広告/Amazon のアソシエイトとして、遊びゴコロは適格販売により収入を得ています。
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』は、日本一ソフトウェアが開発・発売したダンジョンRPGで、初出は2016年6月23日のPlayStation Vita版です。その後、PlayStation 4やNintendo Switch、Microsoft Windows向けにも展開され、多くのプレイヤーから高い評価を受けています。
- ゲームの概要
- ジャンル:一人称視点のダンジョン探索型RPG
対応機種:PlayStation Vita、PlayStation 4、Nintendo Switch、Microsoft Windows
発売元: 日本一ソフトウェア
発売日:
●PlayStation Vita版: 2016年6月23日
●PlayStation 4版: 2017年9月28日
●Nintendo Switch版: 2018年9月27日
●Microsoft Windows版: 2018年9月18日
ストーリーと世界観
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』の物語は、魔法が存在する世界「テネス」の都市「ルフラン」を舞台に展開されます。
この都市の地下には、強力な呪いの瘴気に満ちた未踏の『地下迷宮』が存在し、多くの冒険者が挑むも命を落としてきました。
プレイヤーは、魔女ドロニアの使い魔である伝説の書物『妖路歴程(ようろれきてい)』として、迷宮の探索と謎の解明に挑みます。
ルフラン市と地下迷宮
- ルフラン市: 辺境の寂れた都市とされるルフラン市は、地下に広がる迷宮の存在で知られています。この迷宮には、財宝や不死の秘宝、さらには世界を滅ぼす魔王がいるなど、さまざまな噂が飛び交っていますが、真偽は不明です。迷宮内は強い瘴気で満ちており、人間は短時間しか生存できないため、探索は極めて困難です。
- 地下迷宮: ルフラン市の西区中央広場にある井戸の底に存在するとされるこの迷宮は、公式に挑んだ者でも568人が命を落とし、唯一の生存者も既に死亡しています。そのため、迷宮の全貌や内部の詳細は謎に包まれています。
魔女ドロニアと『妖路歴程』
- 魔女ドロニア: 「夕闇の魔女」として知られるドロニアは、迷宮の探索に名乗りを上げた人物です。彼女は伝説の書物『妖路歴程』を手に、迷宮の謎を解明しようとします。ドロニアには弟子のルカが同行しており、二人の関係性や過去も物語の重要な要素となっています。
- 妖路歴程: この書物は、かつて迷宮探索の唯一の生き残りといわれる男が残したもので、特別な力を持っています。プレイヤーはこの書物に宿る魂として、ドロニアの指示を受けながら迷宮を探索します。妖路歴程は、迷宮内での出来事を記録し、集めたアイテムを現実世界に持ち帰る役割も果たします。
プレイヤーの役割と人形兵
- プレイヤーの視点: プレイヤーは『妖路歴程』に宿る魂として、迷宮内を探索します。直接行動するのではなく、魔女が作り出した「人形兵」を指揮して探索や戦闘を行います。
- 人形兵: ドロニアが作り出した無数の人形兵は、それぞれ異なる戦闘能力を持ち、プレイヤーの代わりに迷宮での戦闘を行います。人形兵は「人形作業台」で製作でき、ファセット(職業)や外見、性格、スキルなどを細かく設定可能です。これにより、プレイヤーは自分好みの小隊を編成し、戦略的に迷宮を攻略していきます。
物語の進行
物語は、地上でのストーリー進行と地下迷宮での探索・戦闘を繰り返しながら展開されます。
地上ではドロニアやルカ、ルフラン市の住人たちとの交流やイベントが進行し、地下では迷宮の深層に迫りながら、数々の謎を解き明かしていきます。
プレイヤーは、迷宮内で得た情報やアイテムを活用し、地上でのストーリーを進め、さらに深い階層への探索を目指します。
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』は、独特の世界観と深みのあるストーリー、戦略性の高いゲームシステムが融合した作品です。プレイヤーは、謎めいたルフラン市と地下迷宮を舞台に、魔女ドロニアや個性的なキャラクターたちとともに、数々の謎と冒険を体験することができます。
ゲームシステム
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』のゲームシステムについて、以下の3つの要素を詳しく解説します。
カヴンシステム
カヴンシステムは、本作の戦闘や探索の核となる編成システムです。
「カヴン」とは、プレイヤーが編成する部隊の単位を指します。
各カヴンは最大8体の人形兵で構成され、これらのカヴンを最大5つまで組み合わせて「魔女ノ旅団」を編成します。
- カヴンの構成: 1つのカヴンには、最大8体の人形兵を配置できます。その内訳は、アタッカー(前衛)最大3体、サポーター(後衛)最大5体です。戦闘には最大5つのカヴンを編成でき、総勢40体の人形兵でパーティを組むことが可能です。
- 結魂書(けっこんしょ): 各カヴンには「結魂書」と呼ばれるアイテムをセットします。結魂書の種類によって、カヴンに配置できる人形兵の人数や役割、ドナム(魔法)の種類、経験値の補正が変化します。また、結魂書にはコストとレベルが存在し、5つのカヴンの総コストが100以内に収まるよう編成する必要があります。結魂書は使い続けることでレベルが上がり、コストが低下します。
- ファセット(職業): 人形兵には「ファセット」と呼ばれる職業が設定されており、戦士型、魔法使い型、回復型など多彩な役割があります。各ファセットには固有のスキルや能力があり、カヴン内での役割分担が重要となります。
- 戦闘時の役割: アタッカーは直接戦闘に参加し、攻撃や防御を担当します。サポーターは直接攻撃は行いませんが、特殊効果や補助スキルでアタッカーを支援します。カヴン全体のドナム力はメンバーの平均値、ドナムポイント(DP)はアタッカーの合計値で決まります。これらを考慮してバランスの良い編成を組むことが求められます。
壁破壊システム
本作のダンジョン探索では、壁を破壊して新たな道を切り開くことが可能です。
キャラクターメイキング
人形兵の作成では、細部にわたるカスタマイズが可能です。
- 外見と性別: 人形兵の外見や性別を選択でき、プレイヤーの好みに合わせたキャラクターを作成できます。
- ステータスとスキル: 各人形兵のステータスの成長具合やスキルを設定できます。これにより、特定の役割に特化したキャラクターや、バランスの取れたキャラクターを育成することが可能です。
- 性格と能力: 人形兵には性格が設定されており、性格によって戦闘時の行動や能力に影響を与えます。適切な性格を選ぶことで、カヴン内での役割をより効果的に果たすことができます。
- 装備とファセット: 各人形兵に適した装備やファセットを選択することで、戦闘力や耐久力を向上させることができます。これらの組み合わせにより、個性的で強力な「魔女ノ旅団」を編成することが可能です。
評価とレビュー
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』は、日本一ソフトウェアが開発したダンジョンRPGで、その独特なシステムと深みのあるストーリーが多くのプレイヤーから高い評価を受けています。以下に、ユーザーレビューを中心に評価とレビューをまとめました。
総合評価
- ゲームシステム: 最大40人の人形兵を編成する「カヴンシステム」や、壁を破壊して新たな道を切り開く「壁破壊システム」など、従来のダンジョンRPGの常識を超える斬新な要素が高く評価されています。
ストーリー: ダークで重厚な物語が展開され、プレイヤーを引き込むシナリオが魅力とされています。 - やりこみ要素: キャラクターメイキングの自由度や、周回プレイによるさらなる深掘りが可能で、長時間のプレイが楽しめるとの声があります。
プレイヤーの声
- ポジティブな意見
- ●「ストーリーも良くてバトルも面白い。アイテム集めも楽しいダンジョンRPG。最後まで素直に楽しめた。」
●「BGM、ストーリー、バトル、オリジナリティ、システム等、色んな要素が無駄なく高次元で融合している作品。」
●「感動するシナリオが最高で、常識を超えるダンジョン探索が魅力的。」
- ネガティブな意見
- ●「システムが複雑で、慣れるまでに時間がかかる。」
●「ドナム(魔法)が強すぎて、他の職業の必要性が薄れる。」
●「落とし穴のダメージが大きく、ゲーム進行にストレスを感じる。」
総評
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』は、独自のシステムと深みのあるストーリーで、多くのプレイヤーから高い評価を受けています。一方で、システムの複雑さやゲームバランスに関する意見も見られます。ダンジョンRPGファンや、新たなゲーム体験を求めるプレイヤーにはおすすめの作品と言えるでしょう。
続編『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』の続編として、『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』が発売されています。本作は、前作のシステムや世界観を継承しつつ、新たな要素や改良が加えられた3DダンジョンRPGです。
基本情報
- タイトル: ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団
- 発売日: 2020年11月26日
- 対応機種: PlayStation 4、PlayStation Vita、Nintendo Switch、PC(Steam)
- 開発元: 日本一ソフトウェア
ストーリーと世界観
プレイヤーは、魔女マダム・マルタが所有する「降霊灯」に宿った魂として、彼女の助手である少女ユリィカとともに、謎に満ちた地下迷宮の探索に挑みます。前作同様、ダークで重厚な物語が展開され、プレイヤーを引き込むシナリオが魅力とされています。
ゲームシステムの進化
- カヴンシステムの強化: 前作で好評だった「カヴンシステム」がさらに進化し、最大40人+αの人形兵が戦闘に参加する集団戦が可能となりました。これにより、より戦略的でダイナミックなバトルが楽しめます。
- 新要素「ミラマキーナ」: 新たに「ミラマキーナ」と呼ばれるサポートキャラクターが登場し、各カヴンの前方に配置され、盾としての役割や多彩な能力で戦闘をサポートします。
- 壁壊しシステムの継承: 前作で好評だった「壁壊し」スキルが引き続き採用されており、ダンジョン内の壁を破壊して新たな道を切り開く自由度の高い探索が可能です。