【超かぐや姫!】Netflix独占配信の音楽×SFアニメとは?世界観・スタッフ・キャスト・楽曲・劇場公開まとめ
2026.02.16投稿
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『超かぐや姫!』は、2026年1月22日からNetflixで独占配信されている長編アニメーション作品です。監督は山下清悟さん、アニメーション制作はスタジオコロリドとスタジオクロマトが担当しています。
まず結論から言うと、本作の立ち位置は「『竹取物語』のモチーフを、仮想空間や配信文化、そして音楽表現に“接続”して再構築した、音楽×SFの劇場級アニメ」です。昔話の要素をそのまま現代に置き換えるのではなく、「今の時代に“月から来た少女”を描くならどうなるか」を軸に、仮想空間での活動やライバー的な空気感を物語の骨格に組み込んでいるのが特徴です。
さらに本作は、単にBGMが良作といっただけのタイプではなく、楽曲そのものが作品体験の柱として組まれています。音楽はコーニッシュさんが担当し、複数のボカロPが楽曲提供に参加している点も大きな見どころです。
また、配信だけで終わらず、2026年2月20日から1週間限定で劇場上映も予定されています。
- 竹取物語モチーフを、仮想空間・配信文化に結びつけた“現代型”の再構築が軸
- 音楽(劇中歌)が作品体験の中心にあり、視聴後の二次検索にも強い題材
- Netflix配信+期間限定の劇場上映という展開
世界観とテーマの軸(竹取物語×仮想空間×ライブ演出)

『超かぐや姫!』の世界観をひと言でまとめるなら、竹取物語の“かぐや姫”という古典モチーフを、仮想空間と配信・ライブ文化に接続して描く、現代型の再構築です。昔話の要素を「月から来た不思議な存在」として神秘的に扱うだけでなく、いまの時代に身近になった“オンラインでの居場所”や“見られる/見せる”関係性を通して、かぐや姫の物語を更新しています。
ポイントになるのは、物語の舞台が「現実」と「仮想」の二層で動くところです。現実側の生活圏や人間関係がある一方で、仮想空間では別の顔、別の距離感、別の評価軸が立ち上がります。ここに、竹取物語が持つ「地上にいるのに、どこか遠い」「大切に思うほど、離れていく」といった感情の骨格が重なりやすくなります。つまり本作は、古典の“筋”をなぞるというより、古典が内包していた切なさや隔たりを、ネット上の関係性として置き換えることで伝わりやすくしているタイプです。
そして、この作品の“体験”を決定づけているのが、ライブ演出の存在です。ライブは単なる見せ場ではなく、登場人物の心情や関係性が動く場として機能しやすい装置です。歌うこと、ステージに立つこと、誰かに届くこと、数字や反応が返ってくることは、現代の配信文化では「感情の増幅装置」になりがちです。本作はその増幅を物語側に取り込み、歌やステージを通して“言葉にできない感情”を前に出せるようにしています。結果として、視聴者はストーリーを追うだけでなく、音と映像の圧で感情を掴まれる構造になります。
テーマ面では、憧れと自己表現、そして居場所が大きな柱になりやすい設計です。仮想空間は「なりたい自分」を出しやすい一方で、他者の視線や期待も強く入り込みます。そこで生まれるズレや揺れが、登場人物同士の距離を近づけたり遠ざけたりします。さらに本作はジャンルとして「百合」とも整理されているため、関係性の描写は“恋愛か友情か”という単純な箱に収めず、互いの存在が支えにも重荷にもなり得る、繊細な近さとして描かれやすいのが特徴です。
- 竹取物語の“距離”や“切なさ”を、仮想空間・配信文化の関係性に置き換えて伝える構造
- 現実/仮想の二層が、登場人物の「見え方」と「距離感」を変える
- ライブ演出が見せ場で終わらず、感情を動かす装置として機能しやすい
スタッフ・制作体制(監督の来歴と制作スタジオ)

『超かぐや姫!』の魅力を支えているのが、作品の方向性を決めるスタッフ陣と、映像を形にする制作スタジオの組み合わせです。まず中心にいるのは監督の山下清悟さんで、本作では脚本にも名を連ねています。監督と脚本が近い距離にある体制は、作品の“狙い”が映像やテンポに反映されやすく、世界観の統一感につながりやすいのがポイントです。
脚本は夏生さえりさんと山下監督の共同で、作品の核になる「竹取物語モチーフ×仮想空間×音楽」を、視聴者が迷わず追える形に落とし込む役割を担っています。設定が多い作品ほど、説明が長くなったり、場面転換で置いていかれたりしがちです。ここを脚本側で整理し、感情の流れに沿って見せる順番を作っているのが“制作体制としての強み”になります。
ビジュアル面では、キャラクターデザインが「ツクヨミ側」と「現実側」で分かれている点が特徴です。ツクヨミ側のキャラクターデザインはへちまさん、現実キャラクターデザインは永江彰浩さんが担当しています。世界が二層(現実/仮想)で動く作品だからこそ、見た目の設計も二系統に分けることで、視聴者が「今どこを見ているのか」を直感で理解しやすくなります。ここは世界観の分かりやすさに直結する要素です。
さらに、本作の“体験”を押し上げる要がライブ演出です。ライブ演出は中山直哉さんが担当しており、音と映像が合わさる場面で「作品の熱量」を作る役割を担っています。ライブが単なる見せ場で終わらず、登場人物の心情や関係性が動く場になりやすいのは、この演出設計がしっかり入っているからです。
制作スタジオはスタジオコロリドとスタジオクロマトのタッグです。アニメーション制作において、作品の個性が最も出るのは「画のノリ」と「動きの気持ちよさ」です。本作は音楽とライブが前に出る構造なので、動き・カメラ・編集が噛み合った時に一気に説得力が増します。だからこそ、制作体制の段階で“音楽アニメとしての作り方”に寄せられている点は、作品の強みとして押さえておきたいところです。
このセクションでは、ネタバレを避けつつ「誰が」「どこを担当」「作品のどの強みに効いているか」をセットで整理しておくと、次のH2(キャスト・音楽)への流れが自然になります。
- 監督:山下清悟+脚本も関与し、作品の狙いがブレにくい
- 脚本:夏生さえりとの共同で、設定の多さを感情の流れに沿って整理しやすい
- キャラデザが二系統(ツクヨミ側/現実側)で、世界の切り替えが直感で分かりやすい
- ライブ演出が作品体験の芯になり、音と映像の一体感を作る
- 制作:スタジオコロリド×スタジオクロマトで、“音楽アニメ”としての動きと見せ方に強み
| 担当 | 名前 |
| 監督 | 山下清悟 |
| 脚本 | 夏生さえり/山下清悟 |
| ツクヨミ側キャラクターデザイン | へちま |
| 現実側キャラクターデザイン | 永江彰浩 |
| ライブ演出 | 中山直哉 |
| 音楽 | コーニッシュ |
| アニメーション制作 | スタジオコロリド/スタジオクロマト |
| 製作 | コロリド・ツインエンジンパートナーズ |
| 美術監督 | 宍戸太一 |
| 撮影監督 | 千葉大輔(Folium) |
キャスト(声優)と登場人物の整理

『超かぐや姫!』は、世界観が「現実」と「仮想」の二層で動くぶん、登場人物も「どの立ち位置で物語に関わるのか」を先に押さえておくと理解が早くなります。ここではネタバレに踏み込まず、まずは主要キャラクターを“役割が想像しやすい順”で整理し、あとからストーリーや音楽パートへつなげやすい土台を作ります。
中心になるのは、物語の核を担うかぐやと、もう一人の軸として存在感が大きい酒寄 彩葉(さかより いろは)、そして楽曲・ライブ演出と強く結びつく月見 ヤチヨ(るなみ ヤチヨ)です。3人の関係性は、この作品の「居場所」「憧れ」「自己表現」といったテーマを受け止める受け皿になりやすいので、最初に名前だけでも覚えておくと視聴中の迷いが減ります。
一方で、物語を動かす側として帝 アキラや駒沢 雷、駒沢 乃依などが登場し、関係性の距離が近づいたり遠ざかったりする“きっかけ”を作っていきます。さらに、綾紬 芦花や諌山 真実といった人物が加わることで、作品の空気は「同じ場所にいるのに、見ている景色が違う」という方向に厚みが出やすくなります。
また、名前の時点で印象に残りやすいのが、FUSHI(フシ)、忠犬オタ公、犬DOGE(いぬドウジ)といった存在です。こうしたキャラクターは、世界観の“説明役”になったり、場面転換のリズムを作ったりと、視聴体験を支える役回りになりやすいので、声優情報とセットで整理しておくと、見返したときに「あの声だ」と気づけて楽しみが増えます。
| 役名 | 声優 |
| かぐや | 夏吉ゆうこ |
| 酒寄 彩葉(さかより いろは) | 永瀬アンナ |
| 月見 ヤチヨ(るなみ ヤチヨ) | 早見沙織 |
| 帝 アキラ(みかど アキラ) | 入野自由 |
| 駒沢 雷(こまざわ らい) | 内田雄馬 |
| 駒沢 乃依(こまざわ のい) | 松岡禎丞 |
| 綾紬 芦花(あやつむぎ ろか) | 青山吉能 |
| 諌山 真実(いさやま まみ) | 小原好美 |
| FUSHI(フシ) | 釘宮理恵 |
| 忠犬オタ公(ちゅうけんオタこう) | ファイルーズあい |
| 乙事照 琴(おっこてる こと) | 花江夏樹 |
| 犬DOGE(いぬドウジ) | 庄司更紗 |
音楽が強い作品としての見どころ(提供陣・曲・聴きどころ)
『超かぐや姫!』は、音楽が作品体験の中心に置かれているのが大きな特徴です。劇伴(BGM)で世界観を支えるだけでなく、歌やライブの場面が「感情が動く瞬間」として組み込まれているため、映像と音が噛み合った時の説得力が一気に跳ね上がります。ストーリーの理解とは別に、音の流れだけでも“気持ちが持っていかれる”場面が作りやすい設計です。
音楽を担当するのはコーニッシュで、作品全体の音の統一感を作っています。加えて本作は、複数のボカロPが楽曲提供に参加している点が強みです。たとえば、メインテーマとして告知されている「Ex-Otogibanashi」(作詞・作曲・編曲:ryo (supercell))や、劇中歌として並ぶkz (livetune)、HoneyWorks、40mP、Aqu3ra、yuigotなどの名義は、音楽面の期待値を押し上げる要素になっています。
聴きどころは大きく3つあります。1つ目は、主題となるメロディが“物語の気分”を固定することです。作品の軸となる曲が早い段階で提示されると、視聴者はその音を“帰る場所”として感じやすくなり、場面が切り替わっても感情がつながりやすくなります。2つ目は、ライブや歌唱の場面で、セリフでは言い切れない感情を音が代弁することです。言葉を尽くすほど薄まってしまう気持ちを、音の勢いで一気に前へ出せるのがこの作品の強さです。
3つ目は、楽曲の“色”が多彩なことです。カバーやリミックスの要素が入ると、原曲を知っている人ほど「ここをこう来るんだ」という驚きが生まれます。たとえばエンディングテーマとして告知されている「ray 超かぐや姫! Version」は、BUMP OF CHICKENの楽曲「ray」をアレンジした形で用意されています。さらに「メルト CPK! Remix」のように、ryo (supercell)が自ら新規リミックスを手掛けた楽曲もあり、懐かしさと新しさが同時に立ち上がる作りになっています。
また、劇中歌は「歌が上手い」「耳に残る」だけでなく、キャラクターの見え方を変える役割も持ちます。同じ人物でも、セリフの印象と歌の印象が一致しないことがあります。そのズレがあるからこそ、キャラが平面的にならず、「この人はこういう一面もあるんだ」と感じやすくなります。ライブ演出と結びついた時に、この効果はさらに強く出ます。
楽曲提供(提供陣)一覧
| 担当区分 | 名義/人物 | 関与曲(代表) | 役割 | 備考 | メモ |
| 音楽 | コーニッシュ | (劇伴/音楽全体) | 音楽担当 | 作品全体の音の統一 | 劇中歌提供陣とは別枠 |
| メインテーマ | ryo (supercell) | Ex-Otogibanashi | 作詞・作曲・編曲 | メインテーマ | |
| Special Track | ryo (supercell) | メルト CPK! Remix | 作詞・作曲・編曲 | 新規リミックス | |
| 劇中歌 | kz (livetune) | Reply | 作曲・編曲 | 作詞:真崎エリカ | |
| 劇中歌 | HoneyWorks(shito・Gom/shito・中西) | 私は、わたしの事が好き。 | 作詞・作曲・編曲 | 作詞:shito・Gom/作曲:shito・中西 | |
| 劇中歌 | 40mP | 瞬間、シンフォニー。 | 作詞・作曲・編曲 | ||
| 劇中歌 | Aqu3ra | 星降る海 | 作詞・作曲・編曲 | ||
| 劇中歌 | yuigot | Remember | 作曲・編曲 | 作詞:真崎エリカ/ピアノ編曲:是 | |
| エンディング | 藤原基央 | ray 超かぐや姫! Version | 作詞・作曲 | 原曲:BUMP OF CHICKEN「ray」 | |
| エンディング | TAKU INOUE | ray 超かぐや姫! Version | 編曲 | ||
| カバー | EasyPop | ハッピーシンセサイザ (COVER) | 作詞・作曲 | カバー曲 | |
| 作詞 | 真崎エリカ | Remember/Reply | 作詞 |
配信・劇場公開・関連展開(漫画/小説/ガイド/コラボ)まとめ
『超かぐや姫!』は、まずNetflix独占配信で展開が始まり、そこから劇場での1週間限定公開、さらに漫画・小説・公式ガイドといった関連書籍、そしてリアル/アプリ連動のコラボへ広がっていく形で盛り上がりを作っています。追いかけ方を決めておくと、作品の熱量を“別角度”から楽しみやすくなります。
配信(Netflix)
- 配信開始:2026年1月22日〜
- まずは本編を通して世界観と音楽の“当たり方”を掴むのが分かりやすい流れです。
劇場公開(1週間限定)
- 公開開始:2026年2月20日(金)〜(1週間限定)
- 入場特典:スタッフ描きおろしイラストを収録した「スタッフイラスト集」配布(数量限定)
- 公式ホームページ(劇場公開情報):2月20日(金)より1週間限定で劇場公開決定(NEWS)
- 上映劇場一覧(公式):公開劇場一覧(SPECIAL)
- 上映劇場の情報は公式サイト側で随時更新される形式です。
漫画(コミカライズ)
- 連載開始:2026年1月23日〜(カドコミ内の掲載枠)
- コミックス1巻:2026年2月10日発売
- キャラの表情や関係性を“コマの間”で追えるので、視聴後の補完として相性が良いタイプです。
小説(ノベライズ)
- 発売日:2026年1月30日(ファミ通文庫)
- 映像では拾いきれない描写や補足が入りやすく、理解を深めたい人向けの選択肢になります。
公式ガイドブック
- 発売日:2026年1月30日
- キャスト・スタッフのコメントや資料類など、“制作の裏側”に触れられる形で楽しめる枠です。
コラボ・タイアップ(主な例)
- ポムフード:2026年1月16日〜(第1弾)/2026年2月1日〜(第2弾)
- ヤマハ:Yamaha Sound Crossing ShibuyaでPOPUP(2026年1月23日〜)
- 富士市:スタンプラリー・パネル展示など(2026年2月1日〜)
- gogh:アプリ内コラボ(2026年2月20日〜)/“彩葉のアパート”スペースやアバター・ルームアイテム配布