【スーパーロボット大戦V】2017年発売 PlayStation 4/PlayStation Vita/Nintendo Switch/Steam

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【スーパーロボット大戦V】2017年発売 PlayStation 4/PlayStation Vita/Nintendo Switch/Steam

「スーパーロボット大戦V」は、2017年にPlayStation 4およびPlayStation Vitaで発売された、人気のシミュレーションRPGシリーズ「スーパーロボット大戦」の一作です。
このゲームは、シリーズの25周年を記念して開発され、宇宙世紀や異世界のロボット作品が融合し、壮大なクロスオーバーストーリーが展開されます。以下、詳しく解説します。

機種PlayStation 4, PlayStation Vita, Nintendo Switch, Steam (PC)
発売元バンダイナムコエンターテインメント
開発元B.B.スタジオ
発売日2017年2月23日
ジャンルシミュレーションRPG
created by Rinker
バンダイナムコエンターテインメント

ストーリーと世界観

「スーパーロボット大戦V」のストーリーは、主人公が選べる形式で展開され、選んだキャラクターによって細部が異なるものの、大筋は共通しています。
舞台となるのは新正暦2199年、地球は外宇宙からの侵略者ガミラス帝国によって滅亡の危機に瀕しています。ガミラスが発射した遊星爆弾により地球の環境は大きく破壊され、残された人々は地下シェルターで辛うじて生き延びている状態です。しかし、彼らが生存できる時間は残り1年とされていました。

この絶望的な状況の中、地球の命運を託されたのが宇宙戦艦ヤマトの乗組員たちです。彼らは、16万8000光年彼方にある惑星イスカンダルに「コスモリバースシステム」という地球再生技術を受け取りに行くことを決意し、長い旅路に出発します。このストーリーラインは「宇宙戦艦ヤマト2199」をベースにしていますが、途中で異なる並行世界への転移や他作品のキャラクターとのクロスオーバーも展開されていきます。

物語は複数の異なる世界観が交差することを特徴としており、例えば「ガンダムSEED DESTINY」や「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」の世界観が融合し、地球と宇宙勢力の対立や、並行世界間の戦いが繰り広げられます。これにより、プレイヤーは様々なロボット作品のキャラクターとともに壮大な物語を楽しむことができます。

このような複雑なストーリー設定により、プレイヤーはそれぞれの世界の問題を解決しつつ、最終的には全宇宙の未来を決定する重要な選択を迫られることになります。このクロスオーバーによる物語の広がりが「スーパーロボット大戦V」の大きな魅力となっています。

参戦作品

タイトル
無敵超人ザンボット3
無敵鋼人ダイターン3
機動戦士Zガンダム
機動戦士ガンダムZZ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
機動戦士クロスボーン・ガンダム
機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
機動戦士ガンダムUC
勇者特急マイトガイン
劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
真ゲッターロボ 世界最後の日
真マジンガー 衝撃! Z編
真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍
フルメタル・パニック!
フルメタル・パニック?ふもっふ
フルメタル・パニック! The Second Raid
フルメタル・パニック! (原作小説版)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
宇宙戦艦ヤマト2199
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞

オリジナルキャラクター

「スーパーロボット大戦V」のオリジナルキャラクターは、ゲームの物語の中心となる存在です。以下、主なキャラクターについて詳しく解説します。

キャラ名声優
叢雲 総司桐本 拓哉
如月 千歳神田 朱未
ナイン山本 希望
シャルロッテ・ヘイスティング照井 春佳
ヴェルターブ・テックスト金本 涼輔

叢雲 総司(ムラクモ ソウジ)

叢雲総司は、月面特殊戦略研究所に所属する防衛隊員で、ゲームの男性主人公です。彼はポジティブで不屈の精神を持ち、人当たりの良い性格でありながら、パイロットとしての実力も確かなものです。彼が操縦する機体「ヴァングレイ」は、試作機でありながら高い性能を誇り、彼の戦いにおいて重要な役割を果たします。

如月 千歳(キサラギ チトセ)

千歳は第三特殊戦略研究所に所属する防衛隊員で、ゲームの女性主人公です。彼女は実戦経験がほとんどありませんが、明るく前向きな性格で、周囲の人々に元気を与える存在です。彼女もまた「ヴァングレイ」を操縦し、物語の中で重要な役割を担います。

ナイン

ナインは、ソウジやチトセと行動を共にする謎の少女であり、対異星人戦用機動兵器「ヴァングレイ」のOS「システム99」と密接な関係を持っています。彼女の存在は物語の鍵を握るキャラクターとして描かれており、機械と人間の境界を越えたテーマが含まれています。

シャルロッテ・ヘイスティング(ロッティ)

ロッティは、ニコラ・ヴィルヘルム研究所に所属するテストパイロットで、グルンガストに搭乗します。彼女は明るく直感的な性格で、戦闘でもその直感力を発揮します。

ヴェルターブ・テックスト(ヴェルト)

ヴェルトは同じくニコラ・ヴィルヘルム研究所のテストパイロットで、ヒュッケバインに搭乗します。彼は知的で理性的な性格を持ち、戦略を重視したパイロットとして描かれています。

これらのキャラクターは、ストーリー全体を通じて深い人間関係や成長を描く要素を持っており、ゲームプレイを通してプレイヤーが感情移入しやすいようにデザインされています。オリジナルキャラクターたちは、ロボット作品とのクロスオーバーという特徴的な設定の中でも強い個性を発揮し、物語の展開に大きく貢献しています。

ゲームシステム

「スーパーロボット大戦V」は、従来のシミュレーションRPG要素を踏襲しつつ、新要素も追加されています。以下、いくつかの重要なシステムを紹介します。

  • タクティカル・コミュニケーションシステム:プレイヤーは、ユニット同士の連携を強化し、様々な攻撃や防御戦術を展開できます。ユニットの組み合わせにより、特殊なコンビネーション技が発動することもあり、戦略の幅が広がります。
  • エクストラオーダー:この新機能は、特定の条件を満たすことで、キャラクターが強力なコマンドを発動できるシステムです。味方のステータスを上げたり、敵の行動を封じることが可能です。

「スーパーロボット大戦V」のゲームシステムは、シリーズを通して馴染み深い要素を残しつつ、新たなシステムが追加されています。以下、主なシステムを詳しく解説します。

1. スキルシステム

「スーパーロボット大戦V」では、スキルルートというシステムが導入されています。
このシステムは、TacP(タックポイント)を使用してパイロットにスキルを開発・生産し、彼らの能力を向上させることが可能です。
スキルは、パラメータ系、特殊スキル系、スペシャル系の3種類に分類され、それぞれパイロットに任意で付与できます。例えば、「プロテクション」スキルは、回避と防御の効果を高め、被ダメージを軽減する役割を持っています。

また、各パイロットには最大30個までスキルを修得できる仕様となっており、従来よりも自由度が高くなっています。特にTacPの効率的な活用が攻略の鍵となり、パイロットの成長を最適化することが可能です。

2. エクストラシステム

「エクストラアクション」や「エクストラオーダー」も新たに追加されたシステムです。これらは戦闘時に「ExC(エクストラカウント)」を消費して、強力な行動を行うためのシステムです。例えば、エクストラオーダーでは、戦艦ユニットが味方全体にバフを付与することが可能で、戦闘を有利に進める助けとなります。これにより、戦術的な選択肢が広がり、プレイヤーは戦況に応じた戦略を練ることが求められます。

3. サブオーダー

インターミッション中に使用可能な「サブオーダー」システムも注目すべき要素です。これは、戦闘に参加しなかったパイロットに、トレーニングや資金調達などの命令を与え、TacPや資金、経験値を得るシステムです。サブオーダーは、戦闘に出撃できないキャラクターを効率的に育成する手段として機能し、特に後半戦で有効に活用することで、パーティ全体を強化することが可能です。

4. パイロットエースボーナス

パイロットの育成においても、エースパイロットシステムが存在します。50機以上の敵を撃墜するとエースパイロットとなり、特別なボーナスを得られる仕組みです。このボーナスは戦闘において大きなアドバンテージとなり、特に後半の難易度の高いミッションで役立ちます。

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