Bethesdaの新境地!【インディ・ジョーンズ/大いなる円環】のゲームシステムとストーリー解説
2024.12.28投稿
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『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』は、2024年12月9日にBethesda Softworksから発売されたアクションアドベンチャーゲームです。本作は、映画『インディ・ジョーンズ』シリーズの世界観を忠実に再現し、プレイヤーは考古学者インディ・ジョーンズとなって、世界各地の遺跡を冒険し、古代の謎を解き明かしていきます。
ゲームの概要
- タイトル: インディ・ジョーンズ/大いなる円環
- 発売日: 2024年12月9日(Xbox Series X|S、PC、Game Pass対応)、2025年春(PlayStation 5予定)
- ジャンル: アクションアドベンチャー
- 開発元: MachineGames
- 販売元: Bethesda Softworks
Bethesdaの代表作と比較しても、映画の世界観を忠実に再現する精巧なゲームデザインや、没入感の高いゲームプレイは健在です。例えば、Bethesdaが手掛けた『Fallout』シリーズで培った探索と戦闘のバランスが、本作にも色濃く反映されています。
ストーリー
『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』は、映画『インディ・ジョーンズ』シリーズの世界観を忠実に再現したアクションアドベンチャーゲームです。本作のストーリーは、映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』と『最後の聖戦』の間の時期、1937年を舞台に展開されます。
物語は、マーシャル大学の博物館から「猫のミイラ」が盗まれる事件から始まります。インディは、この一見些細な遺物の盗難が、世界各地に点在する古代遺跡を結ぶ「大円環」に関連していることを突き止めます。
大円環は、エジプトのギザやタイのスコータイなど、17の遺跡で構成されており、これらを結ぶと円環が形成されるという謎めいた構造を持っています。
インディは、バチカン市国やエジプト、タイなどを巡り、各地の遺跡に隠された謎を解き明かしていきます。その過程で、ナチスのオカルト部隊やファシスト党などの邪悪な勢力が同じ遺物を狙っていることが判明し、彼らとの熾烈な争奪戦が繰り広げられます。
原作映画との共通点
本作は、映画シリーズのファンにとって馴染み深い要素が多数盛り込まれています。
例えば、インディのトレードマークである鞭を使ったアクションや、古代遺跡の罠を回避するシーン、そしてお馴染みのテーマ音楽などがゲーム内で再現されています。また、映画で描かれた1930年代の世界情勢や、ナチスのオカルト研究といった設定も忠実に反映されており、映画と同様のスリルと興奮を味わうことができます。
さらに、映画シリーズでお馴染みの「お約束」とも言えるシーンや演出が随所に散りばめられており、ファンにとっては嬉しいサプライズとなっています。例えば、インディが落とした帽子を拾うシーンや、危機一髪の状況から脱出する場面など、映画の名シーンを彷彿とさせる演出が多数盛り込まれています。
ゲームプレイの特徴
『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』は、プレイヤーがインディ・ジョーンズとなり、1930年代の世界を冒険する一人称視点のアクションアドベンチャーゲームです。
本作は、映画シリーズの魅力をゲームシステムに巧みに取り入れ、多彩なアクションや謎解き要素を提供しています。
ゲームシステムの詳細
一人称視点
プレイヤーはインディの視点でゲームを進行します。
これにより、遺跡の探索や敵との戦闘、謎解きの際に高い没入感を得られます。特定のアクションやイベントでは、三人称視点に切り替わることもあり、映画的な演出が強調されています。
多彩なアクション
- 鞭の使用: インディの象徴である鞭は、移動や戦闘で多用途に活躍します。高所への移動や敵の武器を奪う際に使用でき、プレイヤーの戦略性が求められます。
- 戦闘システム:近接戦闘では、パンチやキック、鞭を駆使して敵と対峙します。防御やパリィ(受け流し)も可能で、タイミングを見計らった攻防が重要です。また、銃器も使用できますが、弾薬が限られているため、慎重な判断が求められます。
- ステルス要素: 敵に見つからないように行動するステルス要素も含まれています。物陰に隠れたり、敵の背後から忍び寄って無力化することが可能で、状況に応じた柔軟なプレイスタイルが求められます。
謎解き要素
各地の遺跡には複雑な仕掛けやパズルが存在し、プレイヤーの知恵と観察力が試されます。環境内のヒントや収集したアイテムを活用して、道を切り開く必要があります。これらの謎解きは、映画シリーズの冒険感を再現しており、プレイヤーに達成感を与えます。
写真撮影
冒険の途中でカメラを使用し、重要な場所や遺物、さらにはユニークな出来事を撮影することで、経験値やスキルを獲得できます。例えば、バチカン市国で屋根の上にいる猫を撮影するサイドミッションなど、多彩な写真撮影の機会が用意されています。これにより、プレイヤーは世界の細部にまで注意を払い、探索の深みを増すことができます。
進行システム
- アドベンチャーポイント: プレイヤーの行動に応じて「アドベンチャーポイント」が獲得でき、これを使用して新たなスキルや能力をアンロックできます。ポイントは、戦闘や探索、謎解き、写真撮影など多様な活動を通じて得られます。
- スキルブック: ゲーム内で発見する「アドベンチャーブック」を収集することで、スキルの習得や能力の向上が可能です。これにより、プレイヤーは自分のプレイスタイルに合わせたキャラクター育成ができます。
その他の要素
- 変装システム: 特定の状況では、インディが変装して敵地に潜入することが求められます。適切な衣装を選び、敵の目を欺くことで、ミッションを有利に進めることができます。
- 環境インタラクション: ゲーム内のオブジェクトや環境と多様に相互作用でき、これを利用して敵を倒したり、道を切り開くことが可能です。例えば、周囲の物を使って敵を気絶させたり、隠し通路を発見することができます。
これらのシステムにより、『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』は、映画シリーズの魅力をゲームとして再現し、プレイヤーに多彩で深みのある冒険体験を提供しています。