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機種 | ファミコン |
発売元 | バンダイ |
発売日 | 1990年2月24日 |
価格 | 6,380円 |
ジャンル | RPG |
水木しげるが生み出した人気漫画「悪魔くん」を題材としたファミコンソフト『悪魔くん 魔界の罠』は、1990年2月24日にバンダイから発売されたアクションRPGです。
当時としては画期的なシステムや奥深いストーリー、個性豊かなキャラクターで多くのファンを魅了し、今なお根強い人気を誇っています。
原作でのストーリーは主人公の悪魔くんが、魔界での冒険を通じて様々なキャラクターや12使徒と呼ばれる仲間たちと出会い、悪魔界の秩序を守るために戦います。
また、その独特の世界観からNetflixなどアニメ化され人気となりました。
キャラクターとしては、メフィストや百目など個性的な登場人物が多く、ファンに親しまれています。
概要
物語は悪魔くんと12使徒が力を合わせ、悪魔軍団を率いる東嶽大帝を倒し、世界の平和を取り戻すことを目的としています。ゲームは世界各地を舞台に、プレイヤーが各地で仲間を集めながら悪魔たちと戦う展開となります。
ゲームの視点はトップビューではなく、街中でのサイドビューが採用されており、NPCとの会話やイベントがシームレスに進行します。12使徒は最初から6人が仲間になっており、プレイヤーは自由にパーティー編成を行いながら冒険を進めることができます。
ゲームプレイの特徴
- マップと移動: プレイヤーはワールドマップを自由に移動し、各地域で情報を収集しながら冒険を進めます。洞窟や町など、様々なロケーションを探索します。
- 戦闘システム: 戦闘はターン制で、悪魔くんと最大3人の使徒が参加します。使徒たちはそれぞれ独自の魔法や能力を持ち、戦略的に戦うことが求められます。
- 12使徒の召喚: ゲームの最大の特徴は12使徒の召喚システムです。各使徒は異なる能力を持ち、戦闘や探索において重要な役割を果たします。例えば、第8使徒・家獣バウーは強力な攻撃魔法を持ち、第7使徒・妖虎は水系魔法を使用します。
戦闘では、悪魔くんが12使徒を召喚し、共に戦うシステムが特徴です。12使徒はそれぞれ独自の能力を持ち、悪魔くんのレベルに応じて強くなります。
しかし、戦闘バランスには課題があり、特に序盤では敵が非常に強く感じられることがあります。
また、使徒たちの「機嫌」システムが存在し、戦闘を繰り返すと機嫌が悪くなり、プレイヤーの指示を聞かなくなるため、頻繁に「ソロモンの笛」を使用して機嫌を回復させる必要があります。
重要なキャラクター
ストーリーは悪魔くんと12使徒が世界各地を冒険し、悪魔たちと戦いながら最終的にラスボスである東嶽大帝を倒すというものです。
悪魔くんの育成や使徒の強化を通じて物語が進行し、特定のアイテムやイベントを通じて強力な悪魔を召喚することができます。ゲーム内でのイベントやキャラクターのやり取りが豊富で、プレイヤーを飽きさせません 。
- 悪魔くん(埋れ木真吾): 主人公。12使徒と共に悪魔と戦い、世界を救う使命を持つ。
- 第一使徒・メフィスト2世
- 第二使徒・ユルグ
- 第三使徒・ヨナルデパズトーリ
- 第四使徒・幽子
- 第五使徒・ピクシー
- 第六使徒・百目
- 第七使徒・妖虎
- 第八使徒・家獣
- 第九使徒・象人
- 第十使徒・鳥乙女ナスカ
- 第十一使徒・サシペレレ
- 第十二使徒・こうもり猫
攻略のポイント
- 魔文字の収集と活用: 魔文字を集めることで強力な魔法を使用可能になります。魔文字は各地の商店で購入可能です。
- アイテムの収集: 重要なアイテムを見逃さずに集めることが攻略の鍵となります。例えば、竹林の里で「きゅうきょくのさけ」を入手し、妖虎を仲間にするなど。
- 戦略的な使徒の配置: 各使徒の特性を活かし、戦闘における役割を明確にすることが重要です。攻撃役、防御役、回復役をバランスよく配置することで、戦闘を有利に進めることができます。
まとめ
ファミコン版「悪魔くん 魔界の罠」は、独特の世界観と戦略的なゲームプレイが魅力のRPGです。12使徒の能力を駆使し、悪魔軍団を打ち破りましょう。ゲームの攻略には各地の情報収集とアイテムの活用が不可欠です。悪魔くんと共に冒険を楽しんでください!
「悪魔くん 魔界の罠」は、独特のシステムと難易度の高さから賛否両論の評価を受けています。一部のプレイヤーは、ゲームの不便さや戦闘バランスの悪さを指摘していますが、これが逆に挑戦的で面白いと感じるプレイヤーもいます。また、悪魔くんのキャラクターやストーリーの魅力が評価され、特にファンにとっては懐かしさと新鮮さを同時に楽しめる作品となっています。
「悪魔くん 魔界の罠」は、レトロゲームの中でも独特の存在感を放つ作品です。水木しげる氏の原作に基づく魅力的なキャラクターとストーリー、そして挑戦的なゲームプレイが特徴です。
戦闘バランスやシステムには課題があるものの、それを乗り越えた時の達成感は格別です。興味のある方は、ぜひ一度プレイしてみることをおすすめします。