【ゲームボーイアドバンス】ソフトカタログ一覧

【ゲームボーイアドバンス】ソフトカタログ一覧

2001年に登場した携帯型ゲーム機「ゲームボーイアドバンス」は、業界に大きな変革をもたらしました。
「ゲームボーイアドバンス」は、任天堂が開発し、2001年3月21日に日本で発売されたゲーム機で、1989年に発売されたゲームボーイから約12年ぶりの完全新型携帯ゲーム機であり、その登場により市場に新たな風を吹き込んだと言えるでしょう。

先代機とも言える「ゲームボーイ・ゲームボーイカラー」のソフトを楽しむことができるだけでなく、ゲームボーイアドバンス独自の専用ソフトも充実しており、幅広いゲーム体験を提供しました。

ゲームボーイアドバンスの進化

年度モデル名主な特徴
2001年ゲームボーイアドバンス画面拡大、色数増加、32ビット化の性能向上
ゲームボーイやゲームボーイカラーとの互換性
2003年ゲームボーイアドバンスSPフロントライト化、折りたたみ機能の追加
2005年ゲームボーイミクロゲームボーイカラーとの互換性は削除
小型化、バックライト液晶の搭載
2004年ニンテンドーDSおよびニンテンドーDS Lite ゲームボーイアドバンスソフトの互換性あり

ゲームボーイアドバンスは、従来の携帯機と比べて、その性能向上によって注目を浴びました。
画面は2周りほど大きく、色数も増加、32ビット化などの技術的進化が実現されています。さらに、ゲームボーイやゲームボーイカラーとの互換性を持つため、幅広いソフトウェアが楽しめた。

2003年には、上位モデルのゲームボーイアドバンスSPが登場し、フロントライト化折り畳み機能を備え、ゲームプレイ体験を向上させた。
2005年には、ゲームボーイミクロが発売され、ゲームボーイカラーとの互換性を削除していますが、その分より小型化されたバックライト液晶を搭載した。

重要な点として、ゲームボーイアドバンスソフトは、その後のニンテンドーDSおよびニンテンドーDS Liteでもゲームソフトを楽しむことができた。この互換性は、ゲーム機ユーザーにとって大きな魅力となり、ゲームボーイアドバンスの地位を確立しています。

しかしながら、時が経ち、2010年にはゲームボーイアドバンス本体(SPおよびミクロも含む)およびソフトウェアの生産が終了し、2012年には本体の公式修理サポートも終了。
ゲームボーイアドバンスの歴史に幕が下りた瞬間であった。

ゲーム年表関連記事リンク

発売年タイトル数ソフトソフトソフト
2001133
2002209
2003155
2004185
200579
200631

2001年

本体と同日発売のローンチタイトルは、下記の表にまとめた24タイトルが発売。
任天堂が4タイトル、コナミからは『悪魔城ドラキュラ Circle of the Moon』を含む、6タイトルのソフトが発売されています。

タイトルメーカー
スーパーマリオアドバンス任天堂
F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE任天堂
ナポレオン任天堂
くるくるくるりん任天堂
爆熱ドッジボールファイターズアトラス
アドバンスGTAエム・ティー・オー
バトルネットワーク ロックマンエグゼカプコン
全日本GT選手権ケムコ
トゥイティーのハーティーパーティーケムコ
ウイニングポスト for ゲームボーイアドバンスコーエー
悪魔城ドラキュラ Circle of the Moonコナミ
コナミ ワイワイレーシング アドバンスコナミ
JGTO公認 GOLFMASTER JAPAN GOLF TOUR GAMEコナミ
Jリーグポケットコナミ
パワプロクンポケット3コナミ
プレイノベル サイレントヒルコナミ
モンスターガーディアンズスパイク
遊☆戯☆王ダンジョンダイスモンスターズセガ
ファイヤープロレスリングAタム
チューチューロケット!ナムコ
ぼくは航空管制官ハドソン
ミスタードリラー2ハドソン
ピノビィーの大冒険ハドソン
桃太郎まつりハドソン

2001年に発売された『マリオカートアドバンス(93.8万本)』『スーパーマリオアドバンス2(91.9万本)』『スーパーマリオアドバンス(87.5万本)』と歴代ソフトの売上TOP10内に入るほど人気のソフトとなっており、携帯機でもマリオシリーズの人気は健在といったことが伺えます。

『黄金の太陽~開かれし封印~』『ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE 』『タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis 』『ワリオランドアドバンス~ヨーキのお宝~』と他の任天堂製品のソフトも人気となっており、任天堂のコンテンツの底力が伺えます。

2002年

2002年11月に発売された『ポケットモンスター ルビー/サファイア』は2本合わせて544万本の売り上げを記録し、ゲームボーイアドバンスソフト全体として一番売れたゲームとなっています。

その他にも星のカービィシリーズの第7作目に当たる『星のカービィ 夢の泉デラックス』や、ファイアーエムブレムシリーズとしては初の携帯機での発売となる『ファイアーエムブレム 封印の剣』など任天堂作品だけでも豊富なラインナップとなった年となりました。

2003年

2003年はゲームボーイアドバンスの中でもより多くの名作ソフトが発売された年となりました。
売上ランキングでも15作品と数多くの作品がランキングされています。

2003年12月12日にカプコンから発売されたシリーズ4作品目となる『ロックマンエグゼ4』は、「トーナメント レッドサン」と「トーナメント ブルームーン」の2バージョンが同時発売されており、この年に発売されたソフトの中でも多くの販売本数を売り上げています。

「メイドインワリオ」「 ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート」「 マリオ&ルイージRPG」「 MOTHER1+2」 「ファイアーエムブレム 烈火の剣」など今でもシリーズ化、もしくはリメイク等が求められる人気の作品が多数販売されています。

2004年

1月29日に発売された『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』は、ゲームボーイアドバンスの売上ランキング2位にも輝いており、今作ではゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤』と『ポケットモンスター 緑』のリメイク作品となっています。

プレイヤーは従来のカントー地方、更には新たに追加されたナナシマで冒険していきます。
新しい作品では、従来の物語や冒険が進化し、プレイヤーたちはより広大なカントー地方を探索することができます。グラフィックや音楽も一新され、当時の懐かしい要素が新しく蘇りました。また、バトルシステムやポケモンの育成要素も改良され、より戦略的なプレイが求められるようになりました。

2004年には9月16日に『ポケットモンスター エメラルド』が発売されており、こちらは219.7万本の販売本数で歴代の売上ランキング3位となっています。
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』のマイナーチェンジ版として発売されたエメラルドは、新エピソードの追加、強化されたジムリーダーとの再戦することができ、エンディング後には「バトルフロンティア」が導入さるなど新たな試みでプレイできると評判になった作品となりました。

『ニンテンドーDS』が2004年12月2日に発売されており、任天堂の携帯機として新たな販売戦略を展開していきます。
デュアルスクリーンとタッチスクリーンの導入、はWi-Fi機能を備えたことにより、ゲームボーイアドバンスとはまた違う独自の路線を取ることとなります。

2005年

2005年では『ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊(売上71.5万本)』 『甲虫王者ムシキング~グレイテストチャンピオンへの道~(売上62.9万本)』 『ロックマンエグゼ6 電脳獣グレイガ/電脳獣ファルザー(売上59.5万本)』の3本が売上ランキングTOP50に入っています。

『ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊』は同日にニンテンドーDSにて 『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊』も発売されていたりと特殊な販売方法がされています。

同様に、『甲虫王者ムシキング~グレイテストチャンピオンへの道~』や『ロックマンエグゼ6 電脳獣グレイガ/電脳獣ファルザー』も独自の要素やプレイスタイルを提供し、それが市場での強力なポジションを築く一助となっています。
特に、『甲虫王者ムシキング』はカードゲームとの連動が斬新であり、プレイヤーに新しい遊び方を提供しました。

この年のゲーム市場は、斬新な販売戦略や新しいゲームプレイのアイデアが成功に結びつく一方で、既存の人気シリーズも健闘しております。

2006年

2006年はソフトの販売タイトルが31タイトルと少なめになっており、『MOTHER3』『リズム天国』など今でも有名なシリーズとなっている新作タイトルはありますが、2014年に販売された『ニンテンドーDS』専用ソフトに開発は完全に移行されていきます。

しかし、販売末期といったこともあり今ではプレミア価格となるソフトも数多くあり『ハドソンベストコレクションVol.6 冒険島コレクション』などは高価格な取引がされているソフトとして有名です。

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