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『バスティール2』は、1994年7月8日にヒューマンから発売されたPCエンジン用のシミュレーションゲームで、前作『バスティール』の続編にあたります。本UPER CD-ROM²専用ソフトとしてリリースされ、価格は8,400円(税別)でした。
機種 | PCエンジンSUPER CD-ROM² |
発売元 | ヒューマン |
発売日 | 1994年7月8日 |
ジャンル | シュミレーション |
ストーリーと設定

物語は主人公『ボイス・ナックル』率いるレジスタンスと、独裁者アガレスとの戦いを描いています。
プレイヤーはレジスタンスの一員と、人型兵器「ムーブクラッシャー(MC)操作し、戦略的な戦闘を展開します。
前作『バスティール』から数百年後、帝国は既に崩壊し、新たな権力構造が形成されています。この時代、独裁者アガレスが強大な権力を握り、圧政を敷いています。彼の支配に反発する人々が集まり、レジスタンスを結成しました。ボイス・ナックルは、そのレジスタンスのリーダーとして、アガレスの圧政から人々を解放するために戦います。
- ボイス・ナックル:レジスタンスの若きリーダー。強い正義感とリーダーシップを持ち、仲間たちと共にアガレス打倒を目指します。
- アガレス:強大な権力を持つ独裁者。冷酷非道な手段で人々を支配し、レジスタンスを弾圧します。
ムーブクラッシャー(MC)
MCは、人型の戦闘兵器であり、レジスタンスの主力戦力です。プレイヤーはこれらのユニットを指揮し、戦略的に配置・運用することで、敵軍との戦闘を有利に進めます。各MCには特性や能力があり、地形や敵の編成に応じて適切なユニットを選択することが勝利の鍵となります。
ゲームシステム
『バスティール2』は、前作から戦闘システムに大きな変更が加えられています。前作では、戦闘シーンにアクション要素が含まれており、プレイヤーが直接ユニットを操作して戦闘を行う形式でした。しかし、本作ではそのアクション要素が撤廃され、より伝統的なシミュレーション形式の戦闘システムに変更されています。
前作の戦闘システム
- アクション要素:プレイヤーがユニットを直接操作し、リアルタイムで戦闘を行う。
- 戦闘の結果:プレイヤーの操作技術や反射神経が勝敗に大きく影響する。
『バスティール2』の戦闘システム
- シミュレーション要素:戦闘はターン制で進行し、ユニットの配置や行動を計画的に指示する。
- 戦闘の結果:ユニットのステータスや相性、地形効果など、戦略的な要素が勝敗を左右する。
この変更により、プレイヤーはユニットの特性や地形、敵の配置などを考慮した戦略的な判断が求められるようになりました。また、各ユニットには射撃、格闘、回避の3つのパラメータが設定されており、これらは戦闘を重ねることで成長します。
ビジュアルと音楽
『バスティール2』では、前作からの大きな変化として、キャラクターデザインが劇画調からアニメ調に変更され、ビジュアルシーンが強化されています。この変更により、キャラクターやメカのデザインがより親しみやすくなり、プレイヤーにとって視覚的な魅力が増しています。
音楽面では、前作で採用されていたジャズ調のBGMから一転し、より一般的なゲーム音楽スタイルに変更されています。この変更により、ゲームの雰囲気や演出が一新され、プレイヤーに新たな体験を提供しています。
また、スーパーCD-ROM²の性能を活かし、アニメーションやビジュアルシーンが大幅に強化されています。これにより、ストーリー展開がよりドラマチックに演出され、プレイヤーの没入感が高まっています。