【PS版ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち】原作の物語・石版システム・評価まとめ

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【PS版ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち】原作の物語・石版システム・評価まとめ

『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』は、2000年8月26日にエニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたプレイステーション用RPGです。シリーズ第7作目であり、ナンバリングとしては初めて任天堂ハード以外(PlayStation)向けに開発・発売されたタイトルです。開発はハートビートとアルテピアッツァが担当し、シナリオは堀井雄二氏、キャラクターデザインは鳥山明氏、音楽はすぎやまこういち氏という、ドラクエおなじみの布陣で制作されました。

PS版の売上は日本国内だけで約410万本とされており、日本のPlayStation向けソフトとして歴代出荷本数1位を記録しています。たった一つの島しか存在しない世界から物語が始まり、「ふしぎな石版」を集めて新たな大陸を“復活”させていく独特の構成、そしてシリーズ屈指の長大なプレイ時間によって、「とにかくボリュームがすごいRPG」として強い印象を残しました。

ゲームシステム面では、石版を集めて世界を広げる「石版システム」、転職による人間職とモンスター職の両方を育成できる職業システム、モンスター図鑑やモンスターパークなどのやり込み要素が導入され、探索・育成・コレクションの三本柱がしっかりと作り込まれています。一方で、「序盤の戦闘までが長い」「必要な石版が見つからず詰まりやすい」といったテンポ面の問題も指摘されており、まさに“長所と短所が紙一重”のデザインが特徴的です。

作品としての評価は高く、文化庁メディア芸術祭・デジタルアート(インタラクティブ)部門で大賞を受賞し、「ロールプレイングゲームの本質を再確認させる作品」と評されました。また、日本ゲーム大賞(当時CESAゲーム大賞)ではシナリオ賞・ベストセールス賞・大衆賞など複数の賞を獲得し、「国民的RPG」にふさわしい商業的・批評的評価を得ています。(参考ページ

PS版はその後、ニンテンドー3DS版・スマートフォン版へと移植され、2026年にはフルリメイク作品『ドラゴンクエストVII Reimagined』も発売予定とされており、「エデンの戦士たち」というタイトル自体が、長期にわたって更新され続けるIPとなっています。

なお、2026年に発売予定のフルリメイク版『ドラゴンクエストVII Reimagined』の発売日や対応機種、リメイク要素の概要は、別記事「〖ドラゴンクエストVII Reimagined〗最新情報・攻略まとめ|発売日・対応機種・リメイク要素も解説」で整理しています。
「これからどのハードで遊ぶか決めたい」という方は、先にそちらもチェックしてみてください。

項目内容補足備考
タイトルドラゴンクエストVII エデンの戦士たちドラゴンクエストシリーズ第7作略称は「DQ7」「ドラクエVII」
発売日(PS版)2000年8月26日日本国内PlayStation向けに発売発売元はエニックス
ジャンルロールプレイングゲーム(RPG)ターン制コマンドバトル石版収集が進行の軸
推定売上約410万本(日本・PS版)PS用ソフト歴代出荷本数1位メディア報道・公式発表ベース
主な受賞歴文化庁メディア芸術祭 大賞、日本ゲーム大賞各種賞シナリオ賞・ベストセールス賞・大衆賞など2000年前後の主要アワードで高評価

販売サイト比較表

サイトメリットデメリット商品ページ
在庫が見つかりやすい/配送が速い(プライム)/返品対応が明快マーケットプレイス出品が混在/相場変動が速い/コンディション表記にばらつき詳細を見る
店舗数が多く価格比較しやすい/ポイント倍率・クーポンが豊富送料や出荷速度が店舗ごとに異なる/在庫反映の遅れが稀にある詳細を見る
中古の取扱いが豊富/コンディション表記が細かい/在庫が安定しやすい発送まで日数がかかる場合あり/送料条件に注意/個体差は現物依存詳細を見る
実店舗連動で中古在庫に出会いやすい/掘り出し価格が見つかることも在庫回転が早く品切れしやすい/商品写真や状態情報が少なめ/発送に日数がかかる場合詳細を見る
出物が多く相場より安い掘り出しが狙える/値下げ交渉が可能状態・付属品の個体差が大きい/説明不足・偽物リスクに注意/購入後の保証が薄い詳細を見る
各販売先サイト

物語と世界観:エスタード島から広がる「失われた世界」の再構築

PS版『ドラクエVII』の物語は、「世界にはエスタード島しか存在しない」という前提から始まります。プレイヤーは、小さな島国エスタードに暮らす漁師の息子(主人公)として物語に参加し、王子キーファや幼なじみのマリベルといった仲間たちと共に、島の外れにある「なぞの神殿」を探索することになります。神殿で見つかるのが、本作のキーアイテム「ふしぎな石版」であり、この石版を台座にはめ込むことで、主人公たちは“過去の世界”へと飛ばされます。

過去世界では、それぞれの大陸や地域が「魔王の力により滅びの危機にある状態」で固定されています。プレイヤーは過去の人々と関わり、事件や悲劇を解決することで、その大陸の“歴史”を前へ進めます。そして、過去で問題を解消した結果として、エスタードを中心とした「現在の世界」に、その大陸が新たな陸地として復活する、という構造になっています。つまり、本作の冒険は「世界の失われたピースを取り戻していく行為」そのものであり、プレイヤーは石版を集めながら、徐々に世界地図を完成させていくことになります。

この「過去での行動が現在の世界に反映される」という二重構造は、シナリオ面での大きな特徴です。過去編で出会った村や町を、後に“現在の姿”として再訪できるため、プレイヤーは自分たちの行動の結果を時間をおいて確認できます。悲劇の結末がささやかなハッピーエンドにつながっているケースもあれば、完全な救いには至らないまま、それでも人々が前を向いて生きている姿が描かれる場合もあり、「時間の積み重ね」が感情的な重みとなって返ってきます。

物語のテーマは、単純な勧善懲悪にとどまりません。差別や排斥、宗教・信仰の行きすぎ、権力者の傲慢、人間の嫉妬や欲望といった、現実社会にも通じるシリアスな題材を真正面から扱うエピソードが多数存在します。一方で、コミカルな会話や明るい小エピソードも挟まれており、「重さ」と「救い」のバランスが、章ごとのオムニバス形式で丁寧に積み上げられていきます。最終的には、世界を分断し、多くの悲劇の元凶となった魔王「オルゴ・デミーラ」との決戦へ収束していきますが、その過程で描かれるのは、あくまで“名もなき人々の人生”であり、主人公たちは彼らの歴史をつなぐ存在として機能します。

この「過去での行動が現在の世界に反映される」という二重構造は、シナリオ面での大きな特徴です。過去編で出会った村や町を、後に“現在の姿”として再訪できるため、プレイヤーは自分たちの行動の結果を時間をおいて確認できます。悲劇の結末がささやかなハッピーエンドにつながっているケースもあれば、完全な救いには至らないまま、それでも人々が前を向いて生きている姿が描かれる場合もあり、「時間の積み重ね」が感情的な重みとなって返ってきます。

物語のテーマは、単純な勧善懲悪にとどまりません。差別や排斥、宗教・信仰の行きすぎ、権力者の傲慢、人間の嫉妬や欲望といった、現実社会にも通じるシリアスな題材を真正面から扱うエピソードが多数存在します。一方で、コミカルな会話や明るい小エピソードも挟まれており、「重さ」と「救い」のバランスが、章ごとのオムニバス形式で丁寧に積み上げられていきます。最終的には、世界を分断し、多くの悲劇の元凶となった魔王「オルゴ・デミーラ」との決戦へ収束していきますが、その過程で描かれるのは、あくまで“名もなき人々の人生”であり、主人公たちは彼らの歴史をつなぐ存在として機能します。

項目内容役割備考
舞台エスタード島と、石版で復活する各大陸「唯一の島」から世界が広がる構成過去と現在を行き来する二重構造
物語の軸ふしぎな石版を集め、滅びた大陸を再生する世界そのものを再構築する冒険石版システムと直結
テーマ差別・信仰・権力・嫉妬・喪失など各エピソードで異なる社会問題を描写「明るいドラクエ」のイメージからは一歩踏み込んだ内容
時間構造過去世界の解決 → 現在世界の変化プレイヤーの行動結果を後から確認できる小さなエピソードを重ねる群像劇的構成
最終目標魔王オルゴ・デミーラの打倒世界崩壊の元凶との決着道中の人間ドラマが本作の真骨頂

石版システムとマップコレクション:世界がパズルのように広がる構成

PS版『ドラクエVII』のゲームデザインを語るうえで外せないのが、「ふしぎな石版」を用いたマップコレクション(石版システム)です。物語の進行は、ほぼすべてこの石版集めと密接に結びついており、プレイヤーは町の住民からの情報や、ダンジョン探索、宝箱、イベント報酬などを通じて石版のかけらを集めていきます。集めた石版を「なぞの神殿」などにある台座にはめ込み、特定の形が完成すると、新たな過去世界へのゲートが開き、その先でまた新しい物語が展開される仕組みです。

このシステムの優れている点は、「探索」と「シナリオ進行」が強く連動していることです。石版は、ダンジョンの隅や視点変更をしないと見えない場所など、PS版ならではの3Dマップを活かした位置に配置されており、マップをくまなく歩き回るモチベーションを自然に生み出しています。単にマーカーを追いかけるのではなく、「ここにも何かあるかもしれない」というプレイヤーの好奇心が、そのまま世界の拡張につながる構造になっています。

一方で、石版システムは本作の「テンポの悪さ」の原因としてもよく挙げられます。必須の石版を取り逃したままストーリーを進めてしまい、「次の大陸が開かない」「どこを探せばいいか分からない」といった状態に陥りやすかったためです。また、序盤は戦闘に入るまでが長く、しばらくはフィールド探索とイベント進行が続くため、従来作のテンポに慣れたプレイヤーには“とっつきにくさ”を感じさせる要因にもなりました。こうした点は、後年のニンテンドー3DS版リメイクで大きく改善され、石版の場所が分かりやすくなるなど、遊びやすさが向上しています。

総じて、PS版の石版システムは「自分の手で世界地図を完成させる」感覚を強く味わわせてくれる一方で、その自由度と情報量の多さが、プレイの敷居をやや高くしている仕組みと言えます。

項目内容メリット注意点
石版の入手源町のイベント、ダンジョン、宝箱、報酬など探索と会話の動機づけになる取り逃しで行き詰まることがある
台座システム石版を台座にセットし、形が完成すると新マップ解放パズル的な「世界の解放」が楽しい必要ピース不明だと混乱しやすい
探索設計視点回転や隠し部屋を活かした配置3Dマップを活かした探索体験見落としやすくテンポを損ねる場合も
プレイ感世界を少しずつ取り戻す達成感冒険のスケールを実感しやすい人によっては「作業感」と受け取られる
後年の調整3DS版では石版の案内機能などを追加遊びやすさ・テンポが大幅改善PS版はオリジナルならではの歯ごたえ

転職・職業システム:人間職と魔物職による育成の奥深さ

戦闘面では、『ドラクエVI』で導入された転職システムがさらに発展し、「人間職」と「魔物職」の二系統を組み合わせた非常に自由度の高い育成が可能になっています。キャラクターは特定のタイミングでダーマ神殿に到達することで職業システムを解禁し、戦士・武闘家・魔法使い・僧侶・踊り子・盗賊といった基本職(人間職)から好きな職に就くことができます。一定回数の戦闘をこなすごとに「熟練度」が上昇し、ランクが上がると新たな特技を習得します。

本作の特徴は、この基本職を一定数マスターすることで、上位職(パラディン・魔法戦士・賢者など)に就ける点です。上位職は複数の職業で覚えた特技を前提に設計されており、「回復役なのに攻撃魔法もこなせる」「物理アタッカーだが補助も強い」など、パーティの役割構成をかなり柔軟に組み立てられます。また、一度覚えた特技は別の職に転職しても基本的に引き継がれるため、「どの順番で何をマスターするか」が長期的な育成計画の鍵となります。

さらに、シリーズとしては珍しい「魔物職」も本作の大きな特徴です。モンスターの心(こころ)を入手することで、そのモンスターになりきる職業に転職でき、能力値や特技もモンスターに準じたものになります。これにより、従来の“仲間モンスター”とは別の切り口で、敵モンスターの個性をプレイヤーキャラに取り込むことが可能になりました。

一方で、この柔軟な職業システムは、プレイ時間の長さをさらに押し上げる要因にもなっています。特技習得のために特定の場所で戦闘を繰り返し、「熟練度稼ぎ」を行う必要があるため、人によっては強い“作業感”を覚えます。また、豊富な選択肢ゆえに、初見プレイヤーだと「どの職から育てるべきか分からない」「中途半端な構成になった」と感じることもあります。

それでも、じっくり遊ぶプレイヤーにとっては、職業の組み合わせを試行錯誤しながら、自分だけのパーティビルドを作り上げられる点は大きな魅力であり、「DQ7は職業育成をやり込んでこそ本番」と語る声も多いシステムです。

項目内容魅力注意点
人間職戦士・武闘家・魔法使い・僧侶など基礎となる役割を習得熟練度稼ぎに時間がかかる
上位職パラディン・賢者・魔法戦士など複数職の特技を活かした強力な職解禁までに複数職のマスターが必要
魔物職モンスターのこころで就く職業敵モンスターの能力・特技を体験できるこころ集めが運要素も絡みやや大変
熟練度システム戦闘回数に応じて職ランクが上昇コツコツ遊ぶほど強くなる仕組み同じ戦闘を繰り返す作業感につながりやすい
プレイへの影響職構成で難度や戦術が大きく変化自由度の高いビルドが可能初見では最適解が見えにくい

プレイボリュームとエピソード傾向:シリーズ屈指の長さと重さ

PS版『ドラクエVII』は、「クリアまでがとにかく長い作品」として知られています。各種レビューやプレイレポートでは、メインストーリーのみを追っても70〜100時間程度、職業育成・モンスター職・サブイベントなどをやり込むと、その倍近い時間がかかるとも言われており、ナンバリングでも突出したボリュームを誇ります。

このボリュームを支えているのが、「石版1枚につき1エピソード」といってもよいほど多数用意された章立て構成です。それぞれの大陸・地域には独立した短編ドラマが用意されており、村人が石化する事件、村社会の中で罪をなすりつけ合う人々の姿、信仰が行きすぎた結果として起こる悲劇、家族の死別や喪失をテーマにした物語など、かなりシビアな内容が続きます。

一方で、過去で解決した事件の“後日談”を、現在の世界で確認できる点は、本作ならではの感動ポイントです。過去編では救いが見えなかった人々が、現在では少しずつ立ち直り、新しい生活を始めている姿が描かれるケースもあり、「長い時間をかけて世界を見守る物語」だからこそ生まれる味わいがあります。

こうした構成のため、一つひとつのエピソードは短編のように完結しつつも、それらが積み重なることで、世界全体の歴史や魔王の影響が徐々に明らかになっていくという群像劇的な構造が成立しています。その反面、「一度に追う情報が多い」「どこまで進んだか分かりにくい」と感じるプレイヤーもおり、ボリュームの大きさをそのまま長所と捉えるか、冗長さと見るかは、プレイスタイルや好みによって評価が分かれます。

項目内容魅力プレイ感
クリア時間メイン約70〜100時間前後1本で長く遊べる短期集中で遊び切るのはやや大変
構成石版ごとの短編+世界全体の長編章ごとにテーマが異なり飽きにくい話数が多く、全体像を把握しづらいことも
エピソード傾向シリアス・ビターな物語が多い大人向けの深いテーマ性「重すぎる」と感じるプレイヤーもいる
時間軸の活用過去編の結果を現在編で確認長い時間の流れを実感できる行き来が多く人名・地名を覚える負担も
やり込み要素職業育成・モンスターパークなどクリア後も遊べるコンテンツが豊富すべてやろうとすると膨大な時間が必要

当時の評価と販売実績:国民的RPGとしての成功と課題

発売当時、『ドラクエVII』は「待望のナンバリング最新作」として大きな期待を集めました。結果として、PS版は日本国内で約410万本を販売し、日本のPlayStation用ソフトとして歴代出荷本数1位を記録するなど、商業的には圧倒的な成功を収めています。発売直後には行列や品薄がニュースとして報じられ、シリーズのブランド力と期待値の高さを象徴する出来事となりました。

評価面では、文化庁メディア芸術祭 デジタルアート(インタラクティブ)部門で大賞を受賞し、ストーリー・ゲームデザイン・表現面の完成度が高く評価されています。また、日本ゲーム大賞(第5回)では、年間作品部門優秀賞のほか、シナリオ賞・ベストセールス賞・大衆賞、ベストクリエイター賞(堀井雄二氏)など、複数の賞を獲得しています。

一方で、ユーザーやメディアレビューでは、以下のような課題点もたびたび指摘されました。

  • ゲーム開始から最初の戦闘までが長く、導入部のテンポが遅い
  • 必要な石版が見つからず進行に詰まりやすい
  • 職業システムや熟練度稼ぎに伴う作業感
  • シナリオ全体の「重さ」による好みの分かれ

こうした点から、「国民的RPGにふさわしいスケールの一方で、人を選ぶ問題作」「ストーリー面では過小評価されがちな名作」といった、二面性のある評価が現在まで続いています。

項目内容プラス評価マイナス評価
販売実績PS版国内約410万本PS向けソフトで歴代トップクラス特になし(成功例として語られる)
批評的評価メディア芸術祭大賞、日本ゲーム大賞各賞シナリオ・作品性が高評価テンポや遊びやすさには課題との声
ゲームデザイン石版システム+職業システム探索・育成の自由度が高い作業感・詰まりやすさが指摘される
シナリオ傾向重くシビアなテーマを多く扱う大人向けの深い人間ドラマ「暗い」「長い」と感じる層も
総合評価国民的RPGかつ問題作シリーズで屈指の名作と推す声ナンバリングの中でも賛否が割れる

リメイク・移植・Reimagined:遊ばれ続ける「エデンの戦士たち」

PS版『ドラゴンクエストVII』は、その後もさまざまな形で再リリース・リメイクが行われています。2013年には、ニンテンドー3DS向けにフルリメイク版が発売され、石版システムの導線改善やテンポ調整、グラフィックやUIの刷新などが行われました。3DS版をベースにしたスマートフォン版も2015年以降に配信され、現行機やモバイル環境でも遊びやすい形で提供されています。

そして2026年2月5日(Steam版は2月6日)には、PS版を原作としたフルリメイク作品『ドラゴンクエストVII Reimagined』が、Nintendo Switch 2 / Nintendo Switch / PlayStation 5 / Xbox Series X|S / Steam / Windows 向けに発売予定とされています。公式サイトでは、グラフィックの刷新やシナリオ構成の再整理、新要素を含む「リイマジンド(再構成)」コンセプトが掲げられており、PS版・3DS版とはまた別のかたちで『エデンの戦士たち』を体験できるタイトルとなることが示されています。

このように、『ドラクエVII』はオリジナルPS版を起点に、携帯機向けリメイク、スマートフォン移植、そして2026年のReimaginedへと、世代ごとに遊び方を変えながら継続的に展開している作品です。PS版は、そうした一連の展開の“原典”として位置づけられ、「長すぎるけれど忘れられない原作」として、後続作品の評価にも大きな影響を与えています。

とくにReimaginedでは、ビジュアルやシステムだけでなくシナリオ構成にも大きく手が入っており、
PS版・3DS版とはまた違った「エデンの戦士たち」を楽しめるようになっています。
リメイクで追加・変更された要素や、エディション別特典、対応機種ごとの違いなどを
より詳しく知りたい方は、当サイト内の『〖ドラゴンクエストVII Reimagined〗最新情報・攻略まとめ|発売日・対応機種・リメイク要素も解説』もあわせてご覧ください。

項目内容主なポイント備考
PS版2000年8月26日発売石版システム・職業システムが完成形本記事の対象バージョン
3DS版2013年2月7日発売石版周り・テンポを大幅改善グラフィック・UIも一新
スマートフォン版2015年配信開始3DS版ベースの移植iOS/Android向けダウンロード配信
DQVII Reimagined2026年2月5日(Steamは2月6日)グラフィック・システムを大胆に再構成Switch 2など現行機向けフルリメイク
シリーズ内での位置づけ「エデンの戦士たち」ブランドの中核複数世代でリメイクされ続ける稀有な作品PS版はオリジナルかつ最長ボリューム

まとめ:PS版『ドラクエVII』が今も語られる理由

PS版『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』は、発売から20年以上が経った現在も、シリーズの中で特に話題に上りやすい作品です。その理由は、一言で「長いから」ではありません。たった一つの島から始まり、石版を通じて世界を少しずつ復元していく構成は、プレイヤー自身が世界地図を完成させていく感覚をもたらし、「自分の手で世界を取り戻した」という実感を強く残します。

また、各地のエピソードは、差別や信仰、喪失や嫉妬といったシビアなテーマを真正面から扱っており、単なる“魔王退治”に留まらない人間ドラマが多数描かれます。過去での行いが現在へどうつながったのかを確認しに行く構造は、プレイヤーの行動と物語の結果を結びつける仕掛けとして非常に強力で、その積み重ねが「長くても最後まで付き合いたくなる物語」を形作っています。

一方で、石版集めの分かりづらさや、導入部の長さ、職業システムの熟練度稼ぎなど、遊びやすさの点では課題も多いタイトルです。だからこそ、「過小評価されている名作」「人を選ぶけれど刺さる人には刺さりまくる作品」といった二面性のある評価が生まれています。

2026年に登場する『ドラゴンクエストVII Reimagined』は、こうしたPS版の特徴を現代的な形で再構成する試みといえますが、オリジナルPS版ならではの“重さ”や“長さ”を体験できるのは、今もなお当時のデザインをそのまま残すPS版だけです。本記事ではPS版オリジナルに焦点を当てましたが、興味を持った方は、3DS版やReimaginedとの違いを比較しながら遊んでみると、『エデンの戦士たち』という作品の多層性がよりはっきり見えてくるはずです。

要点の箇条書きまとめ

  • PS版『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』は、2000年8月26日発売のPlayStation用RPGで、国内約410万本を売り上げた大ヒット作。
  • 世界にただ一つ残されたエスタード島から始まり、「ふしぎな石版」を集めて過去世界へ行き、大陸を現在に復活させる構成が大きな特徴。
  • 石版システムと職業システム(人間職+魔物職)がゲームデザインの核であり、探索と育成の自由度が高い一方、作業感やテンポの悪さも指摘される。
  • プレイ時間はメインだけでも70〜100時間級で、差別・信仰・喪失などシビアなテーマを扱う多数のエピソードが、オムニバス的に積み重なる構成。
  • 文化庁メディア芸術祭大賞や日本ゲーム大賞での複数受賞など作品性も高く評価される一方、「人を選ぶ問題作」「過小評価されがちな名作」という二面性を持つ。
  • 3DS版・スマートフォン版でのリメイクや、2026年発売予定の『ドラゴンクエストVII Reimagined』によって、世代をまたいでアップデートされ続けている。

販売サイト比較表

サイトメリットデメリットタイトル
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