【ドラゴンボール】ゲームボーイで発売されたドラゴンボールZのゲーム 3選まとめ

【ドラゴンボール】ゲームボーイで発売されたドラゴンボールZのゲーム 3選まとめ

ゲームボーイは、1989年に任天堂から発売された携帯型ゲーム機であり、長年にわたって多くの人々に愛されてきました。
その特徴の一つは、持ち運びに便利な小型サイズであることです。また、低消費電力の液晶画面を使用することで、単三電池4本で長時間のゲームプレイが可能であることも大きな魅力です。

そしてゲームボーイで発売された『ドラゴンボール』のゲームは、3本販売されています。
他の携帯機と比べても少ないラインナップですが、ファミコンとの相互作用で人気を博し、その後、携帯機ではGBAやPSP、DS、3DSと関連作品が販売されていきます。

ゲームボーイ版のドラゴンボールは、戦闘やアドベンチャーをテーマにしたものが多く、ゲームボーイの特性に合わせて簡潔で操作しやすい仕様になっています。
また、液晶画面が小さいため、戦闘シーンにおいては、簡潔でわかりやすい表現が求められます。
そのため、ドラゴンボールのキャラクターが放つスピード感ある技を忠実に再現しつつも、遊びやすさを追求したゲームが開発されました。

また、ゲームボーイは持ち運びに便利なため、ドラゴンボールファンはどこでも手軽にゲームを楽しむことができました。これにより、ドラゴンボールのゲームは多くの人々に知られるようになり、ドラゴンボールの人気に一層の拍車をかけたと言えます。

ゲーム紹介

発売日タイトルメーカー価格タイトル
1994年11月25日ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝バンダイ5,126円詳細を見る
1995年8月25日ドラゴンボールZ 悟空激闘伝バンダイ6,194円詳細を見る
2002年8月9日ドラゴンボールZ~伝説の超戦士たち~バンプレスト4,950円詳細を見る

ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝

第23回天下一武道会開始前の天界での修行から始まりピッコロとの戦い、そして地球に襲来したサイヤ人「ナッパ」と「ベジータ」との戦いまでをRPG化した『ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝』は、原作だと14巻(Amazon商品ページ)から21巻(Amazon商品ページ)までの話しとなります。

ゲームボーイの容量的にもしょうがなくカットされている部分と孫悟空メインの視点だけでストーリーが進んでいくといった制約もありますが、概ね原作通りの展開となっており評価の高いゲームとなっています。

戦闘時の絵が原作での絵を再現されており、元気玉やベジータのギャリック砲など原作ファンにとっては、戦闘中に見られる再現された絵や技の数々が楽しいゲームとなります。

その戦闘も熟練度システムを採用しており、『拳』『蹴』のポピュラーなものから、『残』なら残像拳、『界』なら界王拳、『投』なら投げるなど豊富に設定されていて、KIを消費して使うかめはめ波などは攻撃力が高いのですが、前述した『拳』などは使い込めば攻撃力も上がっていき、更にKIを消費することもなくかめはめ波を超える攻撃力になる等メリットが多く、悟空が個々のプレイヤーによって技が特化されていくのも面白いシステムでした。

ドラゴンボールZ 悟空激闘伝

上記の『ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝』から1995年8月25日に発売された続編。
原作のナメック星に向かう21巻(Amazon商品ページ)から、フリーザとの戦いを描く27巻(Amazon商品ページ) までをゲーム化しています。

1対1での戦闘は前作と変更無いが、戦闘システムが大幅に変更されたのと、悟空以外にも「悟飯」「クリリン」「ピッコロ」「ベジータ」が使用できるのが特徴的になっています。

戦闘は自分のターンでキャラクターの「コマンド力」という能力値を使用して「攻撃」「ダッシュ」「チャージ」といったコマンドを一覧から選択して入力していきます。
戦闘が始まると上部のキャラの絵が現れ、下部のフィールド上で自分のキャラを移動や防御、回避を行い戦闘を進めていきます。

今作でも前作と同じくストーリー、戦闘の際のビジュアルのの原作再現度が高く、忠実な流れとなっているのはファンとしても納得の出来と高評価な部分となっています。
難易度も雑魚キャラとの戦闘でレベルを上げていけばボス戦で詰まることはないなどの工夫がみられます。
しかし、真のエンディングが存在しており、経験値を49919以下に抑えなければいけない等の考慮は必要なため調整しないといけない部分も存在します。

ドラゴンボールZ~伝説の超戦士たち~

2002年8月9日にバンプレストより発売された『ドラゴンボールZ~伝説の超戦士たち~』はゲームボーイにて3作目にして最後の作品、そしてゲームボーイカラー専用作品として発売されました。
ゲーム化としては1997年発売の『ドラゴンボール FINAL BOUT』から実に5年振りの作品となっています。

『サイヤ人編』『ナメック星編』『人造人間編』『魔人ブウ編』と後期の孫悟空の物語を網羅しています。

バトルはカードシステムを採用、構築したデッキでアタック・ディフェンスのターンを交互に繰り返しながら戦っていきます。
カードバトルは人によって評価が分かれる部分で、クリアまで進めなかったといった意見も多数あり、なかなか癖が強いゲームと評価されています。

ゲームボーイの末期による発売といったこともありビジュアル面でのドット絵は色鮮やかに描かれており、原作の名シーン再現は素晴らしいゲームです。

まとめ

ゲームボーイというスペックの小さな機械で、ドラゴンボールという壮大な物語をどれほど詰め込むことができるかといった苦労が3作品とも伺えます。
ここからプラットフォームは2004年発売のGBA『ドラゴンボールZ 舞空闘劇』やPSPの『ドラゴンボールZ 真武道会』などと進化していくのも特徴的です。

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