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『ドラゴンボール』は、鳥山明先生によって1984年から連載が始まり、その後アニメ化され、世界中で愛される作品となりました。
今回は、ドラゴンボールの原作のみの歴史を年表形式で振り返り、主要な出来事を時系列順に紹介します。物語がどのように展開し、孫悟空たちがどのように成長していったのかを一緒に見ていきましょう。
ドラゴンボールの年表一覧
年代 | 出来事概要 |
---|---|
エイジ737 | 孫悟空が惑星ベジータから地球に送り出される |
エイジ749 | 悟空とブルマの出会い、ドラゴンボール探しの旅が始まる |
エイジ750 | 第21回天下一武道会とレッドリボン軍との対決 |
エイジ753 | ピッコロ大魔王との対決 |
エイジ756 | 第23回天下一武道会での孫悟空の初優勝 |
エイジ761 | ラディッツの襲来 |
エイジ762 | サイヤ人ベジータとナッパの来襲、フリーザ軍との戦い |
エイジ764 | 未来トランクスの登場、フリーザ親子との戦い |
エイジ767 | 人造人間とセルとの戦い、セルゲーム |
エイジ774 | 魔人ブウとの戦い |
エイジ784 | 第28回天下一武道会でウーブと出会う |
エイジ737
エイジ737年は、孫悟空(カカロット)が惑星ベジータから地球へと送り出された年です。
この出来事は、ドラゴンボールの物語の出発点として非常に重要でもあるストーリーです。
孫悟空は惑星ベジータの滅亡が間近に迫った状況下で、地球に送り込まれました。
この時点では、彼の目的はサイヤ人として地球を征服することでしたが、地球で育てられることによってその性格が大きく変わります。
孫悟空は地球に到着し、育ての親である孫悟飯に拾われ育てられます。しかし、幼少期に満月を見てしまい、大猿に変身して孫悟飯を事故で踏み殺してしまう悲劇がありました。
その後、悟空は一人で生活することになりますが、この経験が後に彼の成長と冒険に大きく影響を与えました。
孫悟空の成長は、サイヤ人としての激しい性質と地球での平和な生活の中で培われた優しさとの融合によって、独自の道を歩むことになります。
悟空は孤独な環境の中でも心身ともに鍛え上げられ、その過程で得た力と自立心が、後の多くの戦いで彼を支えることになりました。
また、育ての親でもある『孫悟飯』から学んだ「他人を思いやる心」は、悟空の人生を通じて強調される重要な特徴となり、彼の友人や仲間たちとの絆を強める要因となりました。
地球への到着当初は、征服者としてプログラムされた運命を持っていた悟空でしたが、地球での生活は彼の性格や価値観を大きく変化させました。この時期に彼が培った友情や誠実さは、その後のすべての冒険において彼を導く重要な要素となり、最終的に地球と宇宙を守るヒーローへと成長する礎を築いたのです。
この年の出来事は、ドラゴンボールの物語が始まるきっかけとして、また孫悟空というキャラクターの形成において重要な転機となります。これにより、地球での成長や仲間との出会い、数々の戦いを経て、最終的に地球と宇宙を守るヒーローへと成長していく物語が展開されることとなりました。
原作とアニメの関連性
エイジ737年の話しは原作では、サイヤ人編とナメック星編での会話の流れでしか出てこきません。
具体的には、孫悟空の父であるバーダックのエピソードや、悟空が赤ん坊として地球に送られる場面が描かれている部分です。
このエピソードは、原作の鳥山明による「ドラゴンボール」では直接的に詳述されていないため、「ドラゴンボールZ TVスペシャル」や、その後の関連作品において補完されています。
あと関連するコミックとしては、「ドラゴンボール超」での補足や、エイジ737年の背景について語られている部分が存在します。
また、原作とは関連性が薄いですが、バーダックのエピソードで有名なものとして「ドラゴンボール エピソード オブ バーダック」があります。
この作品は、バーダックを主人公に据えた「もしも」系のスピンオフストーリーで、漫画とアニメの両方で展開されています。
このエピソードでは、フリーザによって惑星ベジータが破壊される際にバーダックがタイムスリップし、過去の惑星プラントに飛ばされるという内容です。
「銀河パトロール ジャコ」は、鳥山明による短編漫画で、ドラゴンボールの前日譚として重要な位置を占めています。
2013年に『週刊少年ジャンプ』で連載され、後に単行本としてまとめられました。
この物語の舞台は、地球にやってきた銀河パトロール隊員ジャコが繰り広げるドタバタ劇です。
ジャコは、凶悪な宇宙人を地球から守るためにやってきますが、彼のドジな行動が多くの騒動を引き起こします。
特筆すべきは、バーダックとその妻ギネが、フリーザによるサイヤ人抹殺計画に気付き、息子のカカロット(孫悟空)を地球へと送り出すシーンが描かれています。このエピソードは映画『ドラゴンボール超 ブロリー』にも取り入れられており、サイヤ人の滅亡や悟空の出自に関する重要なエピソードとして補完されています。
エイジ749
エイジ749年から原作であるドラゴンボールの1巻から2巻にあたる物語が始まります。
エイジ749年は、孫悟空とブルマが初めて出会い、ドラゴンボール探しの旅が始まる重要な年です。
この出会いは、ドラゴンボールの物語が本格的にスタートするきっかけとなり、シリーズ全体の基盤となる出来事です。
ブルマは西の都の天才少女で、特に科学技術や機械工学に対して優れた才能を持っており、ドラゴンレーダーなどの高度な機械を自ら開発しました。彼女はドラゴンボールを集めることでどんな願いも叶うという伝説に興味を持ち、旅に出ました。(ブルマの願いごとは「理想の恋人を手に入れること」でした。)
そして、パオズ山で一人暮らしていた幼少期の悟空と出会い、彼を仲間に引き入れることで、二人の冒険が始まります。
ブルマと悟空の旅は、多くの仲間たちと出会いながら進んでいきます。亀仙人、ウーロン、ヤムチャなど、後にストーリーの骨格となっていく重要なキャラクターとの出会いがありました。
また、フライパン山ではブルマたちは炎に覆われた山を目の当たりにし、亀仙人がかめはめ波でその炎を鎮めるという、初めてのかめはめ波の登場シーンも描かれます。
この冒険の中で、ブルマと悟空はドラゴンボールを全て集めることに成功し、神龍を呼び出すことができました。しかし、ウーロンがギャルのパンティーを願うという予想外の願いを叶え、世界征服を企んでいた『ピラフ一味』の世界征服の計画を阻止することとなりました。
この旅の過程で、悟空は地球の仲間たちと協力することや、友情の大切さを学びます。また、ブルマとの出会いは、悟空が地球で育ち、サイヤ人としての破壊的な本能ではなく、人を助けることの大切さを学ぶ転機となりました。この旅を通じて、悟空は徐々に成長し、後の強敵との戦いに向けた基盤を築くことになります。
この年の出来事は、悟空にとってもブルマにとっても新たな人生の始まりであり、ドラゴンボールの壮大な物語を支える基盤となったと言えるでしょう。
エイジ750
エイジ750年は「第21回天下一武道会」が開催された年で、物語の中で重要な出来事が多く起こりました。この大会に先立ち、悟空とクリリンは亀仙人のもとで非常に厳しい修行を行いました。
原作では3巻から5巻まで描かれています。
この修行は、戦闘力だけでなく、心身ともに鍛えるためのもので、牛乳配達、畑を耕す、建設作業、激しいランニングなど、日常的な仕事を通じて体力と精神力を養うものでした。この修行の成果が、彼らの大会での活躍に大きく寄与しました。
「第21回天下一武道会」となる試合は予選は4つのブロックに分けられ、各ブロックから勝ち残った2名が本戦に進出する形式で行われました。本戦では、トーナメント形式で選手たちが戦い、武舞台から落ちたり気絶した場合は敗北となる厳しいルールが適用されています。
この大会の見どころは、悟空と「ジャッキー・チュン」という偽名で参加した亀仙人の対決です。この対戦では悟空が大猿に変身するシーンもあり、非常に白熱した戦いが繰り広げられました。
最終的に多彩な技と熟練さらた技術でジャッキー・チュンが優勝し、悟空は準優勝となりましたが、この経験を通じて悟空はさらなる成長を遂げることができました。この修行と大会の経験が、彼らの大会での活躍に大きく寄与しました。
レッドリボン軍との対決
同じ年のエイジ750年には原作の6巻から9巻までをレッドリボン軍との対決が描かれています。
レッドリボン軍は、世界征服を目指す悪の軍事組織として、孫悟空と数多くの対決を繰り広げたエピソードです。
レッドリボン軍は、レッド総帥を中心に、軍隊的な組織構造を持っており、多くの異なる部隊や将校が配置されています。
悟空は亀仙人の修行を終えた後、ドラゴンボールを探す冒険に出発し、その過程でレッドリボン軍と何度も衝突します。
悟空がレッドリボン軍と初めて対峙したのはシルバー大佐率いるシルバー隊との戦いでした。
その後も、悟空はさまざまな幹部たちと戦うことになります。例えば、北方の僻地にある「マッスルタワー」では、悟空はホワイト将軍やその部下であるムラサキ曹長、メタリック軍曹、さらに人造人間8号(ハッチャン)と出会います。
ハッチャンは軍に所属していたものの、悟空と心を通わせ、軍を裏切って悟空に味方することになりました。
レッドリボン軍編の物語では、悟空はタワーの各階に配置された強敵と次々に戦いを繰り広げました。特にブルー将軍との対決では、悟空がペンギン村にまで追いかけていく場面があり、アラレちゃんと共に協力してブルー将軍を倒しました。また、レッドリボン軍はドラゴンボールを手に入れて世界征服を目指していたものの、悟空によって計画は次々に打ち砕かれ、最終的には軍の本部が壊滅することになります。
このエピソードでは、悟空が一人で大規模な悪の組織に立ち向かい、持ち前の勇気と力で次々と敵を打ち破っていく姿が描かれます。また、レッドリボン軍の科学者ドクター・ゲロが、後に人造人間を作り、悟空に対する復讐心を持つというストーリーが後の展開に繋がっていきます。このように、レッドリボン軍との戦いは悟空の成長の一端を担い、彼の冒険の中で重要な章となりました。
このストーリーではカリン様との出会いと桃白白という、強敵との戦いも大きなストーリーの流れとなっています。
こまった時の占いババ
9巻から10巻までで描かれた「占いババ」との戦いは、悟空がレッドリボン軍を壊滅させた後、最後のドラゴンボールを見つけるために占いババの元を訪れるエピソードです。
占いババに占ってもらうためには、1千万ゼニーという高額な報酬が必要でしたが、それを払う代わりに占いババの用意した5人の戦士と戦い、勝利すれば無料で占ってもらえるという条件を提示されました。
悟空と仲間たちは、その5人の戦士たちと順に戦うことになります。戦いには、個性的なキャラクターたちが登場しました。最初の対戦相手はドラキュラマンで、次に透明人間のスケさん、ミイラくん、悪魔のアックマン、そして最後に「お面の男」として登場した孫悟空の育ての親である『孫悟飯』が登場します。
特に孫悟飯との再会シーンは感動的で、悟空が孫悟飯に抱きつき涙を流す姿が描かれました。この場面は、普段無邪気で強い悟空が祖父の前ではただの子供のように感情を露わにする、心温まる名シーンとなっています。
また、対戦の中で悪魔のアックマンが使う「アクマイト光線」という技が登場し、この技は相手の心の中にあるわずかな悪の心を膨らませて爆発させるもので、非常に危険な技とされています。しかし、無邪気で純粋な悟空には全く効かず、アックマンもそのことに驚きを隠せませんでした。
このエピソードは悟空の成長と家族とのつながり、そして彼の無垢さが強調されており、ドラゴンボールの物語における重要な一幕となっています。
占いババの占いで最後のドラゴンボールのありかがわかった後、悟空はすぐに筋斗雲でその場所に向かいました。しかし、そこにはドラゴンボールを隠し持っていた懲りないピラフ一味が待ち構えていました。彼らは以前の失敗から学ばず、再び世界征服を狙っていたのです。ドラゴンレーダーに映らなかったのは、ピラフが特殊な手段を用いてドラゴンボールを隠していたからでした。
悟空はピラフ一味と対決することになり、彼らが開発した「ピラフマシン」で迎え撃たれます。この戦いでは、ピラフ一味の狡猾な策略と悟空の勇敢な戦いが描かれましたが、最終的に悟空が圧倒的な力を見せつけて勝利しました。この結果、悟空はドラゴンボールを取り戻し、ウパの父親であるボラを蘇らせるために神龍を呼び出す準備を整えました。
ピラフ一味とのこの対決は、彼らの執拗な野望が繰り返されることを示し、物語において重要なコメディ的要素を提供しながらも、悟空の成長を再び確認する機会ともなりました。
エイジ753
コミック11巻から13巻で描かれている、エイジ753年におけるピッコロ大魔王との対決は、ドラゴンボールの物語の大きな転換点となるエピソードです。
この年の出来事は、第22回天下一武道会で孫悟空が天津飯との死闘の末に準優勝した直後、クリリンが謎の敵に襲われて命を奪われることから始まります。
これにより、悟空は親友を失った怒りと悲しみから、犯人を追跡することを決意します。
ピッコロ大魔王は、かつて地球を恐怖に陥れた恐るべき魔族であり、未だに世界征服を企んでいたピラフ一味によって封印から解放されてしまいます。
ピッコロ大魔王はドラゴンボールを集め、若返りの願いを叶えることで、さらに強大な力を手に入れてしまいます。
若返ったことでその戦闘力は圧倒的に増し、大魔王はドラゴンボールを利用して若返った後、神龍を殺害し、世界征服の足掛かりを築こうとしました。
一度ピッコロ大魔王に敗れてしまった悟空は、超神水を飲むことでパワーアップし、ついにピッコロ大魔王との決戦に挑みます。
戦いの末、悟空は渾身の力でピッコロ大魔王を倒しますが、ピッコロ大魔王は最期の力を振り絞り、口から卵を産み落として次世代の「ピッコロ」(マジュニア)にその思いを託します。この卵から生まれたピッコロは、後にZ戦士の一員として悟空のライバルであり、仲間となる重要な存在へと成長していきます。
このエピソードは、悟空の成長や彼の仲間たちとの絆、そして新たな脅威であるピッコロ(マジュニア)の誕生を描き、ドラゴンボールのストーリーがさらに深まる重要な出来事となっています。
【参考リンク】
『【ドラゴンボール 大魔王復活】ファミコン 1988年発売 まとめ』では、ファミコン版ゲームで描かれるピッコロ大魔王との戦いを詳しく解説しています。ファン必見の情報が満載ですので、ぜひチェックしてみてください!
エイジ756
エイジ756年は、孫悟空が神様のもとで修行を終え、第23回天下一武道会に出場した年です。
この大会では、悟空とピッコロ大魔王の分身であるマジュニア(ピッコロ)が激突し、その戦いがクライマックスを迎えます。
第23回天下一武道会のトーナメントは、8人の戦士たちが本戦に進出し、トーナメント形式で戦いました。
この大会には孫悟空、ピッコロ(マジュニア)、チチ、クリリン、天津飯、ヤムチャ、シェン(神様が宿った姿)、そしてタオパイパイが出場。
悟空は準決勝で天津飯を破り、決勝ではピッコロと戦いました。この激戦は非常に白熱し、最終的に悟空が勝利し優勝を果たしました。このトーナメントは悟空の戦士としての成長を象徴するものとなりました
これにより、悟空は大会で初優勝を果たし、さらにチチとの試合中には結婚を決意することになります。
この結婚の約束は、幼少期に悟空がチチと交わしたもので、悟空は「結婚」の意味を知らないまま了承していましたが、試合後に約束を思い出し、正式に彼女との結婚を決意しました。また、アニメ版のオリジナルエピソードでは、大会の後に牛魔王の城が八卦炉の火によって燃え上がり、悟空とチチが協力してその危機に対処した話しもあります。
エイジ761
エイジ761年は、孫悟空の実兄『ラディッツ』が地球に襲来するという非常に重要な出来事が起こった年です。
このエピソードは、漫画だけではなくアニメのタイトルもドラゴンボールZに変わり「サイヤ人編」の始まりとして物語の方向性を大きく変えた転換点となりました。
『ラディッツ』はサイヤ人の生き残りであり、孫悟空(カカロット)が宇宙の支配を任されたサイヤ人であることを知らせるために地球へやって来ました。
ラディッツは孫悟空がサイヤ人の使命を果たしていないことに怒り、彼を仲間にしようと説得しようとしましたが、悟空は地球の家族や仲間を守るために拒否します。このため、ラディッツは悟空の息子である悟飯を人質に取り、彼に従わせようとします。
この後、悟空とピッコロは共闘し、ラディッツと対決することになります。この戦いの中でピッコロは新しい技「魔貫光殺砲」を使ってラディッツを倒すことに成功しますが、その際、悟空も巻き添えとなり命を落としました。
この出来事により、悟空は初めてあの世に送られ、界王星で修行を始めることになります。この戦いの後、ベジータとナッパという他のサイヤ人が地球に向かっていることが明かされ、地球にさらなる危機が迫ることが示唆されます。
このエピソードは、孫悟空が地球のために戦う決意を固めた瞬間であり、また地球にさらなる強敵が現れることを予告する形となっており、物語の展開における重要な節目となっています。
エイジ762
サイヤ人襲来
エイジ762年は、ドラゴンボールZにおける「サイヤ人編」の主要な出来事が展開された年です。この年、サイヤ人であるベジータとナッパが地球に襲来し、Z戦士たちは彼らと激闘を繰り広げることになります。
まず、ラディッツを倒した後に、ナッパとベジータが地球に向かっていて、1年後に来ることが知らされていたため、悟空の仲間であるクリリン、天津飯、餃子、ヤムチャたちは神様の元で厳しい修行を行っていました。
悟空はラディッツとの戦いで命を落としましたが、その後ドラゴンボールによって蘇生され、蛇の道を通って界王の元で特訓を受けました。この修行によって「界王拳」や「元気玉」といった強力な技を習得し、地球の危機に備えます。
エイジ762年11月3日、ベジータとナッパが地球に到着し、栽培マンを使ってZ戦士たちを攻撃します。
ヤムチャは栽培マンとの戦いで命を落とし、餃子もナッパに対して自爆攻撃を仕掛けますが効果がなく、戦死します。
天津飯もナッパとの戦いで重傷を負い、力尽きました。ピッコロも悟飯をかばうようにして死んでしまいます。ピッコロが死んでしまったことにより、命が一心同体である神様も死んでしまったことで、ドラゴンボールも消えてしまいました。
そのようにしてサイヤ人との戦いでは多くの仲間が命を落としましたが、悟空が到着してナッパと戦い、界王拳でナッパを圧倒し倒します。
悟空は界王拳を駆使してベジータを追い詰めますが、ベジータが大猿に変身し、戦いは激化します。
しかし、悟空と彼の仲間たち(クリリン、ヤジロベー、悟飯)の連携により、最終的にベジータは撤退を余儀なくされました。この戦いは地球を守るための大きな犠牲を伴うものでしたが、悟空たちの奮闘によって地球は救われました。
このサイヤ人との戦いは、悟空の新たな技の習得やZ戦士たちの成長、そしてベジータという新たなライバルとの因縁を生み出す重要なエピソードとなり、物語の後の展開に大きな影響を与えました。
フリーザ軍との戦い
エイジ762年におけるフリーザ軍との戦いは、「フリーザ編」の最大の山場として、ナメック星を舞台に展開されました。
この戦いは、フリーザがドラゴンボールを手に入れるためにナメック星に攻め込むところから始まります。フリーザ軍はナメック星人の村を次々に襲撃し、ドラゴンボールを集める一方で、ベジータも独自にドラゴンボールを狙って行動していました。
このため、フリーザ軍、ベジータ、そして地球からやってきた悟飯とクリリンによる三つ巴のドラゴンボール争奪戦が繰り広げられます。
ナメック星では、ベジータがフリーザの基地から脱出し、フリーザが集めていたドラゴンボールを奪い隠しました。
悟飯やクリリンはナメック星の子供であるデンデの協力を得て、ドラゴンボールの回収に協力しました。戦いが進む中で、ピッコロもナメック星に到着し、ネイルと融合することでフリーザとの戦いに参加しました。
フリーザは次々と変身を重ね、第1形態から最終形態に至るまでの圧倒的な力でZ戦士たちを苦しめます。
最終的に、フリーザがクリリンを殺害したことがきっかけで、悟空は怒りにより初めて超サイヤ人に覚醒します。この姿での悟空はフリーザを圧倒し、彼との戦いはさらに激化しました。
戦闘の最中にフリーザはナメック星を破壊しようとし、その結果、ナメック星はあと数分で爆発する状況に追い込まれます。
最終的に、界王様の提案により、ポルンガの願いで地球の神様が蘇ったことで使用できるようになった地球の神龍と、ナメック星のポルンガの力を使って、ナメック星で殺された者たちが生き返り、フリーザと悟空を除く全員が地球へ転送されました。
悟空とフリーザは最終的な戦いを続けますが、フリーザが自らの攻撃で体を切断されると、悟空は彼を助けようとしました。
しかし、フリーザが攻撃を続けたため、悟空はやむを得ず彼にとどめを刺します。その後、ナメック星は爆発し、悟空も爆死したと思われましたが、実際には生き延びていた所でナメック星での話しは完結します。
このエピソードは、悟空の超サイヤ人への覚醒や、フリーザという強大な敵との戦いを通じて、ドラゴンボールの物語における重要な転換点となり、後の物語に大きな影響を与えました。
エイジ764
エイジ764年には、未来から来たトランクスがフリーザとコルド大王を倒しすという劇的な出来事から物語が始まります。
この話しはフリーザ編から人造人間編への架け橋として大きな意味を持つこととなります。
この年、フリーザはコルド大王と共に地球に襲来し、悟空に復讐しようとしました。しかし、彼らが地球に到着する直前に未来からタイムマシンでやってきたトランクスが現れ、メカフリーザとコルド大王をあっさりと倒しました。
トランクスはその後、ヤードラット星から帰ってきた悟空に会い、彼に人造人間がやってくることを知らせ、トランクスの未来では死んでしまう孫悟空に、この時代の悟空が心臓病で倒れないようにと特効薬を渡しました。このことが後の人造人間編での悟空たちの行動に大きな影響を与えています。
このエピソードでは、初めて「未来トランクス」が登場し、彼の超サイヤ人としての力と剣を使った強烈な戦闘シーンが見どころとなりました。
フリーザとの戦いでは、トランクスは一瞬でフリーザを倒し、地球のZ戦士たちに新たな強敵の襲来を警告する役割を果たします。また、この出来事により、ベジータにとっても自分の未来の息子の存在を知ることで、大きな動揺と変化を経験することになります。
トランクスがフリーザ親子を倒したことで、悟空たちに対する新たな希望が生まれ、人造人間とセルといったさらに強大な敵との戦いに向けた準備が進められることとなりました。この一連の出来事が、後に続く「セル編」への伏線となり、ドラゴンボールZの物語が次の段階に進む上で非常に重要な役割を果たしました。
エイジ767
エイジ767年には「人造人間編」および「セルゲーム編」のクライマックスが描かれました。
5月12日、人造人間19号と20号が登場します。悟空たちは人造人間との戦いに挑むことになりますが、戦闘中に孫悟空が心臓病によって倒れてしまいます。
人造人間19号はベジータによって倒されますが、逃走した20号に人造人間17号と18号を復活させられてしまいます。
更に未来にはいない人造人間16号まで現れます。ベジータが戦いに挑みますが圧倒的な戦闘力で17号、18号にやられてしまいます。その後にドクター・ゲロが作り出した人造人間セルも暗躍し始めており、三つ巴の様相となっていきます。
その後、セルは17号と18号を吸収し、完全体へと進化、完全体になったセルは精神と時の部屋(1年修行したとしても実際の時間を1日にする部屋)にて修行したベジータやトランクスですら歯が立たないほどの圧倒的な強さを誇り、その強さを確認するため、そして自分の力をさらに引き出すためにセルゲームを開催することを宣言します。このセルゲームは「天下一武道会」の形式を模倣しており、全世界にテレビを通じて告知されました
セルゲームは5月26日に始まり、悟空がいきなりセルと戦うこととなりますが、セルの力は悟空を上回っていたことにより降参し、息子である孫悟飯にセルとの戦いを任せます。
最終的には悟飯が超サイヤ人2に覚醒し、セルを倒すことに成功しますが、その際には悟空がセルの自爆を防ぐために界王星へとセルを連れていき、共に命を落としました。その後、セルが奇跡的に復活し地球に戻ってきましたが、悟飯とあの世の悟空との「親子かめはめ波」でセルは完全に消滅しました。
このエイジ767年の戦いは、ドラゴンボールZの物語における非常に重要な節目となり、特に悟飯の成長と悟空の自己犠牲が描かれ、シリーズ全体の中でも非常に印象深いエピソードとなりました。悟空の死は多くの仲間たちに深い影響を与え、トランクスは未来の世界を守るために再び未来へ帰還するなど、大きな展開を迎えました。
エイジ774年
エイジ774年は「魔人ブウ編」において、クライマックスに向けて多くの重要な出来事が起こった年です。
この年、物語は悟飯が高校生となり、オレンジスターハイスクールに通うことから始まります。
彼は普段は力を隠して生活していましたが、正義のヒーロー「グレートサイヤマン」として人々を助ける活動をしていました。この活動中、彼の正体がクラスメイトであるビーデルにばれてしまい、彼女に「気」の使い方を教えることになります。このようにして、悟飯とビーデルの関係は徐々に深まっていきました。
その後、悟飯はビーデルに誘われて第25回天下一武道会に出場することを決意し、弟の悟天と共に修行を開始します。
また、悟空も一日だけこの世に戻れる機会を利用して大会に参加します。この天下一武道会の中で、悟天とトランクスはジュニア部門で戦い、トランクスが勝利するというエピソードが描かれました。
しかし、天下一武道会の最中に界王神が登場し、魔人ブウの復活を阻止しようとする展開へと進んでいきます。
バビディの手下たちが悟飯からエネルギーを奪い取り、それを使って魔人ブウが復活。
ベジータはバビディに操られながらも、悟空と対決し、その結果として魔人ブウが目覚めてしまいました。
責任を感じたベジータは悟空を気絶させ、自分一人で魔人ブウを倒そうと自爆攻撃を試みますが、ブウは再生能力を持っていたため、完全には倒せませんでした。
その後、悟空は悟天とトランクスにフュージョンの技術を教え、二人は「ゴテンクス」としてブウに挑みます。また、アルティメット悟飯や、老界王神から命をもらい生き返った孫悟空が参戦。
ベジット(悟空とベジータがポタラで合体した姿)など数多くの形態変化や戦いが魔人ブウとの戦いの中で繰り広げられました。
最終的に、悟空が全員の「元気」を集めた「元気玉」を使って魔人ブウを倒し、地球に平和を取り戻すことに成功します。
エイジ774年は、ドラゴンボールの物語のクライマックスとして多くのキャラクターが活躍し、魔人ブウとの激闘が展開される非常に重要な時期でした。
エイジ784
原作の最終回であるエイジ784年には、「第28回天下一武道会」が開催されました。
この大会で孫悟空はウーブと出会い、彼を弟子として迎えることを決意します。ウーブは魔人ブウの生まれ変わりであり、非常に高い潜在能力を持つ少年です。
悟空は、ウーブの力を鍛えるため、彼と共に修行の旅に出発し、この出来事がドラゴンボールZの最終章を締めくくる重要なエピソードとなりました