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『ドラゴンボールZ 偉大なるドラゴンボール伝説』は、1996年にバンダイからPlayStationおよびSEGAサターン向けに発売された対戦アクションゲームです。このゲームは、独自の3D空間でのバトルシステムが特徴です。
ゲームのシステムは、ゲーム内でキャラクターの動きやアクションを表現するために使用される「2Dスプライト」を使用しつつも、3D環境で展開するため、他の対戦ゲームとは一線を画すプレイスタイルを提供しています。
ゲーム概要
ゲームプレイの中核となるのは、最大3対3のチームバトルで、プレイヤーは3人のキャラクターを選択し、戦闘を行います。特筆すべきは、攻撃が直接敵のライフを削るのではなく、パワーバランスゲージを使用して攻撃の効果を増幅させる点です。このシステムにより、戦略的な要素が強化され、シンプルなボタン連打以上の深いプレイが求められます。
『ドラゴンボールZ 偉大なるドラゴンボール伝説』の操作方法は、ゲームの独特なシステムに基づいて設計されています。このゲームは、従来の1対1の格闘ゲームとは異なり、最大3対3のチームバトル形式を採用しています。プレイヤーはキャラクターを自由に移動させることができ、シンプルなコマンド入力で多彩な技を繰り出すことができます。
基本操作
- 移動: キャラクターを上下左右に移動させます。空中での戦いも可能で、プレイヤーは戦闘中にキャラクターを自由に動かせます。
- 攻撃: ボタン1つで通常攻撃を繰り出しますが、特定の条件下でパワーゲージが満タンになると、自動的に必殺技が発動します。
- ガード: 特定のボタンを押し続けることで、敵の攻撃をガードできます。
チームバトルシステム
- 各キャラクターにはライフゲージとパワーゲージがあり、パワーゲージが満タンになると、キャラクターが自動的に強力な必殺技を発動します。
- プレイヤーは戦闘中にリアルタイムでキャラクターを切り替えることが可能で、これにより戦略的なプレイが求められます。
特徴的な要素
- パワーバランスゲージ: 戦闘中、画面下部に表示される青と赤のゲージで、攻撃や防御によってゲージが動きます。プレイヤーが優勢になると青のゲージが増え、最終的には強力な攻撃を発動できます。
このように、操作方法はシンプルでありながら戦略的なプレイが求められる設計になっています。特に、パワーゲージの管理が勝利の鍵となります。
登場キャラクター
エピソードごとに分けたテーブルは以下のようになります。
エピソード1: 異星人戦士来襲! 戦闘民族サイヤ人 対 Z戦士
| カテゴリー | キャラクター | チェーンヒット技 |
|---|---|---|
| 操作キャラクター | 孫悟空 | かめはめ波、元気玉 |
| 孫悟飯（幼年） | 魔閃光 | |
| ピッコロ | 魔貫光殺砲、激烈光弾（PS版）、魔空包囲弾（SS版） | |
| クリリン | 拡散エネルギー弾（PS版）、気円烈斬（SS版） | |
| 敵キャラクター | ナッパ | 爆発波（PS版）、栽培マンアタック（SS版） |
| ベジータ | ビッグバンアタック（PS版）、ギャラクシーブレーカー（SS版） |
エピソード2: 激闘惑星戦士! Z戦士 対 ギニュー特戦隊
| カテゴリー | キャラクター | チェーンヒット技 |
|---|---|---|
| 操作キャラクター | 孫悟空 | |
| 孫悟飯（幼年） | ||
| クリリン | ||
| ベジータ | ||
| 敵キャラクター | ギニュー | エネルギー波、ボディーチェンジ |
| リクーム | リクームデスドライバー（PS版）、リクームイレイザーガン（SS版） | |
| バータ | ハイスピードレボリューション | |
| ジース | クラッシャーボール | |
| グルド | サイコキネシス |
エピソード3: ナメック星最終決戦! Z戦士 対 フリーザ
| カテゴリー | キャラクター | チェーンヒット技 |
|---|---|---|
| 操作キャラクター | 孫悟空 | 瞬間移動かめはめ波、かめはめ波 |
| 孫悟飯（幼年） | ||
| ピッコロ | ||
| クリリン | ||
| ベジータ | ||
| 敵キャラクター | フリーザ | フリーザサイコキネシス、大地烈斬、フリーザビーム |
エピソード4: 脅威の敵あらわる! 人造人間 対 Z戦士
| カテゴリー | キャラクター | チェーンヒット技 |
|---|---|---|
| 操作キャラクター | 超悟空 | |
| 孫悟飯（少年） | ||
| ピッコロ | ||
| クリリン | ||
| TRUNKS | ヒートドームアタック、バーニングアタック（PS版）、トランクスソード（SS版） | |
| 超ベジータ | ビッグバンアタック（PS版）、ギャラクシーブレーカー（SS版） | |
| 敵キャラクター | 人造人間19号 | |
| 人造人間20号 | エネルギー吸収 | |
| 人造人間17号 | ||
| 人造人間18号 | ブラッディーサクセッション | |
| 人造人間16号 | ヘルズアタック（PS版）、ヘルズフラッシュ（SS版） |
エピソード5: 最高レベルの決戦! Z戦士 対 完全体セル
| カテゴリー | キャラクター | チェーンヒット技 |
|---|---|---|
| 操作キャラクター | 超悟空 | |
| 超悟飯（少年） | かめはめ波 | |
| ピッコロ | ||
| クリリン | ||
| TRUNKS | ||
| 超ベジータ | ビッグバンアタック（PS版）、ギャラクシーブレーカー（SS版）、ファイナルフラッシュ | |
| 敵キャラクター | セル | 衝撃波、超かめはめ波 |
| セルジュニア | かめはめ波 |
エピソード6: 悪夢の到来! 甦る魔人 対 宿命の戦士たち
| カテゴリー | キャラクター | チェーンヒット技 |
|---|---|---|
| 操作キャラクター | 超悟空 | |
| 超悟飯（青年） | かめはめ波 | |
| 孫悟天 | 悟天アタック | |
| トランクス | 気功波 | |
| 超ベジータ | ||
| 敵キャラクター | ダーブラ | |
| 超ベジータ（洗脳） | ||
| 魔人ブウ（無邪気） | ブウボム |
エピソード7: 地球壊滅! 恐怖の魔人 対 新たなる力!
| カテゴリー | キャラクター | チェーンヒット技 |
|---|---|---|
| 操作キャラクター | 超サイヤ人3孫悟空 | ジャイアントスイング、超かめはめ波 |
| 最強戦士悟飯 | 爆裂ラッシュ | |
| ピッコロ | ||
| 孫悟天 | ||
| トランクス | ||
| ゴテンクス | スーパーゴーストカミカゼアタック、ギャラクティカドーナツ | |
| 敵キャラクター | 魔人ブウ（無邪気） | |
| 魔人ブウ（悪） | 超拡散連続エネルギー弾 |
エピソード8: ファイナルバトル! Z戦士 対 最強魔人!!
| カテゴリー | キャラクター | チェーンヒット技 |
|---|---|---|
| 操作キャラクター | ベジット | 連続エネルギー弾（SS版）、フラッシュソードアタック（PS版） |
| 超サイヤ人3孫悟空 | ||
| 超ベジータ | ||
| 魔人ブウ（善） | ||
| 敵キャラクター | 魔人ブウ（悪） | |
| 魔人ブウ（純粋） |
このように、各エピソードに対応する操作キャラクターと敵キャラクター、およびそれぞれのチェーンヒット技を一覧にしました。エピソードごとの特徴や関係するキャラクターが明確になり、視覚的にもわかりやすく整理されています。
また、原作アニメのBGMやキャラクターボイスが再現されており、ファンにとっては非常に魅力的な要素となっています。さらに、ゲームには「サイヤ人編」から「魔人ブウ編」までのストーリーが収録されており、シリーズの代表的なエピソードを追体験できます。
発売当時、32ビット世代の中でも評価の高い作品とされ、多くのファンから支持を受けました。特に、オリジナルの音楽と斬新な戦闘システムが高く評価されており、今なおレトロゲームファンの間で語り継がれています。
このゲームは、日本だけでなくヨーロッパでも発売され、地域によって異なるタイトルで親しまれていました。
