場合は、連続行動が先に発動します。移動力の高いユニットや攻撃力の高いパイロットに習得させることで、離れた敵へ進みながら複数のユニットを撃墜できます。

消費系強化パーツを何度でも使用できる

HPやENを回復する消費系強化パーツは、一度使用すると失われる従来の仕様から変更されました。第2次Zでは1マップにつき1回という制限はありますが、使用してもパーツ自体はなくなりません。

貴重なパーツを温存する必要がなくなったため、ボス戦や長期戦でも使いやすくなっています。シナリオ終了後は再び使用できる状態へ戻るので、回復手段が少ないユニットへ装備させておくと安定して運用できます。

再世篇で追加されたエンブレムシステム

再世篇では、特定の条件を満たすと強化パーツ「エンブレム」を入手できます。エンブレムは以下の5種類です。

  • アイアンエンブレム
  • ブロンズエンブレム
  • シルバーエンブレム
  • ゴールドエンブレム
  • プラチナエンブレム

入手条件は撃墜数、獲得PP、獲得資金など、部隊やパイロットの育成状況に関係しています。条件を満たすには一定のやり込みが必要ですが、エンブレムは通常の強化パーツとは異なる効果を持ち、機体の育成や周回プレイに役立ちます。

原作設定を再現した特殊システム

各参戦作品の能力や設定は、特殊技能や専用コマンドとして再現されています。気力やHPなどの発動条件が設定されているため、原作の特徴を楽しめるだけでなく、ユニットごとの運用方法にも違いが生まれます。

特殊システム登場作品主な効果
螺旋力発動天元突破グレンラガン気力130以上で発動し、HP回復と最終攻撃力に補正が入る
六神合体六神合体ゴッドマーズ気力130以上でガイヤーからゴッドマーズへ合体する
野性化超獣機神ダンクーガ/獣装機攻 ダンクーガ ノヴァ気力130以上で発動し、最終ダメージが1.1倍になる
戦術指揮コードギアス 反逆のルルーシュゼロが周囲の味方へ攻撃・防御・特攻のいずれかの効果を与える
異能生存体装甲騎兵ボトムズキリコの搭乗機がHP10%以下になると複数の能力が上昇する
社長無敵ロボ トライダーG7ワッ太が出撃してマップをクリアすると出撃メンバー全員がPPを獲得する
サラリーマン無敵ロボ トライダーG7/地球防衛企業ダイ・ガードレベルアップ、10機撃墜、マップクリア時にPPを獲得する
歌システムマクロス7/マクロス ダイナマイト7味方を支援するほか、バジュラや次元獣の気力を下げる
Vコンシステム太陽の使者 鉄人28号状態異常や連続ターゲット補正など複数の不利な効果を無効化する
ギアスの呪縛コードギアス 反逆のルルーシュ R2スザクの気力130以上で底力L9と最終ダメージ補正が発動する
イノベイター機動戦士ガンダム00刹那の気力140以上で命中・回避・技量が上昇し、毎ターンSPが回復する
融合機動戦士ガンダム00アレルヤとハレルヤの人格が融合し、能力・精神コマンド・武装が強化される

破界篇と再世篇で使用できるシステムが異なる場合もあります。破界篇ではグレンラガンの合体・分離や操縦者交代、反陽子爆弾、ダンクーガノヴァの超獣合神が再現され、再世篇では歌システム、Vコンシステム、ギアスの呪縛、イノベイターなどが追加されます。

第2次Zは前作より編成を簡略化しながら、キャラクター固有の能力や原作再現を増やしています。部隊編成にかかる時間を抑えつつ、パイロット育成とユニットごとの戦い方を楽しめることが、本作のゲームシステムにおける大きな特徴です。

クロスオーバーとオリジナル要素の見どころ

『第2次スーパーロボット大戦Z』の見どころは、異なる設定を持つ多数の参戦作品を、多元世界という舞台へ自然に組み込んでいる点です。単にキャラクターを同じ部隊へ集めるだけでなく、国家、組織、地理、時間の流れまで調整し、それぞれの原作を再現しています。

作品を越えた会話や協力関係も多く、原作では出会わないキャラクター同士の共通点が物語に活用されています。さらに、固定主人公のクロウ・ブルーストを中心とするオリジナル要素が、版権作品の登場人物をつなぐ役割を果たしています。

多元世界を活用して異なる作品設定をまとめている

第2次Zの舞台は、異なる歴史を持つ並行世界が「大時空震動」によって融合した多元世界です。通常なら同時に成立させることが難しい作品の設定も、複数の国家や地域を一つの地球に配置することで共存させています。

参戦作品世界観を組み込む方法
コードギアス 反逆のルルーシュ地球上に2つの日本を存在させ、一方をブリタニアに支配されたエリア11として設定
機動戦士ガンダム00ユニオン、人類革新連盟、AEUを三大国家として配置し、ほかの参戦作品の国家や組織を内包
天元突破グレンラガン外部から隔離された暗黒大陸を用意し、独自の文明と時間経過を再現
真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日暗黒大陸の時間のずれを利用して、物語前半と後半の空白期間を再現
装甲騎兵ボトムズギルガメス軍を傭兵としてエリア11へ配置し、ウドの街に相当する地域をシンジュクゲットーと統合
マクロスFマクロス・フロンティア船団が次元震で地球圏へ転移し、後に国家として認められる

特に『コードギアス』は、日本が神聖ブリタニア帝国に占領されている設定のため、日本を舞台にしたほかのロボットアニメと両立させにくい作品です。本作ではブリタニアに支配された南東側の日本と、スーパーロボット研究所や企業が存在する北西側の日本を用意することで解決しています。

暗黒大陸も地理的な隔離だけでなく、内部と外部で時間の流れが異なる場所として利用されます。これにより、『天元突破グレンラガン』や『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』に存在する長い時間経過を、ほかの参戦作品と分断せずに再現しています。

原作では危険視される勢力が味方として集結

第2次Zでは、『新機動戦記ガンダムW』のガンダムパイロット、『機動戦士ガンダム00』のソレスタルビーイング、『コードギアス』の黒の騎士団などが、早い段階から味方として登場します。

いずれも原作世界ではテロリストとして扱われることがある勢力ですが、本作では世界各地で暗躍する組織や次元獣に対抗するために協力します。ZEXISのメンバーは、それぞれの行動だけでなく、戦う目的や人間性を理解したうえで仲間として受け入れています。

ただし、立場や思想の違いが完全に消えるわけではありません。黒の騎士団を率いるゼロの正体や目的が明らかになる場面では、仲間たちの信頼も大きく揺れ動きます。異なる正義を持つ人物が、どこまで互いを信じられるかという点も物語の軸になっています。

作品を越えたキャラクター同士の交流が豊富

クロスオーバーでは、同じシリーズのキャラクターだけでなく、作品や制作会社が異なる人物同士にも交流が用意されています。境遇、職業、思想、能力などの共通点から関係が作られているため、原作を知っているほど会話の意味を楽しめます。

  • 『ガンダム00』『ガンダムW』『コードギアス』の反体制勢力による共闘
  • 企業で働くロボット乗りを描く『ダイ・ガード』と『トライダーG7』の交流
  • 『スーパーロボット大戦Z』のアムロと『ガンダム00』のリボンズによる対話
  • 特殊な境遇を持つ『ガンダム00』のアレルヤと『ボトムズ』のキリコの交流
  • 『コードギアス』のカレンがキリコを援護する戦闘台詞
  • 『真ゲッター』の竜馬が『グレンラガン』のシモンを励ます戦闘台詞

『∀ガンダム』に由来する「黒歴史」という言葉が、本来の意味と一般的なネット用語の両方で使われる場面もあります。単なる小ネタではなく、第2次Zの多元世界に関係する言葉として物語へ組み込まれています。

再世篇では、『戦闘メカ ザブングル』のティンプ、『THE ビッグオー』のベック、『装甲騎兵ボトムズ』のカン・ユーが行動を共にします。各作品で異なる立場にいた悪役が、違和感の少ない掛け合いを見せるコミカルな組み合わせです。

再世篇には原作と異なるifルートがある

再世篇では、条件を満たすと通常ルートとは異なるifルートへ分岐します。中心となるのは、『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』において、黒の騎士団がゼロを見限らなかった場合を描く展開です。

ifルートではゼロの処遇が変わり、複数のキャラクターが原作とは異なる運命をたどります。ダブルオーライザーのトランザムバーストが『コードギアス』の人間関係へ影響を与えるなど、作品を越えた能力によって原作の悲劇を乗り越える展開も用意されています。

  • 黒の騎士団とゼロの関係が変化
  • 原作では命を落とした一部キャラクターが生存
  • ルルーシュとスザクの関係に別の決着が描かれる
  • 劇場版『エウレカセブン』のホランドが再び戦闘へ参加
  • 隠し機体「YF-29デュランダル」を入手可能

原作の展開をそのまま再現するだけでなく、複数作品のキャラクターが関わることで別の可能性を示している点が、本作のifルートの特徴です。

主人公クロウ・ブルーストとブラスタ

第2次Zの主人公はクロウ・ブルーストで、乗機は対次元獣用機動兵器「ブラスタ」です。主人公の性別や名前を選ぶ形式ではなく、破界篇・再世篇を通してクロウが主人公を務めます。シナリオ中の選択によって、再世篇で搭乗する後継機のタイプが変化します。

クロウは多額の借金を抱えており、報酬を得て借金を返済するためにブラスタのテストパイロットを引き受けます。物語の節目では借金の残高が表示されますが、プレイヤーが獲得した資金や機体改造に直接影響するシステムではありません。

金銭に細かく軽口も多い一方で、仲間を見捨てない義理堅さを持っています。深刻な場面では状況を冷静に判断し、必要なときには自分が危険を引き受けるため、コミカルな主人公像とシリアスな展開の両方に対応しています。

版権作品のキャラクターとの交流も多く、『ガンダム00』のロックオン兄弟、『地球防衛企業ダイ・ガード』の青山、『新機動戦記ガンダムW』のデュオとは、通称「貧乏クジ同盟」と呼ばれる関係を築きます。特に初代ロックオンとの友情は、クロウの戦闘台詞や後継機の武装演出にも反映されています。

オリジナルキャラクターも個性が強い

クロウの周囲には、ブラスタを開発したトライア・スコート、再世篇序盤で主人公役を補うエスター・エルハス、借金取りのゼニトリー・マッセなどが登場します。主人公だけでなく、支援する人物にも役割と見せ場が用意されています。

キャラクター主な特徴
クロウ・ブルースト借金返済のために戦う本作の主人公
トライア・スコートブラスタを開発したクロウの上司
エスター・エルハス次元獣バスターとして再世篇序盤の物語を支える
ゼニトリー・マッセ破界篇ではモブキャラクターだったが、再世篇で正式な登場人物になる借金取り
アイム・ライアード嘘を使ってクロウたちを翻弄するスフィア・リアクター
マルグリット・ピステールクロウと何度も戦うアークセイバーの女騎士
シオニー・レジス敵勢力に利用されながら破界篇の事件へ関わるリモネシアの外務大臣

再世篇には前作の主人公であるセツコ・オハラとランド・トラビスも登場します。どちらか一方を選ぶ形式ではなく、クロウを含む3人の主人公が同じ物語に参加するため、Zシリーズを通してプレイしている場合は過去作とのつながりも楽しめます。

第2次スーパーロボット大戦Zの評価点

『第2次スーパーロボット大戦Z』は、多数の参戦作品をまとめたクロスオーバー、親しみやすいオリジナルキャラクター、携帯機で遊びやすいゲームテンポなどが評価されています。

PSP向けに一部のシステムは簡略化されましたが、戦闘アニメやボイスは据え置き機作品に近い内容が用意されています。破界篇と再世篇を合わせるとシナリオ数も多く、前後編ともに十分なボリュームがあります。

多元世界を活用したクロスオーバー

本作のシナリオでは、多元世界の設定を利用し、世界観の異なる参戦作品を一つの舞台へまとめています。2つの日本、暗黒大陸、各作品の国家や組織を配置することで、原作の設定を残しながら作品同士を共演させています。

前作のZEUTHは破界篇の中盤まで登場せず、序盤は新規参戦作品を中心に進みます。前作未プレイでも新しい部隊の結成過程を追いやすく、ZEUTH合流後はZシリーズの続編として物語が広がっていく構成です。

『ガンダム00』『ガンダムW』『コードギアス』による反体制勢力の共闘、『ダイ・ガード』と『トライダーG7』の企業ロボット同士の交流など、原作の立場や設定を活かした組み合わせも豊富です。再世篇のifルートでは、別作品の能力や人物が介入することで、原作とは異なる結末が描かれます。

クロウをはじめとするオリジナルキャラクター

主人公のクロウ・ブルーストは、借金返済を目的に戦うという分かりやすい動機を持っています。軽口の多い人物ですが、仲間を見捨てない義理堅さもあり、コミカルな場面とシリアスな場面のどちらにも対応できる主人公です。

クロウは版権キャラクターとの交流も多く、特にロックオン兄弟、青山、デュオとの「貧乏クジ同盟」が印象的です。オリジナル主人公だけで物語を進めるのではなく、参戦作品の人物と関係を築くことで、クロスオーバーの中心として機能しています。

トライア・スコート、エスター・エルハス、マルグリット・ピステールなど、クロウの周囲にいるオリジナルキャラクターにも見せ場があります。敵側にも印象の変化や成長が描かれる人物が多く、単純な悪役だけで終わらない点も特徴です。

ゲームテンポがよく遊びやすい

メモリースティックDUOへのデータインストールを利用すると、UMD版でも読み込み時間が短くなります。過去のPSP用シリーズ作品と比べて戦闘開始までの待ち時間が抑えられ、マップと戦闘アニメを切り替えながら進めやすくなっています。

ただし、データインストールを使用しない場合は読み込みが長くなり、演出と台詞がずれることがあります。インストールには1GB前後の空き容量が必要ですが、快適にプレイするなら利用する効果は大きい仕様です。

自軍フェイズに攻撃する際は、戦闘前の行動選択画面から精神コマンドを使用できます。表示された命中率や回避率を確認してから「必中」「集中」「ひらめき」などを選べるため、コマンドのかけ忘れを減らせます。

再世篇では、勝敗条件のうち、達成するとマップクリアになる最終目標が青色で表示されます。敵を撃墜した時点で終了するのか、まだ行動を続けられるのか判断しやすく、SRポイントを狙う際や精神コマンドを使うタイミングの確認にも役立ちます。

極端なHPインフレを抑えたゲームバランス

ゲーム全体の難易度は、極端に高すぎず低すぎない範囲にまとめられています。ボスのHPも過去の一部作品ほど大きく膨らんでおらず、機体改造、パイロット育成、精神コマンドを利用すれば対応しやすい調整です。

小隊システムがないため出撃ユニットを一機ずつ動かせるほか、サブオーダーによって控えパイロットも育成できます。主力だけに経験値や撃墜数が集中しにくく、参戦作品の多さに合わせて複数のパイロットを試しやすくなっています。

特殊技能「連続行動」と「ダッシュ」もゲームテンポの向上につながっています。連続行動は条件を満たして敵を撃墜するともう一度行動でき、ダッシュは移動力を高めます。敵が多いマップでも部隊を前進させやすく、ターン数制限のあるSRポイントとも相性のよい技能です。

再世篇では、特殊技能のスロット数が6個から8個へ増加しています。連続行動やダッシュに加えて、敵撃墜時にSPを回復する「SPゲット」なども習得でき、パイロットの役割に合わせた育成を行いやすくなりました。

戦闘アニメの完成度が高い

第2次Zの戦闘アニメでは、地上から空中、空中から地上へ攻撃した場合に演出が変化する仕様が前作から継続されています。機体の向きや敵との位置関係が攻撃演出へ反映されるため、同じ武器でも異なる動きを楽しめます。

ガンダムシリーズにはリアル頭身のカットインが採用され、νガンダムは立ち絵と戦闘アニメが作り直されました。フィン・ファンネルでは原作を意識したカットインやフィニッシュ演出が用意されています。

『ガンダム00』のガンダムキュリオスとアリオスガンダムは、高速移動を活かした戦闘アニメが特徴です。アレルヤとハレルヤの人格によって一部武装の動きが変化するなど、細かな原作再現も盛り込まれています。

一方、『六神合体ゴッドマーズ』は原作で止め絵が多用されていたことを踏まえ、あえて動きを抑えた演出が採用されました。すべての機体を同じ方向で激しく動かすのではなく、作品ごとの作風に合わせて見せ方を変えています。

  • νガンダムの立ち絵とフィン・ファンネル演出を刷新
  • キュリオスとアリオスの高速戦闘を再現
  • ゴッドマーズは原作を意識して動きを抑えた演出を採用
  • ザンボット3・ダイターン3・トライダーG7の合体攻撃「3・3・7拍子」を追加
  • ボスボロットの召喚攻撃「くろがね五人衆」を収録

「くろがね五人衆」では、生身の五人衆が攻撃を担当し、ボスボロット自体はほとんど何もしないというコミカルな演出が描かれます。原作再現だけでなく、スーパーロボット大戦らしい遊び心のある戦闘アニメも充実しています。

作品を越えた特殊台詞が増えている

戦闘中の特殊台詞や援護時の掛け合いも増加しています。同じシリーズの人物や同じ原作者の作品だけでなく、直接的なつながりを持たない参戦作品同士にも専用台詞が用意されました。

キリコを援護するカレンや、シモンを励ます竜馬など、キャラクターの性格や立場を踏まえた台詞を聞けます。シナリオデモだけでなく戦闘中にも作品同士の交流を感じられるため、援護攻撃や援護防御を組み合わせる楽しみがあります。

BGMの選曲とアレンジが改善

前作で評価が分かれていた一部のBGMは、第2次Zでアレンジが見直されています。「創聖のアクエリオン」や「紅ノ牙」なども調整され、新規参戦作品の楽曲と合わせて戦闘を盛り上げます。

  • 『地球防衛企業ダイ・ガード』「路地裏の宇宙少年」
  • 『装甲騎兵ボトムズ』「炎のさだめ」「鉄のララバイ」
  • 『機動戦士ガンダム00』「FIGHT」「TRANS-AM RAISER」
  • クロウのテーマ「CLOSE GAME LIFE」「THE UNBREAKABLE」
  • アイムのテーマ「UNTRUE CRYSTAL」
  • ユーサーのテーマ「王の愛は民のために」

『装甲騎兵ボトムズ』の通称「レッドショルダーマーチ」はそのまま使用されず、雰囲気の近いオリジナル曲「戦騎達の行進」で代用されています。原曲を使用できない事情に対応しながら、作中の場面に合う楽曲を用意した形です。

再世篇では、中断セーブから再開した際に中断前のBGMが再び流れるようになりました。破界篇では初期設定のマップ曲へ戻っていたため、細かな部分ながら再世篇で改善された要素です。

前後編ともにボリュームがある

破界篇は全50話・84ステージ、再世篇はプロローグ3話と本編60話・94ステージで構成されています。分割作品ではありますが、それぞれが従来のスーパーロボット大戦に近いシナリオ数を備えています。

各作品内で大きな戦いに区切りが付けられているため、前編を途中で切り分けただけの内容ではありません。多数の分岐、隠し要素、再世篇のifルートもあり、周回プレイで異なる展開や機体を回収する楽しみも用意されています。

第2次スーパーロボット大戦Zの賛否両論点

『第2次スーパーロボット大戦Z』では、並行世界の扱い、2Dマップへの変更、SRポイントの役割などについて評価が分かれています。遊びやすさにつながった変更がある一方で、前作からの進化や豪華さを期待したプレイヤーには物足りなく感じられる部分もあります。

並行世界の同一人物について深く触れられない

第2次Zには、『マジンガー』『ゲッターロボ』『エウレカセブン』など、前作とは異なる世界を生きてきた人物が登場します。顔や名前、立場が似ていても、前作の登場人物とは別の存在です。

前作のZEUTHメンバーが並行世界の同一人物と出会ったとき、どのような反応や会話が描かれるのかは注目されていた要素でした。しかし、ZEUTH側が「別人同士を安易に比べない」という姿勢を取るため、シナリオでは詳しく扱われません。

同じ顔や名前を持つ人物を何度も話題にすると、登場人物が多い本作では関係が分かりにくくなります。前作で並行世界の同一人物に関係する苦難を経験したセツコへの配慮を考えると、ZEUTHの対応にも不自然さはありません。

一方で、多元世界を扱うZシリーズならではの題材であるため、前作の人物と第2次Zの人物を比較した会話や葛藤を見たかったという意見もあります。世界観の混乱は避けられていますが、クロスオーバーとして掘り下げる機会を逃したようにも感じられる部分です。

『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』は、作品内にTV版とのつながりを示す設定があるため例外的に扱われます。ZEXISのメンバーも、ZEUTHと戦った別世界のレントンたちが存在することを理解しています。

2Dマップと顔アイコンへの変更

前作『スーパーロボット大戦Z』では3Dマップとバストアップのキャラクター表示が採用されていましたが、第2次Zでは2Dマップと顔アイコンへ変更されました。

2Dマップは地形やユニットの位置を確認しやすく、携帯機の小さな画面でも操作しやすい形式です。マップの回転や視点調整も必要ないため、敵味方の配置を素早く把握できます。顔アイコンも会話の表示が速く、ゲームのテンポを妨げにくい点が利点です。

  • 2Dマップはユニットの位置を確認しやすい
  • 視点を回転させる操作が必要ない
  • 携帯機の画面サイズに合っている
  • 顔アイコンは会話シーンのテンポがよい

その一方で、3Dマップやバストアップ表示から変更されたことで、前作より簡略化された印象もあります。PSP向けの完全新作として豪華な画面を期待していた場合は、演出を削減したように感じられるかもしれません。

顔アイコンには多くの表情が用意されていますが、キャラクターの全身や姿勢までは分かりません。見やすさとゲームテンポを重視するか、会話場面の豪華さを重視するかによって評価が変わる変更です。

破界篇ではSRポイントを集めるメリットが少ない

SRポイントは、各シナリオに設定された条件を達成すると獲得できる要素です。取得数によってゲームの難易度が変化するため、限られたターンで敵を倒すなど、通常クリアより厳しい条件へ挑戦できます。

破界篇では、SRポイントを集めても主に難易度が変わるだけで、隠し機体や隠しキャラクターの加入条件には影響しません。高難易度で戦いたいプレイヤーにとっては目標になりますが、具体的な報酬を求める場合は集める意味を感じにくい仕様です。

隠し要素に関係しないため、SRポイントを無視して好きな機体を育てたり、敵を全滅させて資金や経験値を稼いだりできる点は利点です。取得を強制されず、自分の遊び方に合わせて難易度を調整できます。

再世篇では、SRポイントを獲得した際に資金ボーナスが追加されました。特定の強化パーツを入手する条件にも関係するため、破界篇より集める目的が明確になっています。

一部のボスが味方より極端に高レベル

一部のシナリオには、味方部隊の平均より大幅にレベルの高いボスが登場します。破界篇では味方がレベル20台の時期に、レベル60のラスボスと戦う場面もあります。

圧倒的な敵を登場させることで、現時点では正面から勝つことが難しい相手だと示せます。物語上の脅威や実力差を、イベントだけでなく実際の能力値でも表現している点は分かりやすい演出です。

ただし、敵とのレベル差が大きいほど獲得経験値も増えます。そのため、高レベルのボスを撃墜したパイロットだけが一気に成長し、部隊内のレベル差が広がる場合があります。

  • 強敵としての存在感を能力値で表現できる
  • 撃墜に成功すると大量の経験値を獲得できる
  • 撃墜したパイロットだけレベルが上がりすぎる場合がある
  • 全滅プレイを利用すると短時間で部隊全体を育成できる

全滅プレイを繰り返せば、高レベルの敵を利用して味方を大幅に育成できます。難しいマップを突破するための救済になる一方で、利用方法によっては以降のゲームバランスを崩す原因にもなります。

再世篇では平均レベルを上回るボスが多く、オリジナルの敵にも前作ラスボス級と説明される人物が複数登場します。強敵が続くことで後編らしい規模は感じられますが、同等の敵を増やしすぎると、過去のラスボスが持っていた特別感が薄れるという見方もあります。

キャラクターの画風にばらつきがある

会話ウィンドウや戦闘デモに表示される一部キャラクターは、過去のシリーズ作品と画風が異なります。原作より劇画調で濃く描かれている人物がいる一方で、線や陰影が少なく、あっさりした印象の人物もいます。

作品ごとに原作の年代や作画が異なるため、すべてのキャラクターを同じ画風にそろえることは困難です。作品の個性を残していると受け取れる一方で、同じ会話画面に並んだときの統一感が気になる場合があります。

戦闘アニメの完成度とは別の部分であり、機体演出を高く評価していても、人物の顔グラフィックには違和感を覚える可能性があります。好みの影響が大きく、プレイヤーによって評価が分かれる要素です。

ifルートの生存展開に説明不足な部分がある

破界篇では、原作に近い流れで命を落としたと思われた版権キャラクターが生存しており、再世篇のifルートで重要な役割を果たします。原作では実現しなかった共闘を楽しめるため、生存そのものはうれしい要素です。

しかし、危機的な状況から生き延びた理由については十分に説明されません。if展開の内容や、その後の活躍は評価されているものの、生存までの過程には無理があるという意見もあります。

スーパーロボット大戦では原作の悲劇を回避する展開も大きな魅力です。本作もその方向性を積極的に取り入れていますが、結果だけでなく救出や生存の過程を重視するかによって受け止め方が変わります。

第2次スーパーロボット大戦Zの問題点

『第2次スーパーロボット大戦Z』は全体的に遊びやすくまとめられていますが、前作から続投した機体の性能、破界篇の次元獣、音声やBGMなどには気になる部分があります。参戦作品と登場人物が多いことによって生じた問題も少なくありません。

破界篇では続投機体の性能が抑えられている

前作『スーパーロボット大戦Z』から続投した一部の機体は、破界篇で武装や性能が抑えられています。前作で使用できた最強武器や合体攻撃が削除され、以前より戦力が低下したように感じられる機体があります。

作中では、異世界へ移動した影響で機体の調子が悪く、新しいパーツも用意できないと説明されています。新規参戦機体との性能差を調整し、序盤から続投機体だけが突出しないようにした変更でもあります。

キングゲイナーやソーラーアクエリオンのように、新しい武器の追加で補われた機体もあります。再世篇の中盤以降になると本来の性能や武装を取り戻すため、弱体化がZシリーズ全体を通して続くわけではありません。

ただし、前作で育てていた機体を再び活躍させたいプレイヤーにとっては、破界篇で最強武器や合体攻撃を使えない期間が長く感じられます。劇中の理由は用意されていますが、ゲーム上の制限として不満が残りやすい部分です。

一部のパイロットが召喚攻撃へ変更された

小隊システムの廃止に伴い、前作では個別ユニットとして使用できた一部のパイロットが、召喚攻撃の演出へまとめられています。

  • 『∀ガンダム』のソシエ
  • 『戦闘メカ ザブングル』のブルメ
  • 『機動戦士Ζガンダム』のアポリー
  • 『オーバーマン キングゲイナー』のペロー

これらのキャラクターは「○○隊総攻撃」といった武装の戦闘アニメに登場します。シナリオデモでは台詞や役割が残されていますが、好きな機体へ乗せたり個別に育てたりすることはできません。

『オーバーマン キングゲイナー』のアデットは、専用機体が用意されず、サラが搭乗するパンサーのサブパイロットになっています。参戦人数の多さと出撃枠のバランスを考えた変更ではあるものの、前作で使用していたキャラクターを自由に運用できない点は物足りません。

破界篇の次元獣が倒しにくい

破界篇に登場するオリジナルの雑魚敵「次元獣」は、耐久力と回避力を兼ね備えています。最下級のダモン級など一部を除き、「1500以下のダメージを無効化するバリア」を持っているため、攻撃力が低いユニットではダメージを与えられません。

次元獣は早い段階から底力も習得しています。HPを中途半端に減らすと底力によって防御力や命中率、回避率が上昇し、バリアを突破するために必要な攻撃力も実質的に高くなります。

  • 1500以下のダメージを無効化するバリアを持つ
  • 底力によってHP減少後に防御力や回避率が上昇する
  • 雑魚敵としてはHPと攻撃力が高い
  • 命中率と回避率も低くない
  • 後半になると大量に出現する

特に次元獣ブルダモン級は、雑魚敵としては高めのHPと攻撃力を持ち、攻撃には気力を下げる効果があります。技量の上昇も早く、序盤から登場したあと、後半では複数を同時に相手にすることになります。

影響を受けやすいのは、攻撃力が低めの1人乗りリアル系ユニットです。敵のバリアを突破できないと撃墜数を稼げず、気力も上がりません。気力制限のある強力な武器を使えないまま、次元獣の攻撃を受け続ける状況に陥ることがあります。

次元獣は人間の言葉を話さない怪物型の敵です。性能的に倒しにくいだけでなく、戦闘前後の掛け合いも少ないため、大量に出現するシナリオが続くと単調に感じられます。

再世篇に登場する一般的な次元獣は、設定上の理由から破界篇のようなバリアを持っていません。熱気バサラの歌も有効になり、人間の兵士であるアークセイバー団員などの敵も増えるため、破界篇より戦いやすくなっています。

続投キャラクターの新録音声が少ない

本作の新録音声は、新規参戦作品やZシリーズへ初めて登場する作品が中心です。前作から続投したキャラクターには過去の収録音声が使われることが多く、新規参戦キャラクターに対する専用台詞が少ない場合があります。

『機動戦士Ζガンダム』のカミーユやクワトロ、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のシンなどには、新規参戦した『ガンダムW』や『ガンダム00』の人物に対する掛け合いが十分に用意されていません。同じガンダムシリーズの共演であるため、専用台詞を期待すると物足りなく感じられます。

一方で、新規参戦側から続投キャラクターへ向けた特殊台詞は多く用意されています。『トライダーG7』のワッ太が『ザンボット3』の勝平へ話しかける台詞や、リボンズが歴代ガンダムの主人公へ反応する台詞などを聞けます。

担当声優が本作の新規キャラクターも同時に演じている場合は、続投キャラクターにも新録音声が用意される傾向があります。そのため、作品や人物によって特殊台詞の量に差が生じています。

版権キャラクターがオリジナルの敵を名前で呼ぶ台詞も少なめです。ラスボスに対する専用台詞自体は多数ありますが、名前を直接呼ぶ人物は限られています。

BGMの音質と一部アレンジに不満が残る

第2次Zは参戦作品と収録楽曲が多く、BGMデータが圧縮されています。そのため、PSP本体で再生すると音のこもりや音質の低下が目立つ楽曲があります。

前作から一部のBGMアレンジは改善されていますが、すべての楽曲が高く評価されているわけではありません。前作で使用されていた以下の楽曲は、ボーカルに相当する部分が単調なギター音へ置き換えられ、原曲との違いが大きくなっています。

  • 「キングゲイナー・オーバー!」
  • 「漂流~スカイハリケーン」
  • 「ターンAターン」
  • 「ヴェスティージ」

破界篇・再世篇ともにオリジナルサウンドトラックは発売されていません。ゲームに収録された圧縮音源とは別に、本作向けのアレンジを高音質で聴く手段が用意されなかった点も惜しい部分です。

SRポイントの条件が早解きに偏っている

SRポイントの取得条件には、「指定されたターン以内に敵を全滅させる」「一定ターンまでにボスを撃墜する」といったターン数制限が多く設定されています。

連続行動やダッシュを利用すれば対応しやすくなりますが、SRポイントを集める場合は、敵を待ち受けて撃破する戦い方や時間をかけた資金稼ぎを選びにくくなります。強い敵を短時間で倒すため、使用する機体や育成方針も攻撃力と移動力が重視されがちです。

特にガンダムダブルエックスは、一定ターンが経過しなければサテライトキャノンを使えないため、早解き条件との相性がよくありません。機体の特徴を活かす前にマップを進める必要があり、ユニットによって活躍しやすさに差が出ます。

破界篇のSRポイントは隠し要素に影響しないため、無理に集める必要はありません。しかし、高難易度を維持したいプレイヤーは取得を続ける必要があり、似た条件を繰り返すことになります。

登場人物が多く台詞の少ないキャラクターもいる

ZEXISは新規参戦作品の登場人物に加えて、前作のZEUTH、再世篇から参加するメンバーも合流する大規模な部隊です。会話はにぎやかですが、全員へ同じ量の台詞を用意することは難しく、登場してもほとんど発言しないキャラクターがいます。

特に前作から続投した脇役に多く、『オーバーマン キングゲイナー』のペロー、『機動戦士Ζガンダム』のアポリーとロベルト、『∀ガンダム』のメシェー、『戦闘メカ ザブングル』の一部キャラクターなどは、合流時の自己紹介以外で目立つ場面が限られています。

『宇宙大帝ゴッドシグマ』の闘志也のように、原作では主人公でありながらシナリオデモでの発言が少ない人物もいます。参戦作品数の多さは本作の魅力ですが、その影響で一人ひとりの出番が薄くなっています。

テキストのオートモードが少し使いにくい

会話テキストにはオートモードがあり、文章を自動で送る速度も調整できます。しかし、前作にあった「次の文章へ切り替わるまでのタイミング表示」がなくなりました。

文章が切り替わる時点を目で確認できないため、前作のオートモードに慣れている場合は使いにくく感じられます。ゲーム進行を妨げるほどではありませんが、長いシナリオデモを自動で読みたいときに気になる変更です。

第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇リマスターの最新情報

2026年8月1日、『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇リマスター』の制作が発表されました。発表は「スーパーロボット大戦」シリーズ35周年記念生配信で行われ、スーパーロボット大戦公式Xでも告知されています。

2011年にPSPで発売された破界篇を、戦闘アニメの高解像度化やUIの改善によって遊びやすくするリマスター版です。2026年8月5日時点では開発中で、対応機種や発売日、価格などは発表されていません。

破界篇リマスターで発表されている内容

項目発表内容
タイトル第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇リマスター
発表日2026年8月1日
開発状況開発中
戦闘アニメ高解像度化
UIウィンドウなどの表示や操作性を改善
開発環境『スーパーロボット大戦Y』のエンジンをベースに調整
言語テキストを複数言語に対応予定
対応機種未発表
発売日未発表
価格・販売形態未発表

戦闘アニメの高解像度化とUIのブラッシュアップについては、ファミ通.comでも報じられています。PSPの画面サイズに合わせて作られたオリジナル版から、現在の表示環境に合わせて見やすく調整される予定です。

また、電ファミニコゲーマーによると、『スーパーロボット大戦Y』のエンジンをベースに調整され、テキストは複数言語へ対応する予定です。オリジナル版は日本語のみだったため、リマスター版では日本国外でも遊びやすくなります。

発売日と対応機種は未発表

2026年8月5日時点では、破界篇リマスターの対応機種と発売日は発表されていません。パッケージ版とダウンロード版の有無、価格、予約特典、限定版についても不明です。

  • 対応するゲーム機
  • PC版の有無
  • 発売日・配信日
  • 価格
  • パッケージ版の有無
  • 追加要素や変更されるゲームシステム
  • オリジナル版からのセーブデータ引き継ぎ

4Gamerでも、制作発表時点では対応プラットフォームや発売日などの詳細は明らかになっていないと報じられています。具体的な発売時期を推測せず、公式発表を待つ必要があります。

再世篇のリマスターは発表されていない

『第2次スーパーロボット大戦Z』は、前編の破界篇と後編の再世篇で構成されています。しかし、今回制作が発表されたのは「破界篇リマスター」のみです。

再世篇については、リマスター版の制作、破界篇への同時収録、後日発売のいずれも発表されていません。2部作を最後まで遊べる形になるかは、今後の続報で確認する必要があります。

破界篇リマスターで注目したいポイント

オリジナル版の破界篇・再世篇は、2020年9月29日にダウンロード販売を終了しています。新たに遊ぶにはPSP本体とUMD版を用意する方法が中心だったため、リマスター版が発売されれば現在の環境でプレイできる機会が広がります。

  • PSP版の戦闘アニメがどこまで高解像度化されるか
  • 2Dマップや顔アイコンの表示がどのように調整されるか
  • 読み込み時間や戦闘テンポが改善されるか
  • BGMの音質が見直されるか
  • 追加機能や操作補助が用意されるか
  • 再世篇もリマスターされるか

現段階で正式に発表されている主な変更点は、戦闘アニメの高解像度化、UIの改善、複数言語対応です。それ以外の追加要素や変更点は確定していないため、公式サイトや公式Xで新情報が発表され次第、記事を更新する形が適しています。

第2次スーパーロボット大戦Zの総評

『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇/再世篇』は、多数の参戦作品、作品を越えたクロスオーバー、if展開、完成度の高い戦闘アニメを楽しめるシミュレーションRPGです。PSP向けにシステムを簡略化しながら、育成や原作再現の要素は充実しています。

前作『スーパーロボット大戦Z』は3Dマップや小隊システムなど独自性の強い作品でしたが、第2次Zでは2Dマップと個別ユニットによる分かりやすい形式へ変更されました。サブオーダー、固有エースボーナス、連続行動なども導入され、携帯機で短時間ずつ遊ぶ場合でも進めやすくなっています。

破界篇は全34作品、再世篇は全40作品が参戦し、『装甲騎兵ボトムズ』『機動戦士ガンダム00』『コードギアス 反逆のルルーシュ』『天元突破グレンラガン』などが新たに加わりました。異なる世界観を持つ作品を、2つの日本や暗黒大陸といった設定でまとめているため、参戦作品が多くても物語が大きく崩れていません。

原作再現だけでなく、『ガンダム00』『ガンダムW』『コードギアス』の共闘や、『ダイ・ガード』と『トライダーG7』の交流など、本作独自の組み合わせも豊富です。再世篇のifルートでは、別作品の人物や能力が原作の悲劇へ介入し、スーパーロボット大戦ならではの展開が描かれます。

主人公のクロウ・ブルーストも本作の魅力です。借金返済のために戦うというコミカルな設定を持ちながら、仲間を見捨てない義理堅さがあり、版権キャラクターとも自然に関係を築いています。トライア、エスター、マルグリットなど、周囲のオリジナルキャラクターにも役割と見せ場が用意されています。

戦闘アニメではνガンダム、ガンダムキュリオス、アリオスガンダムなどの演出が作り込まれています。リアル頭身のカットインや、原作の作画・動きを意識した攻撃が多く、PSP用作品でありながら見応えがあります。作品を越えた特殊台詞や援護時の掛け合いも、戦闘を楽しむ要素です。

一方で、破界篇では続投機体の最強武器や合体攻撃が一部削除され、次元獣もバリアと底力によって倒しにくくなっています。BGMの圧縮による音質低下、続投キャラクターの新録音声不足、出番の少ない登場人物など、参戦作品の多さが影響した問題もあります。

  • 多数のロボットアニメが共演する物語を楽しめる
  • 原作再現だけでなくクロスオーバーやif展開が豊富
  • 小隊編成がなく、携帯機でも進めやすい
  • パイロット育成や隠し要素をやり込める
  • 戦闘アニメと特殊台詞の種類が多い
  • 前後編ともに十分なシナリオ数がある

第2次スーパーロボット大戦Zがおすすめな人

  • 『ガンダム00』『コードギアス』『グレンラガン』『ボトムズ』が好きな人
  • 作品の枠を越えたキャラクター同士の会話を楽しみたい人
  • 原作とは異なるif展開が好きな人
  • 分かりやすい2Dマップのスーパーロボット大戦を遊びたい人
  • 豊富な機体やパイロットを育成したい人
  • Zシリーズの物語を順番に追いたい人

物語は破界篇から再世篇へ続くため、初めて遊ぶ場合は破界篇から始めるのがおすすめです。破界篇のクリアデータがあれば再世篇でボーナスを受け取れますが、育成状態や機体改造がそのまま引き継がれるわけではありません。

分割作品ではあるものの、破界篇は全50話・84ステージ、再世篇はプロローグ3話と本編60話・94ステージを収録しています。それぞれに大きな戦いの決着が用意され、単体でも従来のシリーズ作品に近いボリュームがあります。

細かな問題は残っていますが、親しみやすい主人公、遊びやすいゲームバランス、参戦作品を活かしたクロスオーバーがそろった作品です。新規参戦作品を中心に始まるため、前作を知らなくても序盤へ入りやすく、Zシリーズ経験者はZEUTH合流後のつながりも楽しめます。

2026年8月1日には『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇リマスター』の制作も発表されました。対応機種や発売日は未発表ですが、戦闘アニメの高解像度化やUIの改善が予定されており、第2次Zを現在の環境で遊べる機会として注目されます。

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