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1980年代後半から続く「悪魔城ドラキュラ」シリーズは、今の“探索型ドラキュラ”とは少し違う、ステージクリア型アクションとしてスタートしたシリーズです。その初期作を一気にまとめて遊べるようにしたタイトルが「悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション」です。
本記事では、このコレクションの基本的な概要から、収録8タイトルのポイント、現行機向けの追加機能、評価や立ち位置、さらに2025年発売予定のパッケージ版情報までを、できるだけ中立的に整理してまとめていきます。
「昔遊んでいたけれど細かいことは忘れてしまった」という方はもちろん、「月下の夜想曲以降しか知らないけれど、原点も触ってみたい」という方のための“ガイド記事”としてお読みいただければと思います。
悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクションとは
「悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション」は、コナミグループ創業50周年を記念して企画された「アニバーサリーコレクション」シリーズ第2弾のタイトルです。2019年5月16日にPlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch(ダウンロード版)/PC(Steam)向けに同時配信されました。
ジャンルはいわゆる横スクロール型のアクションプラットフォーマーで、ファミコンやスーパーファミコン、ゲームボーイ、メガドライブといった複数ハードで発売された初期作品を、1本のパッケージにまとめて収録しているのが大きな特徴です。
コンセプトは、「悪魔城ドラキュラ」シリーズ初期の代表作を、現行機で手軽に遊べるようにすることです。公式ストアの説明でも「シリーズ初期8タイトル+秘蔵資料が読めるボーナスブックを収録」と案内されており、単に過去作をそのまま移植しただけではなく、資料性を持たせた“アーカイブ商品”として位置づけられています。
開発は、レトロゲームの移植で実績のあるM2が担当し、発売はコナミが行っています。エミュレーションの品質や表示オプションなど、レトロコレクションで重視されがちな部分もきちんと押さえられており、「原作再現」と「現代的な遊びやすさ」のバランスを重視した作りになっています。
また、本作は「アーケードクラシックス アニバーサリーコレクション」「魂斗羅 アニバーサリーコレクション」と並ぶ“アニバーサリーコレクション三部作”の1本としても位置づけられています。コナミの往年タイトルを振り返るプロジェクトの中核となる商品であり、「ドラキュラシリーズの入口」としてだけでなく、「コナミ50周年企画の一角」としても重要なタイトルといえます。
ダウンロード版は国内ストアでおおむね3,000円前後(Steam版は3,300円(税込))で販売されており、8タイトル+ボーナスブックというボリュームを考えると、1本あたりの単価は比較的抑えられています。
| 項目 | 内容 | 対応プラットフォーム | 備考 |
| タイトル | 悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション | PS4/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam) | ダウンロード専用(後述のパッケージ版を除く) |
| 配信開始日 | 2019年5月16日 | 全プラットフォーム共通 | コナミ50周年記念企画として配信 |
| ジャンル | アクションプラットフォーマー | ― | ステージクリア型アクションが中心 |
| 収録タイトル数 | 全8タイトル | FC/SFC/GB/MD作品 | 詳細は後述 |
| 開発/発売 | 開発:M2/発売:コナミ | ― | レトロ移植で実績のあるスタジオが担当 |
| 主な付加要素 | 画面設定・クイックセーブ・ボーナスブックなど | ― | 巻き戻し機能は非搭載 |
収録タイトル一覧とそれぞれの見どころ
本作には、シリーズ初期を代表する8タイトルが収録されています。ファミコン版第1作から、携帯機のゲームボーイ作品、1994年に発売されたメガドライブ向けの「VAMPIRE KILLER」、そしてスピンオフ色の強い「悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん」まで、いわゆる“クラシック期ドラキュラ”を一通り押さえた構成です。
収録されているのは以下の8本です(日本語ストアおよび公式情報に準拠した表記)。
- 『悪魔城ドラキュラ』(ファミコン版)
- 『Castlevania II Simon’s Quest(北米版)』
- 『悪魔城伝説』
- 『悪魔城ドラキュラ』(スーパーファミコン版)
- 『ドラキュラ伝説』
- 『ドラキュラ伝説II』
- 『VAMPIRE KILLER』
- 『悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん』
ファミコン版第1作『悪魔城ドラキュラ』は、シリーズの原点にあたる作品で、ムチを主力武器にサブウェポンを使い分けながらドラキュラ城を踏破していく、シンプルながら高難度のアクションゲームです。ステージ構成や「Vampire Killer」「Wicked Child」といった代表曲は、この時点でほぼ完成しており、以後のシリーズの“型”を決定づけたタイトルとされています。
続く『Castlevania II Simon’s Quest』は、アクションにRPG要素やフィールド探索を取り入れた意欲作です。昼夜の概念や村人との会話、アイテム収集による強化など、当時としては挑戦的な要素が多く盛り込まれていました。本コレクションには北米版のみが収録されており、独特のテキスト表現やヒントの少なさも含めて“当時の空気感”をそのまま体験できます。
『悪魔城伝説』は、ファミコン向けドラキュラの集大成ともいえるタイトルです。複数の分岐ルートと、状況に応じて操作キャラクターを切り替えるゲームシステムが特徴で、仲間キャラによってアクションの手触りが大きく変わります。ステージ構成やBGMも高い評価を受けており、「ファミコン時代の完成形」とされることも多い作品です。
スーパーファミコン版『悪魔城ドラキュラ』(通称『Super Castlevania IV』)は、ファミコン版第1作のリメイク的な立ち位置の作品です。8方向に振れるムチアクションや、回転する背景、疑似3D的な演出など、スーパーファミコンならではの表現が多く盛り込まれており、操作性やステージ演出の評価も高いタイトルです。
ゲームボーイの『ドラキュラ伝説』『ドラキュラ伝説II』は、ベルモンド家の祖先クリストファー・ベルモンドを主人公とした携帯機向け作品です。前者は重めのジャンプや高い難度が印象的で、後者では操作性が改善され、ステージ選択制や完成度の高いBGMなどが好評を博しました。携帯機という制約のなかで、“ドラキュラらしさ”をどのように再構築しているかを見比べる楽しみがあります。
メガドライブの『VAMPIRE KILLER』(海外版タイトル:Castlevania: Bloodlines)は、ヨーロッパ各地を舞台に、ジョニー・モリスとエリック・リカードの2人から主人公を選んで戦う作品です。シリーズとしては珍しい“世界各国を巡るロードムービー的構成”が特徴で、ギミック豊富なステージ演出やド派手なアクションも見どころです。本コレクションへの収録は、日本国内では事実上の初移植と案内されており、当時メガドライブを持っていなかった層にとっても貴重なタイトルと言えます。
最後の『悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん』は、ドラキュラ伯爵の息子「ドラキュラくん」が主人公のコミカルアクションです。もともと日本のファミコンでのみ発売されていた作品ですが、今作で正式に海外ローカライズが行われ、海外ファンの間でも話題になりました。シリアス寄りの本編タイトルとは一味違う、パロディ色の強い内容を楽しめます。
この8本を通して遊ぶと、「ドラキュラ」シリーズがシンプルなステージクリア型アクションから始まり、分岐ルートや仲間キャラ、携帯機ならではの調整、スピンオフ的なコミカル路線など、さまざまな方向に枝分かれしていった過程が、時系列順に追いやすくなっています。メトロイドヴァニア系作品とはテイストが異なりますが、「クラシック期ドラキュラの入門セット」と考えると非常にわかりやすいラインナップです。
| 名称 | 初出ハード | 発売年(初出) | 主な見どころ |
| 悪魔城ドラキュラ | ファミコン | 1986年 | シリーズ第1作。ムチとサブウェポンによる高難度アクション |
| Castlevania II Simon’s Quest(北米版) | ファミコン | 1987年 | RPG要素と昼夜の概念を導入した意欲作 |
| 悪魔城伝説 | ファミコン | 1989年 | 仲間キャラ切り替え&分岐ルート制を備えた集大成的作品 |
| 悪魔城ドラキュラ(SFC版) | スーパーファミコン | 1991年 | 高い操作性とモーション演出が光るリメイク的タイトル |
| ドラキュラ伝説 | ゲームボーイ | 1989年 | クリストファー・ベルモンドを主人公とした携帯機第1作 |
| ドラキュラ伝説II | ゲームボーイ | 1991年 | 操作性が向上し、BGMの評価も高い続編 |
| VAMPIRE KILLER | メガドライブ | 1994年 | ヨーロッパ各地を巡る舞台と2人の主人公が特徴の初移植作 |
| 悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん | ファミコン | 1990年 | ドラキュラくんが活躍するコミカル路線のスピンオフ |
現代的な遊びやすさを補う機能
本作は、ただ昔のゲームを収録しただけではなく、現行機向けの“遊びやすさ補強”もいくつか用意されています。難度が高いことで知られるドラキュラシリーズですが、こうした機能を活用することで、現代のプレイヤーでも比較的チャレンジしやすいバランスになっています。
まず、表示関連のオプションが充実しています。オリジナル比率をそのまま再現するモードのほか、ドットが正方形になるよう調整した「ピクセルパーフェクト」、16:9まで拡大した表示、走査線を重ねてブラウン管風に見せるモードなど、いくつかの表示スタイルを切り替え可能です。好みに応じて「くっきり表示」と「当時のテレビ風」を選べるため、画面の雰囲気にこだわりたい方にはうれしいポイントです。
ゲーム画面の周囲を飾るフレームも複数パターンが用意されています。縦横比をオリジナルのまま維持すると、どうしても左右に余白が生まれますが、そこをシリーズイラストや模様で埋めることで、“コレクションらしい”画面構成になります。純粋に黒一色にすることもできるので、プレイに集中したい場合も問題ありません。
遊びやすさという意味では、「クイックセーブ機能」の存在も大きいです。プレイ中の好きなタイミングで一時保存できるため、難しいボス戦の直前や、落とし穴の多いステージの前などにセーブしておけば、やられてもすぐに同じ箇所からやり直すことができます。特にゲームボーイ作品やファミコン版の高難度ステージでは、クイックセーブを活用することで、当時よりも挑戦しやすい環境になっています。
クイックセーブや巻き戻し機能のおかげで遊びやすくなった昔の高難度アクションゲームについては、当サイトの「クイックセーブ機能が追加されて助かった昔のゲームまとめ」の記事でも詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
ただし、いわゆる「巻き戻し機能(リワインド)」までは搭載していません。ボタン1つで数秒前に戻れるタイプの救済機能に慣れていると、ややシビアに感じるかもしれませんが、「基本的なゲーム性はオリジナルのまま尊重する」という方針とも受け取れます。
そのほか、PS4/Xbox One/Steam版は各プラットフォーム固有のトロフィー・実績にも対応しており、「全作品クリア」や特定の条件達成など、コンプリートを目標に遊ぶ楽しみ方もできます。Nintendo Switch版は実績システムこそありませんが、プレイ内容そのものは同等です。
資料性の面で大きいのが、ゲーム内から閲覧できるボーナスeブック「The History of Castlevania: Book of the Crescent Moon(日本語版タイトル:悪魔城ドラキュラ秘史 三日月の書)」です。開発スタッフのコメントやラフイラスト、設定資料などが収録されており、シリーズの制作背景をまとめて確認できる“公式設定資料集”として機能します。
さらに、当初の配信時には海外版ROMが中心でしたが、後日のアップデートで(一部タイトルを除き)日本版ROMも追加されました。Simon’s Questのみ日本版が収録されていない点には注意が必要ですが、当時の日本語版仕様で遊びたいプレイヤーにとってはうれしい更新となっています。
| 機能名 | 種別 | 内容 | 備考 |
| 表示モード切り替え | 画面設定 | オリジナル比率/ピクセルパーフェクト/16:9拡大/走査線付きなどを選択可能 | 画質重視・雰囲気重視を好みで選べます |
| フレーム変更 | 画面装飾 | ゲーム画面の周囲を複数種類の背景で装飾 | シンプルな黒背景も選択可能です |
| クイックセーブ | ゲームプレイ | プレイ中の任意タイミングで一時保存し、同じ場所から再開可能 | リワインド機能は非搭載 |
| トロフィー/実績 | やり込み | PS4/Xbox One/Steamで各種実績やトロフィーに対応 | Switch版は非対応 |
| ボーナスeブック | 資料集 | 「悪魔城ドラキュラ秘史 三日月の書」を収録し、開発資料やインタビューを閲覧可能 | ゲーム内メニューから閲覧 |
| 日本版ROM追加 | アップデート | 後日アップデートで(一部を除き)日本版ROMを追加 | Simon’s Questのみ日本版は未収録 |
評価とシリーズ内での位置づけ
「悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション」は、配信当初から「クラシック期ドラキュラの入門編」として一定の評価を得ています。特に、「シリーズの重要作がまとまっている」「これまで遊びづらかったタイトルを現行機で遊べる」という点は、国内外ともに評価の声が多いポイントです。
肯定的な意見としては、おおむね次のような傾向があります。まず、ステージクリア型ドラキュラの中でも代表的なタイトルがほぼ網羅されているため、「これさえ押さえておけばクラシック期の主要作品を一気に復習できる」という安心感があります。
次に、メガドライブ版『VAMPIRE KILLER』や『悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん』のように、当時遊ぶ機会が限られていた作品を簡単にプレイできるようになったことも、大きな魅力です。特定ハードを持っていなかったユーザーや、カセット自体が入手困難だった世代にとっては、「ようやく正規の手段で触れられるようになった」タイトルと言えます。
また、ボーナスブックの存在は、シリーズファンにとって大きな価値を持ちます。開発現場の証言やラフスケッチ、設定資料といった一次資料が公式にまとめられているため、単なる「ゲームの詰め合わせ」ではなく、シリーズの歴史を振り返るアーカイブとして機能しています。
一方で、不満点として挙がることが多いのは、「月下の夜想曲」やゲームボーイアドバンス/ニンテンドーDSの探索型作品が収録されていない点です。これらは後に別のコレクション(例:Castlevania Advance Collectionなど)としてまとめられましたが、「ドラキュラシリーズといえば探索型」という世代には、やや物足りなく感じられるかもしれません。
また、難度調整系のオプションがクイックセーブのみで、リワインドや無限残機などの強力な救済は用意されていません。オリジナル準拠といえば聞こえは良いものの、「純粋なアクションの腕前」がある程度求められるため、人によっては敷居が高く感じられる可能性があります。
とはいえ、「初期8作の記念コレクション」というコンセプトを考えると、ラインナップや仕様はかなり筋の通ったものです。クラシック期のアクションドラキュラを体系的に押さえたい人にとっては、現時点で最も手軽な選択肢の1つといえます。
| 観点 | 評価されている点 | 気になる点 | 補足 |
| ラインナップ | ステージクリア型ドラキュラの重要作を幅広く収録 | 探索型作品(月下やGBA/DS期)が含まれていない | クラシック期に絞った構成と見ることもできます |
| 遊びやすさ | クイックセーブや画面設定など、基本的な快適機能は搭載 | リワインド機能や大幅な難度調整はなし | オリジナルの手触りを優先した仕様 |
| 資料性 | ボーナスブックで開発資料や歴史をまとめて閲覧できる | ゲーム内からの閲覧に限定される | 紙の書籍としての刊行は現時点で未公表 |
| 価格 | 8タイトル+資料集としては比較的お得な価格帯 | 個別タイトル購入は不可 | 「この1本だけ遊びたい」という需要にはやや不向きです |
パッケージ版(SUPERDELUXE GAMES版)の概要
ダウンロード版としては2019年に配信された本作ですが、日本国内では2025年6月26日に、SUPERDELUXE GAMESからNintendo Switch/PS4向けのパッケージ版が発売予定です。通常版と「DELUXE EDITION」の2形態が用意されており、価格は通常版が4,980円(税込)、DELUXE EDITIONが8,980円(税込)と案内されています。
通常版は、ゲームソフトに加えてヒストリーノーツ(簡易な冊子)などが付属する、いわゆる“スタンダードなパッケージ”です。一方、DELUXE EDITIONは、サウンドトラックCD(4枚組)やボーナスブック、アートカード、トレーディングカード、三方背ケースなど、コレクター向けの特典が多数同梱された豪華仕様となっています。
どちらのエディションも、ゲーム内容としてはダウンロード版と同じく8タイトル+ボーナスブックを収録しており、追加のゲームコンテンツが入っているわけではありません。ただし、フィジカルパッケージとして手元に残る点や、CD形式でサウンドトラックを聴ける点は、シリーズファンやレトロゲームコレクターにとって大きな魅力と言えます。
パッケージ版はSUPERDELUXE GAMES公式ストアのほか、各種販売店でも予約受付が行われており、店舗限定特典としてデジタル壁紙などが用意されている店舗もあります。発売日近辺には、関連キャンペーンやセールなどが実施される可能性もあるため、フィジカル版に興味がある場合は公式情報をチェックしておくと安心です。
| 項目 | 通常版 | DELUXE EDITION | 備考 |
| 発売日 | 2025年6月26日予定 | Switch/PS4向けに発売 | |
| 価格(税込) | 4,980円 | 8,980円 | いずれも国内向け価格 |
| ゲーム内容 | ダウンロード版と同内容(8タイトル+ボーナスブック) | 追加ゲームコンテンツはなし | |
| 主な同梱物 | ゲームソフト/ヒストリーノーツなど | ゲームソフト/三方背ケース/トレーディングカード/アートカード/サントラCD(4枚組)/ボーナスブックなど | 詳細内容は公式サイト参照 |
| 想定ユーザー | まずはパッケージで持っておきたい人 | グッズやサントラも含めてコレクションしたい人 | どちらもゲーム本編は同一です |
こんな人におすすめ・まとめ
ここまで見てきたように、「悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション」は、クラシック期ドラキュラを体系的に遊びたい人向けのコレクションです。探索型ドラキュラを期待すると少しテイストが違いますが、「高難度ステージクリア型アクション」としてのドラキュラを楽しみたい人には、非常に相性の良い内容になっています。
特に、ファミコン/スーパーファミコン/ゲームボーイ/メガドライブといった複数ハードをまたいでシリーズを追うのは、今となってはハードルが高いのが実情です。そうした中で、現行機1本で主要タイトルをまとめて遊べる本作は、「原点から改めて触れてみたい」「若いころに遊んでいたタイトルをもう一度クリアしたい」というニーズにとてもフィットしています。
一方で、アクションゲームそのものの難度は総じて高く、クイックセーブがあっても「何度も挑戦して少しずつ上達する」タイプの遊びになっている点には注意が必要です。純粋なアクションゲームが好きな人にとってはやりごたえがありますが、「サクッとクリアしたい」「ストーリーを中心に楽しみたい」という人には、ややシビアに感じられる可能性があります。
総じて、「ドラキュラシリーズの歴史を一気に振り返りたい人」「クラシックな2Dアクションが好きな人」「VAMPIRE KILLERやぼくドラキュラくんを正規の手段で遊びたい人」に、とてもおすすめしやすいタイトルです。パッケージ版の登場により、今後も長く遊び続けられる環境が整いつつあると言えるでしょう。
| プレイスタイル | おすすめ度 | 理由 | 補足 |
| クラシック2Dアクションが好き | とてもおすすめ | 高難度ステージクリア型アクションが中心で手応え十分 | クイックセーブで遊びやすさも確保 |
| ドラキュラシリーズの歴史を追いたい | とてもおすすめ | 初期8作とボーナスブックで“原点~初期黄金期”を一気に振り返れる | 資料性を重視する人向け |
| 探索型ドラキュラ(メトロイドヴァニア)が好き | ややおすすめ | ゲーム性が異なるため好みは分かれる | クラシック期の別側面として楽しめるなら〇 |
| アクションが苦手 | 人によっては不向き | リワインドなどの強力な救済機能はなく、基本難度は高め | クイックセーブ前提で少しずつ進める遊び方が必要 |
最後に、本作の要点を改めて箇条書きで整理します。
- 2019年5月16日配信の、コナミ50周年記念「アニバーサリーコレクション」第2弾タイトル
- ファミコン/スーパーファミコン/ゲームボーイ/メガドライブの代表作8本を収録した、ステージクリア型ドラキュラの入門セット
- 画面フィルタやフレーム、クイックセーブ、トロフィー・実績、ボーナスeブックなど、現行機向けの付加要素を搭載
- 後日アップデートで(一部を除き)日本版ROMが追加され、オリジナル版準拠のプレイにも対応
- 『VAMPIRE KILLER』『悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん』など、これまで遊ぶ機会の少なかったタイトルを正規の手段でプレイ可能
- 探索型ではなくクラシック寄りのステージクリア型作品をまとめたセットとして、シリーズ入門や“原点おさらい”に適した内容
- 2025年6月26日には、SUPERDELUXE GAMESから通常版とDELUXE EDITIONを含むパッケージ版の発売も予定されている







