フィクション作品によく登場する『ビキニアーマー』はゲーム作品でもよく登場してきます。
一般的な定義としては女性キャラクターが身に着ける鎧や防具の一種で、胸や腰回りを露出したデザインが特徴的なものを指します。
ファンタジー世界において魅力的なキャラデザインの象徴するアイテムとして登場する『ビキニアーマー』
今回の記事ではゲームキャラクターでよく挙がるキャラクターを抜粋して選んでみました。
夢幻戦士ヴァリス
ビキニアーマーのゲームキャラと言えばで真っ先に語られることが多い『夢幻戦士ヴァリス』はPC-8801mkIISRウルフチームが開発し1986年に日本テレネットから発売された横スクロールアクションゲームです。
女子高生『麻生優子（あそう ゆうこ）』が夢幻界・ヴァニティの女王ヴァリアによって「ヴァリスの戦士」に指名され、暗黒界・ヴェカンティの魔王ログレスとの戦いに身を投じていくといったストーリー。
夢幻戦士ヴァリスの1作目からビキニアーマーで登場します。
1ステージ目ではセーラー服にて剣をもちながら疾走していくスタイルですが、ボス戦後のムービー後にビキニアーマーを装着します。（させられる？）
その後『ヴァリスシリーズ』は、その独特の世界観やキャラクターデザイン、アクション性の高いゲームプレイなどが人気を博し、多くのファンを獲得しました。
また、OVAやアニメ化もされ、さまざまなメディアで展開されたことも特徴の一つです。
現在でも、ヴァリスシリーズは懐かしい名作、ギャルゲーの始祖とも言われて愛され続けており、ゲームコレクターやファンによる応援によりリメイクなども制作されています。
アテナ
1986年にアーケードにて稼働したアテナはSNKで開発されました。
ビクトリー王国の王女、主人公「アテナ姫」を操作し、森、洞窟、海、空、氷、地獄、迷宮の7つの世界を巡って戦うアクションゲームとなります。
上記の画像パッケージをみても分かる通りビジュアルに驚かされたゲーマーも多かったらしく、インタビューで開発者がアテナ姫のデザインに関しては、デザイナー曰くビキニアーマーのつもりではなく、「装備を得て強くなっていく姿を表現するには露出度の高い格好の方が視覚的に分かりやすいから」という考え方からだと語っています。
後にアテナ姫の子孫「麻宮アテナ」が主人公となるアクションゲーム『サイコソルジャー』が発売。
さらに「麻宮アテナ」はKOFにも登場しSNK作品、格ゲーの顔となるキャラクターになっていきます。
ドラゴンクエストⅢ 女戦士
ドラゴンクエストⅢの女戦士は世界で一番有名なビキニアーマーを着用しているキャラクターではないでしょうか。
1988年2月10日にてファミコンソフトとして発売された『ドラゴンクエストⅢ』は社会現象にもなり、ゲームシステムからキャラクターまで一躍全てがメジャーな物となり今にいたります。
その『ドラゴンクエストⅢ』に登場する女戦士は最前線にて剣や斧などの武器を使いこなすため力やHPのパラメーターが高く設定されており、パーティーでトップになるほどの攻撃力を備えることとなります。
更にキャラクターデザインは『ドクタースランプアラレちゃん』『ドラゴンボール』で有名な鳥山明氏がイラストを務めており、ビジュアルも含めて有名になっていきます。
関連作品としてフジテレビ系列で放映されたアニメ『ドラゴンクエスト』では剣術が得意な戦士『デイジィ』が主人公のパーティーメンバーにおり、こちらのキャラクターもビキニアーマーを着用しています。
甲竜伝説ヴィルガスト クリス
1992年にバンダイから発売された『甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女』は、1990年から発売されていたバンダイのガシャポンフィギュアとして販売されていたシリーズをゲーム化されました。
戦士であり、アリア王国の第一王女のクリスはビキニアーマーを着こなすロングヘアが美しい女性です。
根は活発な性格でしたが、窮屈なお姫様の生活を強いられており、隙をみては剣術の修行に励んでいました。
その実力はそこらの男性や魔物でしたら軽々とあしらう程に強く、それゆえに力試しの目的で武術大会に出場、そこで出会ったクイと共に駆け落ちをしてしまうといったアクティブな性格をした女性です。
Fate/Grand Order エリザベート・バートリー (ブレイブ)
『Fate/Grand Order』から、エリザベート・バートリーが2016年のハロウィンイベント『ハロウィン・カムバック！』にてセイバーにクラスチェンジしたver。
エリザベート・バートリーはこの後にも色々なクラスで出演してきますが、ビキニアーマーの勇者で魔女っ子であり、アイドルとハロウィンになると期待させられてしまうキャラの一人で、ファンからの人気は絶大です。
アレサ マテリア
1990年11月にゲームボーイソフトとして発売。
ゲームボーイ初期の有名なRPGと言われることが多く、当時はRPGの主人公としては珍しかった女性を採用。
アレサ王国の双子の王女として誕生した『マテリア』は魔王ハワードの軍勢が進行して王リパートンが死去、マテリアはフロイドに拾われ育てられる。
その後フロイドから自らの生い立ちを知らされたマテリアは、魔王ハワードを倒すため旅に出るといったストーリーが展開されていきます。
1ではビキニアーマーを着用していたが2から3にかけては落ち着いた普通の服を下に着ており、ビキニアーマーファンからは不評の一つでもあります。
まとめ
今回の基準としてはゲームとして売上があり認知度がある物で選んで厳選しました。
他にも思い当たるゲームキャラクターはいたのですが今回の所は書ききれない部分も多いのでまた後日需要があればまとめていきたいと思います。
他にもこんなキャラクターもいるよ～！等と情報がありましたらSNSでも情報お待ちしています。
