マリオブラザーズFCカセットの「色」とバージョン違い

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マリオブラザーズFCカセットの「色」とバージョン違い

フリマやオークションを見ていると、「マリオブラザーズ 色違い」「オレンジじゃないカセット」などの説明を見かけて、ちょっと混乱したことはないでしょうか。結論からいうと、FC版マリオブラザーズのカセット本体は、基本的にどのバージョンもオレンジ系で統一されています。ケースの成型色が黒や灰色に変わるような、「純粋な意味での色違いカセット」は存在しません。

では何が違うのかというと、実際にコレクター間で話題になるのは、ラベルデザインと箱(パッケージ)の仕様の違いです。1983年発売の初期版は、いわゆる「小箱+文字ラベル」のパターンで登場し、その後の再販で「銀箱+イラストラベル」の形にリニューアルされました。

まずは2つの大きなバージョンをざっくり整理しておきます。

  • 初期版:小箱+文字ラベル(波線デザイン)
    オレンジ色カセット+グレー地にオレンジの波線だけのシンプルなラベル
    外箱も一回り小さいカラー小箱タイプ
    発売当初の定価は3,800円(税込別)
  • 再販版:銀箱+イラストラベル
    カセットは同じくオレンジ系
    マリオ・ルイージ・カメ・カニなどのイラスト入りラベルに変更
    外箱がシリーズ共通デザインの「銀箱」に変更され、定価は4,500円に改定

さらにコレクター向けに細かく見ていくと、銀箱版の中だけでも、

  • バーコードの有無
  • FFマーク(任天堂「ファミリーコンピュータ」ロゴ)の有無
  • 裏面の型番表記やコピーライト年号の微妙な違い

といった「マニアックなバリエーション」が存在します。これらは、任天堂の初期タイトルに共通して見られる初版/再版の仕様差として整理されており、FCソフトのバージョンリストやコレクターサイトでも一覧化されています。

読者の多くが気になっているポイントを先にまとめると、次のようなイメージです。

バージョン見た目・デザインプレミアの付きやすさポイント
初期:小箱+文字ラベル見た目が地味でシンプルな波線デザインの文字ラベルレア度高め。特に箱・説明書付きの完品はプレミアになりやすい通好みの初期仕様。小箱版かどうかが価値を分ける重要ポイント
後期:銀箱+イラストラベル見慣れたマリオのイラスト入りで、一般的なイメージのデザイン流通量は多めだが、美品の完品や未開封クラスにはしっかりプレミア「マリオブラザーズといえばこれ」という王道デザインで人気が高い
プレミアのポイント「色違いカセット」ではなく、ラベルと箱の仕様違いが本質小箱+文字ラベルの完品/銀箱版でも美品完品・未開封クラスが狙われやすいカセット色はどれもオレンジ系で共通。箱とラベルの組み合わせが価値を左右する

この記事では、こうした違いをコレクション目線+相場感で整理していきます。

  • それぞれのバージョンの外観・仕様
  • プレミアが付きやすい条件
  • いまから集める人がチェックすべきポイント

を順番に見ていくことで、「自分はどのマリオブラザーズを狙えばいいのか」がイメージしやすくなるはずです。

『マリオブラザーズ』販売サイト比較表

サイトメリットデメリットタイトル
在庫が見つかりやすい/配送が速い(プライム)/返品対応が明快マーケットプレイス出品が混在/相場変動が速い/コンディション表記にばらつき詳細を見る
店舗数が多く価格比較しやすい/ポイント倍率・クーポンが豊富送料や出荷速度が店舗ごとに異なる/在庫反映の遅れが稀にある詳細を見る
中古の取扱いが豊富/コンディション表記が細かい/在庫が安定しやすい発送まで日数がかかる場合あり/送料条件に注意/個体差は現物依存詳細を見る
実店舗連動で中古在庫に出会いやすい/掘り出し価格が見つかることも在庫回転が早く品切れしやすい/商品写真や状態情報が少なめ/発送に日数がかかる場合詳細を見る
出物が多く相場より安い掘り出しが狙える/値下げ交渉が可能状態・付属品の個体差が大きい/説明不足・偽物リスクに注意/購入後の保証が薄い詳細を見る
各販売先サイト

見分けのキモだけ先に知りたい人向けの要点

  • カセットの色は全部オレンジ系(色違いではない)
  • 小箱版=文字だけの波線ラベル+小さい紙箱
  • 銀箱版=イラスト入りラベル+銀色パッケージ
  • 「どのバージョンか」はラベルと箱を見れば判別できる
バージョンカセット色箱の種類主な特徴
初期 小箱+文字ラベル濃いめのオレンジカラー小箱(オレンジ系)波線ラベル・キャライラストなし・定価3,800円とされる初期版
再販 銀箱+イラストラベルオレンジシリーズ共通デザインの銀箱マリオたちのイラスト入りラベル・定価4,500円に改定
銀箱(バーコード無し)オレンジ銀箱・バーコード表記なし比較的初期の銀箱再販ロット、コレクター人気が高い
銀箱(バーコード+FFマーク)オレンジ銀箱・バーコード+FFマーク表記後期再販ロット。細かい刻印や年号違いも存在
カセットのみ(イラストラベル)オレンジなし流通量が多く、コレクション入門向けの価格帯

初期版「小箱+文字ラベル」の特徴とレア度

カセット本体の色とラベルデザイン

初期版マリオブラザーズ(いわゆる小箱版/文字ラベル版)のカセット本体は、やや濃いめのオレンジ色です。のちの銀箱版と比べても色味は大きく変わらず、「色違い」と言い切れるほどの差はありません。

大きく違うのはラベルデザインです。ファミコン初期タイトル共通の「波線ラベル」が採用されており、

  • グレー地にオレンジの波線が斜めに走るデザイン
  • タイトルロゴと型番、任天堂ロゴのみ
  • キャラクターイラストは一切なし

という、非常にシンプルで業務用っぽい見た目になっています。ファミリーコンピュータ全体の解説でも、初期カセットに共通するこの独特なラベル意匠が言及されており、その代表例のひとつがマリオブラザーズです。

この「絵柄がない」ことが、のちのイラストラベル版と並べたときに一目で分かる違いです。写真がない出品でも、「文字ラベル」「波線ラベル」といったキーワードがあれば初期版である可能性が高くなります。

小箱パッケージの仕様

外箱は、後期の銀箱と比べてひとまわり小さい紙箱です。コレクターの実測や比較写真によれば、銀箱シリーズより高さ・奥行きともにコンパクトで、棚に並べるとサイズ差がはっきり分かるレベルです。

小箱のデザイン上の特徴を整理すると、次のようになります。

  • 全体的にオレンジを基調としたカラー箱
  • 側面の情報量が少なく、タイトルと簡単なロゴ程度
  • 背面も今のパッケージと比べると文章・スクリーンショットが少なく、かなりシンプル
  • 内部のプラトレイは透明で、カセットがぴったり収まるサイズ

銀箱シリーズが「シリーズとしての統一感・高級感」を打ち出した再デザインであるのに対し、小箱版は「とにかく安くコンパクトに収める」ことを優先した初期仕様という印象です。発売当時は、ここまで後にプレミアが付くとは誰も想像していなかったはずで、箱を捨ててしまった家庭も多かったと考えられます。

価格と生産期間、プレミア評価

資料や当時の広告、コレクターの調査を総合すると、小箱版マリオブラザーズの発売当初の定価は3,800円とする情報が主流です。のちに任天堂が自社ファミコンソフトの定価を4,500円に改定し、そのタイミングで小箱から銀箱へと切り替えられたとされます。

  • 発売当初:3,800円(小箱+文字ラベル)
  • 1984年前後:4,500円へ価格改定+銀箱シリーズにリニューアル

この切り替えが比較的早い段階で行われたため、小箱版の生産期間はそれほど長くなく、出回った本数も少なめと見られています。実際にフリマやオークションの落札履歴を追うと、同じ「箱説付きマリオブラザーズ」でも、小箱版の出物は銀箱版より明らかに少なく、価格もワンランク高くなる傾向があります。

オークション相場をざっくり眺めると下記の表となります。(2025年時点)

コンディション価格帯の目安(2025年時点)備考出典メモ
小箱版 箱・説明書付き
並品〜良品
数千円〜1万円前後擦り傷や軽い色あせなどはあるが、
コレクションとして十分実用レベルの状態
ヤフオク・メルカリなどの落札履歴からの概算
小箱版 箱・説明書付き
美品〜ほぼ未使用品
2万円〜数万円クラス箱の角つぶれが少なく、
ラベル・説明書もきれいな個体が中心
オークション相場サイト・コレクター記事の記載
小箱版 箱・説明書付き
特に状態の良い美品
4〜5万円台の落札例あり2024年のヤフオクで確認された高額落札例。
コンディション次第でさらに高値になる可能性も
ヤフオク落札履歴(2024年時点の例)

もちろん、これはあくまで「過去の落札例」に過ぎず、今後の相場を保証するものではありませんが、銀箱版より明らかにプレミア寄りの位置づけであることは見て取れます。

小箱版が向いている人・要点まとめ

  • 「ファミコン初期らしさ」を重視する人
  • 派手さより、業務用っぽいシンプルデザインが好きな人
  • バリエーション違いを集める中で「最初期の1本」として押さえたい人
  • 資金的には、まず1本だけ奮発して「主役級」を迎えたい人

チェックポイントとしては、

  • 波線だけの文字ラベルかどうか
  • 外箱が銀色ではなく、オレンジ系の小さい箱か
  • 箱の潰れ・日焼け・ラベルの退色がどの程度か

をしっかり写真で確認するのがおすすめです。

小箱版(文字ラベル)のポイント整理テーブル

項目内容備考
カセット色濃いめのオレンジ銀箱版と大差なし
ラベルグレー地+オレンジ波線の文字ラベルキャライラストなし
外箱オレンジ系の小箱銀箱より一回り小さい
定価3,800円とされるのちに4,500円へ改定
生産期間比較的短い銀箱移行までの初期ロット
プレミア度完品美品は数万円級の例あり並品でも銀箱より高値傾向

再販版「銀箱+イラストラベル」の特徴と細かなバリエーション

再販版マリオブラザーズ

カセット本体とイラストラベル

再販版マリオブラザーズ、通称銀箱版/絵柄版は、カセット本体こそ同じオレンジ色ですが、ラベルが大きく変わっています。

  • マリオと緑色のルイージ
  • 土管から現れるカメ(シェルクリーパー)やカニ(サイドステッパー)
  • 画面中央で跳ねるハエ(フライ)

といったキャラクターが、ゲーム画面を模したフルカラーイラストで描かれています。銀箱の表面イラストとほぼ共通の構図で、多くの人が「マリオブラザーズ」と聞いて真っ先に思い浮かべるビジュアルがこの版といってよいでしょう。

ファミコン全体で見ると、「キャライラスト+ゲーム画面風のデザインに統一された世代」の代表例であり、棚に並べたときのまとまりの良さも銀箱版の魅力です。

銀箱パッケージと定価変更

外箱は、シリーズ共通デザインの銀色パッケージ(銀箱)へと刷新されました。アートボードはカラフルなイラスト、その周囲をシルバーの額縁が囲む構成で、どのタイトルも統一感のあるデザインになっています。

BEEPの解説によると、1984年に任天堂は自社ファミコンソフトの定価を3,800円から4,500円へと値上げし、そのタイミングで既存タイトルも銀箱パッケージへ差し替えられていったとされています。

  • 旧:カラフルな小箱+波線ラベル(3,800円)
  • 新:銀箱+イラストラベル(4,500円)

という流れは、マリオブラザーズだけでなく『五目ならべ』『ドンキーコング』『ゴルフ』などの初期タイトルにも共通しており、「銀箱シリーズ」としてまとめてコレクションしている人も多いです。

バーコード有無・型番・年号などマニアックな違い

銀箱版の面白いところは、銀箱の中だけでもさらに細かいバリエーションが存在することです。コレクター向けのまとめサイトや価格表を参考にすると、主に次のような違いが確認できます。

チェック項目内容コレクターが見るポイント
バーコードの有無初期の銀箱にはバーコードが印刷されておらず、後期ロットからバーコード付きデザインに変更されている。箱裏面のバーコード欄を確認し、「バーコードなし=より初期ロット」として区別されることが多い。
FFマークの有無1988年10月以降出荷分とされる「FFマーク」入りロットが存在し、箱・カセット裏ラベル・説明書に小さくロゴが追加されている。箱表面や側面、カセット裏、説明書端などに小さく入ったFFマークの有無で、後期ロットかどうかを判別する。
型番・年号表記の違いHVC-MA表記の位置やフォント、コピーライト年号の違い(表記ゆれ)がロットごとに存在する。箱・説明書・カセットラベルの型番表記と年号を見比べて、細かい版の違いを分類しているマニアも多い。
箱サイズや質感の微妙な差銀箱の厚みや紙質がロットによって少し異なるという報告があり、触った感触や光沢感で差が出る場合がある。同じタイトルの銀箱を複数比べると、紙の厚みや色味がわずかに違うことがあり、その差まで意識して集めるコレクターもいる。

中古ショップの価格表を見ると、「マリオブラザーズ(銀箱・バーコード無)」と「マリオブラザーズ(銀箱・バーコード有/FFマーク付)」で買取価格が分けられているケースもあり、同じ銀箱でも細かい仕様差が価値に影響することが分かります。

銀箱版の入手性とコレクション的な立ち位置

全体として、銀箱版は小箱版よりも流通量が多く、「マリオブラザーズを一本持っておきたい」という人にとって現実的な選択肢になっています。

  • 箱説付き完品:状態によっては1万円〜数万円クラスまで幅広く存在
  • カセットのみ:フリマでは1,000〜2,000円台程度の出品が多い(訳ありならもっと安い)

「そこまでマニアックにバリエーションを追うつもりはないけれど、イメージ通りのマリオブラザーズが欲しい」という人には、まずこの銀箱版イラストラベルがいちばん分かりやすい選択といえるでしょう。

銀箱版のポイント・入手難度まとめ

  • 見た目はこれぞマリオブラザーズ、という王道デザイン
  • 小箱版より流通量が多く、状態にこだわらなければ入手しやすい
  • ただし、バーコード無FFマーク無/有など、細かい仕様によってはプレミア価格になる
  • 完品美品はコレクション映え+価格もそれなりで、「主役級ソフト」として飾りやすい

銀箱版(イラストラベル)のまとめ

項目内容備考出典
カセット色オレンジ小箱版とほぼ同じオークション写真
ラベルキャラクター入りフルカラーイラスト一般的な「マリオブラザーズ」のイメージ商品写真・BEEP解説:contentReference[oaicite:23]{index=23}
外箱銀箱(シルバーのシリーズ共通パッケージ)定価4,500円期の仕様BEEP銀箱解説:contentReference[oaicite:24]{index=24}
バリエーションバーコード有無・FFマーク有無など型番・年号表記も微妙に異なる任天堂初販再販リスト等:contentReference[oaicite:25]{index=25}
相場感完品美品で1万〜数万円例ありカセットのみは数千円台が多いオークション相場・BEEP買取:contentReference[oaicite:26]{index=26}
入手難度小箱版よりは易しいただし仕様こだわり派には奥が深い中古ショップ価格表など:contentReference[oaicite:27]{index=27}

どのバージョンにプレミアが付いている?相場感のざっくり目安

ここからは、多くの人が一番気になるであろう「結局どれが高いの?」という話を整理していきます。あくまで2024〜2025年頃のオークション・フリマの傾向をざっくりまとめたもので、将来の価格を保証するものではありませんが、「プレミア度の目安」として参考になると思います。

プレミア度Sランク – 初期小箱+文字ラベルの完品

最もプレミアが付きやすいのは、やはり「小箱+文字ラベル」版の完品・美品です。

  • 箱(小箱)
  • カセット(文字ラベル)
  • 説明書
  • 内箱・プラトレイ

が揃っていて、なおかつ状態が良い個体はかなり希少で、オークションでも出品数が多くありません。

ヤフオクや相場検索サイト(オークファン)の履歴を追うと、

  • 小箱版 箱説付き:1万円前後で落札される例
  • 美品/極美品小箱版:2〜5万円クラスの落札例
  • 未開封級コンディション:それ以上の値が付くケースも

といった結果が確認できます。

フリマでは即決価格が高めに設定されることも多く、「欲しいときにすぐ買えるが、値段もそれなり」というポジションになりつつあります。

プレミア度Aランク – 銀箱版の完品・美品

次にプレミアが付きやすいのが、銀箱版の完品・美品です。こちらはバリエーションによっても差があります。

  • 銀箱版・箱説付き並品:5,000〜1万円前後の落札例が多い
  • 極美品/バーコード無・FFマーク無などレア仕様:2万円〜4万円クラスも珍しくない
  • 未開封クラスの銀箱版:8万円台で落札された例も相場サイトで確認できる

ゲーム探偵団など一部中古ショップの店頭価格でも、銀箱マリオブラザーズのうちバーコード無しや特定仕様は、5万円前後のプライスタグが付けられていることがあり、コレクター向けプレミアソフトとして扱われています。

プレミア度Bランク – カセット単品(イラストラベル)

一方で、カセットのみのイラストラベル版は、流通量が比較的多く、プレミア度としては一段落ち着いた位置づけです。

  • メルカリやフリマアプリ:訳あり品なら数百円〜、状態の良いものでも1,000〜2,000円台が中心
  • まとめ売りやジャンクセットに混ざっていることも多い

とはいえ、マリオシリーズというブランド力もあって、

  • 「マリオ系だけ集めたい」
  • 「子どもの頃に遊んだ1本だけは手元に置きたい」

という需要が根強いため、同時期の一般的なアクションゲームよりはしっかり値段が付くことが多いです。

「超高額プレミアソフト」とまではいきませんが、手に取りやすい価格帯でレトロゲーム気分を味わえるポジションといえるでしょう。

プレミア度の結論をざっくり整理

最後に、この章のポイントを一気にまとめておきます。

プレミア度対象バージョンおおよその相場感コメント
プレミア度Sランク初期小箱+文字ラベル版 完品・美品数万円クラスの落札例も珍しくない小箱かつ文字ラベル、さらに箱・説明書付きの状態が良い個体は、マリオブラザーズの中でもトップクラスのプレミア枠。
プレミア度Aランク銀箱版の完品・美品箱・説明書の状態次第では数万円クラスも流通量は小箱版より多いが、銀箱+イラストラベルの完品美品はコレクター需要が高く、高めの価格で推移しやすい。
プレミア度Bランクカセット単品(イラストラベル版)数千円前後が多く、コレクション入門向け箱や説明書がなくても、イラストラベルのマリオブラザーズを手軽に楽しめるゾーン。初めての1本としても狙いやすい。

そして、何より大事なポイントはここです。

  • 「色の違うカセットだからプレミア」なのではない
  • 「小箱版かどうか」「箱・ラベルがどの仕様か」でプレミア度が変わる

つまり、箱とラベルの組み合わせこそが価値を決める、ということを覚えておくと、相場の見え方がガラッと変わってくるはずです。

プレミア度と相場目安テーブル

カテゴリーバージョンおおよその価格帯コメント
プレミアS小箱+文字ラベル 完品美品1万〜5万円クラスの例出物少なめ、状態で大きく変動
プレミアA銀箱 完品・美品5,000〜数万円バーコード有無・FFマークなどで差が出る
プレミアB銀箱版カセット単品数百〜数千円流通量が多く、入門向け
参考マリオブラザーズ 箱 全体平均平均落札約6,000円台全バージョン込みのオークション平均
注意店舗・専門店価格ネット相場より高め設定も展示用・コレクター向け価格帯

これから集める人向けのチェックポイントと注意点

ここからは、実際に「これからFCマリオブラザーズを集めてみたい」という人に向けて、状態チェックのコツや注意点をチェックリスト形式でまとめます。マリオブラザーズに限らず、ファミコン小箱・銀箱ソフト全般にもそのまま応用できる内容です。

状態確認のポイント(実物を手に取れる場合)

お店で実物を見られる場合は、次のようなポイントを順番にチェックすると失敗しにくくなります。

項目チェック内容具体的な見方備考
ラベル焼け・退色日焼けや経年でラベルの色が飛んでいないかを確認する。 ・全体が白っぽくなっていないか
・インクが薄くなり、文字やイラストが読みにくくなっていないか
写真では光の反射でごまかされることがあるので、角度違いの写真があると安心です。
ラベルの傷・剥がれラベル自体の物理的なダメージや追記の有無を確認する。 ・ラベルの角がめくれていないか
・大きなキズや破れがないか
・子どもの頃の名前シールや油性ペンの書き込みがないか
書き込み・シール跡はクリーニングしても跡が残ることが多く、評価が下がりやすいポイントです。
箱の潰れ・角打ち箱の形状がどの程度保たれているかをチェックする。 ・箱の四隅が大きく潰れていないか
・天面・底面がへこんでいないか
・正面イラスト部分に目立つ凹みや破れがないか
コレクション用途では、角の状態が見た目に直結します。正面と四隅のアップ写真が重要です。
日焼け・色あせ箱全体の色味が、元の色からどれだけ変化しているかを見る。 ・小箱の場合:オレンジ色が白っぽく抜けていないか
・銀箱の場合:シルバー部分が黄ばんだり、くすんだ色になっていないか
棚の一部分だけ焼けている「背面だけ変色」などもあるため、側面写真も要チェックです。
付属品の有無完品を目指す場合、同梱物が揃っているかどうかを確認する。 ・説明書・ハガキ・注意書きなどが一式揃っているか
・内側のプラトレイが割れたり欠けたりしていないか
付属品の欠品は価格に直結します。出品説明だけでなく、写真で1点ずつ写っているか確認しましょう。

コレクション目的であれば、「箱正面」「ラベル」「角」の3点がきれいかどうかを特に重視すると満足度が高くなります。

ネット購入時の写真の見方

フリマやオークションで購入する場合は、写真の撮り方ひとつで印象が大きく変わります。以下の点に注意して写真を確認しましょう。

  • 正面だけでなく、側面・背面・上面・底面の写真があるか
  • カセットラベルのアップ写真があるか
  • 小箱版の場合、箱サイズが分かる比較写真(他タイトルとの並びなど)があると安心
  • 銀箱版は、バーコードやFFマーク部分のアップがあるとバージョン判別に役立つ
  • 「美品」「未使用に近い」と書いてあっても「角のスレ」「細かなキズ」「内箱の汚れ」などは実物を見ないと分からないので、気になる場合は出品者に質問を

相場より極端に安いものへの注意

レトロゲーム界隈では、相場より極端に安い商品には必ず理由があります。

よくあるパターンは:

  • ジャンク扱い(動作未確認・端子腐食など)
  • ラベル剥がれ・上書き
  • 箱のみ/説明書のみ
  • 実は別バージョン(小箱と思ったら銀箱、など)

相場サイトや直近の落札価格をざっくりチェックしてから購入すると、

  • 「これは安いけどジャンクだった」
  • 「実はプレミア仕様だったのに見逃した」

といった失敗を減らせます。オークファンなどで「マリオブラザーズ FC ファミコン」「マリオブラザーズ 箱」などのキーワードを入れて、最近の価格のレンジだけでも把握しておくと安心です。

集める順番のおすすめ

最後に、これから集める人向けの「おすすめ順」をざっくり挙げておきます。

ステップ集める内容狙う理由・目的ポイント
銀箱版イラストラベル(カセットのみ)を1本手頃な価格で、まずはゲームそのものを楽しむ。 ・箱なしなら比較的安く入手しやすい
・「とりあえず1本マリオブラザーズを持ちたい」人向けの入門ステップ
銀箱版の箱説付き・好みの仕様を1本FFマークやバーコードなど、こだわりポイントを決めて探す。 ・「バーコードなし」や「FFマークあり/なし」など、自分なりの基準を決めて選ぶと楽しい
・見た目もコレクション映えするので、棚に飾る1本として最適
余裕があれば、小箱+文字ラベル版を1本コレクションの主役・最終目標として迎える。 ・資金とタイミングが合ったときに狙いたい「ラスボス枠」
・小箱かつ文字ラベルという条件が揃った完品を選ぶと満足度が高い

チェックポイント&注意点テーブル

項目チェック内容ポイント備考
ラベル焼け・退色・剥がれ文字・イラストがくっきりしているかコレクション性に直結
箱の状態潰れ・破れ・日焼け正面と角を重点チェック小箱・銀箱共通
付属品説明書・ハガキ・内箱「完品」を目指すなら重要欠品は価格に大きく影響
写真の枚数正面+側面+背面+ラベルアップ不明点は必ず質問するネット購入時は特に
価格相場より極端に安くないか安い理由が説明されているか相場サイトで事前チェック:contentReference[oaicite:38]{index=38}
バージョン小箱/銀箱・バーコード/FF有無自分の目的に合った仕様か後から「想像と違う」となりやすい部分

まとめ|小箱版と銀箱版の違いを知って、コレクションを楽しもう

最後に、ここまでの内容をもう一度整理して、これから集める人向けのガイドラインとしてまとめておきます。

この記事の要点おさらい

項目内容補足コレクションのポイント
カセット色の基本カセットの成型色はどのバージョンもオレンジ系。「色違いカセット」というより、ラベル・箱の違いがメインになる。色ではなく、ラベルと箱の組み合わせでバージョンを見分けるのが重要。
初期版
小箱+文字ラベル
・波線デザインのシンプルな文字ラベル
・一回り小さい紙箱・定価3,800円期の仕様
ファミコン初期らしい「地味で通好み」なデザイン。生産期間が短いとされる。完品美品は数万円クラスのプレミアになることもあり、コレクションの主役候補。
後期版
銀箱+イラストラベル
・マリオ、ルイージ、カニ、カメなどが描かれたフルカラーラベル
・シリーズ共通の銀箱パッケージ・定価4,500円期
「マリオブラザーズといえばこの絵」という一般的なイメージのデザイン。バーコードやFFマークの有無で細かなバリエーションが存在し、仕様違い集めも楽しめる。
プレミアが付きやすいもの ・初期小箱版の箱・説明書付き美品
・銀箱版でも、状態の良い完品やバーコード無・FFマーク無などのレア仕様
「箱+ラベル+状態」の三点セットで価値が大きく変わる。高額帯を狙うなら、小箱完品か銀箱のレア仕様美品がターゲット。
入門向け ・イラストラベルのカセット単体は比較的手に取りやすい価格帯
・数千円前後のことが多く、まず1本欲しい人に向いている
箱なしでも、ゲームとデザインの両方を気軽に楽しめるポジション。コレクション入門として1本持ち、その後に小箱版・銀箱完品へステップアップしやすい。

つまり、結論としてはこうなります。

  • 「色の違うカセットがプレミア」ではない
  • 「小箱版かどうか」「箱・ラベルがどの仕様か」でプレミア度が決まる

これさえ理解しておけば、フリマやオークションを眺めるときに、

  • どの出品が本当にレアなのか
  • どこまで状態にこだわるべきか
  • 自分の予算や好みに合うのはどのバージョンか

がぐっと見えやすくなります。

これからのコレクションに向けて

最後に、今後の集め方のヒントを箇条書きでまとめておきます。

  • まずはイラストラベルのカセット単体で「遊べる1本」を確保
  • 次に、銀箱版の箱説付きから、自分好みの仕様(バーコード有無・FFマーク有無)を選んでみる
  • 資金とタイミングが合えば、小箱+文字ラベル版をコレクションの「目標」として狙う
  • 相場サイトや中古ショップの価格表も時々チェックして、市場の動きを眺めながらじっくり集める

FCマリオブラザーズは、ファミコン初期を代表する1本であり、同時にパッケージバリエーションの奥深さを味わえるコレクター冥利につきるソフトでもあります。

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