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「ファイナルファンタジーXVI(FFXVI)」は、2023年6月22日に発売されたアクションRPGで、本格的なアクション要素が特徴的です。
物語はエーテルの枯渇が引き起こす戦乱の中、各国がマザークリスタルを巡って争う「ヴァリスゼア」を舞台に展開されます。
機種 | PlayStation 5 |
開発元 | スクウェア・エニックス 第三開発事業部 |
発売元 | スクウェア・エニックス |
発売日 | 2023年6月22日 |
ジャンル | アクションRPG |
ストーリー
主人公クライヴ・ロズフィールドは、ロザリア公国の第一王子であり、彼の弟ジョシュアは火の召喚獣「フェニックス」のドミナントとして国を守っています。しかし、クライヴ自身はフェニックスの力を持つことができず、ジョシュアの守護者として成長していきます。
物語は、この兄弟を軸に、召喚獣を宿す「ドミナント」たちの運命が描かれ、召喚獣同士の壮大な戦いも見どころの一つです。ヴァリスゼアの国々はドミナントを兵器として扱う場合もあり、彼らの運命が国の未来を左右します。
ファイナルファンタジーXVIのバトルシステムの詳解
FFXVIの戦闘システムは、プレイヤーが召喚獣の力を自由に切り替え、スピーディーなアクションを繰り広げる点が特徴です。また、アクションに不慣れなプレイヤー向けには「ストーリーフォーカス」モードが用意され、シンプルな操作で物語に集中することもできます。
さらに、クライヴの相棒となる狼「トルガル」が登場し、バトルでは回復や攻撃のサポートを行い、プレイヤーは指示を出して戦略的にバトルを楽しめます。
『ファイナルファンタジーXVI』のバトルシステムは、アクション性を重視し、プレイヤーに多彩な戦略を提供する作りが特徴です。以下では、システムの要点を詳しく解説します。
1. 召喚獣アクションとコンボシステム
FFXVIの特徴的な要素の一つが、「召喚獣アクション」です。プレイヤーは戦闘中に召喚獣の力を活用でき、それぞれの召喚獣に対応したフィート(特殊アクション)やアビリティを組み合わせてコンボを繋げていきます。たとえば、フェニックスの「フェニックスシフト」で一気に敵に接近した後、連続攻撃や魔法でさらなるダメージを与えることができます。
召喚獣アクションにはクールタイムがありますが、それを使いこなすことで敵の「ウィルゲージ(強敵のHP下の黄色のゲージ)」を削り、テイクダウンを取ることが重要です。
テイクダウン中は敵が無防備になり、大ダメージを与えるチャンスです。
2. リミットブレイク
リミットブレイクは、クライヴが一時的に強化されるシステムです。これを発動すると、通常攻撃や魔法の威力が上がり、回避や溜め攻撃も強化されます。また、HPが徐々に回復し、被ダメージも軽減されるため、ボス戦などの厳しい戦闘で大きな役割を果たします。
3. トルガル(バディアクション)
クライヴの相棒である狼「トルガル」も戦闘をサポートします。トルガルは基本的に自動で戦いますが、プレイヤーが回復や攻撃の指示を出すこともできます。
また、「オートトルガル」というサポートアクセサリを装備することで、自動でトルガルに指示を出すことも可能です。このため、バトルに戦略的な要素が加わり、プレイヤーがより深く戦闘を楽しむことができます。
4. QTEと召喚獣合戦
クイックタイムイベント(QTE)は、主にボス戦や召喚獣同士のバトルで発生します。指定されたタイミングでボタンを押すことで、相手に大ダメージを与える演出が入り、物語の展開とバトルが融合した迫力のあるシーンが繰り広げられます。また、召喚獣合戦では、巨大な召喚獣同士の激突が演出され、ド派手なアクションが楽しめます。
5. アクションの柔軟性
本作は、プレイヤーのプレイスタイルに合わせて3つの操作モードを提供しています。アクションが苦手なプレイヤーには、「ストーリーフォーカス」モードが用意されており、シンプルな操作で自動回避や攻撃ができ、物語に集中しながらバトルの爽快感も楽しめます。
アクションに自信があるプレイヤー向けには、より手動で操作する「アクションフォーカス」モードもあります。
このように、『ファイナルファンタジーXVI』のバトルシステムは、プレイヤーに多くの選択肢を提供し、戦略的かつダイナミックな戦闘を可能にしています。召喚獣の力やリミットブレイクを駆使し、仲間やトルガルと共に戦い抜くことで、物語のスケール感とアクション性が融合した独自のゲーム体験を楽しめます。
追加DLC
『ファイナルファンタジーXVI』の追加DLCとして、現時点でリリースされているDLC第一弾「Echoes of the Fallen《空の残響》」と、2024年4月18日に配信されたDLC第二弾「The Rising Tide《海の慟哭》」があります。
これらのDLCは、ヴァリスゼアのさらなる物語や新たな召喚獣との出会いを描くコンテンツです。それぞれの特徴を以下に詳しく解説します。
DLC第一弾「Echoes of the Fallen《空の残響》」について
『ファイナルファンタジーXVI』のDLC第一弾「Echoes of the Fallen《空の残響》」は、2023年12月8日にリリースされ、本編のストーリーを補完するエピソードが展開されます。
このDLCでは、ヴァリスゼアの闇市場で流通する謎のクリスタル「ダスククリスタル」を巡る物語が描かれます。クライヴたちは、その出所を追い、ポートイゾルデから新たな冒険をスタートさせます。
ストーリーの舞台と敵
新たなステージとして登場するのは、古代の文明「賢者の塔」です。この塔では、様々な強敵や魔導兵器との戦いが繰り広げられます。DLCでは、ボスラッシュのように次々と強力な敵が出現し、手強いバトルがプレイヤーを待ち受けています。特に、「シグマ」や「オミクロン」といった強敵が登場し、クリアには高い戦略性が求められま。
新たな装備とレベル上限の解放
このDLCには、新しい武器やアクセサリも追加されており、シグマを倒すと「フォールンエンフォーサー」などの強力な装備を手に入れることができます。さらに、DLCをクリアすることで、クライヴのレベル上限がストーリーフォーカスおよびアクションフォーカスモードで55、ファイナルファンタジーチャレンジモードでは105に引き上げられます。これにより、強敵との戦いにも十分対応できる育成が可能となります。
プレイ時間とやり込み要素
「Echoes of the Fallen《空の残響》」のプレイ時間は約3時間で、本編のクリア前にプレイ可能な派生ストーリーとして楽しむことができます。また、装備やバトルの要素をしっかりとやり込むことで、さらなる報酬やキャラクター強化を目指すことができる点も魅力です。
DLCを楽しむためには、本編の「白銀の君」クエストをクリアする必要があるので、準備を整えてから挑戦するのが良いでしょう。
DLC第二弾「The Rising Tide」
『ファイナルファンタジーXVI』のDLC第二弾「The Rising Tide《海の慟哭》」は、2024年4月18日に配信され、クライヴとその仲間たちが新たな冒険を繰り広げる内容となっています。
このDLCは、クライヴがリヴァイアサンのドミナントと遭遇するという重要なストーリー展開が特徴です。
新たなフィールド「ミシディア」
DLCの舞台となるミシディアは、美しい自然に囲まれた新フィールドで、多くの魔物やトンベリ族が登場します。新たなサブクエストも用意されており、強敵とのバトルや探索を楽しむことができます。特に「時の祭壇」という遺跡では、過去の文明の遺物や敵が待ち受けています。
召喚獣「リヴァイアサン」と新アビリティ
今回のDLCの目玉となるのが、リヴァイアサンとの出会いです。水を操る力を持つリヴァイアサンは、遠距離攻撃を得意としており、クライヴは新たに水の力を使ったアビリティを獲得します。これにより、クライヴはさらに多彩な戦闘スタイルを展開できるようになります。
戦闘の進化と新モード「カイロスゲート」
「The Rising Tide」では、クライヴのレベル上限が解放され、最大で60まで成長可能です(「ファイナルファンタジーモード」では110まで)。さらに、DLCをクリアすると新たなエンドゲームモード「カイロスゲート」が解放され、無限に出現する敵とのバトルを楽しむことができます。
このモードでは、戦闘で得たポイントを使ってクライヴの能力を強化し、世界ランキングに挑戦することも可能です。
購入特典と価格
DLCは単独で購入することもでき、価格は2,420円(税込)です。また、DLC第一弾「Echoes of the Fallen《空の残響》」とセットになった「エキスパンションパス」も配信中で、こちらは3,080円(税込)で両DLCを楽しむことができます。さらに、購入特典として『ファイナルファンタジーXIV』の光の戦士が使用する武器「コルタナ」や特別な楽譜が付属しています。
このDLCは、クライヴの新たな冒険を描くだけでなく、ゲームの戦略性ややり込み要素をさらに強化する内容となっており、シリーズファンには見逃せないコンテンツです。