【ゼルダの伝説】リンクとは?歴代勇者の違い・声優・ゼルダとの関係を解説

広告/Amazon のアソシエイトとして、遊びゴコロは適格販売により収入を得ています。

【ゼルダの伝説】リンクとは?歴代勇者の違い・声優・ゼルダとの関係を解説

『ゼルダの伝説』シリーズの主人公として、長年にわたりさまざまな時代のハイラルを救ってきたリンク。緑の衣服や剣と盾を持つ勇者として知られていますが、実はシリーズに登場するリンクはすべて同一人物というわけではなく、作品によって出自や年齢、立場、能力などが異なります。

一方で、『時のオカリナ』と『ムジュラの仮面』、『ブレス オブ ザ ワイルド』と『ティアーズ オブ ザ キングダム』のように、同じリンクが続けて主人公を務める作品も存在します。また、マスターソードをはじめとした武器や多彩な道具を使いこなす戦闘能力、作品によって変化する外見、左利き・右利きの違いなどもリンクを語るうえで注目したいポイントです。

この記事では、リンクとはどのようなキャラクターなのかを基本プロフィールから解説し、歴代リンクの違いや同一人物となる作品、ゼルダ姫との関係、能力・装備、歴代声優、各作品での活躍までまとめて紹介します。

リンクとは?『ゼルダの伝説』シリーズを代表する主人公

リンク 勇者のアートボード 「ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom」 Nintendo DREAM 2023年6月号付録

リンクは、任天堂の『ゼルダの伝説』シリーズで主人公を務めるキャラクターです。1986年に発売された初代『ゼルダの伝説』から登場し、世界やハイラル王国を脅かす存在に立ち向かう勇者として、数多くの作品で冒険を繰り広げてきました。

シリーズを象徴するキャラクターの一人であり、剣と盾を手にした姿で知られています。特にマスターソードハイリアの盾はリンクを代表する装備として定着しており、作品によっては弓矢、ブーメラン、バクダン、フックショット、ハンマーなども使いこなします。

多くの作品では、ハイラル王国やゼルダ姫を危機から救うために旅立ち、ガノンやガノンドロフをはじめとした強大な敵と戦います。また、ハイラル王国の秘宝であるトライフォースとも深い関係を持ち、「勇気のトライフォース」に選ばれる存在として描かれる作品もあります。

ただし、「リンク」という名前の一人の人物が、シリーズすべての作品に登場しているわけではありません。『ゼルダの伝説』シリーズでは時代や世界が異なる作品が多く、直接的な続編などを除けば、基本的には作品ごとに異なるリンクが主人公となっています。

たとえば、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』と『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』に登場するリンクは同一人物です。また、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と、その続編『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』でも同じリンクが主人公を務めています。

一方で、初代『ゼルダの伝説』のリンクと『時のオカリナ』のリンク、『風のタクト』のリンクなどは、それぞれ異なる時代を生きる別の人物です。髪型や服装、年齢などに共通点はありますが、その生い立ちや立場、冒険の目的は作品ごとに異なります。

こうした設定から、『ゼルダの伝説』では「リンク」という名前そのものが、特定の一人を指すというより、時代を越えて世界の危機に立ち向かう勇者を象徴する名前として使われているのが大きな特徴です。

また、シリーズ初期から長く定番だったのが、緑色の服と三角帽子を身につけた姿です。尖った耳と剣、盾を持つデザインも歴代リンクに共通する特徴として知られています。その一方で、『ブレス オブ ザ ワイルド』では青い「英傑の服」が代表的な衣装となるなど、作品の方向性に合わせてリンクのデザインも変化してきました。

外見だけでなく、リンクの人物像も作品によって少しずつ異なります。基本的にはプレイヤー自身が主人公に感情移入しやすいよう、長い台詞を話すことはほとんどありません。しかし、『風のタクト』では表情豊かでコミカルな姿が描かれ、『ブレス オブ ザ ワイルド』では寡黙になった理由が物語の中で示されるなど、作品ごとの個性もあります。

リンクの特徴を簡単にまとめると、次のようになります。

  • 『ゼルダの伝説』シリーズを代表する主人公
  • 世界やハイラル王国を救う勇者として登場する
  • マスターソードをはじめ、多彩な武器や道具を扱う
  • ゼルダ姫やトライフォースと深い関係を持つ
  • シリーズすべてで同一人物というわけではない
  • 直接的な続編では同じリンクが登場する場合がある
  • 作品によって年齢・職業・外見・性格などが異なる

なお、タイトルが『ゼルダの伝説』であることから、シリーズを知らない人には主人公の名前を「ゼルダ」と勘違いされることもあります。しかし、基本的に冒険を操作する主人公がリンクであり、ゼルダはハイラル王国の姫として登場するキャラクターです。

歴代リンクはそれぞれ異なる人生や冒険を経験していますが、「世界の危機に立ち向かう勇者」という役割は多くの作品で共通しています。こうした共通点と作品ごとの違いが、長く続く『ゼルダの伝説』シリーズにおけるリンクの大きな魅力となっています。

リンクのプロフィール

ゲーム・PC系テレホンカード リンク/エポナ「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」 The 64DREAM

『ゼルダの伝説』シリーズのリンクは、作品ごとに異なる時代や世界で活躍するため、年齢や職業、立場などのプロフィールも一定ではありません。一方で、男性の主人公であることや、剣を中心にさまざまな武器・道具を扱うこと、世界の危機に立ち向かう勇者として描かれることなど、多くの作品に共通する特徴があります。

名前リンク(Link)
性別男性
初登場『ゼルダの伝説』
主な立場勇者、騎士など
主な武器剣、弓、ブーメラン、バクダンなど
代表的な装備マスターソード、ハイリアの盾
主な利き手左利き(一部作品では右利き)
種族主にハイリア人
主な関係人物ゼルダ、ガノン、ガノンドロフなど

リンクは初代『ゼルダの伝説』からシリーズの主人公として登場していますが、基本的には作品ごとに別の人物です。そのため、「リンクの年齢は何歳なのか」「どのような職業なのか」といったプロフィールについても、ひとつの設定だけで説明することはできません。

リンクの年齢は作品によって異なる

NGCソフト ゼルダの伝説 風のタクト

歴代リンクの年齢は作品ごとに設定が異なります。代表的な例では、初代『ゼルダの伝説』のリンクは12歳、『リンクの冒険』では16歳、『時のオカリナ』では子供時代が9歳、青年時代が16歳とされています。

さらに、『風のタクト』では12歳、『スカイウォードソード』では17歳とされており、少年から青年まで幅広い年齢のリンクが登場しています。

作品年齢
ゼルダの伝説12歳
リンクの冒険16歳
時のオカリナ子供9歳/青年16歳
風のタクト12歳
スカイウォードソード17歳

特に『時のオカリナ』では、物語の中で7年の時間を越えることで、少年のリンクと青年のリンクの両方を操作できます。この作品をきっかけに、後のシリーズでも少年タイプと青年タイプのリンクが描かれるようになりました。

リンクの職業や立場も作品によって変わる

多くの作品ではリンクは「勇者」として扱われていますが、物語の開始時点から勇者として活動しているとは限りません。ごく普通の少年や青年として生活していたところから、事件をきっかけに冒険へ旅立ち、結果として世界を救う勇者となる作品も多くあります。

たとえば『スカイウォードソード』では、天空に浮かぶスカイロフトで暮らしながら騎士を目指す青年として登場します。一方、『トワイライトプリンセス』ではトアル村で生活する青年、『ブレス オブ ザ ワイルド』ではハイラル王国に仕える騎士として描かれています。

さらに『大地の汽笛』では、シリーズでも珍しく機関士見習いとして登場します。勇者や騎士だけではなく、作品の世界観に合わせてリンクの職業や生活環境が設定されている点も特徴です。

リンクの種族は主にハイリア人

多くの作品に登場するリンクは、ハイラルに暮らすハイリア人として描かれています。ハイリア人の特徴のひとつが、エルフを思わせる先の尖った長い耳です。

歴代リンクのデザインは作品ごとに変化していますが、明るい色の髪や尖った耳、剣を扱う姿などは多くの作品で共通しています。そのため、別人として設定されているリンクでも、一目で「リンク」と分かるデザインが受け継がれています。

リンクを演じる声優も作品ごとに異なる

リンクは基本的に長い台詞を話さない主人公ですが、『時のオカリナ』以降は戦闘中の掛け声やダメージを受けた際の声などにボイスが付けられるようになりました。

そのため、リンクを担当する声優も作品によって異なります。代表的な声優には、瀧本富士子、檜山修之、松本さち、笹沼尭羅、小平有希、大原崇、斎賀みつき、梶裕貴、高梨謙吾などがいます。

たとえば『時のオカリナ』では子供時代を瀧本富士子、青年時代を檜山修之が担当。『風のタクト』では松本さち、『トワイライトプリンセス』では笹沼尭羅、『スカイウォードソード』では大原崇が担当しています。

また、『ゼルダ無双』では梶裕貴、『ブレス オブ ザ ワイルド』『ゼルダ無双 厄災の黙示録』『ティアーズ オブ ザ キングダム』では高梨謙吾がリンクを演じています。

リンクは作品によって年齢、職業、外見、声優まで変化しますが、「世界の危機に立ち向かう勇者」という役割は多くの作品で共通しています。同じ名前と似た姿を持ちながら、それぞれ異なる人生を歩んでいる点が、歴代リンクを比較する面白さのひとつです。

リンクの名前の由来|なぜ主人公なのに「ゼルダ」ではない?

ゼルダの伝説 30周年記念書籍 第3集 THE LEGEND OF ZELDA BREATH OF THE WILD:MASTER WORKS ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド:マスターワークス

『ゼルダの伝説』シリーズを初めて知った人が疑問に感じやすいのが、「なぜ主人公の名前がゼルダではなくリンクなのか」という点です。ゲームタイトルには「ゼルダ」という名前が大きく使われていますが、多くの作品でプレイヤーが操作する主人公はリンクであり、ゼルダはハイラル王国の姫などとして登場する別のキャラクターです。

リンクの英語表記は「Link」です。「link」には「つなぐ」「結びつける」といった意味があり、資料では「トライフォースをつなげ、世界を正しく導く者」というリンクの役割に由来する名前として紹介されています。

『ゼルダの伝説』では、作品によって時代や世界、登場するリンク本人が変わります。それでも「リンク」という名前が繰り返し使われていることを考えると、世界や人々、そして物語をつなぐ勇者というシリーズ全体のイメージともよく合った名称といえるでしょう。

ゲームによってはリンクの名前を変更できる

現在では主人公の名前として「リンク」が広く定着していますが、シリーズにはゲーム開始時に主人公の名前をプレイヤー自身で設定できる作品もあります。そのため、ゲームの中では必ずしも「リンク」という名前で呼ばれるとは限りません。

特に初期から中期のシリーズでは、主人公をプレイヤー自身の分身として扱う考え方が強く、名前を自由に決められる作品が複数存在しました。

『神々のトライフォース』や『夢をみる島』では、パッケージや取扱説明書で主人公を「あなた」と表現していた例もあります。一方、テレビCMなどでは「リンク」という名前が使われており、シリーズを象徴するキャラクター名として定着していきました。

近年では『ブレス オブ ザ ワイルド』などのように、主人公の名前が最初から「リンク」として固定されている作品もあります。

『ゼルダの伝説』なのに主人公はリンク

シリーズを知らない人にとって最も紛らわしいのが、作品タイトルと主人公の名前が違うことです。

『ゼルダの伝説』というタイトルだけを見ると、「ゼルダという人物が主人公なのでは?」と思うのも不思議ではありません。しかし、基本的にはリンクが冒険を進める主人公となり、ゼルダは物語の重要人物としてリンクと関わります。

多くの作品では、ゼルダはハイラル王国の姫として登場し、リンクは彼女やハイラルを救うために戦う勇者となります。ただし、シリーズによって両者の立場や関係は異なり、幼馴染として描かれる作品もあります。

つまり、簡単に整理すると次のようになります。

  • リンク:多くの作品でプレイヤーが操作する主人公
  • ゼルダ:シリーズタイトルにもなっている重要人物
  • ガノン/ガノンドロフ:シリーズを代表する敵のひとり

「ゼルダ=主人公」と覚えてしまうと少しややこしいですが、『ゼルダの伝説』の主人公は基本的にリンクと覚えておけば分かりやすいでしょう。

「トゥーンリンク」とは?

amiibo トゥーンリンク (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)

リンクには作品やデザインによって、通常の「リンク」とは別の呼び方が使われることがあります。その代表例がトゥーンリンクです。

トゥーンリンクは、『風のタクト』などで採用されたアニメ調のデザインを持つリンクを指す呼称です。大きな目と低い頭身が特徴で、猫のような大きな目をしていることから「ネコ目リンク」「猫目リンク」と呼ばれることもあります。

『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでは、このデザインのリンクが「トゥーンリンク」という名称で通常のリンクとは別のファイターとして登場しています。そのため、『ゼルダの伝説』を詳しく知らない人でも、スマブラを通してトゥーンリンクを知ったというケースは多いでしょう。

なお、トゥーン調の姿をしているリンクがすべて同一人物というわけではありません。『風のタクト』だけでなく、『4つの剣』や『ふしぎのぼうし』などでも似たデザインが採用されていますが、それぞれの作品で設定されているリンクは必ずしも同じ人物ではありません。

「こどもリンク」は通常のリンクと何が違う?

amiibo こどもリンク (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)

もうひとつ有名なのがこどもリンクです。

『時のオカリナ』では、リンクが少年時代と青年時代の両方の姿で冒険します。この少年時代をベースとしたリンクが、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでは「こどもリンク」という名称で登場しています。

トゥーンリンクがアニメ調のキャラクターデザインを区別するための呼び方なのに対し、こどもリンクは文字通り少年時代のリンクを区別する名称と考えると分かりやすいでしょう。

リンクのフルネームは「リンク・リンク」?

リンクには一般的なキャラクターのような姓が設定されているのか、気になる人もいるかもしれません。

2017年に行われたインタビューでは、シリーズ生みの親である宮本茂がリンクのフルネームについて尋ねられた際、「リンク・リンク」と答えた例があります。

ただし、ゲーム本編では基本的に「リンク」と呼ばれており、「リンク・リンク」という名前が通常のプロフィールとして使用されているわけではありません。そのため、キャラクターを紹介する際には従来通り「リンク」と表記するのが自然です。

作品ごとに別人でも「リンク」の名前が受け継がれている

リンクの名前について理解するうえで重要なのが、歴代リンクの多くは同一人物ではないという点です。

初代『ゼルダの伝説』、『時のオカリナ』、『風のタクト』、『トワイライトプリンセス』、『ブレス オブ ザ ワイルド』など、それぞれの作品には異なる時代や背景を持ったリンクが登場します。

一方、『時のオカリナ』と『ムジュラの仮面』、『風のタクト』と『夢幻の砂時計』、『ブレス オブ ザ ワイルド』と『ティアーズ オブ ザ キングダム』など、続編では同じリンクが引き続き主人公を務めるケースもあります。

つまり「リンク」は一人の人物だけを指す名前ではなく、シリーズを通して何度も登場する勇者の名前でもあります。時代や外見、年齢、境遇が変わっても、世界の危機に立ち向かう存在として「リンク」の名が受け継がれていることが、『ゼルダの伝説』シリーズならではの特徴です。

歴代リンクは同一人物ではない|同じリンクが登場する作品も解説

amiibo リンク (騎乗) 【ブレス オブ ザ ワイルド】 (ゼルダの伝説シリーズ)

『ゼルダの伝説』シリーズには、ほとんどの作品で「リンク」という名前の主人公が登場します。そのため、初代から最新作まで同じ人物が時代を越えて冒険しているように見えるかもしれません。

しかし実際には、歴代リンクの多くは別人です。作品ごとに時代や出身地、家族、年齢、立場などが異なり、それぞれ異なる人生を歩んでいます。

一方で、直接的な続編や物語がつながっている作品では、前作と同じリンクが引き続き主人公を務めるケースもあります。そのため、「すべて別人」でも「すべて同一人物」でもなく、作品のつながりによって同一人物かどうかが決まると考えるのが分かりやすいでしょう。

基本的には作品ごとに別のリンク

歴代リンクは、服装や髪型、尖った耳、剣と盾を扱う姿など多くの共通点を持っています。ただし、直接つながる作品を除けば、それぞれ別の人物として設定されています。

たとえば初代『ゼルダの伝説』のリンクと、『時のオカリナ』に登場するリンクは別人です。同じように、『風のタクト』『トワイライトプリンセス』『スカイウォードソード』『ブレス オブ ザ ワイルド』などにも、それぞれ異なるリンクが登場します。

このため、作品によってリンクの設定も大きく異なります。

  • 普通の少年として冒険を始めるリンク
  • 騎士を目指しているリンク
  • ハイラル王国に仕える近衛騎士のリンク
  • 機関士見習いとして生活しているリンク
  • 妹を助けるために海へ出るリンク

このように、「世界を救う勇者」という基本的な役割は共通していても、冒険を始める理由や生活環境は作品によって異なります。

同一人物のリンクが登場する主な作品

歴代リンクの中には、複数のゲームで同じ人物が主人公を務めるケースがあります。代表的な組み合わせを整理すると、次のようになります。

リンク同一人物として登場する主な作品
初代のリンク『ゼルダの伝説』/『リンクの冒険』
神々のトライフォースのリンク『神々のトライフォース』/『夢をみる島』
時のオカリナのリンク『時のオカリナ』/『ムジュラの仮面』
風のタクトのリンク『風のタクト』/『夢幻の砂時計』
神々のトライフォース2のリンク『神々のトライフォース2』/『トライフォース3銃士』
ブレス オブ ザ ワイルドのリンク『ブレス オブ ザ ワイルド』/『ティアーズ オブ ザ キングダム』

同じリンクが続投する作品では、前作での出来事や人間関係を引き継いだ状態で新しい冒険が描かれることがあります。

初代『ゼルダの伝説』と『リンクの冒険』は同一人物

初代『ゼルダの伝説』と、その続編『リンクの冒険』に登場する主人公は同一人物です。

初代では、リンクはガノンを倒してゼルダ姫を救うために冒険します。その後を描いた『リンクの冒険』では、ハイラル復興に関わりながら、大昔から眠り続けているゼルダ姫を目覚めさせるため、新たな試練へ挑むことになります。

同じリンクですが、時間が経過しているため年齢にも違いがあります。資料では、初代では12歳、『リンクの冒険』では16歳とされています。

『神々のトライフォース』と『夢をみる島』も同じリンク

『神々のトライフォース』と『夢をみる島』の主人公も同一人物です。

『神々のトライフォース』では、リンクはゼルダ姫の助けを求める声をきっかけに冒険へ旅立ち、光の世界と闇の世界を行き来しながらガノンとの戦いに挑みます。

その後、さらなる修行を続けていたリンクが航海中に嵐へ遭遇し、コホリント島へ流れ着くところから始まるのが『夢をみる島』です。

舞台や登場人物は大きく変わりますが、前作の戦いを経験したリンクによる新たな冒険として描かれています。

『時のオカリナ』と『ムジュラの仮面』は同一人物

『時のオカリナ』と『ムジュラの仮面』も、同じリンクが主人公を務める代表的な作品です。

『時のオカリナ』では、コキリの森で育った少年リンクが妖精ナビィとともに旅立ち、やがて7年後の世界で「時の勇者」としてガノンドロフと戦います。

その後を描いた『ムジュラの仮面』では、リンクはかけがえのない友を探す旅へ出た途中で異世界タルミナへ迷い込みます。

スタルキッドによってエポナを奪われ、デクナッツの姿に変えられてしまったリンクは、月が落下するまでの限られた時間を繰り返しながらタルミナを救うことになります。

『ムジュラの仮面』では少年の姿で冒険しますが、デクナッツ、ゴロン、ゾーラ、鬼神など、仮面の力によってさまざまな姿へ変身できるのも特徴です。

『風のタクト』と『夢幻の砂時計』も同一人物

『風のタクト』では、プロロ島で妹アリルや祖母と暮らしていた少年リンクが主人公です。

怪鳥ジークロックにさらわれた妹を救うため、少女テトラが率いる海賊団とともに海へ出たリンクは、冒険の中でマスターソードや勇気のトライフォースに選ばれ、「風の勇者」としてガノンドロフと戦います。

その後、新天地を探す旅に出たリンクとテトラの冒険を描いたのが『夢幻の砂時計』です。こちらでも『風のタクト』と同じリンクが主人公として登場します。

『神々のトライフォース2』と『トライフォース3銃士』も同一人物

『神々のトライフォース2』のリンクは、鍛冶職人の見習いとして生活していた少年です。

壁画へ変身できる特殊な能力を使い、ハイラルと異世界ロウラルを行き来しながら冒険します。

その数年後を描いた『トライフォース3銃士』でも、同じリンクが登場します。旅の途中でドレース王国を訪れたリンクは、呪いをかけられたフリル姫を救うため、3人の勇者候補と協力して冒険を進めます。

『ブレス オブ ザ ワイルド』と『ティアーズ オブ ザ キングダム』も同じリンク

近年のシリーズで分かりやすい例が、『ブレス オブ ザ ワイルド』と『ティアーズ オブ ザ キングダム』です。

『ブレス オブ ザ ワイルド』のリンクは、ハイラル王国に仕える騎士としてゼルダを守っていた青年です。しかし厄災ガノンとの戦いで重傷を負い、「回生の祠」で100年間眠ることになります。

100年後に目覚めたリンクは過去の記憶を失っていますが、各地を冒険しながら記憶を取り戻し、再び厄災ガノンへ立ち向かいます。

続編『ティアーズ オブ ザ キングダム』でも同じリンクが主人公です。ハイラル城地下で復活したガノンドロフの攻撃を受けたことで右腕を失いますが、その後ラウルの右腕を受け継ぎ、ウルトラハンドなど新たな能力を使えるようになります。

前作のリンクがそのまま主人公として登場するため、ゼルダやハイラルの人々との関係も『ブレス オブ ザ ワイルド』から続いています。

見た目が似ていても別人の場合がある

歴代リンクを見分ける際に注意したいのが、外見が似ているからといって同一人物とは限らないことです。

たとえば、トゥーン調のグラフィックで描かれたリンクは、『風のタクト』以外にも『4つの剣』『ふしぎのぼうし』『大地の汽笛』など複数の作品に登場します。

しかし、同じようなデザインが採用されていても、それぞれ別の人物として設定されているケースがあります。

反対に、『時のオカリナ』と『ムジュラの仮面』のように衣装や使用できる能力が変化していても、物語上は同じリンクという場合もあります。

そのため、歴代リンクを区別するときは外見だけではなく、作品の時系列や物語のつながりを見ることが重要です。

なぜ何度も「リンク」という勇者が現れるのか

『ゼルダの伝説』シリーズでは、長い時代の中でハイラルや世界が何度も危機を迎えます。そのたびに、それぞれの時代で新たなリンクが勇者として登場します。

歴代リンクは必ずしも血縁関係が明確に示されているわけではありませんが、姿や役割には多くの共通点があります。

  • 世界の危機に立ち向かう
  • 剣を中心とした武器を扱う
  • ゼルダと深く関わる
  • ガノンやガノンドロフなどの強敵と戦う
  • 勇者としての資質を持つ

時代や出自が異なっても、こうした「勇者」としての役割が歴代リンクに受け継がれていることが、シリーズ全体の大きな特徴です。

つまり、歴代リンクは「同じ人物が何度も登場している」のではなく、「異なる時代に現れる複数の勇者がリンクという名前で描かれている」と考えると理解しやすいでしょう。その中で、直接的な続編だけは同じリンクの冒険が続いているという構成になっています。

リンクの外見・デザイン|緑の勇者から英傑の姿まで

amiibo リンク【トワイライトプリンセス】(ゼルダの伝説シリーズ)

『ゼルダの伝説』シリーズのリンクは、作品ごとに別人として登場することが多い一方で、外見にはいくつかの共通した特徴があります。特に長年リンクを象徴してきたのが、緑色の服、三角帽子、先の尖った長い耳というデザインです。

ただし、シリーズが続く中でリンクの姿も少しずつ変化しており、『時のオカリナ』では少年と青年という2つの姿、『風のタクト』では大きな目を持つトゥーンリンク、『ブレス オブ ザ ワイルド』では青い英傑の服を身につけたリンクが登場しました。

歴代リンクのデザインを比較すると、シリーズの伝統を残しながら、それぞれの作品の世界観に合わせて外見が変化してきたことが分かります。

リンクを象徴する緑の服と三角帽子

初期から多くの作品でリンクを象徴してきたのが、緑色の服と三角帽子です。さらに、ハイリア人らしい尖った耳や剣と盾を持った姿も、リンクをイメージする代表的な特徴となっています。

ただし、同じ緑色の服でも、その由来は作品によって異なります。

『時のオカリナ』では、リンクが育ったコキリの森で暮らす人々が着用している服として描かれています。一方、『トワイライトプリンセス』では、過去の勇者に由来する衣装としてリンクが身につけることになります。

『スカイウォードソード』でも緑色の服を着用しますが、こちらではリンクが通っている騎士学校の制服という設定があります。

  • 『時のオカリナ』:コキリ族の服
  • 『トワイライトプリンセス』:伝説の勇者に由来する服
  • 『スカイウォードソード』:騎士学校の制服

このように、見た目は似ていても「なぜ緑の服を着ているのか」という理由は作品によって異なります。

また、シリーズ中期以降では、ゲーム開始時から勇者の緑色の服を着ているとは限らなくなりました。『風のタクト』などでは物語の途中で勇者らしい衣装へ着替えるなど、冒険を始める前のリンクの日常を表現する服装も描かれています。

『時のオカリナ』で少年リンクと青年リンクが登場

リンクのデザインに大きな変化をもたらした作品のひとつが、1998年に登場した『ゼルダの伝説 時のオカリナ』です。

本作では、物語の序盤では少年のリンクを操作しますが、マスターソードを引き抜いたことをきっかけに7年後の世界へ移り、青年の姿となったリンクでも冒険することになります。

少年リンクは小柄で子供らしい姿をしているのに対し、青年リンクは体格が大きくなり、剣士としてもより勇者らしい雰囲気を持ったデザインとなっています。

『時のオカリナ』以降は、作品によって少年タイプと青年タイプのリンクが登場するようになり、シリーズにおけるリンクのデザインの幅が大きく広がりました。

青年タイプの代表的なリンクとしては、『トワイライトプリンセス』『スカイウォードソード』『ブレス オブ ザ ワイルド』などが挙げられます。一方、『風のタクト』『ふしぎのぼうし』『大地の汽笛』などでは、少年らしいリンクが主人公となっています。

『風のタクト』で登場したトゥーンリンク

歴代リンクの中でも特に大きくデザインが変化したのが、『ゼルダの伝説 風のタクト』に登場するリンクです。

『風のタクト』では、それまでの3D作品とは大きく異なるアニメ調のグラフィックが採用されました。リンクも低い頭身と大きな目を持ったデザインとなり、一般的に「トゥーンリンク」と呼ばれています。

猫のように大きな目が特徴的なことから、ファンの間では「猫目リンク」「ネコ目リンク」と呼ばれることもあります。

トゥーンリンクは表情の変化が非常に分かりやすく、驚いたり、困ったり、怒ったりと、感情を顔全体で表現します。そのため、従来のリンクと比べてもコミカルな場面が多く、少年らしさを感じやすいデザインとなっています。

このトゥーン調のデザインは『風のタクト』だけに限らず、その後の作品にも使用されました。

  • 風のタクト
  • 4つの剣
  • 4つの剣+
  • ふしぎのぼうし
  • 夢幻の砂時計
  • 大地の汽笛
  • 神々のトライフォース2
  • トライフォース3銃士

ただし、これらの作品に登場するトゥーン調のリンクがすべて同一人物というわけではありません。あくまで共通したデザイン表現であり、作品ごとに別のリンクが登場するケースもあります。

リアル寄りに描かれた『トワイライトプリンセス』のリンク

NGCソフト ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス(美品)

『風のタクト』がアニメ調のデザインを採用したのに対して、『トワイライトプリンセス』ではリンクを含めたキャラクターや世界が、よりリアル寄りの雰囲気で描かれました。

本作のリンクはトアル村で暮らす青年で、歴代リンクの中でも落ち着いた雰囲気と精悍な顔立ちが特徴です。

また、通常の人間の姿だけではなく、物語の中でウルフリンクへ変身できる点も大きな特徴となっています。人間の姿では剣や盾などを使い、狼の姿ではミドナと協力しながら異なる能力を駆使して冒険します。

同じリンクというキャラクターでありながら、人間と狼というまったく異なる姿を使い分けるデザインは、歴代シリーズの中でも特徴的です。

『ブレス オブ ザ ワイルド』では緑から青へ

リンクの外見に再び大きな変化が起こったのが、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』です。

それまでリンクといえば「緑の服と三角帽子」というイメージが強くありましたが、本作ではその定番から大きく離れ、青色の「英傑の服」を着た姿が代表的なビジュアルとなりました。

三角帽子も標準装備ではなくなり、髪型もはっきり見えるデザインへ変更されています。

この変更は、『ブレス オブ ザ ワイルド』で掲げられた「ゼルダのアタリマエを見直す」という方向性のひとつです。ゲームシステムだけでなく、長年リンクを象徴してきた外見についても見直しが行われました。

その結果、これまでのリンクとは印象の異なる姿でありながら、剣や弓を使って広大なハイラルを冒険する勇者として、新しいリンク像が作られています。

なお、従来の緑色の勇者服が完全になくなったわけではなく、条件を満たすことで緑を基調とした装備を入手することもできます。

『ティアーズ オブ ザ キングダム』では右腕が大きな特徴に

『ティアーズ オブ ザ キングダム』に登場するリンクは、『ブレス オブ ザ ワイルド』と同一人物です。そのため、基本的な顔立ちや髪型などは前作のデザインを引き継いでいます。

一方、物語の序盤でガノンドロフの攻撃を受けたことで右腕に大きな変化が起こり、その後ラウルの右腕を受け継ぐことになります。

この右腕によって、ウルトラハンドをはじめとした新しい能力を使えるようになるため、ゲームシステムだけでなく外見上でも『ティアーズ オブ ザ キングダム』版リンクを象徴する要素となっています。

歴代リンクは似ているようで少しずつ違う

歴代リンクは別人でありながら、共通したデザインを持つことで「リンク」というキャラクターであることが分かるようになっています。

代表的な共通点としては、次のようなものがあります。

  • 先の尖った長い耳
  • 明るい色の髪
  • 剣を扱う勇者としての姿
  • 少年または青年として描かれる
  • 緑を基調とした勇者服が長年使用されてきた

その一方で、『時のオカリナ』の少年・青年リンク、『風のタクト』のトゥーンリンク、『トワイライトプリンセス』のリアル寄りの青年リンク、『ブレス オブ ザ ワイルド』の青い英傑姿など、作品の方向性によって大きくデザインが変化しています。

「リンクらしさ」を残しながら、新しい作品ごとに外見を変化させていることが、歴代リンクのデザインに共通する特徴といえるでしょう。

リンクは左利き?右利き?作品によって変わる利き手を解説

フィギュア リンク 「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」 9インチ PVCスタチュー

『ゼルダの伝説』シリーズのリンクといえば、剣を左手に持つ左利きの勇者として知られてきました。実際に歴代作品の多くでは左利きとして描かれていますが、すべてのリンクが左利きというわけではありません。

『トワイライトプリンセス』のWii版や『スカイウォードソード』、『ブレス オブ ザ ワイルド』などでは右利きのリンクが登場しています。

これは単純な設定変更ではなく、Wiiリモコンを使った操作方法に合わせたケースや、シリーズの定番を見直すという作品コンセプトによって変更されたケースがあります。

そのため、「リンクは左利きなのか右利きなのか」という疑問については、基本的には左利きだが、作品によって右利きになると考えるのが分かりやすいでしょう。

歴代リンクは左利きが基本

『ゼルダの伝説』シリーズでは、多くの作品でリンクが左手に剣、右手に盾を持っています。

ゲームキャラクターの主人公としては左利きという設定は比較的珍しく、緑色の服や三角帽子、尖った耳などと並んで、長年リンクを特徴づける要素のひとつとなってきました。

ただし、資料ではリンクがなぜ左利きになったのかについて正式な理由は明らかになっていないとされています。そのため、「リンクが左利きなのは○○が理由」と断定することはできません。

また、初期の作品ではグラフィック上の都合もあり、リンクが向いている方向によって剣を持つ手が変わって見える場面があります。それでもシリーズが3D化してキャラクターの向きや装備を明確に表現できるようになると、左利きという特徴がより分かりやすくなりました。

歴代リンクの利き手を大まかに整理すると、次のようになります。

作品利き手特徴
多くのシリーズ作品左利きリンクの基本的な設定
トワイライトプリンセス(GC版)左利き本来のリンクのデザイン
トワイライトプリンセス(Wii版)右利きWiiリモコンでの操作に合わせて変更
トワイライトプリンセス HD左利きGC版を基にしている
スカイウォードソード右利き剣を振る操作に合わせた設定
ブレス オブ ザ ワイルド右利き「アタリマエを見直す」方針の一環

Wii版『トワイライトプリンセス』で右利きになった理由

リンクの利き手を語るうえで特に有名なのが、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』です。

本作はニンテンドーゲームキューブ版とWii版が発売されていますが、同じ作品でありながらリンクの利き手が異なります。

ゲームキューブ版では従来シリーズと同様に左利きですが、Wii版では右利きに変更されています。

理由はWiiリモコンを使った操作との関係です。Wii版では、プレイヤーがWiiリモコンを振る動作によってリンクに剣を振らせます。

開発中のゲームを体験したプレイヤーの多くが右手でWiiリモコンを振っていたことから、実際に操作している感覚とゲーム内のリンクの動きを合わせるため、リンクも右手で剣を持つように変更されました。

つまり、Wii版のリンクが右利きになったのは、設定上の大きな物語的理由があったからではなく、プレイヤーとリンクの動きを一致させ、直感的に剣を操作できるようにするためだったといえます。

GC版とWii版では世界そのものが左右反転している

『トワイライトプリンセス』では、リンクの利き手だけを変更したのではなく、Wii版ではゲームキューブ版に対して世界が左右反転した構成になっています。

そのため、ゲームキューブ版を遊んだあとにWii版をプレイすると、同じ場所でも左右の位置関係が逆になっています。

後に発売された『トワイライトプリンセス HD』はゲームキューブ版を基にしているため、通常モードではリンクは再び左利きになっています。

ただし、高難度となる「辛口モード」では世界が左右反転しており、こちらではWii版と同じように右利きのリンクとなります。

同じ『トワイライトプリンセス』でも、バージョンやモードによってリンクの利き手が変化するという珍しい作品です。

『スカイウォードソード』のリンクも右利き

『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』でも、リンクは右利きとして登場します。

本作ではWiiリモコンプラスを使い、プレイヤーがコントローラーを振った方向と連動するようにリンクが剣を振るシステムが採用されています。

上下左右や斜め方向など、プレイヤー自身が剣を振るような感覚で操作することがゲームシステムの重要な部分となっているため、『トワイライトプリンセス』Wii版と同様に右手で剣を扱うリンクとなりました。

従来シリーズのようにボタンを押すだけで剣を振るのではなく、プレイヤー自身の動作とリンクの剣術を対応させた作品だからこその変更です。

『ブレス オブ ザ ワイルド』でもリンクは右利き

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』でも、リンクは右手で武器を扱います。

ただし、『トワイライトプリンセス』や『スカイウォードソード』とは事情が異なります。本作ではWiiリモコンによる剣操作のような理由から右利きになったわけではありません。

『ブレス オブ ザ ワイルド』では、シリーズで長く続いてきた要素を改めて見直す「ゼルダのアタリマエを見直す」という方向性が掲げられました。

この考え方によって、ゲームシステムだけでなくリンクのデザインにも大きな変化が加えられています。

代表的なのが、これまでの象徴だった緑色の服と三角帽子から、青い「英傑の服」を中心としたデザインへの変更です。そして利き手についても、それまで定番だった左利きにこだわらず、右利きへ変更されました。

そのため、『ブレス オブ ザ ワイルド』の右利きは、操作上の必要性というよりもシリーズで当たり前と思われていた要素を一度見直した結果と考えると分かりやすいでしょう。

リンクの利き手が違うのは別人だから?

歴代リンクの多くは作品ごとに別人なので、「別人だから左利きと右利きがいる」と考えることもできます。

ただし、実際にはそれだけで説明できません。

『トワイライトプリンセス』では同じ主人公でありながら、ゲームキューブ版では左利き、Wii版では右利きとなっています。つまり、リンクの利き手はキャラクター設定だけではなく、ゲーム機の操作方法や作品の開発方針によって変更される場合があるということです。

そのため、歴代リンクを比較するときには、「このリンクは左利きだから別人」「右利きだから別のリンク」と判断することはできません。

リンクの利き手をまとめると基本は左利き

リンクの利き手について要点をまとめると、次のようになります。

  • 歴代シリーズでは左利きのリンクが多い
  • リンクが左利きになった正式な理由は明確になっていない
  • Wii版『トワイライトプリンセス』では右利き
  • ゲームキューブ版『トワイライトプリンセス』では左利き
  • 『トワイライトプリンセス HD』通常モードも左利き
  • 『スカイウォードソード』では右利き
  • 『ブレス オブ ザ ワイルド』でも右利き
  • 操作方法や作品コンセプトによって利き手が変更される場合がある

長年のシリーズ全体で見ると、「リンク=左利き」が基本的なイメージです。しかし、Wiiによる体感操作の登場やシリーズそのものの方向性の変化によって、右利きのリンクも登場するようになりました。

緑の服や三角帽子と同様に、利き手についてもシリーズの伝統を残しつつ、作品に必要な要素に合わせて柔軟に変化してきたことが分かります。

リンクの性格・人物像|無口ながら作品ごとに異なる個性を持つ

ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章 (てんとう虫コミックススペシャル)

『ゼルダの伝説』シリーズのリンクは、基本的に長い台詞を話さない主人公として描かれています。そのため、一見すると「無口で性格が分かりにくいキャラクター」という印象を持つかもしれません。

実際、シリーズ全体ではリンクに際立った性格が細かく設定されていない作品も多く、会話よりも表情や仕草、行動によって人物像が表現されています。

ただし、歴代リンクの多くは別人であるため、すべてのリンクがまったく同じ性格というわけではありません。『風のタクト』では表情豊かな少年、『トワイライトプリンセス』では少しやんちゃな青年、『ゼルダ無双』では自分の実力を過信する場面が描かれるなど、作品ごとに異なる個性を見ることができます。

特に『ブレス オブ ザ ワイルド』では、リンクがなぜ感情をあまり表に出さないのかについても物語の中で触れられており、従来とは異なる形で「無口な主人公」という特徴が掘り下げられています。

リンクは基本的に自分から長い台詞を話さない

リンクの大きな特徴のひとつが、物語の中で自分から長い台詞を話すことがほとんどない点です。

『時のオカリナ』以降の作品では、剣を振る際の掛け声やダメージを受けたときの声などはありますが、他の登場人物のように長い会話をする場面は基本的にありません。

そのため、リンクの感情や考え方は、次のような要素から読み取ることになります。

  • 表情
  • 身振りや仕草
  • 敵や仲間に対する行動
  • 会話中の反応
  • 物語の中での選択や行動

同じ「無口な主人公」であっても、作品によって表情や仕草の付け方は大きく異なります。リアル寄りの作品では落ち着いた青年として描かれる一方、トゥーン調の作品では感情を分かりやすく表現するなど、それぞれの世界観に合わせた人物像が作られています。

『風のタクト』では表情豊かでコミカル

歴代リンクの中でも特に感情が分かりやすいのが、『風のタクト』のリンクです。

『風のタクト』ではトゥーン調のグラフィックが採用されていることもあり、リンクの顔の動きや仕草が非常に大きく描かれています。

驚いたときには大きく目を見開き、困ったときには分かりやすく表情を変えるなど、言葉を発しなくても何を感じているのかが伝わりやすいキャラクターです。

また、『風のタクト』のリンクが冒険へ出る最初の目的は、怪鳥ジークロックにさらわれた妹アリルを助けることです。そのため、世界を救う勇者になる以前に、家族を助けるために行動する少年として描かれているのも特徴です。

冒険を続ける中でマスターソードや勇気のトライフォースに関わり、最終的には「風の勇者」としてガノンドロフとの戦いへ向かうことになります。

シリーズの中でも少年らしい感情やコミカルな反応が強く表現されたリンクといえるでしょう。

『トワイライトプリンセス』では少しやんちゃな一面もある

『トワイライトプリンセス』のリンクは、トアル村で暮らしていた青年です。『風のタクト』とは対照的に、作品全体が比較的落ち着いた雰囲気で描かれているため、リンク自身も凛々しい青年としての印象が強くなっています。

ただし、常に真面目で無表情というわけではありません。

資料では、戦闘中に剣を回して敵を挑発する仕草を見せるなど、少しやんちゃな性格付けが行われていることが紹介されています。

本作では幼馴染のイリアたちを救うことから冒険が始まり、その後はミドナと行動をともにしながらハイラルと影の世界を巡ることになります。

物語が進むにつれてミドナとの関係も深まり、最初の目的からさらに大きな戦いへ巻き込まれていくため、言葉は少なくても行動から仲間を大切にする姿を見ることができます。

『ゼルダ無双』では自信過剰になる場面もある

『ゼルダ無双』に登場するリンクは、従来のシリーズよりも戦闘能力の高さが前面に出たキャラクターとして描かれています。

多数の敵を一度に倒していく無双アクションというゲーム性もあり、リンク自身も強力な戦士として活躍します。

その一方で、物語の中では自分の力を過信し、一人で敵陣へ突っ込んでしまう場面があります。

通常の『ゼルダの伝説』シリーズではリンクの性格を強く押し出さないことも多いため、こうした明確な弱点が描かれるのは特徴的です。

勇敢であることと、自信を持ちすぎることは表裏一体でもあり、『ゼルダ無双』ではリンクの「勇者らしさ」が別の方向から描かれています。

『ブレス オブ ザ ワイルド』では無口になった理由が描かれる

歴代リンクの中でも、人物像が比較的詳しく描かれているのが『ブレス オブ ザ ワイルド』のリンクです。

本作のリンクも従来作品と同じように寡黙ですが、その背景についてゼルダの日録で触れられています。

リンクは優れた実力を持つ騎士として周囲から注目されており、常に模範的な人物でいなければならないという意識を持つようになります。その結果、次第に感情を表へ出さなくなったことが示されています。

つまり、『ブレス オブ ザ ワイルド』のリンクが無口なのは、単にシリーズ伝統の主人公だからというだけではなく、周囲から期待される立場を背負った結果として感情を抑えているという背景があります。

歴代リンクの中でも、無口という特徴そのものに物語上の理由が与えられている点が特徴です。

100年前はハイラル王国の近衛騎士

『ブレス オブ ザ ワイルド』のリンクは、100年前の時点でハイラル王国に仕える騎士でした。

魔物を撃退した実力をハイラル王に認められ、ゼルダの近衛騎士となり、その後マスターソードを引き抜いたことで勇者として認められます。

優れた戦闘能力を持つ一方、それだけ大きな期待を背負う立場でもありました。

この設定を踏まえると、本作のリンクが感情を抑えていた理由も分かりやすくなります。単なる無口な青年ではなく、勇者や近衛騎士としての責任を背負っていた人物として描かれています。

100年後は記憶を失った状態から冒険を始める

厄災ガノンとの戦いで重傷を負ったリンクは、回生の祠へ運ばれ、100年間の眠りにつきます。

目覚めた時には過去の記憶を失っており、プレイヤーはリンクとともにハイラルを巡りながら、100年前に何が起きたのかを少しずつ知っていくことになります。

その過程で、ゼルダや英傑たちとの過去の関係、騎士としてのリンクの姿も明らかになっていきます。

現在のリンクと100年前のリンクを比較できることも、『ブレス オブ ザ ワイルド』における人物描写の特徴です。

作品によってリンクの性格は少しずつ違う

歴代リンクは基本的に別人なので、性格も完全に共通しているわけではありません。

代表的な違いを整理すると、次のようになります。

作品人物像・特徴
シリーズ全般長い台詞をほとんど話さず、際立った性格設定が少ない
風のタクト表情豊かでコミカルな仕草が多い
トワイライトプリンセス凛々しい青年だが、敵を挑発するなど少しやんちゃな面もある
ゼルダ無双自分の力を過信し、一人で敵陣へ向かう場面がある
ブレス オブ ザ ワイルド周囲の期待を背負い、感情を表に出さなくなった寡黙な騎士

このように、「リンクは無口」という大きな特徴は共通していても、表情や行動まで含めて見ると、それぞれの作品で異なる人物像が描かれています。

特にシリーズが進むにつれて、台詞ではなく仕草や背景設定によってリンク自身の個性を表現するケースが増えています。

言葉で自分を語ることは少ないものの、行動や表情を通して勇気や優しさ、未熟さ、責任感などを感じ取れることが、歴代リンクに共通する人物描写の特徴といえるでしょう。

リンクとゼルダ姫の関係|恋人?幼馴染?作品ごとの違い

amiibo ゼルダ(大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)

『ゼルダの伝説』シリーズにおいて、リンクとゼルダ姫は物語の中心となる組み合わせです。多くの作品では「危機に陥ったハイラルの姫」と「世界を救う勇者」という関係で登場します。

ただし、歴代リンクと歴代ゼルダは作品によって別人であり、二人の関係もシリーズ共通で固定されているわけではありません。

初めて出会って協力する作品もあれば、幼い頃から親しい幼馴染として登場する作品、リンクがゼルダを守る騎士として仕えている作品などがあります。

そのため、「リンクとゼルダは恋人なのか?」という疑問についても、シリーズ全体をまとめて恋人同士と断定することはできません。二人の距離感や関係性は、それぞれの作品ごとに見る必要があります。

基本は「ゼルダ姫と世界を救う勇者」

シリーズで最も基本的なのが、ゼルダ姫と彼女を助けるリンクという関係です。

初代『ゼルダの伝説』をはじめ、多くの作品ではハイラルやゼルダが危機に陥り、リンクが冒険へ旅立ちます。

ガノンやガノンドロフなどの敵によってゼルダが捕らえられた場合には、彼女の救出がリンクの大きな目的となることもあります。

ただし、ゼルダは常に救出を待っているだけの人物ではありません。作品によってはリンクに重要な情報を与えたり、自ら戦ったり、物語の終盤でリンクと協力して敵へ立ち向かったりします。

そのため、シリーズ全体では「姫と勇者」という象徴的な関係を基本にしながら、作品ごとに異なる形で協力する二人として描かれています。

『ふしぎのぼうし』ではゼルダとリンクは幼馴染

『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』では、リンクとゼルダは幼馴染です。

本作のリンクは、ハイラル一の鍛冶屋スミスの孫として暮らしている少年です。ゼルダとは冒険が始まる以前から親しい関係にあり、一緒に町のお祭りへ出かけるなど、他の作品よりも二人の日常的なつながりが分かりやすく描かれています。

その後、魔人グフーによってゼルダが石にされてしまい、リンクは彼女を元に戻すため、しゃべる帽子エゼロとともに冒険へ出ることになります。

最初から王国の勇者としてゼルダを助けるのではなく、大切な幼馴染を救うことが冒険の目的になっている作品です。

『スカイウォードソード』でも二人は幼馴染

『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』でも、リンクとゼルダは幼馴染として登場します。

二人は天空の島スカイロフトでともに育っており、物語開始時点から非常に近い関係にあります。

やがてゼルダが地上へ落下して行方不明となったことをきっかけに、リンクも彼女を探すため地上へ降り、冒険を始めることになります。

本作では「ハイラル王国の姫を救う勇者」という関係から始まるのではなく、幼馴染のゼルダを探す青年リンクという形で物語がスタートするのが特徴です。

シリーズの中でもリンクとゼルダの個人的な関係が強く描かれている作品のひとつといえるでしょう。

『ブレス オブ ザ ワイルド』ではゼルダの近衛騎士

『ブレス オブ ザ ワイルド』では、リンクとゼルダの関係がこれまでとは少し異なります。

100年前のリンクはハイラル王国に仕える騎士で、その高い実力を認められ、ゼルダを守る近衛騎士となっています。

そのため、二人は単に冒険中に出会った勇者と姫ではなく、厄災ガノン復活に備える中で行動をともにしていた関係です。

リンクは周囲から高い期待を寄せられる騎士であり、一方のゼルダも封印の力を目覚めさせなければならないという重い役目を背負っていました。

物語では、リンクの過去を示す記憶を通して、100年前の二人の関係が少しずつ描かれていきます。

また、リンクが無口になった理由について記されているゼルダの日録からも、ゼルダがリンクの内面を知っていたことが分かります。

『ティアーズ オブ ザ キングダム』でも関係は続いている

『ティアーズ オブ ザ キングダム』は『ブレス オブ ザ ワイルド』の続編であり、リンクとゼルダも前作と同じ人物です。

物語の冒頭では、二人がともにハイラル城地下を調査しています。

しかし、その途中でミイラ化していたガノンドロフが復活。リンクは右腕に大きな傷を負い、ゼルダも行方不明となってしまいます。

リンクは新たな力を得てハイラルを巡りながら、行方が分からなくなったゼルダを探すことになります。

前作から物語が直接続いているため、歴代シリーズの中でも二人の関係を長期間にわたって描いている組み合わせとなっています。

リンクとゼルダは恋人なのか?

リンクとゼルダについて検索すると、よく話題になるのが「二人は恋人なのか」という疑問です。

しかし、今回の資料からシリーズ全体について「リンクとゼルダは恋人同士」と断定することはできません。

そもそも歴代リンクと歴代ゼルダは作品によって別人であり、二人の出会い方や立場も異なります。

関係代表的な描かれ方
姫と勇者危機に陥ったゼルダやハイラルをリンクが救う
幼馴染『ふしぎのぼうし』『スカイウォードソード』など
姫と近衛騎士『ブレス オブ ザ ワイルド』
行動をともにする関係作品によって協力して敵へ立ち向かう

作品によって親密な描写が見られる場合はありますが、シリーズすべてのリンクとゼルダを同じ関係として扱うのは適切ではありません。

「リンクとゼルダの関係は作品ごとに異なる」というのが、最も分かりやすい整理になります。

リンクとゼルダはシリーズを象徴する二人

歴代作品で二人の立場は変化していますが、リンクとゼルダが『ゼルダの伝説』シリーズを象徴する存在であることは共通しています。

世界を救うためにリンクがゼルダを助ける作品もあれば、ゼルダがリンクを導く作品、二人がそれぞれの役目を果たしながら同じ敵と戦う作品もあります。

特にシリーズが進むにつれて、単純な「助ける勇者」と「助けられる姫」という関係だけではなく、それぞれが物語の中で重要な役割を担う形が増えています。

幼馴染、勇者と姫、近衛騎士と王女など、作品ごとに異なる関係性を楽しめることも、リンクとゼルダという二人の魅力といえるでしょう。

リンクの能力・戦い方|剣・弓・アイテムを使いこなす万能型の勇者

グッドスマイルカンパニー[GOOD SMILE COMPANY] ねんどろいど ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D リンク ムジュラの仮面3D Ver. ノンスケール プラスチック製 塗装済み可動フィギュア 再販

リンクは『ゼルダの伝説』シリーズを通して、剣を中心に多彩な武器やアイテムを使いこなす勇者として描かれています。

作品ごとに使用できる装備や能力は異なりますが、剣による近接戦闘、弓矢による遠距離攻撃、盾による防御、バクダンやブーメランを利用した攻撃・謎解きなど、状況に応じて戦い方を切り替えられるのが大きな特徴です。

また、単純に敵を倒すだけではなく、武器やアイテムをダンジョンの仕掛けにも利用します。戦闘と謎解きの両方に道具を活用することが、リンクのアクションを特徴づけています。

剣術はリンクを代表する戦闘スタイル

歴代リンクの基本武器となるのがです。

シリーズでは冒険の序盤に基本的な剣を手に入れ、物語を進めることでより強力な剣へ持ち替えたり、イベントによって強化されたりする作品が多くあります。

中でも有名なのが退魔の剣マスターソードです。すべての作品に登場するわけではありませんが、リンクを代表する武器としてシリーズを象徴する存在となっています。

リンクの代表的な剣技には回転斬りがあります。力を溜めてから周囲をまとめて攻撃する技で、『神々のトライフォース』以降、多くの作品で使用されています。

作品によっては、さらにさまざまな剣技を覚えることもあります。特に『トワイライトプリンセス』では、冒険を進めることで奥義を習得し、通常の剣攻撃とは異なる技を使えるようになります。

剣からビームを放つこともできる

シリーズ初期から見られる特徴のひとつが、剣を使った遠距離攻撃です。

2D作品では、体力が満タンなど一定の条件を満たした状態で剣を振ると、剣先からビームを飛ばせる作品があります。

3D作品でも似た攻撃が登場しており、『ムジュラの仮面』の鬼神リンクや、『スカイウォードソード』のスカイウォード、『ブレス オブ ザ ワイルド』のマスターソードなどで、剣から遠距離攻撃を放つことができます。

リンクは剣士というイメージが強いキャラクターですが、近距離だけでなく遠距離にも対応できる能力を持っています。

弓矢による遠距離攻撃も得意

弓矢もリンクを代表する武器です。

離れた場所にいる敵を狙うことができるほか、手の届かない場所にあるスイッチを射抜くなど、ダンジョン攻略にも頻繁に使用されます。

作品によっては通常の矢だけでなく、特殊な効果を持った矢も登場します。

  • 銀の矢
  • 炎の矢
  • 氷の矢
  • 光の矢
  • 爆弾矢

特に光の矢や銀の矢は、物語終盤の強敵との戦いで重要な役割を持つことがあります。

『トワイライトプリンセス』ではバクダンと矢を組み合わせた爆弾矢を使用でき、通常の弓矢では破壊できない物体を遠距離から壊すことも可能です。

盾を使って攻撃を防ぐ

リンクは剣だけでなく、を使った防御も得意としています。

敵の攻撃を防ぐだけでなく、飛んできた弾を跳ね返したり、特定の攻撃を受け止めたりするなど、作品によってさまざまな役割があります。

代表的な盾として知られるのがハイリアの盾です。マスターソードと組み合わせた姿は、リンクを象徴する装備として定着しています。

『ブレス オブ ザ ワイルド』や『ティアーズ オブ ザ キングダム』では、タイミングよく盾を構えることで攻撃を弾くアクションもあり、防御技術も戦闘で重要になります。

ブーメランは攻撃とアイテム回収に使える

ブーメランもシリーズ初期から登場している代表的なアイテムです。

投げると一定距離を飛んだあとリンクの手元へ戻ってきます。敵に当てて動きを止めるほか、遠くにあるアイテムを巻き込んで回収することもできます。

作品によって性能も異なり、通常より遠くまで届く「マジカルブーメラン」なども登場します。

『トワイライトプリンセス』では疾風のブーメランが登場。風を発生させることができ、敵への攻撃だけでなく、風を利用した仕掛けを動かすためにも使用します。

『夢幻の砂時計』『大地の汽笛』では、タッチパネルに軌道を描くことで、その線に沿ってブーメランを飛ばすことができます。

バクダンで敵や障害物を破壊

リンクが頻繁に使用するアイテムのひとつがバクダンです。

敵へダメージを与えるだけでなく、ひび割れた壁や岩などを破壊し、新しい道を作るためにも使われます。

シリーズによって、大バクダン、リモコンバクダン、水中爆弾など、さまざまな種類が登場しています。

『スカイウォードソード』ではバクダンを投げるだけでなく、地面を転がすこともできるなど、作品ごとに操作方法も変化しています。

フックショットなど移動用アイテムも使いこなす

リンクの装備には、敵を倒すことよりも探索や移動を目的とした道具も数多くあります。

代表的なのがフックショットです。鎖やフックを飛ばして特定の場所につかまり、離れた足場へ移動するために使用します。

また、作品によっては敵を引き寄せたり、遠くにあるアイテムを取ったりする用途にも使用できます。

ほかにも、ハンマーで杭を打ったり硬い物体を破壊したりするなど、リンクは冒険で手に入れた道具を状況に合わせて使い分けます。

楽器や魔法など戦闘以外の能力も豊富

歴代リンクは武器だけでなく、楽器や魔法に関係するアイテムも使用します。

たとえば『時のオカリナ』ではオカリナを演奏することで、時間や天候に関係するさまざまな効果を発生させます。

『風のタクト』では「風のタクト」を振ることで風向きを変えるなど、航海や謎解きに利用します。

『大地の汽笛』では大地の笛を演奏し、冒険を進めるために必要な効果を発生させます。

作品によっては魔力を消費するアイテムや魔法も登場しており、リンクの能力は単純な剣術だけに限定されていません。

作品によって戦闘スタイルは大きく変わる

リンクの基本は剣と盾ですが、シリーズごとにゲームシステムが異なるため、戦い方も変化しています。

戦い方主な特徴
リンクの基本武器。回転斬りなどを使用
攻撃を防ぎ、作品によっては攻撃を弾き返す
弓矢遠距離攻撃や仕掛けの作動に使用
ブーメラン敵の動きを止めたり遠くの物を回収したりする
バクダン敵への攻撃や壁・岩などの破壊に使用
フックショット離れた場所への移動やアイテム回収に使用
ハンマー硬い物や杭を破壊し、武器としても使用可能
楽器謎解きや移動、特殊な効果の発動に使用

特に『ブレス オブ ザ ワイルド』以降では、片手剣だけでなく大剣や槍、弓など多数の武器を拾って使い分けられるようになり、プレイヤーごとに異なる戦い方ができるようになりました。

リンクは特定の武器だけを極めた戦士というより、冒険の中で手に入れた武器や道具を使いこなし、状況に応じて解決方法を変える万能型の勇者といえるでしょう。

リンクの代表的な武器・アイテム

フィギュア リンク 「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」 ワンホビセレクション 1/7 PVC製塗装済み完成品 GOODSMILE ONLINE SHOP限定

『ゼルダの伝説』シリーズでは、リンクが冒険の途中でさまざまな武器やアイテムを入手し、それらを使って敵との戦闘やダンジョンの謎解きを進めていきます。

中でもリンクを象徴する装備として知られているのが、マスターソードとハイリアの盾です。このほかにも弓矢、ブーメラン、バクダン、フックショット、ハンマーなど、シリーズを通して何度も登場しているアイテムがあります。

ただし、すべての作品で同じ装備を使用するわけではありません。リンク自身が作品ごとに異なる場合が多いように、入手する武器や能力もその作品の世界観やゲームシステムに合わせて変化します。

マスターソード

マスターソードは、『ゼルダの伝説』シリーズを代表する剣であり、リンクを象徴する武器のひとつです。

シリーズのすべてに登場するわけではありませんが、多くの重要作品でリンクが手にし、物語の中心となる強敵との戦いに使用します。

『時のオカリナ』では、リンクが時の神殿に安置されていたマスターソードを引き抜いたことが、物語の大きな転換点となります。

『風のタクト』でも冒険の中でマスターソードを手にし、『ブレス オブ ザ ワイルド』のリンクも100年前にマスターソードを扱う勇者として認められています。

歴代リンクすべてが必ず使用する武器ではありませんが、「リンクの剣」といえばマスターソードを連想するほど代表的な存在となっています。

ハイリアの盾

マスターソードと並んでリンクを象徴する装備がハイリアの盾です。

トライフォースの紋章が描かれた大型の盾で、一部の作品では非常に高い性能を持つ盾として登場します。

ゲーム本編だけでなく、公式イラストや他作品へのゲスト出演などでも、マスターソードとハイリアの盾を装備したリンクの姿が使われることが多く、シリーズを代表する組み合わせとなっています。

一方、盾のシステムは作品ごとに異なり、『スカイウォードソード』や『ブレス オブ ザ ワイルド』では盾に耐久力が設定されています。敵の攻撃を受け続けると壊れるため、防御するタイミングや盾の使い分けも重要になります。

弓矢

弓矢は、リンクの代表的な遠距離武器です。

離れた敵を攻撃するだけでなく、遠くに設置されているスイッチを射抜くなど、ダンジョンの謎解きにも使用されます。

シリーズによっては通常の矢だけでなく、銀の矢や炎の矢、氷の矢、光の矢といった特殊な矢も登場します。

『トワイライトプリンセス』ではバクダンと組み合わせた爆弾矢も使用できるなど、作品によって弓矢の用途はさらに広がっています。

ブーメラン

ブーメランもシリーズ初期からリンクが使用してきた定番アイテムです。

前方へ投げるとリンクの手元へ戻ってくる性質を持ち、敵の動きを止めたり、離れた場所にあるアイテムを回収したりできます。

シリーズによっては通常のブーメラン以外にも、より遠くまで届く「マジカルブーメラン」などが登場します。

『トワイライトプリンセス』では風の力を持つ「疾風のブーメラン」が登場し、敵への攻撃だけでなく、風を利用して仕掛けを作動させることもできます。

『夢幻の砂時計』『大地の汽笛』では、タッチパネルに描いた軌道に沿ってブーメランを飛ばせるなど、ゲーム機の特徴を生かした操作方法も採用されています。

バクダン

バクダンは敵への攻撃とダンジョン攻略の両方で活躍するアイテムです。

岩や壁などの障害物を破壊したり、特定の敵を倒したりするために使用します。シリーズにはバクダンでなければ倒しにくい敵も存在し、単なる攻撃アイテム以上に重要な役割を持っています。

作品によって種類も異なり、大バクダン、リモコンバクダン、水中爆弾、ポケット爆弾虫など、さまざまな形で登場します。

『スカイウォードソード』ではバクダンを転がすことができ、『ブレス オブ ザ ワイルド』では球体と立方体のリモコンバクダンが使用できます。

フックショット・クローショット

フックショットは、鎖につながったフックを発射するアイテムです。

特定の場所へフックを打ち込み、鎖を縮めることでリンク自身をその場所まで移動させたり、遠くにあるアイテムを引き寄せたりできます。

敵へ使用した場合には動きを止めたり、相手によってはリンクの近くへ引き寄せたりすることもあります。

作品によって名称や性能が変わり、『時のオカリナ』ではより長い距離まで届く「ロングフック」、『トワイライトプリンセス』では両手に装備する「ダブルクローショット」が登場します。

また、『ふしぎの木の実 時空の章』には、対象とリンクの位置を入れ替える「いれかえフック」も登場します。

ハンマー

ハンマーは、剣では壊せない硬い物体を破壊するために使用するアイテムです。

杭を打ち込んだり、スイッチを作動させたり、障害物を破壊したりするなど、主にダンジョン攻略で活躍します。

武器として敵を攻撃することも可能で、剣より動きは遅いものの、大きな威力を持つ場合があります。

『リンクの冒険』ではフィールド上の岩や木を取り除くために使用され、『神々のトライフォース』などでは「マジックハンマー」として登場します。

楽器

『ゼルダの伝説』シリーズでは、武器とは別に楽器もリンクを象徴するアイテムとしてたびたび登場します。

代表的なのが『時のオカリナ』の「時のオカリナ」です。決められた曲を演奏することで、冒険を進めるためのさまざまな効果を発生させます。

『風のタクト』では指揮棒の「風のタクト」、『大地の汽笛』では「大地の笛」などが登場し、作品のタイトルにも関わる重要なアイテムとなっています。

リンクは剣や弓だけで戦うキャラクターではなく、こうした特殊な道具も使いながら冒険を進めます。

リンクの代表的な装備まとめ

武器・アイテム主な用途
マスターソードリンクを代表する剣
ハイリアの盾敵の攻撃を防ぐ代表的な盾
弓矢遠距離攻撃・スイッチなどの仕掛け
ブーメラン敵の動きを止める・アイテム回収
バクダン敵への攻撃・岩や壁などの破壊
フックショット移動・アイテムの引き寄せ
ハンマー硬い障害物や杭などの破壊
楽器特殊効果の発動や謎解き

こうしたアイテムは単にリンクを強くする装備ではなく、新しい場所へ進むための手段そのものとして使われることが多いのが特徴です。

新たな武器や道具を手に入れることで、それまで行けなかった場所へ進めるようになったり、倒せなかった敵を攻略できたりする点は、『ゼルダの伝説』シリーズにおける冒険の大きな魅力となっています。

歴代リンクを作品別に紹介

amiibo リンク 【時のオカリナ】 (ゼルダの伝説シリーズ)

『ゼルダの伝説』シリーズには、時代や世界の異なる複数のリンクが登場します。基本的には作品ごとに別人ですが、『時のオカリナ』と『ムジュラの仮面』のように、前作と同じリンクが続けて主人公を務める作品もあります。

ここでは、歴代リンクの特徴や活躍を主な作品ごとに紹介します。

『ゼルダの伝説』『リンクの冒険』のリンク

シリーズ最初のリンクは、初代『ゼルダの伝説』に登場します。

ハイラルを旅していたリンクは、魔物に襲われていたインパを助けたことをきっかけに、魔王ガノンに捕らえられたゼルダ姫を救うため冒険へ旅立ちます。

続編『リンクの冒険』にも同じリンクが主人公として登場。大昔から眠り続けているゼルダ姫を目覚めさせるため試練へ挑み、勇気のトライフォースを求めて再び冒険します。

『神々のトライフォース』『夢をみる島』のリンク

『神々のトライフォース』のリンクは、かつてハイラル王家を守護していたナイトの一族の末裔です。

ゼルダ姫から助けを求める声を受け取ったことをきっかけに、ハイラルを救うための冒険へ出発します。

『夢をみる島』の主人公も同じリンクです。

『神々のトライフォース』での戦いを終えた後、修行のためハイラルを離れていたリンクは、帰路の航海中に嵐へ巻き込まれます。漂着したコホリント島から脱出するため、新たな冒険を始めることになります。

『時のオカリナ』『ムジュラの仮面』のリンク

『時のオカリナ』のリンクは、コキリの森で暮らしていた少年です。デクの樹から自身の宿命を告げられ、妖精ナビィとともに森の外へ旅立ちます。

物語ではマスターソードを引き抜いたことで7年後の世界へ移り、少年リンクと青年リンクという2つの姿でガノンドロフに立ち向かいます。

戦いを終えたリンクのその後を描くのが『ムジュラの仮面』です。

旅の途中でタルミナへ迷い込んだリンクは、スタルキッドによってエポナを奪われ、デクナッツの姿へ変えられてしまいます。その後、仮面の力を使いながら、3日後に月が落下する運命にあるタルミナを救うために奔走します。

『ムジュラの仮面』では、デクナッツ、ゴロン、ゾーラ、鬼神などへ変身できる点も大きな特徴です。

『ふしぎの木の実』のリンク

『ふしぎの木の実 大地の章』『ふしぎの木の実 時空の章』では、リンクがホロドラムとラブレンヌという2つの世界で冒険します。

大地の章では闇の将軍ゴルゴン、時空の章では闇の司祭ベランが立ちはだかり、両作品を通してプレイすることで、その裏で暗躍していたツインローバやガノンへと物語がつながっていきます。

『風のタクト』『夢幻の砂時計』のリンク

『風のタクト』に登場するのは、アニメ調のデザインで知られるトゥーンリンクです。

プロロ島で妹アリル、祖母と暮らしていた少年でしたが、アリルが怪鳥ジークロックにさらわれたことで、少女テトラが率いる海賊団とともに海へ旅立ちます。

冒険を続ける中でマスターソードや勇気のトライフォースに選ばれ、「風の勇者」としてガノンドロフへ立ち向かいます。

続編『夢幻の砂時計』でも同じリンクが主人公です。航海中に幽霊船へ連れ去られたテトラを救うため、妖精シエラや船乗りラインバックとともに再び大海原を冒険します。

『4つの剣』のリンク

『神々のトライフォース&4つの剣』の「4つの剣」では、魔神グフーによってさらわれたゼルダ姫を助けるためリンクが冒険します。

特徴的なのがフォーソードです。剣を抜くことでリンクの体が4人に分かれ、複数のリンクが協力して冒険を進めます。

見た目は『風のタクト』に近いトゥーンリンクのデザインとなっています。

『4つの剣+』のリンク

『4つの剣+』にもフォーソードを扱うリンクが登場します。

さらわれたゼルダ姫や巫女たちを助け、封印から復活したグフーに立ち向かいます。

こちらもトゥーン調のリンクですが、『4つの剣』など他作品のリンクと外見が似ているからといって、すべて同一人物というわけではありません。

『ふしぎのぼうし』のリンク

『ふしぎのぼうし』のリンクは、ハイラル一の鍛冶屋スミスの孫です。

ゼルダ姫とは幼馴染で、魔人グフーによって石にされてしまったゼルダを救うため、しゃべる帽子エゼロとともに冒険します。

本作では体を小さくする能力を利用し、人間の世界と小さなピッコルたちの世界を行き来しながら物語を進めます。

『トワイライトプリンセス』のリンク

『トワイライトプリンセス』のリンクは、ハイラル王国のトアル村で暮らす青年です。

影の世界に関わる事件へ巻き込まれたことで狼の姿へ変身し、謎の人物ミドナと行動をともにすることになります。

通常時は剣と盾を使って戦い、ウルフリンクになると狼ならではの能力を利用して探索します。

また、古の勇者から複数の剣技を教わるため、歴代リンクの中でも剣術が強く印象に残る人物です。

『大地の汽笛』のリンク

『大地の汽笛』に登場するリンクは、過去のトゥーンリンクとよく似たデザインですが別人です。

モヨリ村で暮らす機関士見習いの少年で、シリーズでも珍しく汽車を運転して世界を移動します。

本作では肉体を失って魂だけとなったゼルダと行動をともにするため、リンクとゼルダが協力して冒険する場面が多いことも特徴です。

『スカイウォードソード』のリンク

『スカイウォードソード』のリンクは、天空に浮かぶ島スカイロフトで暮らしている青年です。

騎士を目指して学んでおり、ゼルダとは幼馴染。ゼルダが地上へ落下して行方不明となったことで、彼女を探すため未知の地上世界へ降り立ちます。

本作では剣そのものが物語の重要な要素となっており、後のシリーズへつながる勇者やマスターソードの始まりに深く関係するリンクとして描かれています。

『神々のトライフォース2』『トライフォース3銃士』のリンク

『神々のトライフォース2』のリンクは、ハイラル王国で暮らす鍛冶屋見習いの少年です。

壁画となって壁の中を移動できる能力を使い、ハイラルとロウラルという2つの世界を行き来しながら冒険します。

『トライフォース3銃士』はその後の物語となり、同じリンクが旅の途中でドレース王国を訪れます。

本作では3人の勇者候補が協力し、トーテムと呼ばれる方法で縦に重なりながら仕掛けや敵を攻略していきます。

『ブレス オブ ザ ワイルド』のリンク

『ブレス オブ ザ ワイルド』のリンクは、ハイラル王国に仕えていた近衛騎士です。

100年前にはゼルダの護衛を務め、マスターソードに選ばれた勇者として厄災ガノンとの戦いに備えていました。

しかし厄災復活時の戦いで瀕死の重傷を負い、「回生の祠」で100年間眠ることになります。

目覚めた時には記憶を失っていましたが、広大なハイラルを旅しながら過去を取り戻し、100年間ゼルダが封じ続けていた厄災ガノンとの決戦へ向かいます。

『ティアーズ オブ ザ キングダム』のリンク

『ティアーズ オブ ザ キングダム』は『ブレス オブ ザ ワイルド』の続編であり、主人公も同じリンクです。

ゼルダとともにハイラル城地下を調査していたところ、復活したガノンドロフの攻撃を受け、リンクの右腕にも大きな異変が起こります。

その後、ラウルの右腕を受け継いだことで、ウルトラハンドをはじめとした新たな能力を使用できるようになります。

行方不明となったゼルダを探しながら、空、地上、地底へと広がったハイラルを冒険し、再びガノンドロフとの戦いへ向かいます。

『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』のリンク

『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』にもリンクは登場しますが、本作では従来シリーズとは立場が大きく異なります。

物語の中心となるプレイキャラクターはゼルダ姫であり、リンクはゼルダを救出するため魔物と戦う人物として登場します。

シリーズを通して主人公を務めることが多かったリンクに対し、ゼルダ自身が冒険の中心となる珍しい作品です。

歴代リンクはそれぞれ異なる勇者

歴代リンクを比較すると、同じ名前と似た外見を持ちながら、その出身や立場は大きく異なります。

主な作品リンクの特徴
ゼルダの伝説/リンクの冒険シリーズ最初のリンク
神々のトライフォース/夢をみる島ナイトの一族の末裔
時のオカリナ/ムジュラの仮面時の勇者
風のタクト/夢幻の砂時計風の勇者・トゥーンリンク
トワイライトプリンセス狼へ変身する青年
大地の汽笛機関士見習い
スカイウォードソードスカイロフトで騎士を目指す青年
神々のトライフォース2/トライフォース3銃士鍛冶屋見習いの少年
ブレス オブ ザ ワイルド/ティアーズ オブ ザ キングダムハイラル王国の騎士

歴代リンクは一人の人物ではありませんが、それぞれの時代で危機に立ち向かい、世界を救う勇者として活躍しています。作品ごとに異なる背景を持ちながら、「リンク」という勇者像が受け継がれていることが『ゼルダの伝説』シリーズの大きな特徴です。

ゼルダ無双シリーズのリンク

ゼルダ無双 封印戦記 パーフェクトガイド (ファミ通責任編集)

リンクは『ゼルダの伝説』本編だけでなく、コーエーテクモゲームスとのコラボレーションによる『ゼルダ無双』シリーズでもプレイアブルキャラクターとして活躍しています。

『ゼルダ無双』では大量の敵を一度に倒す無双アクションに合わせ、リンクの戦闘能力がより派手に表現されています。また、『ゼルダ無双 厄災の黙示録』では『ブレス オブ ザ ワイルド』のリンクが登場し、100年前の厄災を巡る戦いが描かれています。

『ゼルダ無双』のリンク

『ゼルダ無双』のリンクは、ハイラル王国軍に所属する訓練兵として登場します。

ハイラル城が謎の魔物軍団から襲撃された際に優れた戦闘能力を発揮し、その実力をインパに認められます。その後、伝説の勇者が身につけていたとされる緑の服を託され、ハイラル軍の中心人物として戦いへ身を投じていきます。

従来のリンクと同じく本人が長い台詞を話すことはなく、妖精プロクシィがリンクの心情を代弁する場面があります。

外見では、緑色の勇者服に加えてハイラル王国の国章が描かれた青いマフラーを身につけていることが特徴です。この青いマフラーは、『ゼルダ無双』版リンクを象徴するデザインとなっています。

『ゼルダ無双』では多彩な武器を使用

『ゼルダ無双』のリンクは、通常の『ゼルダの伝説』シリーズ以上に多彩な武器を使って戦います。

代表的なのは片手剣で、マスターソードも使用可能です。このほかにも、ロッドやグローブなど、それぞれまったく異なる攻撃方法を持つ武器が用意されています。

武器・要素特徴
片手剣リンクの基本的な武器。マスターソードも使用
ロッド魔法を利用した広範囲攻撃が中心
グローブ力強い攻撃を繰り出す武器
大妖精大妖精の力を利用して戦う
エポナ騎乗した状態で敵を攻撃
スピナー回転しながら敵を攻撃する

さらに、弓、バクダン、ブーメラン、フックショットといった歴代シリーズでおなじみのアイテムも登場します。

一人で大量の敵を相手にするゲームシステムに合わせ、リンクの剣術や道具を使ったアクションがより豪快にアレンジされています。

『ゼルダ無双』では力を過信する場面も

通常のシリーズではリンク自身の性格が強く描かれないことも多いですが、『ゼルダ無双』では人物としての弱点も表現されています。

戦いの中で自分の実力に自信を持つようになり、力を過信して一人で敵陣へ突入してしまう場面があります。

圧倒的な戦闘能力を持つ勇者でありながら、未熟さも残している人物として描かれているのが『ゼルダ無双』版リンクの特徴です。

子供リンクとトゥーンリンクも参戦

『ゼルダ無双』シリーズでは通常のリンクだけでなく、歴代作品をモチーフとした子供リンクトゥーンリンクも登場します。

子供リンクは『ムジュラの仮面』をベースとしており、仮面の力を利用することで鬼神リンクへ変身できます。

トゥーンリンクは『風のタクト』版をベースとしたデザインで、通常のリンクとは別のプレイアブルキャラクターとして使用できます。

そのほか、衣装を変更することで『時のオカリナ』『トワイライトプリンセス』『スカイウォードソード』など、歴代作品をイメージしたリンクの姿を楽しめる要素もあります。

『ゼルダ無双 厄災の黙示録』のリンク

『ゼルダ無双 厄災の黙示録』では、『ブレス オブ ザ ワイルド』に登場するリンクが中心人物の一人として活躍します。

舞台は厄災ガノン復活を巡る100年前のハイラル。リンクは魔物との戦いで高い実力を見せ、その力をハイラル王に認められてゼルダの近衛騎士となります。

さらに、冒険の中でマスターソードを引き抜いたことで勇者として認められ、ゼルダや英傑たちと協力しながら厄災ガノンへ立ち向かいます。

『ブレス オブ ザ ワイルド』では100年前の出来事が主に記憶や記録として語られていましたが、『厄災の黙示録』では、その時代のリンクを直接操作して大規模な戦いを体験できるのが特徴です。

『厄災の黙示録』では片手剣・両手剣・槍を使い分ける

『厄災の黙示録』のリンクは、使用する武器によってアクションが大きく変化します。

武器特徴
片手剣剣と盾を使ったバランスの良い戦闘スタイル
両手剣大きな武器による高威力の攻撃が中心
リーチを生かした連続攻撃が可能
フレイル追加コンテンツで使用できる武器

片手剣だけを扱っていた従来のイメージとは異なり、武器ごとに操作感が大きく変わるため、リンク一人でも複数の戦闘スタイルを楽しめます。

また、『ブレス オブ ザ ワイルド』でおなじみのシーカーストーンに関係する能力も戦闘へ組み込まれており、多数の敵を相手にする無双シリーズならではのアクションへアレンジされています。

『ゼルダ無双』と『厄災の黙示録』のリンクの違い

同じ『ゼルダ無双』の名前を持つ作品ですが、登場するリンクの立場は異なります。

作品リンクの特徴
ゼルダ無双ハイラル王国軍の訓練兵から勇者として成長
ゼルダ無双 厄災の黙示録『ブレス オブ ザ ワイルド』のリンク。ゼルダの近衛騎士として戦う

『ゼルダ無双』では歴代シリーズの要素を組み合わせた独自の世界でリンクが活躍するのに対し、『厄災の黙示録』では『ブレス オブ ザ ワイルド』の世界や人物を基に物語が展開します。

どちらもリンクの剣術や多彩な装備を生かしながら、多数の敵を一気に倒していく爽快なアクションを楽しめる点が大きな特徴です。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズのリンク

amiibo リンク(大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)

リンクは『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでも、ゼルダシリーズを代表するファイターとして登場しています。

スマブラでは剣と盾を中心とした近接戦闘に加え、弓矢、ブーメラン、バクダンなど原作でおなじみの武器を使用。近距離から遠距離まで対応できる、バランスの取れた剣士として扱われています。

また、スマブラの作品によってリンクのデザイン元となる『ゼルダの伝説』作品も変化しています。

初代スマブラ・スマブラDXでは『時のオカリナ』がベース

NINTENDO 64の『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』と、ゲームキューブの『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、『時のオカリナ』の青年リンクをベースとしたデザインが採用されています。

緑色の勇者服と三角帽子を身につけ、剣と盾を装備した、当時のリンクを代表する姿です。

『スマブラDX』のリンクについては、一つの作品だけを完全に再現するのではなく、歴代リンクの特徴を取り入れた総合的なキャラクターとして構成されています。

原作を意識した要素として、『リンクの冒険』で使われた下突きが攻撃として採用されているほか、何もしていない状態でも構えている盾によって一部の飛び道具を防ぐことができます。

スマブラDXでは「こどもリンク」も登場

『スマブラDX』では、通常の青年リンクとは別に「こどもリンク」が隠しファイターとして登場しました。

デザインのベースとなっているのは『時のオカリナ』の少年時代のリンクです。

青年リンクと同じように剣や盾、飛び道具を扱いますが、小柄な体格を生かした素早い動きが特徴。青年リンクより攻撃力では劣る一方、機動力に優れたファイターとして差別化されています。

『スマブラX』からトゥーンリンクが参戦

『大乱闘スマッシュブラザーズX』では、こどもリンクに代わってトゥーンリンクが登場します。

トゥーンリンクは『風のタクト』に登場したリンクのデザインをベースとしており、大きな目と低い頭身を持つアニメ調の姿が特徴です。

通常のリンクと同じく剣、盾、弓、ブーメラン、バクダンなどを使いますが、小柄な体格を生かした軽快な動きを得意としています。

トゥーンリンクはその後、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』にも続けて参戦しました。

「トゥーンリンク」という名前はスマブラから定着

『風のタクト』のようなアニメ調のリンクは「ネコ目リンク」などとも呼ばれていましたが、スマブラでは「トゥーンリンク」という名称が使われています。

「トゥーン(toon)」は「カートゥーン(cartoon)」に由来する言葉です。資料によれば、この名称はスマブラシリーズのディレクターである桜井政博と、ゼルダシリーズの青沼英二が相談して決めたものとされています。

その後は『ゼルダ無双』などでも「トゥーンリンク」の名称が使われ、アニメ調のリンクを区別する呼び方として広く定着しました。

『スマブラX』『スマブラfor』は『トワイライトプリンセス』版

『大乱闘スマッシュブラザーズX』と『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』の通常リンクは、『トワイライトプリンセス』のリンクをベースとしたデザインです。

『時のオカリナ』をベースとしていた初代・DXと比べると、リンクの顔立ちや衣装がよりリアル寄りになっています。

戦闘面では歴代シリーズのリンクを意識した特徴を残しながら、剣の威力を生かして戦うファイターとなっています。

『スマブラSPECIAL』では『ブレス オブ ザ ワイルド』版に変更

Nintendo Switchの『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では、通常リンクのデザインが大きく変更されました。

ベースとなっているのは『ブレス オブ ザ ワイルド』のリンクです。

それまでスマブラのリンクを象徴していた緑色の勇者服から、『ブレス オブ ザ ワイルド』を代表する青い英傑の服を中心とした姿へ変更されています。

外見だけでなく、使用する技にも『ブレス オブ ザ ワイルド』の要素が取り入れられました。

スマブラSPECIALでは3人のリンクがそろって参戦

『スマブラSPECIAL』では、通常のリンクだけでなく、こどもリンクとトゥーンリンクも別々のファイターとして登場します。

ファイター主なデザイン元
リンクブレス オブ ザ ワイルド
こどもリンク時のオカリナの少年リンク
トゥーンリンク風のタクトのリンク

同じ「リンク」でありながら、異なる時代・作品を代表する3種類のリンクを同時に使用できるのが『スマブラSPECIAL』の特徴です。

通常リンクは青年タイプ、こどもリンクは『時のオカリナ』の少年タイプ、トゥーンリンクは『風のタクト』系のアニメ調デザインとなっており、歴代リンクの違いも分かりやすく表現されています。

スマブラに登場するリンクの変化

スマブラ作品通常リンクのデザイン少年リンク
初代時のオカリナ
DX時のオカリナこどもリンク
Xトワイライトプリンセストゥーンリンク
for Nintendo 3DS / Wii Uトワイライトプリンセストゥーンリンク
SPECIALブレス オブ ザ ワイルドこどもリンク/トゥーンリンク

スマブラシリーズのリンクは、基本的な剣士としての戦闘スタイルを受け継ぎながら、その時代を代表する『ゼルダの伝説』作品に合わせて外見や技が変化してきました。

特に『スマブラSPECIAL』では、青年タイプのリンク、こどもリンク、トゥーンリンクがそろって参戦しており、『ゼルダの伝説』シリーズにおける歴代リンクの違いを象徴する構成となっています。

リンクを演じた声優一覧

リンクは基本的に長い台詞を話さない主人公ですが、『時のオカリナ』以降の作品では、戦闘時の掛け声やダメージを受けた際の声などにボイスが使用されています。

歴代リンクは作品によって別人であることが多く、少年・青年、デザインなども異なるため、担当声優も作品ごとに変更されています。

主なリンクの声優をまとめると、次のようになります。

声優主な担当作品
瀧本富士子『時のオカリナ』少年時代、『ムジュラの仮面』、『神々のトライフォース&4つの剣』、『ふしぎのぼうし』、『ゼルダ無双』子供リンク
檜山修之『時のオカリナ』青年時代、『ムジュラの仮面』鬼神リンク、『ゼルダ無双』鬼神リンク
松本さち『風のタクト』、『夢幻の砂時計』、『4つの剣+』
笹沼尭羅『トワイライトプリンセス』、『リンクのボウガントレーニング』
小平有希『大地の汽笛』
大原崇『スカイウォードソード』
斎賀みつき『神々のトライフォース2』、Switch版『夢をみる島』、『知恵のかりもの』
梶裕貴『ゼルダ無双』
高梨謙吾『ブレス オブ ザ ワイルド』、『ゼルダ無双 厄災の黙示録』、『ティアーズ オブ ザ キングダム』

瀧本富士子|少年リンクを多数担当

瀧本富士子は、『時のオカリナ』の少年時代のリンクをはじめ、『ムジュラの仮面』でもリンクを担当しています。

このほか、『神々のトライフォース&4つの剣』『ふしぎのぼうし』でもリンクを担当し、『ゼルダ無双』シリーズでは子供リンクの声として起用されています。

少年タイプのリンクを代表する声優の一人です。

檜山修之|『時のオカリナ』青年リンクを担当

檜山修之は、『時のオカリナ』の青年リンクを担当しています。

マスターソードを引き抜き、7年後の世界で青年となったリンクの掛け声を担当しており、初期3D作品における青年リンクを象徴する声となりました。

また、『ムジュラの仮面』の鬼神リンクや、『ゼルダ無双』シリーズの鬼神リンクも担当しています。

松本さち|トゥーンリンクを代表する声優

松本さちは、『風のタクト』のリンクを担当しています。

大きな目と低い頭身を持つトゥーンリンクのデザインとともに、元気な掛け声もキャラクターを印象づける要素となっています。

続編『夢幻の砂時計』でも同じリンクを担当しているほか、『4つの剣+』でもリンクを演じています。

笹沼尭羅|『トワイライトプリンセス』のリンク

笹沼尭羅は、『トワイライトプリンセス』の青年リンクを担当しています。

よりリアル寄りで落ち着いたデザインとなったリンクに合わせ、戦闘時の掛け声なども青年らしいものとなっています。

同作品の世界観を使用した『リンクのボウガントレーニング』でも担当しています。

小平有希|『大地の汽笛』のリンク

小平有希は、『大地の汽笛』に登場するリンクを担当しています。

本作のリンクは機関士見習いの少年で、過去のトゥーンリンクに近いデザインですが、『風のタクト』のリンクとは別人です。

大原崇|『スカイウォードソード』のリンク

大原崇は、『スカイウォードソード』のリンクを担当しています。

本作のリンクはスカイロフトで騎士を目指している青年で、幼馴染のゼルダを探すため地上へ旅立ちます。

右利きのリンクとして剣を振るアクションが重視されており、戦闘時にも多くの掛け声が使用されています。

斎賀みつき|『神々のトライフォース2』などを担当

斎賀みつきは、『神々のトライフォース2』のリンクを担当しています。

さらに、Nintendo Switchでリメイクされた『夢をみる島』や、『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』でもリンクを担当しています。

『神々のトライフォース2』では鍛冶屋見習いの少年、『夢をみる島』ではコホリント島を冒険するリンクなど、複数作品の少年リンクを演じています。

梶裕貴|『ゼルダ無双』オリジナルのリンク

梶裕貴は、2014年に登場した『ゼルダ無双』のリンクを担当しています。

本作のリンクはハイラル王国軍の訓練兵として登場するオリジナルの人物で、本編シリーズの歴代リンクとは異なる設定です。

無双シリーズらしく多数の敵を相手に戦うため、通常シリーズ以上に激しいアクションと掛け声を聞く機会が多くなっています。

高梨謙吾|『ブレス オブ ザ ワイルド』以降のリンク

高梨謙吾は、『ブレス オブ ザ ワイルド』のリンクを担当しています。

同じリンクが主人公として登場する『ティアーズ オブ ザ キングダム』でも続投しているほか、100年前を舞台とした『ゼルダ無双 厄災の黙示録』でも担当しています。

また、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の通常リンクも『ブレス オブ ザ ワイルド』版をベースとしているため、高梨謙吾が声を担当しています。

『トライフォース3銃士』では複数の歴代リンクの声を使用

『トライフォース3銃士』では少し特殊な方式が採用されています。

キャラクター作成時に、瀧本富士子、松本さち、小平有希、斎賀みつきが担当した歴代少年リンクの声からランダムで選ばれる仕組みとなっています。

複数の歴代リンクのボイスがひとつの作品で使用されている珍しい例です。

ゲーム以外でリンクを演じた声優

ゲーム本編以外にもリンクに声が付けられた例があります。

資料では、ニューファミコンのCMで太田淑子、『ゼルダの伝説 Sound&Drama』で緑川光がリンクを担当した例が挙げられています。

一方、ディスクシステム時代のCMについては担当声優不明とされています。

リンクは台詞より掛け声で個性を表現する

リンクは歴代作品を通して、一般的なRPG主人公のように長い台詞を話すことはほとんどありません。

そのため声優が担当するのも、主に攻撃時の掛け声、驚いた声、ダメージを受けた際の声などです。

それでも少年リンク、青年リンク、トゥーンリンクなどで声の印象は大きく異なり、掛け声だけでもそれぞれのリンクの年齢や人物像を感じられるようになっています。

リンクに関するよくある疑問

『ゼルダの伝説』シリーズのリンクについては、「ゼルダとの違い」「歴代リンクは同一人物なのか」「なぜ左利きなのか」など、初めてシリーズに触れる人が疑問に感じやすいポイントがあります。

ここでは、リンクについてよくある疑問を簡潔にまとめます。

『ゼルダの伝説』の主人公はリンク?ゼルダ?

『ゼルダの伝説』シリーズで、プレイヤーが操作する主人公を務めることが多いのはリンクです。

ゼルダは主にハイラル王国の姫として登場する重要人物であり、作品タイトルの「ゼルダ」は彼女の名前を指しています。

そのため、タイトルだけを見て主人公の名前を「ゼルダ」と勘違いされることもありますが、基本的には主人公がリンク、姫がゼルダと覚えると分かりやすいでしょう。

ただし、『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』のように、ゼルダ自身が物語の中心となる作品もあります。

歴代リンクはすべて同一人物?

いいえ。歴代リンクの多くは別人です。

『ゼルダの伝説』シリーズには異なる時代や世界を舞台とした作品があり、それぞれの時代に別のリンクが登場します。

一方、直接的な続編では同じリンクが主人公を務めることがあります。

同じリンクが登場する主な作品組み合わせ
初代リンク『ゼルダの伝説』/『リンクの冒険』
神々のトライフォースのリンク『神々のトライフォース』/『夢をみる島』
時の勇者『時のオカリナ』/『ムジュラの仮面』
風の勇者『風のタクト』/『夢幻の砂時計』
神々のトライフォース2のリンク『神々のトライフォース2』/『トライフォース3銃士』
ブレス オブ ザ ワイルドのリンク『ブレス オブ ザ ワイルド』/『ティアーズ オブ ザ キングダム』

リンクは左利き?右利き?

歴代シリーズでは左利きのリンクが基本とされていますが、作品によっては右利きです。

代表的な右利きのリンクには、Wii版『トワイライトプリンセス』、『スカイウォードソード』、『ブレス オブ ザ ワイルド』などがあります。

Wii版『トワイライトプリンセス』では、Wiiリモコンを右手で振るプレイヤーが多かったことから、ゲーム内のリンクも右手で剣を持つよう変更されました。

そのため、「リンクは必ず左利き」というわけではなく、作品や操作方法によって利き手が変化すると考えるのが正確です。

なぜリンクはしゃべらない?

リンクはシリーズを通して、自分から長い台詞を話すことがほとんどありません。

『時のオカリナ』以降では戦闘時の掛け声などに声が付いていますが、他の登場人物のような長い会話は基本的に行いません。

ただし、『ブレス オブ ザ ワイルド』ではリンクが寡黙になった背景についても描かれています。

ゼルダの日録では、周囲から注目される立場となったリンクが「常に模範であろう」と意識するようになり、感情を表へ出さなくなったことが記されています。

リンクの年齢は何歳?

リンクの年齢は作品によって異なります。

資料で年齢が示されている代表例では、初代『ゼルダの伝説』が12歳、『リンクの冒険』が16歳、『風のタクト』が12歳、『スカイウォードソード』が17歳とされています。

『時のオカリナ』では少年時代と青年時代が登場するため、物語の中で年齢も変化します。

ただし、歴代作品すべてで明確な年齢が設定されているわけではありません。

リンクとゼルダは恋人?

シリーズ全体について、リンクとゼルダは必ず恋人同士と断定することはできません。

そもそも作品ごとに別のリンクとゼルダが登場することが多く、二人の関係も異なります。

多くの作品では「ゼルダ姫と世界を救う勇者」という関係ですが、『ふしぎのぼうし』や『スカイウォードソード』などでは幼馴染として描かれています。

『ブレス オブ ザ ワイルド』では、リンクはゼルダを守る近衛騎士です。

そのため、リンクとゼルダの関係については作品ごとに考える必要があるでしょう。

リンクはハイリア人?

多くの作品のリンクは、ハイラルに暮らすハイリア人として描かれています。

ハイリア人らしい特徴として分かりやすいのが、先端の尖った長い耳です。

作品ごとに髪型や服装などは変化していますが、尖った耳は歴代リンクに共通して見られる代表的な外見のひとつとなっています。

トゥーンリンクとリンクは別人?

「トゥーンリンク」は、主に『風のタクト』などで採用されたアニメ調のデザインを持つリンクを区別するための呼び方です。

ただし、トゥーン調の外見を持つリンクがすべて同一人物というわけではありません。

『風のタクト』と『夢幻の砂時計』は同じリンクですが、『大地の汽笛』などには似たデザインを持つ別のリンクが登場します。

つまり、トゥーンリンクとは特定の一人だけを指すというより、トゥーン調のデザインを持つリンクを表す呼称として使われる場合があると考えると分かりやすいでしょう。

こどもリンクとは誰?

「こどもリンク」は主に、『時のオカリナ』に登場する少年時代のリンクを区別するために使われる名称です。

『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、青年リンクとは別のファイターとして「こどもリンク」が登場しました。

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』でも通常リンク、こどもリンク、トゥーンリンクの3種類がそれぞれ別のファイターとして参戦しています。

リンクの代表的な武器は?

リンクを代表する武器として最も有名なのがマスターソードです。

さらに、トライフォースの紋章が描かれたハイリアの盾も代表的な装備として知られています。

そのほかにも、歴代作品では次のような武器・アイテムを使用しています。

  • 弓矢
  • ブーメラン
  • バクダン
  • フックショット
  • ハンマー
  • 各作品固有の楽器

リンクは剣だけを使うキャラクターではなく、冒険で手に入れたさまざまな道具を使い分けて戦闘や謎解きを進めていきます。

リンクの声優は誰?

リンクの担当声優は作品によって異なります。

代表的な例では、『時のオカリナ』の少年リンクを瀧本富士子、青年リンクを檜山修之、『風のタクト』を松本さち、『トワイライトプリンセス』を笹沼尭羅、『スカイウォードソード』を大原崇が担当しています。

『ゼルダ無双』では梶裕貴、『ブレス オブ ザ ワイルド』『ゼルダ無双 厄災の黙示録』『ティアーズ オブ ザ キングダム』では高梨謙吾が担当しています。

長い台詞を話すことはほとんどありませんが、戦闘時の掛け声などによって、それぞれのリンクの年齢や雰囲気が表現されています。

リンクは毎回マスターソードを使う?

いいえ。マスターソードはリンクを代表する武器ですが、歴代リンクすべてが必ず使用するわけではありません。

作品によって登場する剣や装備は異なり、フォーソードなど別の重要な剣を使うリンクもいます。

そのため、「リンク=マスターソード」というイメージは非常に強いものの、シリーズ全作品に共通する装備ではありません。

リンクという名前にはどんな意味がある?

リンクの英語表記は「Link」です。

資料では、「トライフォースをつなげ、世界を正しく導く者」という役割から名付けられたことが紹介されています。

歴代作品では異なる人物が「リンク」の名前を持ちながら勇者として登場しており、シリーズを象徴する名称として受け継がれています。

まとめ|時代を越えて受け継がれる『ゼルダの伝説』の勇者リンク

リンクは、『ゼルダの伝説』シリーズを代表する主人公です。初代『ゼルダの伝説』から現在まで数多くの作品に登場し、ハイラルや世界を救う勇者として冒険を続けてきました。

ただし、シリーズに登場するリンクはすべて同一人物というわけではありません。作品ごとに時代や出身、年齢、立場などが異なり、基本的にはそれぞれ別の人物として描かれています。

一方で、『時のオカリナ』と『ムジュラの仮面』、『風のタクト』と『夢幻の砂時計』、『ブレス オブ ザ ワイルド』と『ティアーズ オブ ザ キングダム』のように、同じリンクが続けて主人公を務める作品もあります。

外見についても、長年定番だった緑色の服と三角帽子だけでなく、トゥーンリンクや『ブレス オブ ザ ワイルド』の青い英傑の服など、作品の世界観に合わせて変化してきました。

戦闘では剣と盾を基本としながら、弓矢、ブーメラン、バクダン、フックショット、ハンマーなど多彩な武器や道具を使用します。中でもマスターソードとハイリアの盾は、リンクを象徴する装備として広く知られています。

また、リンクは基本的に長い台詞を話さない主人公ですが、表情や仕草、行動によって作品ごとの個性が表現されています。『風のタクト』では表情豊かな少年、『ブレス オブ ザ ワイルド』では周囲からの期待を背負った寡黙な騎士として描かれるなど、歴代リンクを比較すると人物像にも違いがあります。

ゼルダとの関係も作品によって異なり、「姫と勇者」が基本である一方、『スカイウォードソード』などでは幼馴染、『ブレス オブ ザ ワイルド』では姫と近衛騎士という関係になっています。

さらに、『ゼルダ無双』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズなど、本編以外の作品でもリンクは活躍しています。スマブラでは通常リンク、こどもリンク、トゥーンリンクが登場するなど、歴代作品の違いを生かした展開も行われています。

歴代リンクはそれぞれ別の時代や人生を歩んでいますが、困難に立ち向かい、世界を救う「勇者」という役割は受け継がれています。

同じ名前と共通するイメージを持ちながら、作品ごとに新しい姿や能力、物語を見せてくれることが、『ゼルダの伝説』シリーズにおけるリンクの大きな魅力といえるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA