【逆転裁判3】ゲームボーイアドバンス 2004年発売

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【逆転裁判3】ゲームボーイアドバンス 2004年発売

『逆転裁判3』は、カプコンが開発・発売した法廷バトルアドベンチャーゲームで、成歩堂龍一を主人公とする三部作の完結編です。
この作品は、2004年1月23日にゲームボーイアドバンスで初めてリリースされ、その後さまざまなプラットフォームで再発売されてきました。シリーズの中でも特に人気が高くf価を受けています。

機種ゲームボーイアドバンス
発売元カプコン
開発元カプコン
発売日2004年1月23日
ジャンル法廷バトル

ゲーム概要

『逆転裁判3』のストーリーは、過去と現在が絡み合う複雑な展開が特徴です。
特に、過去の成歩堂龍一やその師匠・綾里千尋の事件が、最終話で一つの大きなクライマックスを迎える構成が秀逸とされています。
また、シリーズ初となる5話構成であり、各エピソードが緻密に編み上げられ、プレイヤーを魅了します。

話数タイトル説明
第1話思い出の逆転成歩堂龍一の学生時代の事件で、綾里千尋が初めて彼を弁護する物語。
第2話盗まれた逆転秘宝「倉院の壺」が盗まれた事件で、成歩堂たちが怪盗を追う。
第3話逆転のレシピ成歩堂のニセモノが現れ、ウエイトレスに有罪判決が下された事件を調査。
第4話始まりの逆転綾里千尋の初審理を描いたエピソード。彼女が初めて弁護に挑む。
第5話華麗なる逆転霊場「葉桜院」での事件に巻き込まれた成歩堂が真相を探る。

登場キャラクター

この作品では、新キャラクター「ゴドー検事」が登場し、彼のミステリアスな過去と成歩堂との因縁が物語をさらに盛り上げます。ゲームシステムとしても、シリーズを通じて磨かれた「サイコ・ロック(心理錠)」や証拠品の提示といった要素が、プレイヤーに頭を使わせる魅力的な仕掛けとして存在しています。

主要登場人物

キャラクター名概要声優備考
成歩堂 龍一 (なるほどう りゅういち)主人公で弁護士。青色のスーツと後方に尖った髪型が特徴。近藤孝行 (『3』プロモーション映像)千尋の死後、成歩堂法律事務所を設立。
綾里 千尋 (あやさと ちひろ)成歩堂の師匠で故人。霊媒により登場。河原深雪 (『3』)真宵や春美に霊媒されて登場し、成歩堂をサポート。
綾里 真宵 (あやさと まよい)メインヒロインで霊媒師。川上未遊 (『3』プロモーション映像)千尋の妹で、成歩堂のパートナー。
綾里 春美 (あやさと はるみ)真宵の従妹で霊媒師見習い。佐伯美由紀 (ゲーム『5』)心理錠の力を込めた勾玉を成歩堂に授ける。
御剣 怜侍 (みつるぎ れいじ)成歩堂のライバル検事。竹本英史 (『3』プロモーション映像)狩魔豪の弟子で、5年間無敗の天才検事。
糸鋸 圭介 (いとのこぎり けいすけ)刑事。ドジを踏むことが多いが、事件現場では欠かせない存在。石井康嗣 (『特別法廷』)成歩堂に捜査状況を教えている。
矢張 政志 (やはり まさし)成歩堂の小学校時代からの親友でトラブルメーカー。小野坂昌也 (ドラマCD)絵本作家として後に成功する。
ゴドーミステリアスな検事でコーヒー好き。小山力也 (ドラマCD)成歩堂に敵意を抱いている検事。
亜内 武文 (あうち たけふみ)第1話の担当検事。浜亘 (サウンド・SE担当)かつては無敗を誇った辣腕検事。
裁判長地方裁判所の裁判長でスキンヘッドと灰色の髭が特徴。外波山文明 (『特別法廷』)シリーズを通じて登場する天然ボケの裁判長。

各話毎の登場人物

思い出の逆転

キャラクター名役割概要
成歩堂 龍一 (なるほどう りゅういち)被告人勇盟大学芸術学部に在籍する3回生。弁護士を目指して猛勉強中。
呑田 菊三 (のんだ きくぞう)被害者勇盟大学薬学部の4回生で、ちなみの元恋人。
美柳 ちなみ (みやなぎ ちなみ)目撃者勇盟大学文学部の3回生で、成歩堂の恋人。
星影 宇宙ノ介 (ほしかげ そらのすけ)弁護士「星影法律事務所」の所長で弁護士。当時61歳。

盗まれた逆転

キャラクター名役割概要
天杉 優作 (あますぎ ゆうさく)被告人王子様のような風貌の青年で怪盗「仮面マスク」として自首。
毒島 黒兵衛 (ぶすじま くろべえ)被害者警備会社「KB警備」社長で、社長室で撲殺された。
怪人☆仮面マスク (かいじん☆かめんマスク)怪盗世間を騒がせている怪盗で、タキシード風の服装。
天杉 希華 (あますぎ まれか)証人優作の妻で、赤いバイクスーツが特徴。
星威岳 哀牙 (ほしいだけ あいが)探偵自称「名探偵」で、仮面マスクのライバルを主張。
華宮 霧緒 (かみや きりお)証人老舗デパート「高菱屋百貨店」に勤務している。

逆転のレシピ

キャラクター名役割概要
須々木 マコ (すずき マコ)被告人前作の事件が原因で警察を退職し、フレンチレストランのウェイトレスに。
岡 高夫 (おか たかお)被害者株式会社「バグダス」社員で優秀なコンピュータープログラマー。
本土坊 薫 (ほんどぼう かおる)目撃者「吐麗美庵」店長。筋骨隆々の男性でオネエ。
五十嵐 将兵 (いがらし しょうへい)目撃者「吐麗美庵」の常連客で熟練の紋章上絵師。
小池 ケイコ (こいけ ケイコ)証人株式会社「バグダス」社長で、無機質な雰囲気を持つ。
芝九蔵 虎ノ助 (しばくぞう とらのすけ)証人金融会社「カリヨーゼ」社長で、通称「ナニワのゼニトラ」。
鹿羽 うらみ (しかばね うらみ)証人金融会社「カリヨーゼ」社員で、虎ノ助を「トラ様」と呼び慕う。

始まりの逆転

キャラクター名役割概要
尾並田 美散 (おなみだ みちる)被告人脱走した死刑囚で、千尋が担当した最初の被告人。
美柳 勇希 (みやなぎ ゆうき)被害者巡査部長で、尾並田を逮捕し、死刑判決を決定づけた。
無久井 里子 (むくい さとこ)目撃者現場付近を散策していた大学生。
神乃木 荘龍 (かみのぎ そうりゅう)弁護士「星影法律事務所」ナンバーワンの実力者で千尋の先輩。
美柳 ちなみ (みやなぎ ちなみ)証人勇希の妹で、尾並田が惚れていた。

華麗なる逆転

キャラクター名役割概要
毘忌尼 (びきに)目撃者「葉桜院」の住職を務める尼僧であやめの育ての親。
あやめ被告人「葉桜院」の尼僧で、ちなみの双子の妹。
天流斎 エリス (てんりゅうさい えりす)被害者絵本作家で、常に魔法使いの扮装をしている。

その後の展開

『逆転裁判3』は2004年にゲームボーイアドバンスで初めて発売されましたが、その後も多くのプラットフォームで再リリースされ、シリーズ全体の中でも重要な作品として位置づけられています。

ゲームボーイアドバンス版のリリース後、『逆転裁判3』はニンテンドーDSや3DS、そしてiOSやAndroidなどのモバイルプラットフォームに移植されました。
特に近年では「逆転裁判123 成歩堂セレクション」として、シリーズ初期3作をまとめたパッケージがリリースされ、多くのファンに再び注目されることとなりました。

また、スピンオフ作品や関連メディアも展開され、『逆転検事』シリーズや『レイトン教授VS逆転裁判』などのクロスオーバー作品も登場しています。
さらに、2024年には『逆転裁判456 王泥喜セレクション』がリリースされ、シリーズの物語が続いていきました。こうしたリリースにより、『逆転裁判3』は現代のゲームファンにも引き続き楽しんでいただける作品となっています

プラットフォームリリース時期備考
ゲームボーイアドバンス2004年1月23日初版が発売され、シリーズの三部作を締めくくる作品。
ニンテンドーDS2007年4月12日「逆転裁判123 成歩堂セレクション」として再リリースされ、タッチスクリーン操作が可能に。
ニンテンドー3DS2014年4月17日3DS版では、立体視や改良されたグラフィックスが追加され、より臨場感のある体験が可能に。
iOS/Android2013年~2014年モバイルプラットフォーム向けにリリースされ、いつでもどこでもプレイ可能に。
PlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox One、PC2019年2月21日「逆転裁判123 成歩堂セレクション」として、現世代機向けに高解像度リマスター版がリリース。

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