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モノリスソフトは、『ゼノブレイド』シリーズをはじめ、『ゼノサーガ』『バテン・カイトス』などを手掛けてきた日本のゲーム開発会社です。家庭用ゲームソフトの企画・開発・制作を主な事業とし、現在は任天堂が100%出資する完全子会社となっています。
1999年10月1日、杉浦博英氏や高橋哲哉氏、本根康之氏らスクウェア出身のクリエイターを中心に、ナムコの出資を受けて設立されました。2007年に任天堂の子会社となり、その後もバンダイナムコ作品の開発を続けながら、次第に自社主導の作品と任天堂タイトルの開発支援へ活動の中心を移しています。
代表作である『ゼノブレイド』シリーズだけでなく、『ソーマブリンガー』『無限のフロンティア』『PROJECT X ZONE』など、幅広い作品を開発しています。また、『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』を手掛けたほか、『ゼルダの伝説』『スプラトゥーン』『どうぶつの森』など、任天堂を代表するシリーズの開発にも部分受託として参加してきました。
本記事では、モノリスソフトの会社概要と設立の経緯、任天堂の完全子会社になるまでの歩み、開発ゲームと部分受託作品の一覧、主なクリエイター、社名の由来、最新作と今後の展開まで詳しく紹介します。
モノリスソフトとはどのようなゲーム会社?

モノリスソフトは、家庭用ゲームソフトの開発を行っている日本のゲーム会社です。『ゼノサーガ』や『バテン・カイトス』で実績を重ね、現在は『ゼノブレイド』シリーズの開発元として広く知られています。
会社が設立されたのは1999年10月1日です。杉浦博英氏、高橋哲哉氏、本根康之氏など、スクウェアに在籍していたクリエイターが中心となり、ナムコの出資を受けて事業を開始しました。
| 主な特徴 | 内容 |
| 事業内容 | 家庭用ゲームソフトの企画・開発・制作 |
| 代表的なシリーズ | ゼノサーガ、バテン・カイトス、ゼノブレイドなど |
| 過去に開発した作品 | NAMCO x CAPCOM、ソーマブリンガー、無限のフロンティア、PROJECT X ZONEなど |
| キャラクター作品 | ドラゴンボール改 サイヤ人来襲 |
| 任天堂作品の開発支援 | ゼルダの伝説、スプラトゥーン、どうぶつの森、ピクミンなど |
| 現在の親会社 | 任天堂株式会社 |
| 開発拠点 | 東京本社、大崎スタジオ、京都スタジオ |
モノリスソフトの仕事は、自社主導のゲームを開発することだけではありません。任天堂から開発の一部を受託し、マップ、フィールド、キャラクターなどの制作に参加することもあります。
これまでに『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』『スプラトゥーン』シリーズ、『あつまれ どうぶつの森』などの開発へ参加してきました。これらはモノリスソフトの単独開発ではなく、任天堂が手掛ける作品の一部を支援したものです。
一方、自社主導の作品では、広大なフィールドを探索するRPGを数多く制作しています。『ゼノブレイド』シリーズでは、巨大な世界を歩いて探索する楽しさ、仲間と連携する戦闘、長編の物語を組み合わせています。こうした作品の開発で培ったフィールド制作の経験は、任天堂作品の開発支援にも生かされています。
モノリスソフトはRPGの印象が強い会社ですが、開発してきたゲームのジャンルはRPGだけではありません。災害からの脱出や戦闘を描いた『DISASTER DAY OF CRISIS』、複数メーカーのキャラクターが共演する『PROJECT X ZONE』なども手掛けています。
2009年には、ニンテンドーDS用RPG『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』を開発しました。原作やアニメの物語を再現しながら、キャラクター育成、コマンドバトル、マップ探索などを取り入れた作品です。モノリスソフトが『ゼノブレイド』を発売する前年に手掛けたタイトルでもあります。
2007年に任天堂の子会社となった後も、バンダイナムコゲームスから発売された作品の開発を続けました。その後は『ゼノブレイド』シリーズをはじめとする自社主導作品と、任天堂タイトルの開発支援が活動の中心となっています。2024年には任天堂が残りの株式を取得し、モノリスソフトは100%出資の完全子会社となりました。
なお、アメリカに存在するゲーム開発会社「Monolith Productions」と、株式会社モノリスソフトは別の会社です。名前は似ていますが、資本関係や開発作品に直接のつながりはありません。
モノリスソフトの会社概要
モノリスソフトの正式な会社名は「株式会社モノリスソフト」、英語表記は「MONOLITH SOFTWARE INC.」です。東京都目黒区に本社を置き、家庭用ゲームソフトの開発を主な事業としています。
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社モノリスソフト |
| 英語表記 | MONOLITH SOFTWARE INC. |
| 会社形態 | 株式会社 |
| 設立 | 1999年10月1日 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 事業内容 | 家庭用ゲームソフトの企画・開発・制作 |
| 代表者 | 代表取締役 杉浦博英 |
| 資本金 | 7,500万円 |
| 従業員数 | 344名(2025年12月末現在) |
| 純利益 | 5億2,861万2,000円(2026年3月期) |
| 総資産 | 79億8,924万4,000円(2026年3月31日現在) |
| 決算期 | 3月31日 |
| 主要株主 | 任天堂株式会社(100%出資) |
| 東京本社 | 東京都目黒区上目黒2丁目1番1号 中目黒GTタワー12階 |
| 大崎スタジオ | 東京都品川区北品川5丁目9番11号 大崎MTビル12階 |
| 京都スタジオ | 京都府京都市南区上鳥羽鉾立町11番地3 京都市上下水道局総合庁舎内 |
| 公式サイト | 株式会社モノリスソフト公式サイト |
東京本社が置かれている中目黒GTタワーは、2002年に本社を移転して以降、モノリスソフトの中心的な開発拠点となっています。現在は東京本社に加え、大崎スタジオと京都スタジオを設け、3つの拠点でゲーム開発を行っています。
京都スタジオは2011年に設立されました。任天堂の本社がある京都市に開発拠点を置き、『どうぶつの森』『スプラトゥーン』『ゼルダの伝説』など、任天堂作品の開発支援に参加しています。2022年には、京都市上下水道局総合庁舎内へ移転しました。
大崎スタジオは2019年に東京都品川区へ設立されました。過去には中目黒GSスタジオや飯田橋スタジオも設けられていましたが、開発拠点の再編を経て、現在は東京本社、大崎スタジオ、京都スタジオの3拠点となっています。
従業員数は設立時の約20名から増加し、2025年12月末時点で344名となっています。オリジナル作品の開発だけでなく、任天堂の大型タイトルを支援できる規模へ成長していることが分かります。
資本金は7,500万円で、現在の株主は任天堂のみです。2007年に任天堂の子会社となった後も経営陣が一部の株式を保有していましたが、2024年に任天堂が残りの株式を取得したことで、100%出資の完全子会社となりました。
純利益や総資産などの数値は決算期によって変わるため、記事を更新する際には対象となる年度も併せて確認する必要があります。本記事に掲載している純利益は2026年3月期、総資産は2026年3月31日時点の情報です。
モノリスソフトが設立された経緯

モノリスソフトは、杉浦博英氏、高橋哲哉氏、本根康之氏など、スクウェアに在籍していたクリエイターを中心として設立されました。設立日は1999年10月1日で、ナムコから出資を受けてゲーム開発会社として事業を開始しています。
杉浦博英氏はスクウェアでプロデューサー、高橋哲哉氏はディレクターとして作品制作に関わっていました。本根康之氏もスクウェアでグラフィックや美術に携わっており、後にモノリスソフトの取締役となっています。
設立の背景には、自分たちのオリジナル作品を作りたいという考えがありました。スクウェア在籍時には企画を立ち上げることが難しい状況があり、『ゼノギアス』の続編制作を含む今後の方向性や経営方針の違いも、独立へ進むきっかけになったとされています。
| 項目 | 設立時の内容 |
| 設立日 | 1999年10月1日 |
| 主な設立メンバー | 杉浦博英、高橋哲哉、本根康之など |
| 出資会社 | ナムコ |
| 設立時の資本金 | 3,000万円 |
| ナムコの出資額 | 2,700万円 |
| ナムコの出資比率 | 90% |
| 杉浦博英の出資額 | 150万円(5%) |
| 高橋哲哉の出資額 | 150万円(5%) |
| 代表取締役社長 | 杉浦博英 |
| 取締役副社長 | 高橋哲哉 |
| 当初の事業内容 | 家庭用ゲームソフトの開発 |
独立した開発会社として出発するには、制作費や販売体制を支える企業が必要でした。そこで設立を支援したのが、当時『テイルズ オブ』シリーズなどを展開していたナムコです。
杉浦博英氏は、ナムコ創業者の中村雅哉氏から会社設立にあたって支援を受けたことを明かしています。両者のゲーム制作に対する考え方が合致したことで、ナムコ初の家庭用ゲームソフト専門の開発子会社としてモノリスソフトが設立されました。
ナムコは設立時、モノリスソフトで『テイルズ オブ』シリーズと並ぶRPGの新たな柱を作る方針を示していました。設立当初の組織は約20名と小規模で、在籍するスタッフには新人も多かったとされています。
モノリスソフトが最初に発表した大規模作品が、PlayStation 2用RPG『ゼノサーガ エピソードI[力への意志]』です。2002年2月28日にナムコから発売され、SFを基礎とした世界設定、長編の物語、映画のようなイベントシーンによって注目を集めました。
『ゼノサーガ』は『ゼノギアス』の直接的な続編ではなく、登場人物や世界設定も異なる独立した作品です。一方で、高橋哲哉氏を中心としたクリエイターが制作に参加し、SF、神話、哲学などを取り入れた物語には、後の『ゼノブレイド』シリーズへつながる作風も見られます。
モノリスソフトはナムコの開発子会社として出発し、『ゼノサーガ』を皮切りに、『バテン・カイトス』『NAMCO x CAPCOM』などを開発しました。設立時に掲げていたオリジナルRPGの制作は、同社の中心的な事業として受け継がれています。
モノリスソフトが任天堂の完全子会社になるまで

モノリスソフトはナムコの開発子会社として設立されましたが、2007年に任天堂が発行済株式の80%を取得し、任天堂グループへ入りました。ただし、この時点では任天堂の完全子会社ではありません。
その後、任天堂はバンダイナムコゲームスが保有していた残りの株式も取得しましたが、杉浦博英氏、高橋哲哉氏、本根康之氏ら経営陣が少数の株式を保有していました。任天堂による100%出資となったのは2024年です。
| 年 | 株式・経営体制の変化 |
| 1999年 | ナムコが90%、杉浦博英氏と高橋哲哉氏がそれぞれ5%を出資して設立 |
| 2007年 | バンダイナムコゲームスが保有していた株式の80%を任天堂へ譲渡 |
| 2007年以降 | 任天堂の連結子会社としてゲーム開発を継続 |
| 2011年 | バンダイナムコゲームスが保有していた残りの株式を任天堂へ譲渡 |
| 2011年以降 | 任天堂が大部分の株式を保有する一方、経営陣も少数の株式を保有 |
| 2024年 | 任天堂が経営陣の保有株式を取得し、100%出資の完全子会社となる |
2007年の株式譲渡では、バンダイナムコゲームスが保有していたモノリスソフト株式のうち、発行済株式総数の80%にあたる株式を約3億円で任天堂へ譲渡しました。これにより、モノリスソフトの親会社はバンダイナムコゲームスから任天堂へ変わりました。
モノリスソフトはナムコ創業者の中村雅哉氏から支援を受けて設立されました。しかし、中村雅哉氏の退任後は会社を取り巻く環境も変化し、モノリスソフトは新たな協力先を求めることになります。
任天堂グループへ入った後は、開発期間や品質を重視しながら作品を完成させる体制が整えられました。任天堂との関係は『DISASTER DAY OF CRISIS』『ソーマブリンガー』などの開発を経て、『ゼノブレイド』シリーズへつながっていきます。
2011年には、バンダイナムコゲームスが保有していた残りのモノリスソフト株式も任天堂へ譲渡されました。このため、2011年に完全子会社化されたと説明されることがありますが、実際には経営陣が少数の株式を持ち続けていました。
2024年まで、杉浦博英氏、高橋哲哉氏、本根康之氏が合計で3%を超える株式を保有していました。任天堂が残りの株式を取得したことで、設立から約25年を経て、モノリスソフトは任天堂が全株式を保有する完全子会社となりました。
完全子会社化によって突然開発方針が変わったわけではありません。モノリスソフトは2007年から任天堂の連結子会社であり、長期間にわたって任天堂ハード向けのゲーム開発と、任天堂作品の開発支援を行ってきました。
なお、任天堂の子会社となった後も、バンダイナムコとの関係がすぐに途切れたわけではありません。『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』『無限のフロンティアEXCEED』『PROJECT X ZONE』など、バンダイナムコゲームスから発売された作品の開発も続けています。
モノリスソフトの開発体制
モノリスソフトは、自社主導のオリジナル作品と、任天堂から部分的に開発を受託した作品を並行して制作しています。さらに、ゲーム開発を支えるツールや技術を研究するR&D部門も設けています。
公開されている採用情報などからは、RPG、アクションゲーム、任天堂作品の開発支援、研究開発といった複数のチームが動いていることが分かります。ただし、開発中の作品名やチーム構成のすべてが公開されているわけではありません。
| 開発部門・チーム | 主な内容 |
| 第一プロダクション | 高橋哲哉氏が総監督を務めるRPGなど、モノリスソフト主導の作品を開発 |
| アクションゲーム開発 | 新規アクションゲームに関係するスタッフを募集 |
| 任天堂作品の開発支援 | ゼルダの伝説、スプラトゥーン、どうぶつの森などの制作へ参加 |
| R&D部門 | ゲームエンジン、開発ツール、グラフィック表現などの技術を研究・開発 |
| 開発拠点 | 東京本社、大崎スタジオ、京都スタジオの3拠点 |
第一プロダクションは、『ゼノブレイド』シリーズをはじめとするRPGの開発に関係するチームです。高橋哲哉氏が作品全体を統括し、世界設定、シナリオ、キャラクター、フィールド、戦闘システムなどを組み合わせた大規模なゲームを制作しています。
モノリスソフトのオリジナル作品は、同社が企画や開発の中心を担い、任天堂が発売する形が基本です。代表的な作品には『ゼノブレイド』『ゼノブレイドクロス』『ゼノブレイド2』『ゼノブレイド3』などがあります。
一方、任天堂作品の開発支援では、ゲーム全体をモノリスソフトだけで制作するのではなく、任天堂が主導するプロジェクトの一部を担当します。公式サイトでは、このような作品に「部分受託」と表記されています。
部分受託作品には、『ゼルダの伝説』シリーズ、『スプラトゥーン』シリーズ、『どうぶつの森』シリーズ、『ピクミン3』『マリオカート ワールド』などがあります。作品によって担当範囲は異なり、フィールドやマップ、キャラクター、グラフィックなどの制作に参加しています。
モノリスソフトは、広大な世界を構築するフィールド制作で経験を積んできました。『ゼノブレイド』シリーズで培った地形制作やマップ設計の技術は、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』などの開発支援にも生かされています。
京都スタジオは、任天堂作品のグラフィック制作を支える拠点としての役割を持っています。任天堂本社と同じ京都市に拠点を置くことで、任天堂側の開発チームと連携しながら制作を進められる体制が整えられています。
R&D部門は、特定のゲームだけに使用するデータを作るのではなく、複数のプロジェクトで利用できる技術や開発環境を整える部門です。ゲームエンジン、グラフィック表現、作業を効率化するツールなどを研究し、大規模なゲーム開発を支えています。
新しい技術を共通化すれば、作品ごとに同じ仕組みを一から作る必要がなくなります。制作作業の効率化だけでなく、ゲームの品質を安定させ、広大なフィールドや多数のキャラクターを扱うためにも重要な部門です。
モノリスソフトは、オリジナル作品で自社の作風を追求しながら、任天堂の大型タイトルにも参加しています。複数の開発チームとR&D部門を組み合わせることで、自社作品と開発支援の両方を進められることが、現在の開発体制の特徴です。
モノリスソフトが開発したゲーム一覧

モノリスソフトは、2002年に発売された『ゼノサーガ エピソードI[力への意志]』以降、RPGを中心に多数の家庭用ゲームソフトを開発しています。
初期はナムコやバンダイナムコゲームスから発売される作品が中心でした。任天堂グループへ入った後は、バンダイナムコ作品の開発も続けながら、『ソーマブリンガー』『DISASTER DAY OF CRISIS』『ゼノブレイド』など、任天堂から発売される作品を手掛けています。
2002年から2010年までの開発作品
| 発売日 | タイトル | 対応機種 | 発売元 | 備考 |
| 2002年2月28日 | ゼノサーガ エピソードI[力への意志] | PlayStation 2 | ナムコ | ゼノサーガシリーズ第1作 |
| 2003年11月20日 | ゼノサーガ エピソードI リローディッド[力への意志] | PlayStation 2 | ナムコ | 北米版をもとにした追加版 |
| 2003年12月5日 | バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海 | ニンテンドー ゲームキューブ | ナムコ | トライクレッシェンドとの共同開発 |
| 2004年4月28日 | ゼノサーガ フリークス | PlayStation 2 | ナムコ | アドベンチャーやミニゲームなどを収録 |
| 2004年6月24日 | ゼノサーガ エピソードII[善悪の彼岸] | PlayStation 2 | ナムコ | ゼノサーガシリーズ第2作 |
| 2005年5月26日 | NAMCO x CAPCOM | PlayStation 2 | ナムコ | ナムコとカプコンのキャラクターが共演 |
| 2006年2月23日 | バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子 | ニンテンドー ゲームキューブ | 任天堂 | トライクレッシェンドとの共同開発 |
| 2006年3月30日 | ゼノサーガI・II | ニンテンドーDS | ナムコ | エピソードIとIIを再構成 |
| 2006年7月6日 | ゼノサーガ エピソードIII[ツァラトゥストラはかく語りき] | PlayStation 2 | バンダイナムコゲームス | ゼノサーガシリーズ第3作 |
| 2008年2月28日 | ソーマブリンガー | ニンテンドーDS | 任天堂 | アクションRPG |
| 2008年5月29日 | 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ | ニンテンドーDS | バンダイナムコゲームス | バンプレストレーベル |
| 2008年9月25日 | DISASTER DAY OF CRISIS | Wii | 任天堂 | 災害と戦闘を題材にしたアクションアドベンチャー |
| 2009年4月29日 | ドラゴンボール改 サイヤ人来襲 | ニンテンドーDS | バンダイナムコゲームス | 『ドラゴンボール』を題材にしたコマンド選択式RPG |
| 2010年2月25日 | 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ | ニンテンドーDS | バンダイナムコゲームス | 『無限のフロンティア』の続編 |
| 2010年6月10日 | ゼノブレイド | Wii | 任天堂 | ゼノブレイドシリーズ第1作 |
設立初期の代表作は『ゼノサーガ』シリーズです。PlayStation 2で全3作が発売され、ニンテンドーDSでは最初の2作品を再構成した『ゼノサーガI・II』も登場しました。
『バテン・カイトス』シリーズは、トライクレッシェンドとの共同開発作品です。カードを利用した独自の戦闘システムを採用し、第1作はナムコ、第2作は任天堂から発売されました。
2008年以降は任天堂から発売される作品が増えましたが、『無限のフロンティア』シリーズや『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』など、バンダイナムコゲームスのタイトルも引き続き開発しています。
2012年以降の開発作品
| 発売・配信日 | タイトル | 対応機種 | 発売元 | 備考 |
| 2012年10月11日 | PROJECT X ZONE | ニンテンドー3DS | バンダイナムコゲームス | 複数メーカーのキャラクターが共演 |
| 2015年4月29日 | ゼノブレイドクロス | Wii U | 任天堂 | 惑星ミラを探索するオープンワールドRPG |
| 2015年11月12日 | PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD | ニンテンドー3DS | バンダイナムコエンターテインメント | 『PROJECT X ZONE』の続編 |
| 2017年12月1日 | ゼノブレイド2 | Nintendo Switch | 任天堂 | 少年レックスと少女ホムラの旅を描くRPG |
| 2018年9月14日 | ゼノブレイド2 黄金の国イーラ | Nintendo Switch | 任天堂 | ダウンロード版を配信 |
| 2018年9月21日 | ゼノブレイド2 黄金の国イーラ | Nintendo Switch | 任天堂 | パッケージ版を発売 |
| 2020年5月29日 | ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション | Nintendo Switch | 任天堂 | Wii版『ゼノブレイド』のリマスター版 |
| 2022年7月29日 | ゼノブレイド3 | Nintendo Switch | 任天堂 | ゼノブレイドシリーズ第3作 |
| 2023年4月26日 | ゼノブレイド3 新たなる未来 | Nintendo Switch | 任天堂 | 『ゼノブレイド3』の追加コンテンツ |
| 2025年3月20日 | ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション | Nintendo Switch | 任天堂 | Wii U版のリマスター版 |
| 2026年2月19日 | ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション Nintendo Switch 2 Edition | Nintendo Switch 2 | 任天堂 | ダウンロード版を配信 |
| 2026年4月16日 | ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション Nintendo Switch 2 Edition | Nintendo Switch 2 | 任天堂 | パッケージ版を発売 |
| 2026年6月10日 | ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション Nintendo Switch 2 Edition | Nintendo Switch 2 | 任天堂 | ダウンロード版とアップグレードパスを配信 |
| 2026年7月30日 | ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション Nintendo Switch 2 Edition | Nintendo Switch 2 | 任天堂 | パッケージ版を発売予定 |
| 2026年7月30日 | ゼノブレイド2 Nintendo Switch 2 Edition | Nintendo Switch 2 | 任天堂 | ダウンロード版とアップグレードパスを配信予定 |
| 2026年10月1日 | ゼノブレイド2 Nintendo Switch 2 Edition | Nintendo Switch 2 | 任天堂 | パッケージ版を発売予定 |
| 2026年12月3日 | ゼノブレイド3 Nintendo Switch 2 Edition | Nintendo Switch 2 | 任天堂 | ダウンロード版・パッケージ版を発売予定 |
| 2027年 | ゼノブレイド ジェネシス | Nintendo Switch 2 | 任天堂 | シリーズの新たな物語を描く完全新作 |
2012年には、『NAMCO x CAPCOM』の流れを受け継ぐ『PROJECT X ZONE』が発売されました。カプコン、セガ、バンダイナムコのキャラクターが共演し、2015年には続編も登場しています。
『PROJECT X ZONE 2』以降、モノリスソフトが開発した新作は任天堂から発売されるタイトルが中心です。特に『ゼノブレイド』シリーズは継続的に展開され、ナンバリング作品、追加コンテンツ、リマスター版が制作されています。
2026年からは、『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』『ゼノブレイド2』『ゼノブレイド3』のNintendo Switch 2 Editionも展開されています。Nintendo Switch版を持っている場合は、対象となるアップグレードパスを購入することでNintendo Switch 2 Editionへ移行できます。
2027年には、Nintendo Switch 2用RPG『ゼノブレイド ジェネシス』の発売が予定されています。『ゼノブレイド』シリーズの「年代記」に続く新しい物語として発表されており、具体的な発売日は明らかになっていません。
なお、上記はモノリスソフトが主要な開発元として参加した作品をまとめたものです。『ゼルダの伝説』『スプラトゥーン』『どうぶつの森』など、開発の一部を担当した作品については、部分受託作品として別に紹介します。
モノリスソフトの代表作と主要シリーズ

モノリスソフトは『ゼノブレイド』シリーズの開発元として知られていますが、設立初期からさまざまなRPGやクロスオーバー作品を手掛けてきました。ナムコグループ時代と任天堂グループ入り後では、開発作品や発売元にも変化が見られます。
| シリーズ・作品 | 主な特徴 | 主な発売元 |
| ゼノサーガシリーズ | SF、神話、宗教、哲学などを取り入れた長編RPG | ナムコ、バンダイナムコゲームス |
| バテン・カイトスシリーズ | カードを利用する戦闘と独特な世界を描いたRPG | ナムコ、任天堂 |
| NAMCO x CAPCOM | ナムコとカプコンのキャラクターが共演するシミュレーションRPG | ナムコ |
| ソーマブリンガー | 最大3人のパーティで戦うニンテンドーDS用アクションRPG | 任天堂 |
| 無限のフロンティアシリーズ | 『スーパーロボット大戦OG』から派生したコマンド選択式RPG | バンダイナムコゲームス |
| DISASTER DAY OF CRISIS | 自然災害からの脱出と戦闘を組み合わせたアクションアドベンチャー | 任天堂 |
| ドラゴンボール改 サイヤ人来襲 | 原作やアニメの物語を再構成したニンテンドーDS用RPG | バンダイナムコゲームス |
| PROJECT X ZONEシリーズ | 複数のゲーム会社を代表するキャラクターが共演するシミュレーションRPG | バンダイナムコゲームス |
| ゼノブレイドシリーズ | 広大なフィールド、仲間との戦闘、長編の物語を特徴とするRPG | 任天堂 |
設立初期を代表する作品が『ゼノサーガ』シリーズです。『ゼノギアス』の直接的な続編ではありませんが、高橋哲哉氏を中心とした開発スタッフが参加し、SFを基礎とした大規模な世界と長編の物語を描きました。
『ゼノサーガ』は全3作の本編を中心に、追加要素を収録した『ゼノサーガ エピソードI リローディッド』、ファン向け作品の『ゼノサーガ フリークス』、ニンテンドーDS用に物語を再構成した『ゼノサーガI・II』も発売されています。
『バテン・カイトス』シリーズは、トライクレッシェンドとの共同開発によって制作されました。一般的な武器や魔法のコマンドではなく、「マグナス」と呼ばれるカードを組み合わせて戦うシステムを採用しています。
『NAMCO x CAPCOM』は、ナムコとカプコンのキャラクターが作品の枠を超えて共演するゲームです。このクロスオーバー作品の流れは、『無限のフロンティア』シリーズや『PROJECT X ZONE』シリーズへ受け継がれました。
『無限のフロンティア』では、『スーパーロボット大戦OG』の世界設定を利用しながら、等身の高いキャラクターによる連続攻撃を採用しています。続編の『無限のフロンティアEXCEED』では、登場人物や戦闘システムが拡張されました。
任天堂グループ入り後に発売された『ソーマブリンガー』は、フィールド上で敵とリアルタイムに戦うアクションRPGです。複数のキャラクターやクラス、装備品を組み合わせる育成要素が用意されていました。
『DISASTER DAY OF CRISIS』は、地震、津波、噴火などの災害を題材とした作品です。災害現場から人々を救助する場面に加え、銃撃戦やカーチェイスなども収録されており、モノリスソフト作品の中でも異なる方向性を持っています。
『PROJECT X ZONE』シリーズでは、バンダイナムコ、カプコン、セガを中心とした多数のキャラクターが登場します。『NAMCO x CAPCOM』で培ったクロスオーバー作品の構成や、攻撃を連続させる戦闘システムを発展させた作品です。
現在のモノリスソフトを代表するシリーズが『ゼノブレイド』です。広大なフィールドを自由に探索する構成、仲間と連携する戦闘、世界の成り立ちに関わる物語などを特徴とし、WiiからNintendo Switch 2まで複数の世代で展開されています。
モノリスソフトの代表作には、SFを題材とした長編RPGだけでなく、カードバトル、アクション、災害救助、クロスオーバーなど、異なる仕組みを持つ作品があります。こうした開発経験が、現在のオリジナル作品と任天堂作品の開発支援につながっています。
任天堂傘下となった後の開発作品の変化

モノリスソフトは2007年に任天堂の子会社となりましたが、すぐに任天堂作品だけを開発する会社へ変わったわけではありません。任天堂グループ入り後も、バンダイナムコゲームスから発売される作品の開発を継続しています。
2008年から2015年にかけては、任天堂から発売されるオリジナル作品と、バンダイナムコゲームスから発売されるキャラクター作品やクロスオーバー作品を並行して開発していました。
| 発売年 | 任天堂から発売された作品 | バンダイナムコから発売された作品 |
| 2008年 | ソーマブリンガー、DISASTER DAY OF CRISIS | 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ |
| 2009年 | - | ドラゴンボール改 サイヤ人来襲 |
| 2010年 | ゼノブレイド | 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ |
| 2012年 | - | PROJECT X ZONE |
| 2015年 | ゼノブレイドクロス | PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD |
『無限のフロンティア』シリーズと『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』は、任天堂の子会社となった後に開発された作品です。親会社が変わった後も、ナムコ時代から続いていたバンダイナムコとの関係が維持されていたことが分かります。
2012年に発売された『PROJECT X ZONE』では、バンダイナムコ、カプコン、セガを中心としたゲームキャラクターが共演しました。続編の『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』は2015年に発売されています。
2026年7月時点で、モノリスソフト公式サイトに掲載されている開発作品のうち、『PROJECT X ZONE 2』が最後に発売されたサードパーティー向けの新作です。それ以降は、任天堂から発売される作品と、任天堂タイトルの部分受託が活動の中心となっています。
| 時期 | 開発の中心 | 主な作品 |
| 1999年~2006年 | ナムコ向けのRPGやクロスオーバー作品 | ゼノサーガ、バテン・カイトス、NAMCO x CAPCOM |
| 2007年~2015年 | 任天堂作品とバンダイナムコ作品を並行して開発 | ソーマブリンガー、無限のフロンティア、ゼノブレイド、PROJECT X ZONE |
| 2015年以降 | 任天堂から発売されるオリジナル作品 | ゼノブレイドクロス、ゼノブレイド2、ゼノブレイド3 |
| 2015年以降 | 任天堂作品の部分受託 | ゼルダの伝説、スプラトゥーン、どうぶつの森など |
モノリスソフトが主導する作品では、『ゼノブレイド』シリーズの開発が中心になりました。2017年の『ゼノブレイド2』、2022年の『ゼノブレイド3』に加え、追加コンテンツやリマスター版も継続的に制作されています。
一方、部分受託では『ゼルダの伝説』『スプラトゥーン』『どうぶつの森』など、任天堂を代表するシリーズの開発へ参加しています。モノリスソフトが作品全体を制作するのではなく、フィールド、マップ、グラフィックなど、プロジェクトごとに異なる範囲を担当しています。
この変化によって、モノリスソフトはオリジナルRPGを制作する開発会社であると同時に、任天堂の大型タイトルを支える開発会社としての役割も持つようになりました。
2024年に任天堂の完全子会社となった後も、基本的な方向性は変わっていません。『ゼノブレイド』を中心とした自社主導作品、任天堂作品の開発支援、ゲーム制作技術を研究するR&Dの三つが、現在の主な活動となっています。
『ゼノブレイド』シリーズの展開

『ゼノブレイド』は、現在のモノリスソフトを代表するRPGシリーズです。2010年にWii用ソフトとして第1作が発売され、その後はWii U、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2へ対応機種を移しながら展開されています。
広大なフィールドの探索、リアルタイムで進行する戦闘、仲間との関係、世界の成り立ちに関わる長編の物語などがシリーズに共通する特徴です。一方、作品ごとに主人公や舞台、戦闘システムは異なります。
| 発売・配信年 | タイトル | 対応機種 | 主な内容 |
| 2010年 | ゼノブレイド | Wii | シュルクを主人公に、巨神と機神の世界を描くシリーズ第1作 |
| 2015年 | ゼノブレイドクロス | Wii U | 未知の惑星ミラを探索するオープンワールドRPG |
| 2017年 | ゼノブレイド2 | Nintendo Switch | レックスとホムラが「楽園」を目指す物語 |
| 2018年 | ゼノブレイド2 黄金の国イーラ | Nintendo Switch | 本編より約500年前の出来事を描く追加コンテンツ |
| 2020年 | ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション | Nintendo Switch | 第1作をリマスターし、追加ストーリーも収録 |
| 2022年 | ゼノブレイド3 | Nintendo Switch | ノアとミオを中心に、命をテーマとした物語を描く |
| 2023年 | ゼノブレイド3 新たなる未来 | Nintendo Switch | シリーズの過去と未来をつなぐ追加ストーリー |
| 2025年 | ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション | Nintendo Switch | Wii U版をリマスターし、新たな物語を追加 |
| 2026年 | ゼノブレイドシリーズ Nintendo Switch 2 Edition | Nintendo Switch 2 | 第1作、2、3を高解像度・高フレームレート化 |
| 2027年 | ゼノブレイド ジェネシス | Nintendo Switch 2 | 新たな舞台と登場人物による完全新作 |
第1作『ゼノブレイド』の舞台は、かつて戦った二柱の神「巨神」と「機神」の骸です。主人公シュルクは未来を視る力を持つ神剣モナドを手にし、仲間たちとともに機神兵との戦いへ向かいます。
フィールド上では敵の姿を確認しながら移動でき、戦闘へ入ると通常攻撃が自動で行われます。プレイヤーは「アーツ」と呼ばれる技を選択し、仲間との位置関係や敵の状態を考えながら戦います。
2015年の『ゼノブレイドクロス』は、ナンバリング作品とは異なる舞台と登場人物を採用しています。地球を脱出した人類が不時着した惑星ミラを探索し、巨大兵器「ドール」に乗って広大な大陸を移動します。
『ゼノブレイド2』では、雲海に浮かぶ巨神獣「アルス」の上で人々が暮らしています。主人公レックスは、伝説のブレイドであるホムラと出会い、彼女が目指す「楽園」へ向けて旅立ちます。
追加コンテンツ『黄金の国イーラ』では、本編から約500年前に起きた出来事が描かれました。本編で語られた過去を別の主人公たちの視点から体験でき、戦闘システムにも変更が加えられています。
『ゼノブレイド3』は、敵対する二つの国家「ケヴェス」と「アグヌス」の兵士たちを中心とした物語です。限られた寿命を持つ若者たちが、争いを続ける世界の真実を知るために旅をします。
第1作、『ゼノブレイド2』『ゼノブレイド3』は、それぞれ異なる世界の物語として始まりますが、シリーズを進めることで作品同士のつながりが明らかになります。『ゼノブレイド3 新たなる未来』では、過去作品との関係を含めた物語が描かれました。
2026年には、『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』『ゼノブレイド2』『ゼノブレイド3』のNintendo Switch 2 Editionが登場しました。解像度とフレームレートが向上し、Nintendo Switch 2に合わせた追加要素も用意されています。
2027年発売予定の『ゼノブレイド ジェネシス』では、これまでの「年代記」が一区切りを迎え、新たな物語が始まります。舞台は6つの太陽に照らされた大地「アンシャル」で、器士を目指す少女エレノアを中心とした物語が描かれます。
『ゼノギアス』『ゼノサーガ』『ゼノブレイド』には、高橋哲哉氏を中心としたクリエイターが関わっていますが、それぞれ異なる作品・シリーズです。『ゼノブレイド』は『ゼノギアス』や『ゼノサーガ』の直接的な続編ではありません。
『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』も開発

モノリスソフトは、2009年4月29日に発売されたニンテンドーDS用RPG『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』の開発も担当しています。発売元はバンダイナムコゲームスで、モノリスソフトが任天堂の子会社となった後に制作された作品です。
『ゼノサーガ』や『ゼノブレイド』とは異なるキャラクター作品ですが、コマンドバトル、キャラクター育成、マップ探索など、モノリスソフトが得意とするRPGの仕組みが取り入れられています。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | ドラゴンボール改 サイヤ人来襲 |
| 発売日 | 2009年4月29日 |
| 対応機種 | ニンテンドーDS |
| ジャンル | RPG |
| 発売元 | バンダイナムコゲームス |
| 開発元 | モノリスソフト |
| 戦闘方式 | 最大3人で戦うコマンド選択式バトル |
| 操作キャラクター | 孫悟空、孫悟飯、ピッコロ、クリリン、ヤムチャ、天津飯 |
| 収録範囲 | 第23回天下一武道会へ向けた修行からベジータ撃退まで |
| 主な育成要素 | レベル、ボーナスポイント、APによる技の習得・強化 |
| 主なやり込み要素 | 敵キャラ図鑑、魔封波、人参集め、隠しボスなど |
物語は、悟空がピッコロ大魔王を倒した後から始まります。第23回天下一武道会、悟空とチチの結婚、ラディッツの襲来、サイヤ人との決戦を経て、大猿となったベジータを撃退するまでが描かれています。
原作の出来事だけでなく、アニメオリジナルのエピソードやゲーム独自の物語も収録されています。クリリン、ヤムチャ、天津飯の修行を個別に描き、悟空以外の仲間も操作しながら成長させられる構成です。
戦闘は最大3人のパーティで行うコマンド選択式です。通常攻撃や必殺技に加え、怒りゲージを利用した究極技、特定の技を組み合わせる「スパーキングコンボ」が用意されています。
敵の攻撃を受ける直前にボタンを押す「アクティブガード」も本作を特徴づけるシステムです。成功するとダメージや状態異常を受ける確率を減らせるため、行動を選択した後も戦闘へ関われます。
育成では、レベルアップだけでなく、能力値へ自由に振り分けるボーナスポイントが用意されています。また、戦闘で獲得したAPを使用し、新しい必殺技を覚えたり、習得済みの技を強化したりできます。
フィールドには宝箱や隠しアイテムが配置され、周囲を調べながら探索する要素もあります。カプセルアイテムを装備すれば、エンカウント率の変更、獲得経験値の増加、ダメージ床の無効化など、探索や戦闘に役立つ効果を得られます。
『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』は、『ゼノブレイド』が発売される約1年前に登場しました。両作品のシステムや遊び方は異なりますが、仲間の育成、フィールド探索、多数のサブイベントといったRPG作りの経験は、モノリスソフト作品に共通する要素です。
モノリスソフトが手掛けた『ドラゴンボール』作品は多くないため、本作は同社の開発歴を知るうえでも注目したいタイトルです。『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』のストーリー、戦闘システム、登場キャラクター、隠しボスについては、関連記事で詳しく紹介しています。
任天堂作品の部分受託開発にも参加

モノリスソフトは、自社主導のゲームを開発する一方で、任天堂や他社が中心となって制作する作品にも部分受託として参加しています。部分受託とは、ゲーム全体を開発するのではなく、フィールド、マップ、キャラクター、グラフィックなど、制作工程の一部を担当する開発形態です。
モノリスソフト公式サイトでは、『ゼルダの伝説』『どうぶつの森』『スプラトゥーン』など、任天堂を代表するシリーズへの参加が明らかにされています。ただし、具体的な担当範囲がすべて公表されているわけではありません。
| 発売日 | タイトル | 対応機種 | 委託元 | 備考 |
| 2006年1月26日 | ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII- | PlayStation 2 | スクウェア・エニックス | 開発の一部を担当 |
| 2008年1月31日 | 大乱闘スマッシュブラザーズX | Wii | 任天堂 | アドベンチャーモードなどの制作に参加 |
| 2011年11月23日 | ゼルダの伝説 スカイウォードソード | Wii | 任天堂 | 開発支援 |
| 2012年11月8日 | とびだせ どうぶつの森 | ニンテンドー3DS | 任天堂 | 開発支援 |
| 2013年7月13日 | ピクミン3 | Wii U | 任天堂 | 開発支援 |
| 2013年12月26日 | ゼルダの伝説 神々のトライフォース2 | ニンテンドー3DS | 任天堂 | 開発支援 |
| 2015年5月28日 | Splatoon | Wii U | 任天堂 | 開発支援 |
| 2015年7月30日 | どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー | ニンテンドー3DS | 任天堂 | 開発支援 |
| 2017年3月3日 | ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド | Wii U/Nintendo Switch | 任天堂 | 広大なフィールドを持つ作品の開発を支援 |
| 2017年7月21日 | Splatoon 2 | Nintendo Switch | 任天堂 | 開発支援 |
| 2020年3月20日 | あつまれ どうぶつの森 | Nintendo Switch | 任天堂 | 開発支援 |
| 2022年9月9日 | スプラトゥーン3 | Nintendo Switch | 任天堂 | 開発支援 |
| 2023年5月12日 | ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム | Nintendo Switch | 任天堂 | 開発支援 |
| 2025年6月5日 | マリオカート ワールド | Nintendo Switch 2 | 任天堂 | 一部のフィールドデザイン・キャラクターデザインを担当 |
モノリスソフトが初期に部分受託した作品の一つが、『ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII-』です。発売元はスクウェア・エニックスで、『ファイナルファンタジーVII』の世界を舞台としたガンアクションRPGとして制作されました。
2008年の『大乱闘スマッシュブラザーズX』では、アドベンチャーモード「亜空の使者」などの制作に参加しています。モノリスソフトの本根康之氏は、「亜空の使者」におけるマップデザインへ関わりました。
2011年の『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』以降は、任天堂作品への開発参加が増えていきます。『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』や『ピクミン3』など、異なるジャンルの作品にも協力しています。
『とびだせ どうぶつの森』『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』『あつまれ どうぶつの森』では、家具、建物、自然物など、多数のグラフィック素材を必要とする作品の開発に参加しました。
『Splatoon』シリーズにも第1作から参加しています。キャラクター、ステージ、背景、小物など、独自の世界を構成するためには多くのデータ制作が必要となるため、モノリスソフトの開発拠点やグラフィック制作の経験が生かされています。
特に注目されるのが、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』への参加です。どちらも広大な世界を自由に探索できる作品で、モノリスソフトは任天堂の開発チームを支援しました。
『ゼノブレイド』シリーズで培われた広大なフィールドの制作経験は、任天堂の大規模なゲームを開発するうえでも活用されています。ただし、『ゼルダの伝説』の企画や開発全体をモノリスソフトが担当しているわけではなく、任天堂が主導するプロジェクトへの部分参加です。
2025年発売の『マリオカート ワールド』では、一部のフィールドデザインとキャラクターデザインを担当しました。従来のコースだけでなく、各地域がつながった広い世界を走行できる作品であり、フィールド制作の経験を持つモノリスソフトが開発に加わっています。
部分受託作品はモノリスソフトが単独で開発したゲームではありません。しかし、ゼルダ、どうぶつの森、スプラトゥーン、マリオカートなど、任天堂の主要シリーズへ継続的に参加していることは、同社の開発力と役割を知るうえで重要です。
『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズとの関係

モノリスソフトは、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズと開発・キャラクターの両面で関係があります。Wii用『大乱闘スマッシュブラザーズX』では部分受託として制作に参加し、後の作品では『ゼノブレイド』シリーズのキャラクターがファイターとして登場しました。
| 作品 | モノリスソフト・ゼノブレイドとの関係 |
| 大乱闘スマッシュブラザーズX | モノリスソフトが部分受託として開発に参加 |
| 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U | 『ゼノブレイド』からシュルクがプレイアブルファイターとして初参戦 |
| 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL | シュルクが続投し、『ゼノブレイド2』からホムラ/ヒカリが追加参戦 |
2008年に発売された『大乱闘スマッシュブラザーズX』では、モノリスソフトが開発の一部を担当しています。同社の本根康之氏は、アドベンチャーモード「亜空の使者」のマップデザインに参加しました。
この時点では『ゼノブレイド』が発売されていなかったため、シュルクなどのキャラクターは登場していません。モノリスソフトは、自社キャラクターの提供ではなく、開発を支援する会社として関わっています。
2014年発売の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、『ゼノブレイド』の主人公シュルクがプレイアブルファイターとして初参戦しました。神剣モナドを使用し、攻撃、防御、移動、ジャンプなどの能力を切り替える「モナドアーツ」が特徴です。
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にもシュルクが続けて登場しています。シュルク以外にも、フィオルン、ダンバン、リキなどが最後の切りふだ「チェインアタック」の演出に登場します。
さらに、2021年には『ゼノブレイド2』からホムラ/ヒカリが追加ファイターとして参戦しました。戦闘中にホムラとヒカリを切り替えられ、攻撃力に優れたホムラと、素早い動きを持つヒカリを使い分けます。
| ファイター | 出典作品 | 主な特徴 |
| シュルク | ゼノブレイド | モナドアーツで自身の能力を切り替える |
| ホムラ | ゼノブレイド2 | 攻撃力とふっとばす力に優れる |
| ヒカリ | ゼノブレイド2 | 移動や攻撃の速度に優れる |
ホムラ/ヒカリの参戦に合わせて、雲海に浮かぶ巨神獣「アルス」を題材としたステージや、『ゼノブレイド2』の楽曲も追加されました。レックスはファイターとして直接参戦していませんが、演出や最後の切りふだなどに登場します。
ホムラ/ヒカリの参戦ムービーは、『ゼノブレイド2』本編のイベントを思わせる構成になっており、モノリスソフトも映像制作に協力しています。原作の世界や登場人物を利用した映像で、ホムラが『スマブラ』の招待状を受け取るまでが描かれました。
ただし、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』と『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は、モノリスソフトが主要な開発元として制作した作品ではありません。モノリスソフト公式の開発作品一覧にも掲載されていないため、『スマブラX』の部分受託とは分けて考える必要があります。
『スマブラ』シリーズへの参戦によって、シュルク、ホムラ、ヒカリは『ゼノブレイド』を代表するキャラクターとして、シリーズを遊んだことがないプレイヤーにも知られるようになりました。
モノリスソフトを支える主なクリエイター
モノリスソフトには、スクウェア時代からRPG制作に関わってきたクリエイターが在籍しています。特に杉浦博英氏、高橋哲哉氏、本根康之氏は会社設立に関わり、その後の経営と作品開発を支えてきました。
| 人物 | 主な立場・経歴 |
| 杉浦博英 | 創業者、代表取締役。スクウェアでプロデューサーなどを務めた後、モノリスソフトを設立 |
| 高橋哲哉 | 創業メンバー、取締役。ゼノサーガ、ゼノブレイドなどの企画・監督を担当 |
| 本根康之 | 創業メンバー、取締役。美術、グラフィック、マップデザインなどを担当 |
| 蘒原智洋 | 取締役。アスキー、コナミ、スクウェアなどを経て2000年に入社 |
| 野村匡 | 取締役。スクウェア、マスターワークスを経て2003年に入社 |
| 小島幸 | ゼノブレイドシリーズなどのディレクションに参加 |
| 稲葉道彦 | ゼノブレイドシリーズの描画エンジンなどを担当し、後にR&D部門を統括 |
杉浦博英氏は、スクウェアでプロデューサーなどを務めた後、1999年にモノリスソフトを設立しました。会社設立にあたってナムコ創業者の中村雅哉氏から支援を受け、設立時から代表取締役を務めています。
高橋哲哉氏は、日本ファルコムとスクウェアを経てモノリスソフトの設立に参加しました。スクウェア時代には『ファイナルファンタジー』シリーズや『ゼノギアス』に関わり、モノリスソフトでは『ゼノサーガ』と『ゼノブレイド』を中心に作品を手掛けています。
『ゼノブレイド』シリーズでは、世界設定、シナリオ、キャラクター、ゲーム全体の方向性を統括しています。2027年発売予定の『ゼノブレイド ジェネシス』でも総監督を務めます。
本根康之氏は、スクウェアで『クロノ・トリガー』『ゼノギアス』などのグラフィック制作に参加した後、モノリスソフトの設立に加わりました。『バテン・カイトス』ではディレクションや美術を担当し、同社作品の世界表現を支えています。
また、『大乱闘スマッシュブラザーズX』のアドベンチャーモード「亜空の使者」では、マップデザインに参加しました。RPGだけでなく、任天堂作品の開発支援にも関わっています。
蘒原智洋氏と野村匡氏も、スクウェアなどで経験を積んだ後にモノリスソフトへ入社しました。現在は取締役として会社の運営と開発組織を支えています。
小島幸氏は、『ゼノブレイド』シリーズのディレクターとしてゲーム全体の制作に関わっています。高橋哲哉氏が作品の原案や世界設定を統括し、小島幸氏ら開発スタッフがゲームとして形にしていく体制が取られています。
稲葉道彦氏は、『ゼノブレイド』シリーズの描画エンジン開発を担当してきたプログラマーです。『ゼノブレイド3』までプログラマーとして参加した後、R&D部門のプロデューサーとディレクターを兼任しています。
過去に所属していた主なクリエイター
| 人物 | モノリスソフトで関わった主な作品 | 退社後 |
| 森住惣一郎 | NAMCO x CAPCOM、無限のフロンティア、PROJECT X ZONEなど | 2017年3月31日に退社し、トライクレッシェンドへ移籍 |
森住惣一郎氏は、複数のゲーム作品をつなぐクロスオーバータイトルに深く関わったクリエイターです。『NAMCO x CAPCOM』『無限のフロンティア』『PROJECT X ZONE』などで、ディレクションやシナリオを担当しました。
2017年3月31日にモノリスソフトを退社し、トライクレッシェンドへ移籍しています。その後は『スーパーロボット大戦X-Ω』で開催された『無限のフロンティア』と『スーパーロボット大戦OG』のコラボイベント「ここが無限の開拓地」のシナリオを担当しました。
モノリスソフトの作品は一人のクリエイターだけで制作されているわけではありません。企画、シナリオ、グラフィック、プログラム、サウンド、フィールド制作など、多数のスタッフが役割を分担することで、大規模なRPGや任天堂作品の開発支援が行われています。
モノリスソフトの最新作と今後の予定
モノリスソフトは、Nintendo Switchで発売された『ゼノブレイド』シリーズをNintendo Switch 2向けに展開しています。2026年には過去作品のNintendo Switch 2 Editionが相次いで登場し、2027年には完全新作『ゼノブレイド ジェネシス』の発売が予定されています。
| 発売・配信日 | タイトル | 発売形態・状況 |
| 2026年2月19日 | ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション Nintendo Switch 2 Edition | ダウンロード版を配信 |
| 2026年4月16日 | ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション Nintendo Switch 2 Edition | パッケージ版を発売 |
| 2026年6月10日 | ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション Nintendo Switch 2 Edition | ダウンロード版・アップグレードパスを配信 |
| 2026年7月30日 | ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション Nintendo Switch 2 Edition | パッケージ版を発売予定 |
| 2026年7月30日 | ゼノブレイド2 Nintendo Switch 2 Edition | ダウンロード版・アップグレードパスを配信予定 |
| 2026年10月1日 | ゼノブレイド2 Nintendo Switch 2 Edition | パッケージ版を発売予定 |
| 2026年12月3日 | ゼノブレイド3 Nintendo Switch 2 Edition | ダウンロード版・パッケージ版を発売予定 |
| 2027年 | ゼノブレイド ジェネシス | Nintendo Switch 2用の完全新作として発売予定 |
Nintendo Switch 2 Editionでは、Nintendo Switch版から解像度とフレームレートが向上します。テレビモードでは4K、携帯モードでは1080pに対応し、60fpsによる滑らかな映像で冒険や戦闘を楽しめます。
『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション Nintendo Switch 2 Edition』には、広大なフィールドを高速で移動できる乗り物「エーテルジェット」が追加されました。エーテルジェットを利用したレースや新しい装備も用意されています。
さらに、仲間同士の特別な会話である「キズナトーク」がフルボイスになり、amiiboにも対応しました。Nintendo Switch版に収録されていた追加ストーリー「つながる未来」も、解像度とフレームレートが向上しています。
『ゼノブレイド2 Nintendo Switch 2 Edition』と『ゼノブレイド3 Nintendo Switch 2 Edition』も、4K・60fpsや1080p・60fpsに対応します。新しいモードやキャラクターなどの追加要素も予定されています。
Nintendo Switch版を所有している場合は、対象となるアップグレードパスを購入することでNintendo Switch 2 Editionを利用できます。ただし、『ゼノブレイド2 エキスパンション・パス』や『ゼノブレイド3 エキスパンション・パス』の内容は別売りです。
2027年には、シリーズ完全新作となる『ゼノブレイド ジェネシス』がNintendo Switch 2向けに発売されます。『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』『ゼノブレイド2』『ゼノブレイド3』で描かれた「年代記」が一区切りを迎え、新たな物語が始まります。
| 項目 | ゼノブレイド ジェネシスの情報 |
| 対応機種 | Nintendo Switch 2 |
| 発売時期 | 2027年 |
| 舞台 | 6つの太陽に照らされた大地「アンシャル」 |
| 主人公 | 器士を目指す少女エレノア |
| 物語の中心 | 世界の源「アニマ」と、それを操る「器士」 |
| 総監督 | 高橋哲哉 |
| 主な音楽 | 光田康典、マリアム・アボンナサー、清田愛未など |
| キャラクターデザイン | 米山舞、PALOW. |
『ゼノブレイド ジェネシス』の舞台となるアンシャルでは、世界を構成する源「アニマ」を操る者が「器士」と呼ばれています。主人公エレノアは一流の器士を目指して器士学院リューコスへ入り、さまざまな人物と出会います。
これまでの『ゼノブレイド』を遊んでいないプレイヤーでも、新しい物語となる『ゼノブレイド ジェネシス』から楽しめることが案内されています。現時点では2027年という発売年のみが発表され、具体的な発売日は明らかになっていません。
最新情報や発売形態は変更される可能性があるため、購入前には任天堂公式の『ゼノブレイド』最新情報も確認してください。
モノリスソフトの社名とロゴの由来
モノリスソフトの「モノリス」は、英語で巨大な一枚岩や、一つの石から作られた記念碑などを表す言葉です。映画・小説『2001年宇宙の旅』に登場する、謎の物体「モノリス」が社名の由来とされています。
『2001年宇宙の旅』に登場するモノリスは、黒い直方体のような姿をした物体です。人類の進化や未知の知性に関わる存在として描かれ、作品を象徴するものの一つになっています。
| 項目 | 内容 |
| 社名 | 株式会社モノリスソフト |
| 英語表記 | MONOLITH SOFTWARE INC. |
| モノリスの意味 | 巨大な一枚岩、一つの石で作られた記念碑 |
| 社名の由来 | 『2001年宇宙の旅』に登場する謎の物体「モノリス」とされる |
| ロゴのモチーフ | 『2001年宇宙の旅』に登場するモノリスとされる |
同社のコーポレートロゴも、『2001年宇宙の旅』に登場するモノリスをモデルにしたデザインとされています。社名とロゴの両方に、未知の世界や新しいものを生み出すゲーム開発会社らしい印象が込められています。
ただし、モノリスソフトの公式サイトでは、社名やロゴの由来について詳しい説明は掲載されていません。そのため、記事内では「由来となっている」と断定せず、「由来とされる」「モチーフとされる」と記載するのが適切です。
なお、アメリカには「Monolith Productions」というゲーム開発会社があります。『F.E.A.R.』『Middle-earth: Shadow of Mordor』などを手掛けた会社ですが、日本の株式会社モノリスソフトとは別の企業です。
| 比較項目 | モノリスソフト | Monolith Productions |
| 国 | 日本 | アメリカ |
| 設立 | 1999年 | 1994年 |
| 主な作品 | ゼノサーガ、ゼノブレイドなど | F.E.A.R.、Middle-earthシリーズなど |
| 関係会社 | 任天堂 | ワーナー・ブラザース系 |
| 両社の関係 | 名前は似ているが、資本関係や開発上のつながりはない | |
モノリスソフトは2024年10月1日に設立25周年を迎えました。公式サイトでは25周年記念ページと記念ムービーが公開され、同社がこれまで手掛けてきた作品を振り返る内容が紹介されています。
また、過去のスタッフ募集では「モノリスソフトは任天堂の子会社です」と注意書きで強調されていたことがあります。ナムコグループ時代の印象や、『ゼノサーガ』などバンダイナムコ作品との関係が強かったため、任天堂の子会社であることを明確にする意図があったとも考えられます。
モノリスソフトのまとめ
モノリスソフトは、1999年10月1日にナムコの出資を受けて設立された日本のゲーム開発会社です。杉浦博英氏、高橋哲哉氏、本根康之氏など、スクウェアに在籍していたクリエイターが設立に関わりました。
- 1999年にナムコの出資を受けて設立
- 現在は任天堂が100%出資する完全子会社
- 代表作は『ゼノサーガ』『バテン・カイトス』『ゼノブレイド』など
- 『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』の開発も担当
- 『PROJECT X ZONE』などのクロスオーバー作品も開発
- 『ゼルダの伝説』『スプラトゥーン』『どうぶつの森』などの開発を支援
- オリジナル作品、任天堂作品の部分受託、R&Dを並行している
- 2027年には『ゼノブレイド ジェネシス』を発売予定
設立初期には、『ゼノサーガ』シリーズや『バテン・カイトス』シリーズなど、ナムコから発売されるRPGを中心に開発しました。『NAMCO x CAPCOM』では複数作品のキャラクターが共演するゲームを手掛け、その流れは『無限のフロンティア』『PROJECT X ZONE』へ受け継がれています。
2007年には、バンダイナムコゲームスが保有していた株式の80%を任天堂へ譲渡し、モノリスソフトは任天堂の子会社となりました。ただし、経営陣も少数の株式を保有していたため、任天堂の完全子会社となったのは2024年です。
任天堂グループ入り後も、『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』『無限のフロンティアEXCEED』『PROJECT X ZONE』など、バンダイナムコから発売される作品の開発を続けました。『PROJECT X ZONE 2』以降は、任天堂から発売される作品と部分受託が活動の中心になっています。
現在の代表作である『ゼノブレイド』シリーズでは、広大なフィールド、仲間と連携する戦闘、世界の成り立ちに関わる物語を組み合わせています。Wiiで発売された第1作から始まり、Nintendo Switchでは『ゼノブレイド2』『ゼノブレイド3』などが登場しました。
モノリスソフトの役割は、オリジナルRPGの開発だけではありません。『ゼルダの伝説』『スプラトゥーン』『どうぶつの森』『ピクミン』『マリオカート』など、任天堂の大型タイトルにも部分受託として参加しています。
これらの任天堂作品は、モノリスソフトが単独で開発したゲームではありません。任天堂が主導する開発の中で、フィールド、マップ、キャラクター、グラフィックなど、作品ごとに異なる制作範囲を担当しています。
2026年には『ゼノブレイド』シリーズのNintendo Switch 2 Editionが展開され、2027年には完全新作『ゼノブレイド ジェネシス』が発売される予定です。これまでの「年代記」から新たな「創世記」へ移り、モノリスソフトのRPG開発は今後も続いていきます。